原始的・世紀始な日記’05 夏唄
2005年8月(後半)
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よみがえれ、俺
8月31日(水)
海猿 9話/がんばっていきまっしょい 8話
海猿 9話
池澤(仲村トオル)の殉職にショックで覇気がなくなってしまった仙崎(伊藤英明)。最後に池澤が生まれた子に与えた名前は自分と妻の名前を一文字ずつ取った真子だった。環菜(加藤あい)とのデートでも元気がなくそんなところに先日GAME OVERになられた冬柴(鈴木一真)が登場。初対面であったがやりがいがあるかと聞かれて曖昧な返事をした仙崎。後日、環菜に「もう少し覇気のある奴だと思ってたが」などと嫌味を言い「恋愛など止めておけ」などと急に厳しい事を言い始めた。全て振られた腹いせにしか見えん…。
これじゃ使えないということで仙崎は広島の呉にある潜水士の教官の手伝いとして行くことに。映画の舞台となっただけに懐かしい。そこでは吉岡(佐藤隆太)やかつての下川(時任三郎)のバディで事故で引退していたが待っている下川のために復帰をかけて参加していた矢吹(布施博)もいた。
環菜(加藤あい)は池澤の妻に池澤が目の病気だったが仙崎のために潜水士を続けていたことを聞き広島まで会いに行ってそのことを報告。矢吹や吉岡にも影響された仙崎は見事に復活を果たしたのであった。
てことで池澤の死亡から仙崎の復活まで。この後もう1つか2つ事件を乗り越えて最終回だろうか。
がんばっていきまっしょい 8話
一気に2年生の夏を過ぎて秋に突入。悦子(鈴木杏)が中田(田口淳之介)を好きだと知った残り4人は悦子をのせ、いろいろあーしろこーしろと言う。他の3人は置いといてリー(相武紗季)までもが調子に乗っていたが自分のときは「気使われるの嫌い」だの「やめろ」だの散々干渉されるのを嫌がってたのに。他人の時はいいんだね。とことん自己中なやつだ。大阪への修学旅行中、中田を誘おうとした悦子だが中田には5歳年上であの初期型飯田香織みたいな女のお姉さんと昔付き合ってたそうで忘れられないとか言って過去をペラペラ話してくれた。受験で別れたってことは高校3年生まで付き合ってたわけでそうなると中田は中1である。どんだけマセてたんだよ、中田。付き合ってたって…。一度会いに行って撃沈した中田だがリーの「見に行こう」という強引な誘いで悦子とリーが見に行ったところ、いい人だと発覚。ここでも強引に干渉するリーの身勝手な行動が気に喰わないところだが当の悦子は全く気にしていない。最後は悦子がまた中田を連れて行き、今は夢のために余裕がないと言って別れた2人だが中田はいつか迎えに行くと闘志を燃やす始末。悦子は自動的に振られてしまった。
一方地元ではオノケンコーチ(池内博之)がボート代表復帰をかけて伸び盛りの新人とレースを行おうとしていた。オノケンコーチは人気があるらしくいつもは悦子たちに嫌味を言うためだけにこっちにわざわざやってくる初期型飯田香織みたいな嫌味女もちゃっかり応援に加わっていた。悦子の父(大杉蓮)までもが大張り切りで「地元の星だ」などと大騒ぎして応援団長と化していた。しかしオノケンは張り切りすぎて熱に見舞われ当日は注射を打っての厳しい戦いに。
レースがスタート。応援しまくる地元軍。相手の伸び盛りの選手には誰も応援が居ないのが何とも寂しい。やばそうだったがCMとの連動タイアップである愛車のポルテで駆けつけた仁美(石田ゆり子)の応援で無事勝利。
そして時は流れて一気に3年生へ。振られた悔しさをボートにぶつけすぎたのか悦子が腰痛を気にしながらも全国行きをかけたレースが開始された。といきなり怒涛のスピードで話が展開。さらに悦子の父は応援に加熱しており完全に別人になってしまった。はまりすぎだよ、あんた…。
さて今回も悲惨だった後輩2名。修学旅行になったため当然出番なし。練習の間もハブられっぱなしで姿が見えないし、オノケンの応援にも姿が見えなかった(いたかもしれないが存在が薄すぎて分からなかった)。オフシーズンになる時にも5人で感慨深げにシャッターを閉めていたが後輩の姿どころか男子の姿さえない。唯一出ててきたのは練習でみんなで腕立てするときの1シーンのみ。しかしここで少しは救いが。
ユニフォーム買ってもらえてる!
