DEEN JAPAN PARADE 47〜絆〜
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 備考 |
1 | OPENING MOVIE DIGEST | 各会場付近で当日撮影して流していたOP映像のダイジェスト | ||
2 | メンバー入場 BGMは「君へのパレード♪<Album Version>」の前奏 | |||
3 | 君へのパレード♪ | 池森秀一 | 山根公路 | 46thシングル |
4 | MC | |||
5 | このまま君だけを奪い去りたい | 上杉昇 | 織田哲郎 | 1stシングル 13thアルバム『マリアージュ』DISC-2『Triangle Cover Album』収録Ver. |
6 | Ikesta 動画 47tour 篇 PART1 | 各会場や土地での池森の自撮り映像集 | ||
7 | 未来のために | 池森秀一 | 池森秀一・ 宇津本直紀 |
7thシングル 13thアルバム『マリアージュ』DISC-2『Triangle Cover Album』収録Ver. |
8 | 47 Tour Episode Talk-1 | 3人でテーマごとに振り返るトーク映像 | ||
9 | 君がいない夏 | 小松未歩 | 小松未歩 | 12thシングル 32ndシングル『Starting Over』C/W収録Ver.(acoustic version) |
10 | 47 Tour Episode Talk-2 | 3人でテーマごとに振り返るトーク映像 | ||
11 | Summer boy's tears | 山根公路 | 山根公路 | 17thアルバム『PARADE』収録曲 山根ソロ(演奏も1人のみ) |
12 | MC | |||
13 | Sense of Nostalgia | 田川伸治 | 46thシングルType-CのみC/W 田川ソロ | |
14 | Ikesta 動画 47tour 篇 PART2 | 各会場や土地での池森の自撮り映像 | ||
15 | 翼を広げて | 坂井泉水 | 織田哲郎 | 愛媛2ndシングル 13thアルバム『マリアージュ』DISC-2『Triangle Cover Album』収録Ver. |
16 | 47 Can-Badge Episode Talk-1 | 各都道府県限定販売した缶バッジに記した漢字1字について厳選して由来をトーク | ||
17 | 少年 | 池森秀一 | 山根公路・ 田川伸治 |
8thシングル両A面曲 17thアルバム『PARADE』収録Ver.(PARADE Style) |
18 | 47 Can-Badge Episode Talk-2 | 各都道府県限定販売した缶バッジに記した漢字1字について厳選して由来をトーク | ||
19 | Memories | 池森秀一・ 井上留美子 |
織田哲郎 | 3rdシングル 『Classics FOUR BLUE Smile Blue』収録Ver.(2007) |
20 | 47 Can-Badge Episode Talk-3 | 各都道府県限定販売した缶バッジに記した漢字1字について厳選して由来をトーク | ||
21 | 瞳そらさないで | 坂井泉水 | 織田哲郎 | 5thシングル 36thシングル『Negai』C/W収録Ver.(2009) |
22 | Ikesta 動画 47tour 篇 PART3 | 各会場や土地での池森の自撮り映像 | ||
23 | サマーソング | 池森秀一 | 山根公路 | 17thアルバム『PARADE』収録曲 |
24 | Ikesta 動画 47tour 篇 PART4 | 各会場や土地での池森の自撮り映像 | ||
25 | ひとりじゃない | 池森秀一 | 織田哲郎 | 9thシングル 13thアルバム『マリアージュ』DISC-2『Triangle Cover Album』収録Ver. |
26 | 47 Tour Episode Talk-3 | 3人でテーマごとに振り返るトーク映像 | ||
27 | Ikesta 動画 47tour 篇 EXTRA | 池森によるデータ消失謝罪映像 | ||
28 | MC | |||
29 | キズナ | 池森秀一 | 山根公路 | 17thアルバム『PARADE』収録曲 |
30 | MC〜エンディング | |||
<特典映像> | ||||
1 | I need my car | 山根公路 | 山根公路 | 46thシングルType-BのみC/W 山根ソロ(3人で演奏) |
2 | Sensual Blues | 田川伸治 | 17thアルバム『PARADE』収録曲 田川ソロ | |
3 | 池森秀一の「蕎麦道」 | 池森ソロトーク映像 | ||
4 | 田川伸治の「思い出会場5選」 | 田川ソロトーク映像 | ||
5 | 山根公路の「酒とつまみと47ツアー」 | 山根ソロトーク映像 |
