LIVE JOY COMPLETE 2006-2007
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 備考 |
1 | ダイヤモンド | 池森秀一 | 山根公路、池森秀一 | 33rdシングル |
2 | Memories | 池森秀一 | 織田哲郎 | セルフカバーベスト『The BEST キセキ』収録Ver. 3rdシングル |
3 | 瞳そらさないで | 坂井泉水 | 織田哲郎 | 5thシングル |
4 | このまま君だけを奪い去りたい | 上杉昇 | 織田哲郎 | 1stシングル |
5 | 翼を広げて | 坂井泉水 | 織田哲郎 | 2ndシングル(イントロのみ『キセキ』) |
6 | 虹の彼方へ | 池森秀一 | 池森秀一、時乗浩一郎 | 8thアルバム『Diamonds』収録曲 |
7 | ロッソ!! | 池森秀一 | 池森秀一、時乗浩一郎 | 8thアルバム『Diamonds』収録曲 |
8 | 無伴奏ヴァイオリン・パルティータ 第3番 ホ長調 BWV1006:前奏曲 |
バッハ | 田川伸治ソロ クラシックカバーのギターソロ | |
9 | 扉 | 池森秀一 | DEEN | 8thアルバム『Diamonds』収録曲 アコースティック |
10 | 哀しみの向こう側 | 池森秀一 | 池森秀一、山根公路 | 21stシングル アコースティック |
11 | 光の珠〜The shining ball〜 | 池森秀一 | 山根公路、田川伸治 | 33rdシングルC/W アコースティック |
12 | Life is | 池森秀一 | 田川伸治 | 8thアルバム『Diamonds』収録曲 |
13 | Sail Away | 池森秀一 | 田川伸治 | 8thアルバム『Diamonds』収録曲 |
14 | ひとりじゃない | 池森秀一 | 織田哲郎 | セルフカバーベスト『The BEST キセキ』収録Ver. 9thシングル 14〜16メドレー形式 |
15 | 起き上がれよBOY | 池森秀一 | 山根公路 | 4thアルバム『'need love』収録曲 |
16 | Good Good Time!! | 池森秀一 | 田川伸治 | 7thアルバム『ROAD CRUISIN'』収録曲 |
17 | Family | 池森秀一 | 山根公路 | 8thアルバム『Diamonds』収録曲 |
18 | 夢であるように | 池森秀一 | DEEN | 13thシングル |
Encole | ||||
19 | 『上海ロックスター』前のやり取り | |||
20 | 上海ロックスター | 山根公路 | 山根公路 | 8thアルバム『Diamonds』収録曲 山根メインボーカル |
21 | We can change the world | 池森秀一 | 田川伸治 | 5thアルバム『pray』収録曲 |
22 | MC | |||
23 | Starting Over | 池森秀一 | 織田哲郎 | 32ndシングル |
24 | メンバー紹介 | |||
W-Encole | ||||
25 | 果てない世界へ | 池森秀一 | 山根公路 | 2ndアルバム『I wish』収録曲 |
※11=2番英語訳詞:ボビー・バレンタイン
No | タイトル | 内容 |
TOUR DOCUMENT 2006-2007(約79分) | ||
1 | 2006/12/09〜12/31 | 全20公演に密着した舞台裏ドキュメント映像 池森自ら撮影したメンバーやスタッフの映像中心に収録 |
2 | 2007/01/05〜01/21 | その中盤 関西〜九州方面まで連泊で巡って最後は札幌まで移動 |
3 | 2007/01/27〜01/28 | その最終公演 東京厚生年金会館の様子 |
4 | BOBBY&DEEN ON STAGE | 最終日、バレンタイン監督の出演シーン完全収録(約6分) |
5 | LIVE TALK COMPLETE | 本編ではカットされたアコースティックコーナーでのMCを完全収録(約22分) |
豪華特典:15周年メモリアルシステムバインダー&インデックス型ライブフォトカード
リリースデータ
2007年4月25日 | 音楽DVDチャート初登場11位 | 売上不明 | BMG |
メンバー
Vocal | 池森秀一 |
Keyboards&Chorus | 山根公路 |
Guitars&Chorus | 田川伸治 |
Bass | 宮野和也 |
Drums,Percussion | HIDE |
DEEN9th映像作品。BOX形式になっているライブ&ドキュメントの2枚組。2007年1月28日の東京厚生年金会館でのLIVE JOY Break11の最終日のライブをフル収録。ドキュメントDVDではツアー全公演の舞台裏に密着している。またツアー中に池森が自らカメラをまわして、移動中や楽屋でのメンバー、スタッフの様子を撮影した映像もふんだんに盛り込まれている。加えてバレンタイン監督の出演シーン、アコースティックコーナーでのMCといった本編DISCでは流れ上カットされた部分もこちらに収録されている。2枚合わせて4時間8分に達する。BOX仕様になっているが、その大半の面積はシステムバインダーとその中に封入されているライブフォトカードが収納されたケースに使用されている。同時発売のシングル『Classics THREE 夢の蕾』には早くもこのバインダーに綴じることが可能な15周年へのカウントダウンが記載されたフォトカレンダーがついている。
この公演のアミュー立川でのライブに行った。当日の感想はここ参照。なおドキュメント映像ではこのアミューたちかわでの様子が最も当たり障りない舞台裏オンリーで時間も最短(たぶん)であっさり流されたのが悲しかった…。この時とは一部セットリストに違いがある。『虹の彼方へ』はなかったし、あの時はクリスマス前だったこともあり、アコースティックコーナーの曲は2曲差し替えになっている。また挨拶も終了し、アナウンスも流れて完全に公演が終了したと思ったら、再びメンバーが登場して『果てない世界へ』を披露するというダブルアンコールなどはファイナルならでは。池森の声の調子はまずまずといったところだが、最新アルバムを始めとして02年AOR以降の近年の曲、近年のアレンジの曲では特に問題はない。だが、オリジナルで披露された大事なデビュー曲『このまま君だけを奪い去りたい』とラストの『果てない世界へ』では声が出し切れていない。
ライブDISCは合計141分に達するが、アンコール前までには90分程度。残り50分がアンコールということでかなりアンコールが長くなっている。山根のオモシロキャラが全開になる『上海ロックスター』が前振り含めて20分近くかけている。ここ数年で山根のオモシロキャラ開眼といい、キャラクター面においては特にメンバーに親しみがわくようになってきている。ビーイング時代にはなかったことだ。
またここ最近の作品でドキュメント部分の公開も増えてきたが、ついには単独DISCができるほどの長さにまでなった(前作もシングルの特典で30分近いドキュメントDVDにはなっていたけど)。まさに完全版といった感じで今回のツアーの様子が裏舞台も含めて見れるというのは楽しい。アコースティックコーナーでのMCは決して面白いとは言えないが、まあこの辺は本編には入れなかったこともあり、サービス的意味合いが強いのだろう。バレンタイン監督に関しては、冒頭『ダイヤモンド』での彼の担当パートを生でやるはずが(他の公演では新たに収録した声が使われていたそうだ)、監督がマイクを忘れてしまったせいで全く声が聞こえなかったというトラブルがあったという。そのおかげで本編に収録できず、こっちに流されたのかもしれない。何はともあれ内容たっぷりの文字通りの完全版でファンなら大満足の構成である。
印象度★★★★☆