ようやく体操着卒業。ユニフォームをもらえたのであった。なんか泣けてきたぜ。
ついでに3年生になったので男子のたくさんいた先輩達も引退していなくなってしまった。ラストで女子の応援に向かう男子部員は中田と関野(錦戸亮)と後輩がちょっといただけ。さすがに少なすぎるし優勝して全国を決めたようだったからもっと部員はいるのだろう。それにしてもヒメ(佐津川愛美)にホレていた男子部長は最初だけで後は制作者も忘れたんじゃないかというくらい何もないままフェードアウト。無念でした。
8月30日(火)
スローダンス 9話
スローダンス 9話
教習所を辞めて映画監督になるぞぉ!の勢いでキスをして(7話)、酔った勢いでベッドインを果たした(8話)このドラマ。例によって勢いでいってしまっただけに深津も妻夫木もウダウダ悩む。バイト先のタコス屋で悩んでいた妻夫木は一坂進(温水洋一)に相談に乗るよと言われる。夜な夜な電車男へのアドバイスを行っているこの男、相談されるのは得意だという態度だったが妻夫木の話を聞いて「そっちの悩みですか…」とすっかりひいてしまって何も言えない。電車男のはるか先の次元の話であるためついていけないのであった。
そんな中、このままじゃ映画コンテストにも間に合わないので合宿を決行。小林麻央とも久々に会ったがすっぱり振ってしまった。最初は激しく片思いしてたくせに、両思いだと分かった途端に深津の方へ傾いてしまった妻夫木の心情の変化はよく分からん。
一方で深津はキッズブランドが開店するかしないかの窮地にたたされていたが先週いきなり登場した同期の梶とかいう巨人清原の一般人Ver.みたいなおっさんの手腕でなんとか開店へこじつけたが店長を海外本社の金髪外人女に仕立てるという条件になってしまった。店長降板でアシスタントになった深津はけなげに頑張っていたが金髪外人女は深津たちスタッフが用意していた服や室内装飾をことごとく変更するように要請。タチが悪いのが全部日本語じゃないため、通訳を通すわけなのだがこの通訳も一方通行。こちら側の意見を金髪外人女に伝える様子が一切ないため文句も言えない。挙句の果てに「私はただの通訳ですから」とかぬかしやがる。だからこっちの意見も訳せっての!
さすがに深津に同情しかけていたのだがラストでは妻夫木に対して暴言を連発。妻夫木を怒らせてさらに自分も激怒して帰ってしまった。なんなのこのバカ?もういいよ、梶くんとお幸せに。妻夫木も小林にしとけって。だいたい勢いで関係が進むようになってから噛み合ってなくて見てらんない。
ついでに先週退場したかに見えたケバキツ女は再登場。妙ににこやかに登場してキツの部分がなくなりケバニコ女へと変貌していた。吹っ切れたらしい。
広島・昭和20年8月6日
その後このドラマを見てみた。原爆が落ちる瞬間まで平和を信じて生きていた姉弟たちの姿を描いたこのドラマ。見始めたときにはすでに弟は出兵してしまったらしくフェードアウトしていた。残った長女(松たか子)、次女(加藤あい)、三女(長澤まさみ)、及び次女が5日に結婚した玉山鉄二、長澤の同級生で差別を受けている在日朝鮮の女の子、出兵していたが松たか子に会いに6日に戻ってくる事になっている国分太一なんかが出ていた。基本的にずっと平和な日常を描いていた。終戦間近のわりには旅館を経営している主人公姉妹は裕福な暮らしをしている。原爆が落ちてからではなく原爆が落ちるまでを描いたこのドラマ。平和な日常が一瞬にして消し飛ぶという悲劇を衝撃的に描いていた。見てるほうは2時間以上もの間彼らの日常を見てきたわけでそれぞれに愛着を持ってきていたところドカンで全て消し飛んでしまうのである。生き残ったのは出兵していた弟だけ。その弟が成長して西田敏行となり現代で子供たちに訴える。ついでに結婚式の集合写真を撮る写真屋役でさりげなく温水洋一。彼は写真撮るときもこの後「尾道」に行かなくてはいけないと焦っていたのでどうも助かった模様。その写真は弟の手に渡ることになる。
加藤あいはけっこう豪華に結婚。おまけにオメデタと幸せ満点。後の原爆ドームの中で玉山に報告して幸せ全開。松たか子もまもなく太一が戻ってくるとウキウキ。長澤も松にもらった履き物を在日朝鮮の子と一緒に喜びのダンスを踊っていたのだがそこに原爆が降ってくるわけである。3人それぞれに閃光が降り注ぎ一瞬にして全てが消滅。広島まであと40分余りの太一の乗る汽車にも爆風が襲いかかる。太一は生きていたのかその後黒い雨が降り注ぐ広島に歩いて到着。松の時計を発見、そばの岩に影となって残った松の姿に号泣。そこで現代に戻って西田の語りになるわけだが長女は一瞬で影だけに、次女は建物の倒壊で死亡、三女は全身黒漕げになって目も潰れたと語られる。三女だけはもしかして即死じゃなかったのか?などと悲惨な展開が予想されたがさすがにここまでの映像化はなし。
