Hello-Goodbye
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | Hello-Goodbye | Spontania,Jeff Miyahara | Jeff Miyahara | ||
2 | Black-out | michiko motohashi | COZZi | COZZi | 全英語詞 |
3 | 手のひらのUNIVERSE | kenko-p | AKIRASTAR | AKIRASTAR | |
4 | Forget it all | 為岡そのみ | 野崎良太 | 野崎良太 | |
5 | 想いのカケラ | R・O・N | R・O・N | 久米康隆 | |
6 | Precious Song | R・O・N | R・O・N | R・O・N | |
[BONUS TRACK](通常盤のみ) | |||||
7 | ファイト | Sonar Pocket | Sonar Pocket | Soundbreakers | 通常盤のみ追加収録 |
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | You are my everything/Go Morita | SIMONSAYZ | SIMONSAYZ | 鈴木雅也 | 森田剛ソロ |
2 | 4U/Ken Miyake | Yoko Hiji | 山木隆一郎 | 山木隆一郎 | 三宅健ソロ |
3 | Shall We Love?/Junichi Okada | 森月キャス | Daisuke"D.I"Imai | Daisuke"D.I"Imai | 岡田准一ソロ |
リリースデータ
2009年7月29日 | 初登場1位 | 売上6.4万枚 | Produced by JULIE K. | avex trax |
メンバー
森田剛 |
三宅健 |
岡田准一 |
Coming Centuryミニアルバム。単独作品としては02年の『Best of Coming Century〜Together〜』以来。オリジナル作品としては唯一のアルバムとなった。2008,2009年はV6としてシングルを年間2作リリースしていたがアルバム発売は無く、08年3月には20th Centuryが久々の単独シングルを発売して5年ぶりの単独ツアーを行っていた。09年も2〜5月に20th Centuryが単独ツアーを行い、Coming Centuryも今作を発売して7〜9月に5年ぶりの単独ツアーを行った。この09年のツアーの模様は2作セットの『20th Century LIVE TOUR 2009 HONEY HONEY HONEY/We are Coming Century Boys LIVE Tour 2009』として映像化された。このようにこの時期Coming Century、20th Centuryそれぞれの活動が活発化したが2010年以降は単独での作品発売は無くなっており、V6のC/Wとアルバム内で発表されるに留まっている。2021年のV6解散は森田剛のジャニーズ退所を伴うため、Coming Century解散も連動しており、今作が最終作品となる見込み。
初回盤Aは全6曲仕様、「Hello-Goodbye」MVを収録したDVD付、紙ジャケット仕様。
初回盤Bは全6曲仕様、3人のソロ曲を収録したボーナスCD付、紙ジャケット仕様。
通常盤は「ファイト」追加収録の全7曲仕様。通常のプラケース仕様。初回プレスは紙のケースに封入された缶バッジ3個付属。
初動5万台だったが2位以下2万台だったため余裕で1位を獲得。Coming Century、20th Century通して5作のアルバムの中で初の1位獲得となった。シングルでは20th Centuryが08年のシングル『オレじゃなきゃ、キミじゃなきゃ』で初の1位を獲得していた。
森田、三宅が79年生まれでちょうど30歳、岡田は80年11月なのでまだ28歳だったが、次世代だったカミセンもついに30代に突入という事ですっかり大人になった3人が改めてピックアップされたような1作。リード曲の「Hello-Goodbye」はラップを導入しつつもBENNIE Kみたいなノリが良くてキャッチーな楽曲でけっこう聞きやすいが、続く「Black-out」は全英語詞で一気に攻めの姿勢。といっても作編曲がCOZZiなのでサウンドはYUIっぽいロックナンバーだけど…。その後も1曲ごとにだいぶカラーが異なり、ミニアルバムながら多彩。初期のようなやんちゃさは当然無くなっているが、比較的ポップな方向性や親しみやすさなどV6にも通じる方向性を打ち出すトニセンに対してカミセンはV6とは少し異なるクールでカッコいい系統の楽曲が目立つが、完全に非キャッチーでアーティスティックな方向に走るところまでは行っていないので一定の聞きやすさはある。カミセンとしての単独作品、もう少し聞いてみたかったなとも思うが、突き詰めるとどんどん非キャッチーでクールな方向に行ってしまいそうでもある。
初回盤Bの3人のソロ曲はどれも本編より遥かに非キャッチーなクール系。少年のような声もあって初期はなかなかカッコよくなりきらなかった森田、三宅もすっかり大人になったのと本格的にクール系な楽曲もあって普通にカッコよくキマっている。2人の曲は言われなければちょっと誰か分からないかも。岡田は元から1人普通に上手かった(V6だと坂本・井ノ原が2トップが歌ウマで目立つのでもう1つ目立たなかったけど2人に次ぐ3番手の歌唱力だと思う)ので、ある程度なんでも歌いこなせるはずであまり大きくイメージは変わらない。3人ともクール系で統一するよりは違うアプローチが聞きたかったかも。
通常盤のみの「ファイト」はソナーポケットの提供の割には特有のキャッチーさが全くなくやたら地味。てっきり飛び抜けて明るい曲が来るもんだと思っていたら…まだソナポケもデビュー2年目であまり方向性を定めてなくてもっと硬派な志向だったのだろうか。
印象度★★★☆☆
2021.9.24更新