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 備考 |
1 | 君へのパレード♪ | 池森秀一 | 山根公路 | 46thシングル |
2 | このまま君だけを奪い去りたい | 上杉昇 | 織田哲郎 | 1stシングル 13thアルバム『マリアージュ』DISC-2『Triangle Cover Album』収録Ver. |
3 | 未来のために | 池森秀一 | 池森秀一・ 宇津本直紀 |
7thシングル 13thアルバム『マリアージュ』DISC-2『Triangle Cover Album』収録Ver. |
4 | 君がいない夏 | 小松未歩 | 小松未歩 | 12thシングル 32ndシングル『Starting Over』C/W収録Ver.(acoustic version) |
5 | Summer boy's tears | 山根公路 | 山根公路 | 17thアルバム『PARADE』収録曲 山根ソロ(演奏も1人のみ) |
6 | Sense of Nostalgia | 田川伸治 | 46thシングルType-CのみC/W 田川ソロ | |
7 | 翼を広げて | 坂井泉水 | 織田哲郎 | 愛媛2ndシングル 13thアルバム『マリアージュ』DISC-2『Triangle Cover Album』収録Ver. |
8 | 少年 | 池森秀一 | 山根公路・ 田川伸治 |
8thシングル両A面曲 17thアルバム『PARADE』収録Ver.(PARADE Style) |
9 | Memories | 池森秀一・ 井上留美子 |
織田哲郎 | 3rdシングル 『Classics FOUR BLUE Smile Blue』収録Ver.(2007) |
10 | I need my car | 山根公路 | 山根公路 | 46thシングルType-BのみC/W 山根ソロ(3人で演奏) |
11 | Sensual Blues | 田川伸治 | 17thアルバム『PARADE』収録曲 田川ソロ | |
12 | 瞳そらさないで | 坂井泉水 | 織田哲郎 | 5thシングル 36thシングル『Negai』C/W収録Ver.(2009) |
13 | サマーソング | 池森秀一 | 山根公路 | 17thアルバム『PARADE』収録曲 |
14 | ひとりじゃない | 池森秀一 | 織田哲郎 | 9thシングル 13thアルバム『マリアージュ』DISC-2『Triangle Cover Album』収録Ver. |
15 | キズナ | 池森秀一 | 山根公路 | 17thアルバム『PARADE』収録曲 |
リリースデータ
2017年12月27日 | 音楽Blu-rayチャート初登場4位(総合32位) 音楽DVDチャート初登場23位(総合70位) |
売上不明 売上0.05万枚 |
Epic Records |
メンバー
Vocal | 池森秀一 |
Keyboards | 山根公路 |
Guitar | 田川伸治 |
DEEN22nd映像作品。DVD通算23作目、Blu-ray通算10作目。07年、12年に続く3度目の47都道府県ツアーとして2017年5〜9月に行った「DEEN 47都道府県ツアー2017 〜Triangle 絆 Lap3〜」のライブ映像&ドキュメント&振り返りトークを収録。ライブ映像は9月2日徳島県オデオン座公演を中心として、オデオン座で披露しなかった一部楽曲を前日の9月1日愛媛県松山市民会館小ホール公演の映像で収録している。特典映像のうち「Ikesta 動画 47tour 篇」は17thアルバム『PARADE』初回盤BのDVDに途中までの映像が収録されていたが(発売がツアー中だったため7月分まで)今作では完全版として再編集されている。DVD盤は映像のみ(DVD1枚のみ)、Blu-ray盤にはMCを省いて映像になっている全曲を収録したライブCDが付属する。
作品としてのフォーマットは前回の『DEEN JAPAN ROAD 47〜絆〜』を踏襲していて、パッケージには曲目の後にコーナー名が羅列されているのみだが、実際にはライブ映像をメインに合間合間に各コーナーを分割して差し込む構成。リゾートライブでの軽井沢や逗子、LIVE JOY300回記念でのZEPP FUKUOKA、以前の47都道府県ツアーでの一部映像を最終地沖縄で収録した以外には基本的に東京での映像収録を行っていた中で今回は徳島県中心+愛媛少々という四国での映像収録は視覚的には非常に新鮮。