これだけで十分衝撃だったのだがエンディング『涙そうそう』の「古いアルバムめくり〜♪」と同時に流れ出したのは当時の原爆被害者達の壮絶な映像。正直直視できなかったのだが改めて衝撃を受けた。ここでドラマの映像でなくこのような実物映像を流すとは思わなかったがけっこう衝撃を受けた人多いのではないだろうか?TBSもなかなか思い切ったことをするものである。しかし『涙そうそう』はちょっと違うような…。
それにしてもあんなことが実際に60年前に起こったんだよな。平和でよかったと心から思うと同時に劇中でも語られた「あやまちは繰り返しませんから」に対して今の時代はちゃんとできているのかなと思った。
8月29日(月)
いま、会いにゆきます 8話
どうしようかなと思ったんだけど8月中にチャットをもう1回やっちゃおうと思う。客層のほとんどが学生だと思うんだけど大学生はまだ1ヶ月休みは余ってるけど高校生以下は8月中のほうが良いかなと。地方ではもう休み終わってるし、31日では次の日があるだろうということで前回より早めの開催に設定してみた。
題して
2週連続特別企画
復活チャット'05 Vol.2〜夏休み最後の思い出〜8月31日(水)21時〜
復活祭シリーズはこれで終了する予定。先週と今回の2回は復活も兼ねた実験的開催である。果たして21時で人が集まるのか?前回も22時開催だったけど23時以降にけっこう集結してきたので。何はともあれ今回は2週連続という短いインターバルでやるけどこれ以降はそんなに頻繁にはやらないと思う。反響次第だけど。
いま、会いにゆきます 8話
郵政民営化法案が参議院で否決されたのにどういうわけか総理の権限によって衆議院が解散しちまったもんだから総選挙になってしまったわけだが投票日が11日。よりによってあの911テロの日と同じ日にするもんだから日本もテロの標的になっているという一部報道も不安になってくるものである。そんな11日は日曜日。選挙の日というのはバカの1つ覚えのごとくほぼ全局が選挙特番になってしまう。どれ見ても結果は同じなんだから何も全局でやらなくたっていいじゃないかと思うのだがこういうときに限って普段は「おもしろくなきゃ…」とか言ってる連中もみんなマジメに選挙特番になってしまう。何はともあれ、これにより当然このドラマも休止せざるを得なくなった。そして全11話が全10話、代わりに最終回15分拡大が決定した。これは低視聴率による打ち切りか、秋ドラが始まるまでの秋の特番がぎっしりあるので1週ずらす余裕がないのかは不明である。しかしもし普通に15%以上とっていればどうだっただろうかと考えるとやはり打ち切りに極めて近い気もする。
出勤してこない巧(成宮寛貴)を心配して家までやってきた万里子(岡本綾)はブザーを鳴らしたら死んだはずの親友・澪(ミムラ)がきわめて普通に登場したのでビックリして凍結。ビックリしたままその場をフラ〜と去っていった。下手に悲鳴をあげさせたり、質問させたりしないところがギリギリ。そのままブツブツ言いながら夢遊病者状態へ陥る万里子。体調が回復した巧はその事を知って澪には適当な理由をつけて(「ずっと入院してたと思ってたから驚いたんじゃない?」)万里子への連絡を図るがどうやら放心状態でふらついているらしくその日は連絡が取れなかった。
そして澪が生前書き遺した絵本のラストシーンを知った佑司(武井証)は巧に質問。ていうか今更気づくのかよ…。今まで絵本は途中までしか読んでなかったのだろうか?どうせ巧は「分からないよ」と答えるしかないんだし最初から気づいてても何ら問題なかったと思うしそのほうが自然じゃないのか?まあ当初の佑司のワガママキャラでは気づいてなくても違和感はなかったが中盤からすっかりおとなしくなっちゃったし。
翌日、巧は早く万里子に会うため早朝出勤。しかし万里子はあれは幻だったんだと言い聞かせながら巧の家の前で待っていた。やがて佑司と澪が出て来た。再び衝撃に襲われてビックリな万里子。歌詞を間違えた『翼をください』を歌いながらやってきた澪の姿に中学時代の思い出がダブり澪と確信する万里子だが金縛り状態。再び澪と鉢合わせするが会話になっておらず不自然に去ることに。さすがに2度目もこういう反応するのは無理があるんじゃない?
