Sweet & Bitter

No タイトル 作詞 作曲 編曲 備考
1 BUZZ   AJA CURIO/吉田仁 Instrumental
2 ブランコ NOB/AJA AJA CURIO/佐久間正英  
3 SWEET & BITTER NOB/AJA AJA CURIO/佐久間正英  
4 君に触れるだけで NOB AJA CURIO/佐久間正英 5thシングル 最高14位 売上12.3万枚
5 欲望のはじまり NOB AJA CURIO/吉田仁  
6 メロディー BRITAIN AJA CURIO/佐久間正英  
7 BIG TODAY NOB AJA CURIO/佐久間正英  
8 クルージン NOB AJA CURIO/白井良明 7thシングル『祈り』C/W(カット)
9 素晴しき世界 NOB/AJA AJA CURIO/佐久間正英  
10 粉雪 NOB AJA CURIO/白井良明 4thシングル 最高29位 売上12.4万枚

ストリングスアレンジ:深澤順(10)

リリースデータ

1998年7月29日
2007年4月25日(リマスター)
初登場7位
300位圏外
売上12.2万枚
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Produced by 佐久間正英(2,3,4,6,7,9)、白井良明(8,10)、吉田仁(1,5)
Co-Produced by 川面博(2,3,4,6,7,9)
Epic Records
Sony Music Direct

メンバー

Vocal / Chorus / Alto & Soprano Sax / Tambourine NOB
Electric Guitar / Acoustic Guitar / Chorus AJA
Bass Guitar / Chorus KASSAI
Drums / Chorus / Organ / Synthesizer BRITAIN

CURIO2ndアルバム。前作以降の2シングルを収録。10曲目を直接再生するとイントロが途切れたところから「粉雪」が始まるが9曲目から連続で再生する(もしくは10曲目再生直後に直接巻き戻す)と10曲目のマイナスカウント部分(ギャップ部分)からイントロが収録されていてフルで聞くことが可能(リッピングして取り込んだ場合はマイナスカウント部分は9曲目のラストに入る)。このタイミングはアーティスト及び制作者の意図によるものだと注記されている。「粉雪」は初登場から2週連続29位、冬の間中ランクインするロングヒット(100位以内12週ランクイン)してシングル最大ヒットを記録、アニメ『るろうに剣心』タイアップがついた「君に触れるだけで」は自身最高位となる初登場14位から4週連続19位に居座り(100位以内8週ランクイン)して同等の売上を記録。今作はシングル含めても初のトップ10入りにして唯一のトップ10入りとなり、今作もまたシングル2作と同等の売上を記録した。

2007年にはEpic/Sony時代の3作のオリジナルアルバムがリマスター再発された。この際に各アルバムにボーナストラックが追加され、今作には「君に触れるだけで Original Prototype ('96 November-Demo)」、「粉雪 Original Prototype ('96 August-Demo)」の2曲が追加された。2曲とも未完成段階でのデモ音源。リマスター盤は即廃盤となっていて入手困難だが、2015年に今作の配信が開始された際は2007年盤仕様で配信されたため、ボーナストラック2曲も配信では購入/視聴が可能となった。

トップ10ヒットではなかったが「粉雪」「君に触れるだけで」はどちらも下位で粘るチャートアクションをして10万枚を越えるヒットを記録。「粉雪」は本当に曲がじわじわ冬の間中広がっていく感じのヒットだったが、「君に触れるだけで」の方はアニメ『るろうに剣心』タイアップでヒットしていた。当時をリアルタイムで体感していれば2曲ともあるいはいずれかの曲は聞いたことがあるヒット曲だったと思う。レミオロメンの「粉雪」がヒットして以降も"「粉雪」といえばCURIO"だと一部で言われるくらいには記憶されたヒット曲だったようだ。個人的にもこの2曲のヒットでCURIOを知った…がリアルタイムでは今作がトップ10ヒットしたまでは把握していたが直接手に取るまでには至らなかった。しかも今作を最後にボーカルNOB逮捕のニュースまで記憶が全くない。結果的に今作が人気のピークとなり、もう1つブレイクしきれなかった。

今作にも3人のプロデューサーが参加しているが佐久間正英中心となり、さらに今作では3人のプロでデューサーがそれぞれエンジニアを1人ずつ起用しているので録音、ミックスのエンジニアもそれぞれ3人ずつ。エンジニアだけで4,5人起用していたようにとっちらかった前作に比べると売れ線のポップロックサウンドという軸をより強く固めたようなこれぞCURIOというイメージを決定づけた1作になった。前作同様にアルバムではもっとハードだったりダウナーな部分も見せているんだけど、全体のポップな印象はEPIC時代3枚のアルバムの中でも今作が1番強いし、ベスト盤以外で最初にCURIOを聞くなら今作だと思う。今回は10曲と絞って合計44分とコンパクトにまとまっているのもあってより聞きやすい。

飛躍してまだその途中という感じもあるんだけど、飛躍してここが頂点になってしまったのは否めない。しかし底抜けに明るい「君に触れるだけで」はポップなCURIOの最上級、そして「粉雪」は当時は珍しかったストリングスを生かした切ないウィンターソングになっていて他の楽曲含めても一味も二味も違うし、1つ飛び抜けた名曲だったと思う。

Sweet&Bitter   Sweet&Bitter07年リマスター盤  Sweet & Bitter配信版  

印象度★★★★☆

2019.5.7更新

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