3度目となった47都道府県ツアーはツアー途中にサポートを入れずに打ち込みで制作したアルバム『PARADE』を発売したが、アルバムを引っ提げてというよりも初期のヒットシングルを中心としたセットリストになっている。インタビューで田川さんが語っているが、初めてDEENを見る人も多いので代表曲を中心とする事にこだわったという。武道館公演でも選曲は鉄板じゃないといけないみたいなことを語っていたのが田川さんだったが…。今作を買うほどのリスナーにしてみれば非常につまらない選曲だな…と。最新シングルとそのC/Wのソロ2曲、「キズナ」「サマーソング」、アルバムでリメイクした「少年」以外は5年前のTriangle Cover Versionを基本とした初期シングルがズラリ。夏のツアーでもなかなか歌われなかった「君がいない夏」が入ってきたのが珍しかったり、「未来のために」や「Memories」も割と久々ではあるし、そもそもTriangle Cover Version自体が5年ぶり2度目の披露ではある。しかしそれにしたってここにきてまた随分と初期トップ10ヒットを出していた時代の曲だけに極端に傾けてきたなと思う。バンドでやれる曲をわざわざ打ち込みで制作した『PARADE』はこのツアーに合わせたのかと思いきや、この3人だけのライブでほとんどの曲やらないんだったら無理にアルバム作る必要なかったんじゃ…。
ただこの非常につまらなく思える選曲だが、意外なことに的外れということもなく、各会場でDEENを初めて見る人を毎回聞いたところ、地方は特に5〜7割くらいは挙手したそうで、インタビューやIkesuta動画では池森さんが幾度となくその事について触れているので、新たな客層を掴んでいるという実感が相当強かったようだ。ここ5年くらいは特に武道館でもホール公演でも(ホールは何気に1回しか行ってないけど)どんどんガラガラになって客が減っている印象しか無かったのでこれはかなり意外だった。
演奏は過去2回よりも同期導入感(?)が強くなった。3人だけ、アコースティックといいつつ、一部楽曲では最早パカドンパカドン程度では済まないようなこれはほぼバンド演奏じゃないか…というような同期を普通に鳴らしたりしているので音のクオリティは上がっているものの(07年はザ・リズムマシーンみたいな簡易な機械音を同期させていた)、3人だけで演奏しているという感覚はこれまで以上に薄まった。実際機材も10年前に比べるとかなり大量に詰め込んでトラック移動になっていたらしいので(10年前はリアルに免許持ってない山根さん除いたメンバーも運転手を兼ねながらライトバンで移動していた)、ライブの音の完成度としては上がっているのかもしれないけど、同期まみれになりすぎてくると生演奏の醍醐味も薄れてしまって難しいところではある。
3人でのインタビュー映像はこれまで以上にテーマを決めてコーナーとしてまとめている。今回はバラエティ番組みたいなツッコミのテロップが数は少ないが時々表示されたりと面白く編集する手間もかけてあって見やすかった。一方Ikesta 動画は05,6年頃から収録するようになっていたツアー移動中のドキュメントとかメイキング映像の代価のようなもの。過去のツアードキュメント映像でも池森さんがカメラ回すようになったりもしていたんだけど、今回は文字通りインスタ画面をパロったようなデザインなので映像の画面がかなり小さい。さらに池森さんが基本的に1人で自撮りしているだけなのでメンバーはほとんど出てこないし、池森さんの喋りも自撮りテンションでボソボソ、言っている内容も背景が違うだけでほとんど同じ(絶景が凄いでしょと終演後の感想で盛り上がったとか、初めて来た人が半分以上だった等)だったりする。07年のドキュメントは曲をかけて途中ダイジェストで軽快にすっ飛ばしていた程だったのに今回は全会場分という長尺。いくら分割されていてもこれまでのドキュメントやメイキングに比べてもキツいものがあった。しかも一部映像をミスで消してしまったという謝罪映像まで2度出てくる始末。栃木での映像が消えたというのはいいにしても各会場で収録してきた「キズナ」の映像がメモリカード破損により全部消えたというのはかなり謎だ。スタッフはバックアップも取らずにそこまで池森さん1人に管理任せっぱなしだったのだろうか…。
新たな試みとして今回は特典で3人それぞれがソロでツアーを振り返るコーナーも収録。池森さんはワインに続いて蕎麦好きアピールを開始し、印象に残った蕎麦屋や蕎麦の魅力を力説。同じ1人喋りでもIkesta 動画と違ってスタッフを前にちゃんとした映像収録として喋っているためか、テンションも喋りの調子も滑らかでこっちは普通に面白かった。蕎麦の話に需要があるのか心配しながらも、次の瞬間には蕎麦企画の続編への意欲全開で終わる辺りも実にらしさ全開。田川さんは1番真面目に印象に残った会場を上げながら、会場での音作りについても語っていて最もミュージシャンらしい内容。山根さんは実家の居酒屋で飲みながら振り返りトークでこちらは安定の面白さ。そんなわけでかなりボリュームたっぷりな映像集だった。
ライブCDは本編の楽曲を全部CDにまとめた形なので、映像はなかなか見返すことは無さそうだけど、お手軽に聞くには便利な1枚。ただ映像が無いとますますこれ3人だけのライブなのか…?と思うほど色々な音が一緒に鳴っているな…と思わなくもない。
印象度★★★★☆
2018.1.7更新