巧はようやくフラフラしながら現れた万里子に事情を説明。万里子も信じられないが信じるしかない。そしてこのことは胸の中にしまっておいてくれ、という巧。万里子の人柄からしてそれだけで十分なのに「今の生活を壊したくない」だの「澪以外なんてありえない」だのと澪への熱い思いを語る巧。これは万里子的には澪復活よりもある意味ショックでしょうに。信じられないことが起きたけど信じざるを得ない上に一途な思いも届かないことが改めて確認されたというかそもそも女性としては巧の眼中に無かった、入り込む隙など全く無かったと知った連続ショックはとても計り知れない。廃人にならなきゃいいけど。てか巧も空気読めよ。
そして巧は澪の母である涼子(三田佳子)にも真実を説明しようと決意。「今、澪といます。会ってあげてください。」と親切に教えて会わせてあげようとしたのに瞬間的に平手打ち。「苦し紛れの言い訳にしか聞こえないわ」と何がどう言い訳になってるのか意味不明なコメントをして「言っていいことと悪いことがあるでしょ!」と激怒。「娘を失った母親の苦しみが…」などとまるで信じない。トドメが「もしよみがえったなら私のところに来るはずよ。あなたのところじゃない!」。
・・・・・・・・・・。
バカなババアである。もう本当に救えない。いや、娘を失った母親の心境としてはリアルだと思うよ。でもこれありえないことが起きている非現実的な話じゃん?まあ会ったら会ったでまもなく迫る別れによるショックで今度こそ廃人になる可能性もあるので結果的に会わないで良かったのかもしれんが。それにしたってバカ、アホ、マヌケ。自らの過信により娘に会えなかった。後で後悔しても知らんよ。これ以降の展開には邪魔でしかないので出番が残ってるかも不明だけど。
主治医(余貴美子)はそれを聞いて「涼子さんともだんだん分かりあえてきている」などという意味不明なまるでフォローになってないフォローをかます。いや、むしろ決定的決別だと思うんですけど…。
そんな中、何かを感じた澪は佑司と一緒に森へ向かう。自分が目覚めた時の場所に同じ姿勢でよりかかる澪。そして晴れが続き天気予報も梅雨明けは近いと言うわ、家に帰ったら誰もいなくて逆さまのてるてる坊主がひとつだけ正位置になっているわで慌てた巧は森へと急ぐ。まるで澪がまもなく消えてしまうかのような演出。話を知らない人は焦ったのだろうが知ってる者からすれば不要な盛り上げにしか見えなかった。まだ澪がいたので安心して抱きつく巧。そして過去の回想へ。
高校3年生の大会で次々とランナーを抜かして1位になるというところで1位のヤツがひじうちを喰らわせて巧は転倒。表彰式であのヒジテツ野郎が満面の笑みで笑っているのを尻目に失意のうちに帰ろうとした巧だがいきなり場内のライトが全部消える。一瞬立ち止まって去る巧。という映画と全く同じシーンを挿入。その後、最後の大会に向けて走りまくった巧は体調に変調をきたしてしまう。高校も辞めてしまい澪に別れの手紙を書いたところまで。なんと巧は高校中退、中卒という経歴になってしまった(原作/映画は大学中退)。まあ別にいいけど。確かに街の中で人ごみは辛そうだったけど高校にも通えなくなってしまったっていうわりには通うの止めて引き返すときの巧は別に辛そうでもなかったような気も。
そしてはじめてのキスをした2人はその日はじめて佑司をハブにして2人で腕枕をしたベストポジションで就寝。部屋数が少ないのか澪と佑司が一緒に寝ているときはずっと巧が廊下で寝るという何ともかんともな扱いになっていた。しかるに巧と澪が寝室を独占したこの夜、佑司が廊下で寝かされたのか?
そして目覚めた澪ははずみで落ちた写真をつけるために倉庫に工具箱を取りに行き巧が隠していたあの絵本の結末を見て驚愕する。続く。
しかし別にママは雨の季節が終わったらアーカイブ星に帰るだのなんだのと書いてあっても絵本なんだからそんなに驚く必要ないんじゃない?
ちなみに今週よりケガで休んでいたMEGUMIが復帰。しかし小学校の先生が今更出る幕などなく別にいなくても問題ないチョイ役で出演。来週は少しは出番があるよ。
そんなことよりも気になることがある。よく思い返すとここ何回かずっと姿を見ていない気がする。「おしっこ」と命名されたのにしばらくしたら「名前どうする?」と振り出しに戻ったきり名無しさんになってしまった…それ以前に出てこなくなってしまったアイツだ。
飼ってた犬は?
