The Beatles
No | タイトル | 作詞作曲 |
1 | Back in the U.S.S.R. | Lennon-McCartney |
2 | Dear Prudence | Lennon-McCartney |
3 | Glass Onion | Lennon-McCartney |
4 | Ob-La-Di,Ob-La-Da | Lennon-McCartney |
5 | Wild Honey Pie | Lennon-McCartney |
6 | The Continuing Story of Bungalow Bill | Lennon-McCartney |
7 | While My Guitar Gently Weeps | Harrison |
8 | Happiness is a Warm Gun | Lennon-McCartney |
9 | Martha My Dear | Lennon-McCartney |
10 | I'm So Tired | Lennon-McCartney |
11 | Blackbird | Lennon-McCartney |
12 | Piggies | Harrison |
13 | Rocky Raccoon | Lennon-McCartney |
14 | Don't Pass Me By | Starkey |
15 | Why Don't We Do It in the Road? | Lennon-McCartney |
16 | I Will | Lennon-McCartney |
17 | Julia | Lennon-McCartney |
No | タイトル | 作詞作曲 |
1 | Birthday | Lennon-McCartney |
2 | Yer Blues | Lennon-McCartney |
3 | Mother Nature's Son | Lennon-McCartney |
4 | Everybody's Got Something to Hide Except Me and My Monkey | Lennon-McCartney |
5 | Sexy Sadie | Lennon-McCartney |
6 | Helter Skelter | Lennon-McCartney |
7 | Long, Long, Long | Harrison |
8 | Revolution 1 | Lennon-McCartney |
9 | Honey Pie | Lennon-McCartney |
10 | Savoy Truffle | Harrison |
11 | Cry Baby Cry | Lennon-McCartney |
12 | Revolution 9 | Lennon-McCartney |
13 | Good Night | Lennon-McCartney |
リリースデータ
1968年11月22日(イギリス) 1969年1月21日(日本) 1987年8月24日(初CD化) 1998年3月11日(87年盤再発) 2009年9月9日(リマスター) 2011年12月14日(09年盤限定再発) 2013年11月6日(09年盤再発) 2014年6月25日(09年盤限定再発) 2014年12月17日(09年盤限定SHM-CD) 2017年12月6日(2014年紙ジャケSHM-CD再発) |
- 最高55位 最高4位 100位圏外 初登場21位 300位圏外 300位圏外 300位圏外 初登場68位 初登場161位 |
- 売上5.8万枚 売上4.5万枚 - 売上2.1万枚 - - - 売上0.17万枚 売上0.05万枚 |
Produced by George Martin | アップル EMIミュージックジャパン ユニバーサル |
メンバー
Rhythm Guitar | ジョン・レノン(John Lennon) |
Bass | ポール・マッカートニー(Sir Paul McCartney) |
Lead Guitar | ジョージ・ハリスン(George Harrison) |
Drums | リンゴ・スター(Ringo Starr) |
The Beatles9thアルバム。『Magical Mystery Tour』が公式ラインナップに入ってからは10番目に位置付けられている。自身のレーベルであるアップルレコードを設立して最初のアルバムであり、初の2枚組仕様。セルフタイトルだが、その真っ白なジャケットデザインから通称『ホワイトアルバム』と呼ばれている。シングル「Lady Madonna」「Hey Jude」は共に未収録で30曲全てが新曲。制作途中に4トラック録音から8トラック録音へ移行。これに伴いメンバー1人で多重録音したり、全員揃わない状況でレコーディングが進んだ曲も増えたという。エンジニアのジェフ・エメリックがスタジオの雰囲気に耐えられなくなり降板したり、リンゴが一時離脱したり、ジョージ・マーティンも途中で休暇を取ってしまったり、ジョンがオノ・ヨーコとべったりくっつくようになり仕事場で一緒にいるようになるなどとバンドにとって不穏な出来事も多く伝えられている。レコードではモノラル・ステレオで発売されていたが、1987年の初CD化の際はステレオで統一された。モノラル盤の初CD化は09年のリマスターの際で『MONO BOX』にのみ収録されている。またモノラル盤は現在今作が最後となっている。
2009年リマスター盤はその後も価格と品番を変えて期間限定で再発売されているのでCDの内容自体は同じ(2009リマスター)でも複数の品番が存在する。2014年に初のSHM-CD&紙ジャケット仕様で発売されたものは日本独自企画の初回生産限定とされていて2017年にもこの仕様で再発された。2011、2014、2017年いずれも期間限定盤であったため、現行盤は2013年盤となっている模様(Amazonでは現行2013年盤が存在せず2016年扱いになっているが2016年の映画に合わせて2013年盤の帯だけ変更して出荷した時の登録になっているようだ)。2019年に他のアルバムが映画『イエスタデイ』公開に合わせたカタログキャンペーンとして年内限定で廉価再発された際は前年に50周年盤が出ていた今作と50周年盤リリース直後だった『Abbey Road』の2作はラインナップから外されている。
2018年には発売50周年を記念してリミックス&リマスターを施した『The Beatles:White Album(Super Deluxe Edition)』としても発売。オリジナルと並行販売されている。
バンド感が全体に強いのが特徴だけど、多種多様なありとあらゆる楽曲が入っていてソロ作品の集合体のようにも感じられる大作。日本ではCMでもよく使われていた「Ob-La-Di,Ob-La-Da」くらいしか有名な曲は無いので最初はかなりとっつきにくかった。冒頭2曲のドラムがポールだったり(リンゴが一時離脱した影響らしく、リンゴ復帰後にも録り直ししなかった模様)、メンバーが全員参加していない曲も多い。分かりやすいところでは、この時期からジョンの近くに必ずオノ・ヨーコがいる…みたいな状況になり、今作でも一部ボーカル参加しているほか、サウンドコラージュの謎大作「Revolution 9」での前衛的な雰囲気もオノ・ヨーコの影響が見え隠れする。当時から今に至るまでオノ・ヨーコが解散の原因の1つのように言われるのも分からなくもない。突如楽曲に登場したり、スタジオの映像が出てくると高確率で近くに映り込んでいたりと、バンド活動に女連れ込むようになったらそりゃ空気悪くなる一因にもなるだろうっていう話で…。そんなこんなで解散の序章とも言われ、4人の方向性が変わってきた事も強く感じられるが、以前のままでは生まれなかったアルバムでもあると思う。とにかく多種多様な楽曲が揃っているのが魅力であり、一部良く分からない曲もあるものの、なんだかんだ飽きずに聞けるし。聞くほどに面白い1作だ。
2013年盤 2009年リマスター盤 2014年紙ジャケSHM-CD仕様(2009音源)
印象度★★★★☆
2016.1.8更新