DEEN LIVE JOY 2020〜All your request!!〜(FC限定盤)
| B1 D2 |
C3 | C4 | B1=DISC1 Blu-ray、D2=DISC2 DVD C3,C4＝DISC3,4 CD | |||
| No | No | No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 備考 |
| 1 | 1 | VOYAGE | 池森秀一 | 山根公路・宇津本直紀 | 3rdアルバム『The DAY』収録曲 | |
| 2 | 2 | love me | 池森秀一 | 山根公路 | 12thシングル『君がいない夏』C/W、3rdアルバム『The DAY』収録曲 | |
| 3 | 3 | このまま君だけを奪い去りたい | 上杉昇 | 織田哲郎 | 1stシングル | |
| 4 | 4 | 思いきり 笑って | 川島だりあ | 織田哲郎 | 1stアルバム『DEEN』収録曲 | |
| 5 | 5 | 言葉で伝えたくて | 池森秀一 | 山根公路・田川伸治 | 20周年ベスト『DEENAGE MEMORY』収録曲 | |
| 6 | MC | |||||
| 7 | 6 | 未来のために | 池森秀一 | 池森秀一・宇津本直紀 | 7thシングル | |
| 8 | 7 | JUST ONE | 池森秀一 | 池森秀一 | 18thシングル | |
| 9 | 8 | 少年 | 池森秀一 | 山根公路・田川伸治 | 8thシングル両A面曲 | |
| 10 | MC | |||||
| 11 | 9 | 日曜日 | 池森秀一 | 池森秀一 | 9thシングルC/W | |
| 12 | 10 | 白い記憶 | 池森秀一 | 山根公路 | アコースティック(Classics)ベスト『The Best クラシックス』収録曲 | |
| 13 | 11 | ひまわり | 池森秀一 | 山根公路 | 16thアルバム『バタフライ』収録曲 | |
| 14 | 1 | 夢であるように | 池森秀一 | DEEN | 13thシングル | |
| 15 | 2 | Smile Blue | 池森秀一 | 山根公路 | 4thClassicsシングル | |
| 16 | 3 | 君さえいれば | 小松未歩 | 小松未歩 | 15thシングル | |
| 17 | 4 | 眠ったままの情熱 | 池森秀一 | 山根公路・宇津本直紀 | 3rdアルバム『The DAY』収録曲 | |
| 18 | 5 | ひとりじゃない | 池森秀一 | 織田哲郎 | 9thシングル | |
| 19 | 6 | 瞳そらさないで | 坂井泉水 | 織田哲郎 | 5thシングル | |
| 20 | 7 | Burning my soul | 池森秀一 | 山根公路・宇津本直紀 | 18thシングルC/W | |
| 21 | MC | |||||
| 22 | 8 | i... | 池森秀一 | 土田則之 | 5thアルバム『pray』収録曲 | |
| 23 | アンコール開け | |||||
| 24 | 9 | そばにいるだけで | 池森秀一 | 山根公路 | 4th配信シングル | |
| 25 | MC | |||||
| 26 | 10 | 広い世界で君と出逢った | 池森秀一 | 織田哲郎 | 1stアルバム『DEEN』収録曲 | |
| 27 | MC | |||||
| 28 | 11 | 銀色の夢〜All over the worldl〜 | 池森秀一 | 山根公路 | 1stベスト『SINGLES+1』収録曲 | |
| 29 | 1月29日公演「銀色の夢」演奏終了からサプライズ山根誕生日祝い | |||||
| 特典映像:Remote Talk 2020 | ||||||
リリースデータ
| 2020年3月27日 | 音楽Blu-rayチャート初登場8位(総合22位) | 売上0.15万枚 | Epic Records |
メンバー
| Vocal | 池森秀一 |
| Keyboards | 山根公路 |
| Support Members | |
| Guitar | 侑音 |
| Bass | 石田純 |
| Drums | 矢野顕太郎 |
DEEN28th映像作品。初のBlu-ray/DVDセットでの発売。Blu-ray/DVDの内容は全く同じ(洋画では自宅でBD、車や外でDVDという2枚組仕様がよくあり、そういう意図と思われるがその旨の記載も特にない)。2020年1月〜2月に行われた「DEEN LIVE JOY-Break22〜All Your Request〜」5会場全6公演のうち2日目となる2020年1月30日Zepp Tokyo公演の模様を全曲収録。ツアーは2月24日福岡公演を新コロ封じ目前でギリギリで開催して完走、直後に予定されていたFC限定の温泉ツアーは全中止となった。