8月27日(土)
ドラゴン桜 8話/はるか17 7話
ドラゴン桜 8話
東大模試の真っ最中、隣のヤツの鼻水の音がうるさいので麻紀(サエコ)は文句を言う。振り向く直美(長澤まさみ)。注意する試験官。しかしなぜか直美にカンニングになりますよとか先に注意してから麻紀へ注意。順番違うだろ。麻紀は麻紀でこいつの鼻水がうるさいとさらに抗議。テスト中だよ?そこへ勇介(山下智久)が「試験とは己との対話…」と試験前に散々聞かされた合言葉を喋りだす。だぁぁもうこいつらはぁぁぁぁぁ…。
ヘタすりゃ強制退室だよ。
帰ってきて自己採点すると全員E判定(推定)。桜木(阿部寛)ら講師陣は「分かっていた結果だ」とか言ってバカにするのでみんな怒って帰ってしまった。全国放送で恥をさらしてみんな怒り心頭。しかしこれはいわば1つの試練…というまあ見えた展開で各自ゆっくり考えて復帰を決断。1つの壁を乗り越えた。
夏合宿の日、事前に配った偏差値上昇予定グラフの解説をかねて実際に東大を訪問。1年前の夏は偏差値50を割っていたが現役で合格した東大生らがいることを知り闘志を燃やす面々。そんな中、正式に結果が返却される。E判定だがもはや彼らは気にせずより頑張ることを決意。そして5,6点の差ではあったが一郎(中尾明慶)だけはD判定だった。途中から加入したくせにすごいな…。元から熱心に勉強している生徒という設定だったので潜在能力が元々上だったのか。
それよりもあと3話くらいしかないと思うんだがちゃんと合格まで行くのか?来週からやっと秋になるみたいだけど。
はるか17 7話
前回のオーディションの結果ははるか(平山あや)の勝利。笠倉健との共演CMはうまく行った。そんな中、大女優ていうかいかにもないじわるババァ旭ヶ丘雪乃(朝丘雪路)が主演するドラマの妹役にはるかを推薦。笠倉健がべた褒めしていたからという理由で強引に迫られたプロデューサー伊賀崎(佐藤二朗)はそうせざるを得ない。60過ぎどころか70近いおばあちゃんの妹が設定上17歳とされたはるかなんていくらなんでも無理がありすぎである。いくら大女優に権威があっても無理だろ?一方でユリ(瀬戸早妃)は同じドラマにチョイ役で出演。この時点で崎谷(杉本哲太)が何かたくらんでいるのは明白だった。撮影が始まり、はるかは緊張するが妙に優しい雪乃に励まされてなんとか進んでいた。そこに「ザ・テレビジョン」(この名前が出るたびにその場にいる役者が全員レモンを取り出してニコリと笑顔)の取材班がやってきて空き時間にはるかに取材をするのだがその間にメイクさんはいなくなってしまうし、雪乃は戻ってきてにらみつけてるしで大変な事に。結果的に撮影が押してしまい怒った雪乃は帰ってしまい、はるかは降板休業に追い込まれてしまった。
いつになく得意の棒読みとハイテンションを合わせた棒読みハイテンションという新しい形態のテンションで叫びまくっていた伊賀崎。何でも『いま、あいさつにゆきます』や先週出て来た10人に分裂して敵をイジメるダークヒーロー『オースギレンジャー』など様々なプロデュースを抱えてて忙しいらしいのだが基本的にはこいつと新キャラのイケメン助監督の2人の仕切りの悪さが全ての元凶。それに少々の桃田(金子貴俊)の判断ミスが原因であった。一応伊賀崎は最後は叫んだりギャグに走ったりせずに福原(古田新太)に土下座して謝っていたのでなんとか許せるがそれでも微妙だ…。
と思っていたら始めから崎谷が雪乃に頼んでいて全て演技だったと発覚。ひ、ひどすぎる…。てか朝丘雪路も旭ヶ丘雪乃とかいうなんか似たような名前でとことんな意地悪大女優なんて役をよく引き受けたな…。
8月26日(金)
幸せになりたい! 7話/電車男 8話
幸せになりたい! 7話
新人脚本家というにはけっこうな年のおばちゃんが失踪。佐久間(伊原剛志)はさっさと新しい脚本家を探すように言うが雅子(松下由樹)はこだわり、張り込みを決行。まもなくでかい黒サングラスにタバコをくわえてヨタヨタ歩いてくるおばちゃんを発見。逃げるおばちゃんをヒールで撃ち落して説得をするがおばちゃんは完全にやさぐれてしまっており「無理なのよ」を連発。何でも序盤でやっていたドラマの脚本家である小宮山隆之(江守徹)の弟子だか愛人だからしく、小宮山が脅しをかけてきているとかなんとか。それでも熱心な説得を続ける雅子とひかり(深田恭子)。この小宮山もそうだが序盤でやっていたドラマの出演陣である西園寺(岡田浩暉)とか桂真紀(三船美佳)ってもう出番が全く無いのだがなんでエンディングではいまだにメインキャストと一緒に並んでいるのだろうか?
