PREMIUM DISC
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | 銀色の夢〜All over the world〜 English Version | 池森秀一 | 山根公路 | 池田大介 | 1stベスト『SINGLES+1』収録曲 英語バージョン 初収録音源 |
2 | 夢であるように〜テイルズ オブ デスティニー Version〜 | 池森秀一 | DEEN | 池田大介 | 13thシングル ゲームのサントラ盤収録Ver、34thシングルC/W収録Ver. ゲーム「テイルズ オブ デスティニー 」主題歌バージョン |
3 | ひとりじゃない〜TV Version〜 | 池森秀一 | 織田哲郎 | 古井弘人 | 9thシングル 初収録音源 アニメ「ドラゴンボールGT」EDバージョン |
4 | 君さえいれば〜TV Version〜 | 小松未歩 | 小松未歩 | 池田大介 | 15thシングル アニメのサントラ盤収録Ver. DEEN作品初収録 アニメ「中華一番!」OPバージョン |
5 | MY LOVE〜TV Version〜 | 池森秀一 | 山根公路・ 宇津本直紀 |
DEEN | 19thシングル 初収録音源 昼ドラ「風のゆくえ」主題歌バージョン |
6 | 哀しみの向こう側〜TV Version〜 | 池森秀一 | 池森秀一・ 山根公路 |
DEEN | 21stシングル 初収録音源 昼ドラ「幸福の明日」主題歌バージョン |
7 | 永遠の明日〜テイルズ オブ ハーツ Version〜 | 池森秀一 | 池森秀一 | DEEN・ 時乗浩一郎 |
34thシングル ゲームのサントラ盤収録Ver. DEEN作品初収録 ゲーム「テイルズ オブ ハーツ 」主題歌バージョン |
8 | このまま君だけを奪い去りたい〜Triangle Cover Version〜 | 上杉昇 | 織田哲郎 | 田川伸治 | 13thアルバム『マリアージュ』DISC-2『Triangle Cover Album』収録Ver. |
9 | このまま君だけを奪い去りたい〜キセキ Version〜 | 上杉昇 | 織田哲郎 | 岩田雅之 | 31stシングル(セルフカバー)、セルフカバー『The BEST キセキ』収録Ver. |
10 | このまま君だけを奪い去りたい〜Acoustic Version〜 | 上杉昇 | 織田哲郎 | DEEN | Classics One WHITE『Christmas time』収録Ver. |
11 | このまま君だけを奪い去りたい | 上杉昇 | 織田哲郎 | 葉山たけし | 1stシングル BOX内1stアルバム『DEEN』と重複 |
訳詞:Romeo V.Gonzaga(1)
※2〜7は全て1コーラスのみ
1コーラスの曲が多いので34分半の長さとなっている。これ以外に最も有名なところではコナンVer.の「君がいない夏」があるのだが何故かスルーされた。あとポカリCM初期Ver.(最後の歌い方が異なる)「瞳そらさないで」とか。ZARDに収録されたコナンVer.がスルーされたのとは逆にZARDにはスルーされた「中華一番!」Ver.は収録されているのも謎だ。完全な初CD化音源は4曲のみで、DEENの作品に収録されるのが初めてなのを加えても6曲。残り5曲は既にDEENの過去の作品に収録されたものであり、プレミアムではない。
分かる限りので各曲解説
1.銀色の夢〜All over the world〜
English Version
タイアップが長野オリンピックの公式ボランティアサポートソングだった事もあり、当時からグローバルな展開を予期してか、英語バージョンも存在していた。収録された『SINGLES+1』を引っ提げのツアーBreak2のエンディングでは英語バージョンでかかっていてその模様はC/W集の初回盤DVDで確認できる。当初の予定リリース数の前に途中で終了してしまったat
the BEING studioでDEENが出るなら収録されるとも噂されていたが、結局存在が当時からファンの間では広く知られながらも未収録のままだった。英語で歌っている以外はアレンジは全く同じなのでボーカルが差し替わっているだけではないだろうか。またサビの「銀色の夢」の部分は英語詞では「Going
