Fairy Party
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | Overture | 中尾昌史 | 中尾昌史 | Instrumental | |
2 | 1/f | 長沢知亜紀(CWF), 永野小織(CWF) |
長沢知亜紀(CWF), 永野小織(CWF) |
長沢知亜紀(CWF), 永野小織(CWF) |
|
3 | ヒトリゴト | ケリー | 野村陽一郎 | 野村陽一郎 | 17thシングル 最高9位 売上2.4万枚 |
4 | SHIORI | 小川智之 | 小川智之 | 湯浅篤 | 18thシングル 最高7位 売上1.2万枚 |
5 | CheerS | ハヤシケイ(LIVE LAB.) | megane(LIVE LAB.) | 毛蟹(LIVE LAB.) | 20thシングル 最高13位 売上1.2万枚 |
6 | 陽だまり | KAREN | 武田城以(CWF), 櫻井亮(CWF) |
湯浅篤 | カレン ソロ曲 |
7 | distance | KOH | KOH | KOH | |
8 | パラレルワープ | 長沢知亜紀(CWF), 永野小織(CWF) |
長沢知亜紀(CWF), 永野小織(CWF) |
長沢知亜紀(CWF), 永野小織(CWF) |
|
9 | Last Squall | 長沢知亜紀(CWF), 永野小織(CWF) |
長沢知亜紀(CWF), 永野小織(CWF) |
湯浅篤 | クララ ソロ曲 |
10 | TRAVEL | 磯谷佳江 | 小野貴光 | 玉木千尋 | |
11 | PRIMALove | kz | kz | kz | 19thシングル 最高15位 売上0.7万枚 |
12 | Time Tunnel | 中尾昌史 | 中尾昌史 | Instrumental | |
13 | シニカルサスペンス | 重永亮介 | 重永亮介 | 重永亮介 | |
14 | Fairy Party | 長沢知亜紀(CWF), 永野小織(CWF) |
長沢知亜紀(CWF), 永野小織(CWF) |
長沢知亜紀(CWF), 永野小織(CWF) |
リリースデータ
2018年11月21日 | 初登場8位 | 売上1.6万枚 | SACRA MUSIC |
メンバー
クララ |
カレン |
ClariS5thアルバム。前作から1年10ヵ月ぶり。前作以降の4シングルを収録。今作では初めてインスト2曲、ソロ曲2曲が収録された。前作に続いてカレンは作詞も1曲手掛けているが今回は自身で作詞した曲をソロ曲としている。前作リリース後2017年春にソニーが新たにSACRA MUSICを立ち上げ、主にアニメ系のミュージシャンが移動となり、ClariSもSMEからSACRAへ移動した。またカレン加入後はイラストだけではなく、シルエットでのMV出演、仮面を被ってのライブを行っていたが、2017年9月のライブ「ClariS 2nd HALL CONCERT in パシフィコ横浜国立大ホール〜さよならの先へ...はじまりのメロディ〜」終盤では仮面を外して素顔を初解禁した。ただし素顔を見せた事自体はニュースになったがその素顔を見せた場面はメディア解禁されていないため当日ライブを見た人しか素顔を見ていない。シングル「CheerS」のジャケットやMVではシルエットではなく仮面をつけた状態で登場、今作でもジャケットやブックレットで仮面をつけた妖精のスタイルでメンバー2人が初めて全面的に登場している。初回盤は「Fairy Party」とシングル4曲のMVを収録したBlu-ray付。完全生産限定盤はボックス仕様、オリジナルアクリルスタンド付属。
なお素顔を解禁した2017年9月のライブ「ClariS 2nd HALL CONCERT in パシフィコ横浜国立大ホール〜さよならの先へ...はじまりのメロディ〜」にてSeason 01が終了、Season 02へ突入するとされたらしいが、これは作品というより初ライブ以降思わせぶりなタイトルを掲げてのライブが続いていたのでライブにおける話と思われる。
また現役中学生から現役高校生になっていつの間にか年齢を示唆するアナウンスが出なくなって久しいが、2012年春の1stアルバム時点で中学卒業、高校入学とされていたため少なくともクララに関しては2019年3月でストレートであれば4年制大学を卒業する年齢(22)に達した事になる(カレンは一切不明)。ただ事務所ランタイムは大学進学を認めない方針(進学か継続か、つまり進学するなら辞めろ)であった事が元ZONEのMAIKOにより明かされており(18年8月テレ東「じっくり聞いタロウ〜スター近況(秘)報告〜」出演時コメントより)、アリス卒業のタイミング(高校3年生になったタイミング)からしてもClariSにも適用されていた可能性が高いので、既に2人とも在学せずにClariS1本でやっている可能性が高いのかも。
メディアでの素顔解禁は果たされていないが仮面状態で登場することになった事と、曲幅を多少広げた事で今までよりもやや暖かみというか人間味が出てきたような印象。大枠ではいつものスッキリポップではあるが、シングルでも「ヒトリゴト」や「CheerS」はいつものClariS以上のインパクトがあったし、ソロ曲やインストを導入しするなど新しい試みもあって飽きさせない工夫が施されていて満足度の高い1作。おとぎ話の世界に突入するような導入インストからシングルを畳みかける前半、そして再度インストからおとぎ話っぽい世界観を強めて締める終盤3曲を特に強く作ってあるような構成なので中盤がごっそり印象薄めになってしまうところはあるけど、それでもこれまでの清涼飲料水的にスッキリポップに突き抜けて好印象ながら後であまり覚えてないというところは脱してこれまでより残る1作になった。前作でも少し見せていたが和風というかしっとりとした雰囲気を随所で出しているのも大きいかも。
しかしアルバムタイトルがややこしい。3rdが『PARTY TIME』で、4thが『Fairy Castle』なのでなんか前2作のタイトルを足したみたいになった上に、FairyとPartyが2作ずつ重複する事になったのでちょっと混乱する。
印象度★★★★☆
2019.2.10更新