何はともあれここで先週長谷川(谷原章介)の仕上げた原作を徹底分析した究極の分厚さをほこる調査書が再登場。ひかりは「ご参考に」とズシリと渡して去っていくのであった。しかし自暴自棄なおばちゃんはこの分厚い調査書を破り捨てようとする。しかし分厚すぎて防御力が高く破るのも一苦労。後は放り投げてしまった。
これでダメならそれまでの人間だったという雅子。会議では新たな脚本家への発注が決まっていたがそこでおばちゃんから大量のFAXが届いた。「書こうと思えば書けるわよ」などと言っていたが本当にハッタリではなかったらしい。短期間に素晴らしい脚本が仕上がったらしく、佐久間が「つまらん」と言っただけで原作者をはじめとして大絶賛。
さあキャスティングか?と思ったら主演になるらしい大物女優らしきおばさんとは出演交渉していたがそこらへんは全部カット。一気に撮影が開始された。そこまでは撮影前の「おはらい」や各スタッフが撮影まできびきびと働く「どうだこれが裏側なんだぜ」的なシーンが続いたもののPやAPである雅子、長谷川、ひかりの出番はこうなると極端に減ってしまう。また何か事件を起こすしかない。
と思ったら今週は妙にしおらしかったひかりの母が吐血。さらに長くないらしいことも発覚。先週までありえない態度の連発だったため今更しおらしくなったところで…ねぇ?
電車男 8話
倒れた剛司(伊藤淳史)に駆け寄る沙織(伊東美咲)だがそこに和哉(豊原功補)が操るラジコン偵察カメラが登場。しかし豪雨のため煙を上げてぶっ壊れてしまい悔しがる。結局自ら出ていって剛司を病院に運んだ。そこで剛司には「沙織の婚約者だ」と言って沙織には「しばらく1人で考えたいそうだ」と破壊工作をたくらむ和哉。妹・葵(堀北真希)も変わろうとしている兄を認める発言をしながらも「もてあそぶならやめてくれ」と宣言。
入院している間、掲示板ではアスキーアートを毎回送り込む小栗旬がニワトリを使ったミニゲームを投下。住人達が打ち込んだキーワードに対して痛いところをつくニワトリだったがこのキャラに1人の女性が反応。どうやら小栗は会社を興していたが裏切られて彼女の前から姿を消していたらしい。彼女は小栗が作ったこの掲示板に今も常駐していたらしいのだが、ニワトリのキャラを見て小栗だと確信。ここから2人のチャットが開始され、電車男がうまく行けば会うことになった。いきなりなエピソードだったな。
退院した剛司は沙織に電話をかけるがここでも席を外した隙に沙織の携帯をいじくり、剛司の番号を着信拒否にするという和哉の破壊工作が及んでおりつながらない。実家にかけた剛司は沙織の母から沙織の嘘嫌いを聞かされる。脱オタクをはかり何も無い部屋に寂しさを覚えていた剛司はオタク復帰を宣言。あっという間に部屋は元に戻った。
一方和哉は沙織を海に誘い、見晴らしのいい丘でプロポーズ作戦をはかり、またしても妄想していた。ラジオにリクエストして曲がかかったら婚約指輪を装備したラジコンカーを登場させるという相変わらずのラジコンオタクぶり。妄想シュミレーションはバッチリでいざ決行するというところで沙織に弟(速水もこみち)から剛司から電話があってつながらないと泣きつかれたと話す。なぜか和哉の車でなく走ってタクシーを拾ってその場を去る沙織。信用ねぇな和哉。和哉は強引に作戦を決行しようとしたがバイクが壊れた女ヤンキー2人が和哉の車を奪って逃走。焦った和哉はラジコンの操作を誤ってラジコンは指輪ごとがけ下へ転落。爆笑を提供してくれた。
剛司の自宅へやってきた沙織。剛司はオタクファッション全開で以前よりもパワーアップしたような気さえするフィギアだらけの自室へ沙織を案内してありのままの自分を暴露。「こんな僕でいいなら仲直りしてください」とちょっとムチャなことを言うが沙織は「私も仲直りしてください」と言ってなんとめでたく仲直り成功。剛司お気に入りのフィギアをもらって喜ぶ沙織であった…。
おそらくオタクに関して沙織になんの先入観もなかったからうまくいったであろう今回の一件。果たして何人の視聴者が「OK」と思ったか。現実的にはなかなか紙一重な展開であった。
8月25日(木)
復活チャット'05〜夏の終わりに〜
・24日22時。サイト運(?)をかけた一大プロジェクトであるチャット復活祭が開始された。特設ページまで作ってプロモーションをはかった今回のプロジェクト。
時間の数分前に祈りながら入室。
ひ、人がいるぅ〜〜〜〜〜(嬉)
1年以上前に開催していたときは「MOMA、が1人います。見てる人は0人です」の悲しい文字が延々踊っていたこのチャットは設置以来最多人数を記録してスタート。最初は進みが鈍かったものの段々乗ってきて1時間経過。
