ClariS 10th Anniversary BEST-Pink Moon-
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | irony-season 02- | kz | kz | kz | 1stシングル セルフカバー 19thシングル『PRIMALove』C/W収録Ver. |
2 | STEP-season 02- | kz | kz | kz | 10thシングル セルフカバー 新録音 |
3 | Gravity | 武田城以(CWF)、 PENGUIN PROJECT(CWF) |
湯浅篤 | 14thシングル 最高25位 売上1.1万枚 | |
4 | アネモネ | KOH | KOH | 湯浅篤 | 12thシングル 最高13位 売上1.2万枚 |
5 | Wake up-season 02- | 丸山真由子 | 丸山真由子 | 丸山真由子 | 5thシングル セルフカバー 20thシングル『CheerS』C/W収録Ver. |
6 | ナイショの話-2017- | ryo | ryo | ryo/TAKUA | 4thシングル セルフカバー 18thシングルC/W収録Ver. |
7 | border | megrock | 重永亮介 | 重永亮介 | 11thシングル 最高4位 売上2.1万枚 |
8 | nexus-season 02- | kz | kz | kz | 3rdシングル セルフカバー 新録音 |
9 | SHIORI | 小川智之 | 小川智之 | 湯浅篤 | 18thシングル 最高7位 売上1.2万枚 |
10 | CLICK-season 02- | kz | kz | kz | 9thシングル セルフカバー 新録音 |
11 | reunion-season 02- | kz | kz | kz | 7thシングル セルフカバー 新録音 |
12 | ひらひら ひらら-Clara solo ver.- | 奥村イオン | 佐久間誠 | 湯浅篤 | 1stミニアルバム『SPRING TRACKS-春のうた-』収録曲 新録音 クララソロセルフカバー |
13 | recall-Karen solo ver.- | KAREN | KOH | KOH | 4thアルバム『Fairy Castle』収録曲 新録音 カレンソロセルフカバー |
14 | 仮面ジュブナイル | 重永亮介 | 重永亮介 | 重永亮介 | 新曲(ライブ限定で披露していた未発売曲) |
リリースデータ
2020年10月21日 | 初登場10位 | 売上1.2万枚 | SACRA MUSIC |
メンバー
クララ |
カレン |
ClariS2ndベストアルバム。『Green Star』と同時発売。。デビュー10周年記念オールタイムベストで、ここまでの全シングル21作A面22曲のうちClariS×GARNiDELiA名義の15th「clever」を除く21曲+「Clear Sky」の22曲を11曲ずつ分散収録。加えて特設サイトのタイアップのない全曲を対象とした人気投票で選曲されたクララ、カレンのソロでのセルフカバーと新曲を収録した各14曲構成。前ベストと異なりアリス在籍時代の楽曲は全て現メンバーで再録音した音源で収録された。2017年にC/Wと4thアルバム『Fairy Castle』初回盤ボーナストラックで2017バージョンとして4曲、2018年のシングル2作のC/Wでseason 02として2曲、合計6曲が既にセルフカバーされており、今作にはそのうちの3曲、そして4曲が新たにseason 02として新録音された。リマスターは茅根裕司。
初回盤は収録曲8曲のMVとリリックビデオを収録したBlu-ray付。
完全生産限定盤は『Green
Star』とセットの『ClariS 10th Anniversary BEST-Pink Moon
& Green Star-』となっているが通常盤の2枚セットのためBlu-rayが付属しない。グッズ(ピンバッジ&ペーパークラフト)が付属する。
通常盤は全てイラストになっているが、初回盤は仮面をつけた2人の顔のアップがジャケットに使用されていて、スリーブケースを外すと素顔の2人が現れるという仕様。ライブでは段階的に素顔を解禁、メディアでも素顔のライブ写真の公開を解禁したばかりだったがCDパッケージにおいても素顔解禁となった。
建前上はクララのイメージカラーがピンクで、カレンはグリーン、よって今作はソロ2曲の並びはクララが先、ブックレット巻末のコメントはクララが担当(Green Starは逆)となっているが、実態としては『魔法少女まどか☆マギカ』タイアップは全部『Green Star』に回しているのに対して今作は〈物語〉シリーズタイアップ3曲を網羅(「ナイショの話」「border」「SHIORI」)、またセルフカバーされていなかったアリス時代のシングルのセルフカバー残り4曲も全て収録されているという特徴があり、シングル曲の振り分けはメンバー2人のイメージとかではなく、ある程度意識的に振り分けているように見受けられる。
今作の方が王道のスッキリ清涼系ポップ、そしてバンドスタイル(「ナイショの話」「border」)と程よくライトで聞きやすい楽曲が並んでいる印象。アリス時代の楽曲のセルフカバーが中心になっているが正直アレンジ変わってないし、クララ・カレン・アリスのメンバー3人ともあまり特徴のある声ではない清涼系なので区別がつかない。このとても綺麗で上手いんだけどこれといった特徴はないという匿名性の強さはソロ曲で顕著で、正直ソロで歌っても2人の個性の差をあまり認識できないのでソロならではの面白さも感じられない。さすがにじっくり聞けば違う声ではあるものの、大枠で同じような印象なのでいかんともし難い。ソロセルフカバーもこっちはけっこう近年の曲(『Green Star』の方は初期の曲でカレンが歌った曲も加入前の曲だった)なので余計に変化感じにくいし…。
そんな中でメンバーによるカウントの掛け声から入る「ナイショの話」冒頭部分なんかは明らかに言い方を変えているので前のバージョンと違うというのがすぐに分かった。初期の曲は中学時代で今20代前半なので声もだいぶ大人っぽくなっているはずなんだけど別に初期があからさまなお子様ボイスだったわけでもないし、この掛け声なんかむしろ当時のクララ・アリスよりあざといというか狙った感じでかわいい声出していて相応に大人っぽくなったというのとは逆を突いてるんだよな…。
初回盤Blu-ray付 通常盤 完全生産限定盤(2作セット+グッズ付)
印象度★★★★☆
2021.1.16更新