【DISC4】デビュー25周年記念イベント“MOOBMENT
CLUB”
〜I'm a BOOMER at 渋谷公会堂
No | タイトル | 備考 |
1 | MOOBMENT CLUB 25th Special History Film | FC会報を中心とした25年間のヒストリー映像 |
2 | オープニングトーク(MOOBMENT CLUBの歩み) | MC野村雅夫を司会にしてメンバー4人とトーク |
3-11 | "THE BOOM 思い出SONG"エピソード | 事前募集したFC会員のエピソードをメンバーが引いてMC野村が読み上げる |
LIVE | ||
12 | 中央線 | 5thシングルC/W、19thシングル |
13 | TAKE IT EASY | ミニアルバム『D.E.M.O.』収録曲 |
14 | MC | |
15 | 星のラブレター | 2ndシングル(カット) |
16 | MC | |
17 | 神様の宝石でできた島 | MIYA&YAMIによるシングルバージョンに近いアレンジ |
18 | 風になりたい(コーラス・レコーディング) | ベスト盤『THE BOOM HISTORY ALBUM 1989-2014』新録用のコーラス録音 オーノと栃木で進行 |
19 | 不思議なパワー | 1stアルバム『A Peacetime Boom』収録曲 |
20 | MC | |
21 | 世界でいちばん美しい島 | 14thアルバム『世界でいちばん美しい島』収録曲 |
22 | 真夏の奇蹟 | 12thシングル |
23 | メンバー挨拶 | |
24 | 感謝状 | 代表して栃木が読み上げる |
25 | エンディング | 終演後のファンインタビュー&メンバーインタビュー |
メンバー
Vocal | 宮沢和史 |
Guitar | 小林孝至 |
Bass | 山川浩正 |
Drums | 栃木孝夫 |
Keyboard | 鶴来正基 |
Manipulate&Chorus | オーノカズナリ |
MC | 野村雅夫 |
DISC-4は2014年5月21日、渋谷公会堂で行われたファンクラブ「MOOBMENT CLUB」の25周年イベントの模様を収録。前半はFM802/Inter FMの野村雅夫を司会にしたトークコーナーで後半はライブとなっている。「風になりたい」は観客の合唱を録音するコーナーになっており、演奏はされていない。この合唱はベスト盤『THE BOOM HISTORY ALBUM 1989-2014』での新録音源で実際に使用されている。イベント当日にリメイクシングル『星のラブレター』とライブDVD『THE BOOM CONCERT TOUR 2013 “24” at ZEPP TOKYO』が発売されている。
最初のヒストリー映像は1年ごとにFC会報とその年のライブ映像や写真が流れるんだけど、デビュー以降はソニーやEMI時代のライブ音源が使えないのか、同日にDVDとして発売されたので宣伝の意味合いもあったのかほとんどの映像がDISC-5の前年のツアーの映像と音源を使用。最序盤のメジャーデビュー前後と「My Sweet Home」だけは当時のライブ映像が使用されているが、前年のツアーで披露されてない曲の場合はCD音源を使っているのがちょっと残念。
トークに関しては基本的にMC(野村雅夫)が進行。メンバーはちょいちょい振られた話に答える程度。MCの分量が最も多いボーカル宮沢の喋り声はかなり低音&ボリュームが小さいので他のDISCでもそうだけどMC部分はボリュームを上げても聞き取りにくい。終始笑顔で適度なボリュームで喋るドラム栃木にコーラス録音の進行や感謝状の読み上げを担当してもらうという判断は正解だったかもしれない。
前年に宮沢が頚椎症性神経根症治療により一時休養。このライブは復帰明け最初のライブとなり、さらにベース山川も直前に入院する事態になるなど体調面での不安もあったようで、ライブ部分に関しては特に宮沢の声が裏返り気味であまりコンディションが良くない。またFC会員しかいないのでもっとコアな選曲にすればいいのに「島唄」が無いとはいえかなりド王道な選曲。この時点でのメンバーのモードだと似たり寄ったりな選曲になりがちなのかもしれないが、他のDISCと被りが無いのは「TAKE IT EASY」だけなので正直ライブ部分だけではそんなに魅力的なものではなかった。またFCイベントであり、合唱録音やファンインタビューなどでファンが映りまくる場面も多いので、気になる人は気になるかも。
印象度★★★☆☆