23時を回ると新たな参加者が増えてその後は調子が良くトークも進み気がついたら2時30分近くまで続いた。最初から最後までいたのは2人だけだったのだけどなんと4時間。まさか第1回からこんなに盛り上がるとは感激だ。最初はビーイング系の話題がやはり中心になっていたが話が進むにつれてけっこうJ-POP全体の方向に話が進んだ。
さすがに時期を待っていたかいがあった。第2回も近いうちに開催しようと思うのでよろしく。
・なんか東京葛飾区の公立中学が学力低下を理由に夏休みを1週間早く終わらせて今日から新学期らしい。週休5日制で授業日数が足りない=成績が低下した。なんだか短絡的な考えだが土曜日があろうとなかろうとやるやつは塾ないし持って生まれた天性の才能で良い成績を取りにいくし、ついていけない子はついていけない(いかない)ような気がするんだけど。このような教育問題に関しての決定において教育を研究する学者達の研究が存分に生かされて反映されているかというと全くそんなことはないそうである。研究に研究を重ねた人たちが最善の策としてやっているのではなく、頭の固い偉い人たちが子供の目線ではなく大人の目線で自分達が子供だったことを忘れて決めているのである。どうもゆとりだのゆとり政策転換だのなんだのとあさっての方向でやっているような気がするのも当然のことなのかもしれない。
だいたい記事でもインタビューでも中学生が「宿題が終わらなくて大変」とか「友達に早く会えてうれしい」とかそういう類のコメントしかない。なぜ「休みが短くなるのは嫌です」というやつがいないのか?自分だったら宿題よりもそっちのほうが問題だし、友達には休み中だって連絡取ればいいだけの話だと思う。
8月24日(水)
海猿 8話/がんばっていきまっしょい 7話
海猿 8話
サブタイトル「池澤死す」まさかとは思ったが衝撃的なタイトルがテレビ欄を飾った。吉岡(佐藤隆太)は潜水士になるために「ながれ」を去り、映画の舞台でもあった広島で訓練を受けるため巣立った。映画のときと同じ街並がちょっと懐かしい。
池澤(仲村トオル)と仙崎(伊藤英明)のコンビも関係は良好で池澤の指導で仙崎も着実に成長していた。また環菜(加藤あい)も仙崎との交際を完全に決意。食事に誘う冬柴(鈴木一真)にもはっきりと言い切り冬柴はGAME OVER。「ちゃんと言ってくれてありがとう」などと大人な対応を示していたが内心悔しすぎるに違いない。それにしてもあまり意味のない役だったな。当初の環菜の気持ちの離れ具合からすればもっと深く踏み込んでくるかと思っていたが大して関係をかき回す存在にはなっていなかった。
廃船が決定した「ながれ」は先日の太平洋沖に不審船が出るというぶっそうな状況に2週間におよぶ排他的経済水域の洋上警備を行うこととなる。また同時期に池澤の妻の出産がいよいよ間近に迫る。落ち着かない池澤はいつになくコミカルな一面を次々に披露。子供の名前を考えているときにカタカナの名前を考えていたら仙崎に「カタカナっすかぁ?」と馬鹿にされて「カタカナの名前を馬鹿にするな!カタカナでもいい名前はいっぱいあるぞ」と怒る。これは池澤というか仲村トオルのアドリブか?以前昼間にやっていたメイキングでは「なんだよ?この船の名前、ながれって!!」と妻の出産を前にして「ながれ」という縁起の悪い名前に怒るというシーンもあったのだが残念ながらそれはカットされていた。
これだけ池澤の今までにない場面が流れるとむしろ逆に哀しくなってくる。そしてほのぼのした平和なシーンから一転して、海に投げ出されている外国人が発見される。助けると自分達の船がシージャックされて仲間もみんな殺されたり海に投げ捨てられたという。先週から妙に物騒だな太平洋。今度は海賊かよ。
その被害者の彼の船に追いついた「ながれ」だが船の上では船長が海賊に銃を突きつけられていた。しかし、なかなか勇敢な船長。海賊を突き飛ばして海に飛び込んで逃走をはかる。海賊が次々に銃撃するがなんとか当たらずに泳いで逃げる船長。仙崎ら救助班はゴムボートで救助に向かい仙崎が飛び込んで船長を救出。
その頃、池澤の妻は無事出産…。
「よくやった仙崎!よくやった」などとボートに立ち上がり妙に褒め称える池澤。もう全てが終焉に向かっている。ボートの上で立ち上がってて狙いやすいし。「初めて褒めてもらえた」と喜ぶ仙崎だが微笑む池澤の首筋に銃弾があたり、仙崎の顔にもしぶきがかかる。飛び込んだ船長にはあれだけ近い距離から数人がかりで一発も当てられなかったくせに遠方にいる池澤にはしっかり当てる海賊の銃の腕前も摩訶不思議だがガクガクして倒れる池澤。