Blu-rau/DVDセットでの発売となったため今作は一般発売は1種、Blu-ray扱いでBlu-rayチャートで扱われた。同公演のMCを省いた全曲を収録したライブCD2枚が付属したファンクラブ限定盤も発売された。映像作品でのファンクラブ限定盤は初で、アルバム含めると『DEEN
The Best FOREVER 〜Complete Singles+〜』『NEWJOURNEY』に続いて通算3度目。今回入手したのはFC限定盤で、最安最短ルートとなる月額制会員にヤフーウォレット支払い経由で入会→FC枠で商品購入→即退会という手法でこれにより定価+月額1ヶ月分330円での入手が可能であった。まああらゆる裏技を駆使すればBlu-ray/DVDからライブ音源だけ自力で抜き出す事も可能ではあるが映像のリッピング違法化とか色々あるからさ…
直近のリリースはツアーに合わせての配信シングル「そばにいるだけで」のみ。前年に『Ballads in Love-The greatest love songs of DEEN-』を出したばかりだがこちらはボーカル+ピアノ+ストリングス編成の作品でそのままの編成で東北ツアー「DEEN NEWJOURNEY TOUR “duo+” 東北編 〜Ballads in Love〜」、東京で「DEEN NEWJOURNEY TOUR “duo+” 〜Ballads in Love 〜追加公演」を行い年内で完結していた。今回は『Ballads in Love-The greatest love songs of DEEN-』の収録曲を投票で決めたのに触発されて次の通常ツアーもリクエストを募ってやろうと決定、1人5曲という指定で12月1日〜20日までメールで募集されていた。
結果90年代が多めになり、特に3rdアルバム『The DAY』収録作品が強い(「君さえいれば」も含む)。2018年の25周年ライブで原曲キーを取り戻してからはこれが実質3度目の通常編成ライブ(アコースティックとかリゾートとかビルボード以外)となるが、原曲キーで聞けるならという前提が投票者側にもあったのかもしれない。少なくともキーを下げていた2017年以前であればこんな90年代のキーの高い曲ばかり選ばなかったんじゃないかとは思う。2人になりバンドも一新されて以降はこれまでのマンネリな決まりごとはほぼ廃止になり、MC大幅削減、アコースティックコーナーなし、後半のメドレーもメドレーと言いながら全部フルサイズで披露、と基本的に曲をしっかり聞かせるという大前提になった。ショートサイズのメドレーやアコースティックが無くなった事で、たま〜に披露されてもアコースティックコーナー送られがちだった曲や、そこそこの頻度で披露されてたけどいつもメドレーのショートサイズみたいな曲が原曲キー原曲アレンジフルサイズで初映像化、もしくは2度目、20年以上ぶりという曲は意外と多い。「JUST
ONE」なんかもバンドでのフルサイズとなると横浜アリーナ以来だし、「VOYAGE」「少年」「日曜日」「広い世界で君と出逢った」辺りも原曲キーフルサイズは初映像化だったはず。選曲や構成は実は2008年のBreak13に少し似ている。冒頭3曲が丸々同じで「少年」「銀色の夢」がかなり久々に披露されたという点も共通しているが、Break13は軒並みキー2つ下げだった。今になっての原曲キーでの力強い歌唱、ほぼオリジナルのイメージを損なわない安定した歌唱とより安定感を増したサポートメンバーの演奏もあってここに来てベストアクトを更新していく勢いだ(ただし「JUST
ONE」だけはサビ後半の一部が裏声)。確かに2010年代後半から高音の伸びは増していたが同時に低音カスカスになりがちでもあって不安定だったのが何故こんなに急に良くなったのか。蕎麦森流蕎麦健康法の本がいずれ発売されその秘密が明かされる時が来るのだろうか。
特典映像はリモートで別スタジオで中継繋いで2人でツアーの思い出やお題に合ったこれまでの楽曲を書きだしてお互い当てられるか、お互いの褒め合い…などのリモートでのトークを収録。トーク自体は面白いがリモートにする必要は正直あまり感じられず、単にリモートブーム(?)に便乗しただけのような…。
蕎麦森としての活動が目立った2020年、蕎麦が5作もリリースされる一方、映像も2作出たとはいえ新曲は蕎麦「そばにいるだけで」、「間違いない世界」と配信2曲のみとなったが、秋にはリゾートライブも行うなど2020年は配信ライブに走らずに新コロ中止をうまく回避しながらの活動が続けられたのは奇跡的だった。2021年に予定されていた次のBreak23はついに中止になってしまったが…。
あと車でDVD流す事は無いしDVDは1度も使う事は無さそう…。これで値段もパッケージの厚みも跳ね上がるなら迷惑でしかないのでやはりセット販売は止めてほしい。
印象度★★★★☆
2021.1.9更新