The DAY

No タイトル 作詞 作曲 編曲 備考
1 ONE DAY 池森秀一 宇津本直紀 DEEN  
2 love me 池森秀一 山根公路 池田大介 12thシングル『君がいない夏』C/W 再録音
3 手ごたえのない愛 小松未歩 小松未歩 徳永暁人 16thシングル 最高13位 売上5.5万枚
4 GRAVITY 池森秀一 DEEN DEEN&池田大介  
5 VOYAGE 池森秀一 山根公路・
宇津本直紀
池田大介  
6 Guilty〜消えることのない罪〜 池森秀一 山根公路 DEEN  
7 逢いにゆくよ 池森秀一 山根公路 古井弘人  
8 眠ったままの情熱 池森秀一 山根公路・
宇津本直紀
DEEN  
9 さよなら 池森秀一 田川伸治 DEEN&池田大介  
10 君さえいれば 小松未歩 小松未歩 池田大介 15thシングル 最高11位 売上13.1万枚
11 君のいないholiday 池森秀一 宇津本直紀 DEEN  
12 A day in my life 池森秀一 山根公路・
宇津本直紀
DEEN&時乗浩一郎  

リリースデータ

1998年12月16日 初登場9位 初動7.9万枚、売上14.3万枚 Sound Produced by DEEN
Produced by BMF
BMGジャパン(BERG)

メンバー

Vocal,Chorus 池森秀一
Keyboards,Chorus 山根公路
Guitars,Bass,Chorus 田川伸治
Drums,Percussion,Chorus 宇津本直紀

DEEN3rdアルバム。『SINGLES+1』から9ヵ月、オリジナルアルバムとしては2年3ヵ月ぶり。前作以降のシングルのうち『SINGLES+1』に収録された「君がいない夏」「夢であるように」「遠い空で」は未収録となり、以降の2シングルが収録された。「君がいない夏」C/Wだった「love me」は演奏を一部再録音して収録。「君さえいれば」まではB-Gramだったが、「手ごたえのない愛」からビーイングがBMGに新レーベルBERGを設立して移籍した。今作では初めてサウンドプロデュースとしてDEENがクレジットされたほか、『SINGLES+1』に続いて田川伸治のクレジットにBassが記載されている(今作が最後)。また結果的に4人で制作された最後のアルバムとなった。シングルはトップ10入りならず、今作ではかろうじてトップ10入りは果たしたものの、売上は激減した。

1stの手探り感、2ndの半ベスト状態を経て、初めてオリジナルアルバムらしくまとめたアルバム。全体通してコンセプトが通されているというほどではないが、「ONE DAY」がシンプルなアコースティックな短曲、「A day in my life」がアカペラ曲で1日の終わりを感じさせる楽曲となっているので、タイトル通りThe DAY(1日)をテーマにしたようなまとまりも感じる。シングル2曲が力強いロック調だったのと同じく今までになくロック調だった「love me」が改めて収録されたように今作は「love me」の作風を延長・拡大したようなところがあって全体に力強いロックサウンドが特徴的。後にこの時のツアーがハイキーの曲ばかりできつかったと振り返っているように、池森の力強い高音の伸びを生かした曲が多い。「VOYAGE」のような壮大さと力強さが同居した楽曲は後にも先にもないものだと思う。4人組バンドDEENがビーイングという枠の中で徐々にバンドの方向性を定めて個性が花開いてきたという印象。今作では初期のC/Wを中心に作曲していた池森作品が無くなったものの、山根・宇津本が個人・共作含めて良曲を連発。「Guilty〜消えることのない罪〜」「逢いにゆくよ」と歌詞で差別化されているものの、バラード2連投のところだけやや中だるみするものの、スルリと聞ける1作。

このロックテイストのまま翌年以降はバラードでのシングルを出すが、99年いっぱい、次のアルバム制作に入る前に宇津本直紀が脱退してしまったのはせっかく4人組バンドとしてグングン伸びていく感じがあっただけに残念だった。宇津本はかなり優れた作家だったし、この4人でのバンドサウンドをせめてもう1作聞きたかった。DEEN作品の中ではやや異色のかっこよさではあるが、個人的には最高傑作を争う1作。

The DAY

印象度★★★★★

2019.1.23修正

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