Yellow Submarine
| No | タイトル | 作詞作曲 | 備考 | 
| The Beatles | |||
| 1 | Yellow Submarine | Lennon-McCartney | 13thシングル、7thアルバム『Revlover』収録曲 | 
| 2 | Only a Northern Song | Harrison | 1987年盤は疑似ステレオ、2009年リマスター盤ではモノラル | 
| 3 | All Together Now | Lennon-McCartney | |
| 4 | Hey Bulldog | Lennon-McCartney | |
| 5 | It's All Too Much | Harrison | |
| 6 | All You Need Is Love 愛こそはすべて | Lennon-McCartney | 15thシングル、米編集盤『Magical Mystery Tour』収録曲 | 
| Original film score composed & Orchestrated by George Martin | |||
| 7 | Pepperland | George Martin | Instrumental | 
| 8 | Sea of Time | George Martin | Instrumental | 
| 9 | Sea of Holes | George Martin | Instrumental | 
| 10 | Sea of Monsters | George Martin | Instrumental | 
| 11 | March of the Meanies | George Martin | Instrumental | 
| 12 | Pepperland Laid Waste | George Martin | Instrumental | 
| 13 | Yellow Submarine in Pepperland | Lennon-McCartney arr.George Martin | Instrumental | 
リリースデータ
| 1969年1月17日(イギリス) 1969年3月21日(日本) 1987年8月24日(初CD化) 1998年3月11日(87年盤再発) 2009年9月9日(リマスター、ステレオ初CD化) 2011年12月14日(09年盤限定再発) 2013年11月6日(09年盤再発) 2014年6月25日(09年盤限定再発) 2014年12月17日(09年盤限定SHM-CD) 2017年12月6日(2014年紙ジャケSHM-CD再発) 2019年10月2日(09年盤限定再発) | - 100位圏外 最高11位 100位圏外 初登場60位 300位圏外 300位圏外 300位圏外 初登場88位 初登場222位 - | - - 売上1.9万枚 - 売上0.6万枚 - - - 売上0.13万枚 売上0.03万枚 - | Produced by George Martin | アップル EMIミュージックジャパン ユニバーサル | 
メンバー
| Rhythm Guitar | ジョン・レノン(John Lennon) | 
| Bass | ポール・マッカートニー(Sir Paul McCartney) | 
| Lead Guitar | ジョージ・ハリスン(George Harrison) | 
| Drums | リンゴ・スター(Ringo Starr) | 
The Beatles10thアルバム。アニメーション映画『Yellow Submarine』のサウンドトラック盤。前半6曲のみがビートルズの曲で、後半はプロデューサーのジョージ・マーティンによる劇中で使用されたインスト曲が収録されている。ビートルズの前半6曲のうち「Yellow Submarine」と「All You Need Is Love」は共にシングルで発表済みの曲(「Yellow Submarine」に至ってはオリジナルアルバムにも収録されていた)で新曲は4曲のみ。レコードではモノラル・ステレオで発売されていたが、既にステレオ主流に切り替わりつつあったためかモノラルはステレオをそのままモノラル化しただけのもので、モノラル盤の発売も今作が最後となった。1987年の初CD化の際はステレオで統一された。モノラル盤は単独でCD化されず09年の『MONO BOX』内の「MONO MASTERS」に今作の新曲4曲のみ収録する形となっている。
2009年リマスター盤では「Only a Northern Song」はモノラルに差し替えられている(ステレオ音源が疑似ステレオしかなく、これが不評だったためとされている)。デジパック仕様、CD-EXTRA仕様になっており、当時のドキュメント映像が収録されている。このドキュメント映像はステレオBOXでまとめてDVD化されている。
2009年リマスター盤はその後も価格と品番を変えて期間限定で再発売されているのでCDの内容自体は同じ(2009リマスター)でも複数の品番が存在する。2014年に初のSHM-CD&紙ジャケット仕様で発売されたものは日本独自企画の初回生産限定とされていて2017年にもこの仕様で再発された。2019年には映画『イエスタデイ』公開に合わせたカタログキャンペーンとして年内限定で廉価再発された。2011、2014、2017、2019年いずれも期間限定盤であったため、現行盤は2013年盤となっている模様(Amazonでは現行2013年盤が存在せず2016年扱いになっているが2016年の映画に合わせて2013年盤の帯だけ変更して出荷した時の登録になっているようだ)。
日本においては87年の初CD化、2009年のリマスター盤の一斉発売の際に共にカタログ中最下位の売上を記録している不人気作(2014年紙ジャケSHM-CDの際は一転して真ん中程度だった)だが、新曲が実質4曲しか入ってないのでビートルズのアルバムの中でも軽視されがちなのは仕方ないか。発売時期は『The Beatles』の後ながら楽曲自体は『Sgt.Pepper's Lonely Hearts Club Band』『Magical Mystery Tour』の頃に制作されているため、サイケ色が強く、発売順に聞くと1作前に戻ったような感覚になる。メンバーが乗り気じゃなかったとか、出来の悪い曲を今作に回したとも言われていて、確かに新曲4曲が既発の「Yellow Submarine」と「All You Need Is Love」を超えるインパクトがあるかというと難しいところではある。後半のオーケストラインストは完全に映画のサントラでビートルズ不参加、デビュー時からのプロデューサーであるジョージ・マーティンが作曲しているので完全に別物というわけではないんだけどやはりビートルズではないし…。
 現行盤
現行盤   2009年リマスター盤
2009年リマスター盤   2019年再発盤(2009音源)
2019年再発盤(2009音源)   2014年紙ジャケSHM-CD仕様(2009音源)
2014年紙ジャケSHM-CD仕様(2009音源)
印象度★★★☆☆
2016.1.8更新