GQueen of J-POP
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | ベーグルにハム&チーズ | つんく | つんく | 平田祥一郎 | |
2 | 涙も出ない 悲しくもない なんにもしたくない | つんく | つんく | AKIRA | |
3 | 悲しき雨降り | つんく | つんく | 大久保薫 | 22ndシングル 最高4位 売上6.4万枚 |
4 | たどり着いた女戦士 | つんく | つんく | 上杉洋史 | |
5 | Crazy 完全な大人 | つんく | つんく | 平田祥一郎 | 21stシングル 最高3位 売上5.2万枚 |
6 | 日曜日は大好きよ | つんく | つんく | 近藤圭一 | |
7 | 浴びる程の愛をください | つんく | つんく | 山崎淳 | |
8 | 会いたい 会いたい 会いたいな | つんく | つんく | 平田祥一郎 | 19thシングル 最高4位 売上5.0万枚 |
9 | アダムとイブのジレンマ | つんく | つんく | 江上浩太郎 | 22ndシングル両A面曲 |
10 | 私が本気を出す夜 | つんく | つんく | 宅見将典 | |
11 | この街 | 森高千里 | 斉藤英夫 | 平田祥一郎 | 20thシングル 最高4位 売上2.7万枚 森高千里のカバー |
セリフアレンジ:つんく(11)
※シングル200位以内データ
リリースデータ
2013年9月4日 | 初登場6位 | 売上1.3万枚 | Produced by つんく♂ | Zetima |
メンバー
矢島舞美 |
中島早貴 |
鈴木愛理 |
岡井千聖 |
萩原舞 |
℃-ute8thアルバム。フルアルバム及びメジャーでは7枚目。ベスト盤『A℃-ute神聖なるベストアルバム』に収録された「君は自転車 私は電車で帰宅」はオリジナルアルバム未収録となった。それ以降のシングル4作からA面5曲を収録。初回盤Aは2013年春のツアーの模様を収録したライブDVD付、初回盤Bは「ベーグルにハム&チーズ」PV、「Crazy 完全な大人」別カットPVやインタビュー&ドキュメントを収録したDVD付。3種2パターン複数商法となり、オリジナルアルバムでの複数商法は初。シングルでも大規模な複数発売&イベント商法を導入したため、O社での数字は過去最高規模に膨らんでいる。
かなりアイドルらしく明るかった前作とは真逆でクールでカッコいい曲が並んでいる。大人っぽさを無理やり強調させたつんく特有の大人路線がついに℃-uteにも導入されたかのようなジャケットも象徴的。この路線に踏み切るのは萩原以外が全員20代に突入する2014年になってからだと思っていたので、まだ矢島1人しか20代がいない2013年にもうやり始めるとは思わなかった。ただアルバム全体は確かにクールでカッコいい方向ではあるが、意外と従来路線の明るめのナンバーも随所に入っている。最近エレクトロニック・ダンス・ミュージック(EDM)っぽい路線で再評価されている(ことになっている)のでその雰囲気は導入されているがそこまでガツガツに導入している様子もなく、シングルで大人っぽい方向性はやり続けたのでアルバム曲ではもう少しバランスを取ったかのような感じ。シングルが「この街」以外全部同じに聞こえたのと、その「この街」が森高版よりもスローになって魅力激減&つんくが新たに付加したセリフがやっぱりお花畑的な気持ち悪さがあるのでかなりがっくりきた上で、さらにジャケットやブックレット写真での厚化粧姿からセクシー路線1本攻めのアルバムかと思っていたがそこまでは振り切っていなくて聞きやすさも残っていたのでとりあえず一安心はした。ただやはり℃-uteにはまだもう少し明るい方向中心でやってほしいし、EDMとかいう電子音がうるさく鳴っているだけにしか聞こえない上にどう考えても時代性が強すぎて何年かしたら古くなってそうな路線もモーニング娘。だけで存分に聞けるのでたまにやるのはいいけど中心にはしないでほしい。
印象度★★★☆☆