for my golden dream」となっており、シルバー(銀)ではなく、ゴールド(金)に変更されている。選手ではなくボランティア応援歌とはいえ、やはり金銀銅を目指すオリンピックタイアップで日本語よりも広く意味が知られるであろう英語バージョンでWhy?Silver?というツッコミを避けるために気を遣ったのだろうか。
2.夢であるように〜テイルズ
オブ デスティニー Version〜
当時はプレイステーションで発売され、その後PS2でも再発された人気ゲーム「テイルズ
オブ デスティニー」の主題歌バージョン。ゲームのサントラに当時収録されたのみだったが、DEENの作品にも同じシリーズのゲームタイアップだった縁でシングル「永遠の明日」C/Wに収録され、初回盤DVDにはゲーム映像まで付属したため、真新しさはあまり無い。オリジナルと違い、最初からバンドサウンドで始まり、サビ前の「迷い」が2コーラス目と同じ上げるメロディーになっているほか、サビは2番前半とラストサビ後半を組み合わせている。リマスター効果はそこまで分からないが、今回のBOXにオリジナルの「夢であるように」が未収録な事を考えるとこのリマスターでオリジナルを聞きたかった。
3.ひとりじゃない〜TV Version〜
アニメ「ドラゴンボールGT」EDバージョン。完全初音源化。基本的には原曲に近いアレンジだが全面的に演奏が異なっており、原曲よりもざらっとした質感でデモっぽい雰囲気になっている。よりサウンドをはっきりさせてブラッシュアップしたのがシングル版といった印象。
4.君さえいれば〜TV Version〜
アニメ「中華一番!」OPバージョン。当時のアニメサントラ盤に主題歌バージョンとして起用されたZARDや大黒摩季など6曲全てが収録されていた。そちらの音源を所持しているが、リマスターで音に迫力が増しているのが分かる。オリジナルと異なりロック色の強いアレンジで、最初からアップテンポとなっているが、ドラムの質感が(派手ではあるけど)打ち込みっぽいかも。今作の2〜7の中では最も違いがある。
5.MY LOVE〜TV Version〜
完全初音源化。ピコピコピコンという謎の素早いピアノの音から始まるのは昼ドラ主題歌だったせいだろうけど違和感ありすぎ。ほとんど原曲と同じアレンジだが、サビで本格的にバンドが入ってきても全体的にややギターが奥に引っ込んでいて、ボーカルを前に出したミックスになっている。シングルのようなロックバラード的な壮大さが無く、おとなしい印象。
6.哀しみの向こう側〜TV Version〜
完全初音源化。イントロを超絶に短くカットしてすぐに歌が始まり、歌詞は全て2番。アレンジも2番になってバンドが入ってからの原曲に近いものだが、原曲よりサビの勢いがある気がする。少しテンポが速くなっている?
7.永遠の明日〜テイルズ オブ
ハーツ Version〜
DSで発売された「テイルズ オブ ハーツ」の主題歌バージョン。当時ゲームのサントラに収録された。最初からバンドサウンドという点は「夢であるように」と同様だが、原曲よりキーが1つ高くなっているのが最大の特徴。発売前にゲームの宣伝CMとして先にこちらの音源が公開されたので、CD版ではキーが下がっていて少し違和感があった。
8〜11.このまま君だけを奪い去りたい4連発
現存するスタジオ音源バージョン4種を新しい順に収録。段々声が若返り、キーが上がる。全くプレミアムな音源ではない。8〜10はBOX収録対象外の作品に収録されていたのでまだいいとしてラストを飾るオリジナルは1stアルバム『DEEN』と完全重複。この収録内容が発表され、あまりに下に予想を突き抜けて逆にもう1回上から出てくるくらいありえない事態に、購入を辞める理由になったというファンも多そうだ。どうしてこうなってしまったのだろうか。最早誰も笑わない1発ギャグを狙った以外に収録意図が見えず、スタッフが何を考えてこんな事をしたのか全く分からない。4曲ともアレンジも味わいも異なり、個別に聞く分には非常に素晴らしいのは確かだが、この場で4連続で聞きたい音源ではない。このまま君だけを奪い去り疲れ、このまま君だけを奪い去りたいをこのDISCから奪い去りたい気分になった。