船になんとか戻って応急処置を施すが出血が激しく意識はあるのだが、うめき声以外は言葉にもならず、一気に死相が漂い始める。そんな中意味不明な行動を取る海賊軍団は今度は逃げられないと悟ったのか船に火をつけて被害者のフリをして海に飛び込んで救助してもらおうというあまりにしらじらしい行動に出た。なんなんですか?このバカ犯人どもは?助かっても逮捕だよ?救助指令が下るが仙崎は「なんであんな奴ら助けなきゃいけないんですか。できません!」と言って命令を無視。他の隊員が助けに行く中で池澤に必死に呼びかける。これはこれで確かに重要かもしれない。かなり危なそうな重症患者にこれだけ必死に声をかけ続けるというのは有効な行動であるはずだ。
しかし、それも虚しく言葉にならないうめき声を上げていた池澤はまもなくスローモーションで脱力。死んでしまった…。
まさかここで死ぬとは思わなかった。映画の伊藤淳史といいこの作品はレギュラーにも容赦ないな。それにこれで仙崎のバディは2人死亡。もう死神状態である。呪われているとしか思えない。これはなかなか本人も立ち直れないし、
死神という噂だけが先行して知ってる人以外は仙崎と組みたがらないのでは…。
がんばっていきまっしょい 7話
キャプテン代理になったもののやり方をめぐって考えが合わなかった上に、告白した関野(錦戸亮)にも微妙な態度を取られたリー(相武紗季)は退部を宣言。当初はその退部への決意の固さに「ライバル高校との試合に勝ってボートをやっぱりやりたいって思ってもらおう」などという方針で無理に引き止めなかった4人。リー不在で勝ってしまったらむしろ「私なしでもいいじゃん」とさらにふてくされて関係修復はより絶望的になりそうなもんだけど。なんせあんな性格のリーだよ?もう勝手にしやがれ状態のワガママぶりだったので正直戻ってこなくても良かったのだが初期型飯田香織みたいな嫌味女率いるライバル高校との決戦直前に復帰。試合には負けたが最初から練習していれば勝てた、これからも頑張るぜとばかりに和解。事なきを得た。かわいそうなのがまたしても後輩2名。リー不在時は他にいないのでボートを漕がしてもらっていたがやはり穴埋め程度にしか扱われず、試合が近いのに未だ体操着で1人だけ浮いてるし、部活後のお好み焼き屋さんでの食事会にも呼ばれない。ブタ神様へ祈ってる時も呼んでもらえない。相変わらずのハブ状態。
そんな後輩Aは試合を明日にひかえて自信が無く悦子に「自信ないです」と告白。後輩Bも一緒にフォロー。悦子はにこやかに「いつもどおりでええんよ」と優しく先輩らしく答えた。やっと後輩と先輩の心の交流が少しでもできたのかと嬉しく思ったのだが当日どうなったかと言えば前述の通り。リーが復帰したため後輩用済み出番なし。準備してるとこどころか観戦している様子も映らないという究極のハブ状態。ひどすぎる。リーが復帰しただので感動して5人で泣いてる場合ではない。部員全員のことをちゃんと考えろよ。
また初期型飯田香織みたいな女もここまでくると笑える。特に意味もなく嫌味だけで言うためにわざわざ練習の列を離れて4人(リー不在)の前でBチームでもいいくらいだみたいな嫌味を言ってきたのだが悦子たちがふざけるなよとばかりに文句を言ったので恐らくフルメンバーで出場。その結果、勝利はしたもののかなりの僅差であれだけ私達は全国レベルだのなんだのと言って悦子らを雑魚扱いして余裕ぶっていただけに立場がなくなったのか試合後には悦子たちには何も言いに来れない始末。第2形態のセルを散々バカにして完全体にした途端ボコボコにされたベジータ並の馬鹿である。
8月23日(火)
スローダンス 8話
スローダンス 8話
映画を撮ると言って教習所を勢い良く辞めたはいいが脚本も何もない。白紙の台本を前に固まる妻夫木。結局、一坂進(温水洋一)のタコス屋の手伝いをするというフリーター状態へ陥る。一方で藤木の元彼女のキツイケバイ女、通称キツケバ女は強引にデートを決行。これが最後だときっぱり別れを告げて去っていった。ようやく不快なのが1人消えたか。
不快なキャラが1人減ったかと思ったら今度は広末がはっきりしない態度に出て妻夫木の友人Aの純真な心をもてあそび「キスして」などと迫る。しかし友人Aもバカではない。「俺は構わないけど君は傷つかないの?」と返して大人な対応を。これで広末×藤木は確定か?
前回勢いでキスしてしまった妻夫木と深津はぎこちない状態が続いた。今週は2人酔った状態で帰路へ。
翌日ベッドの上で目が覚める…
なんと2週連続でまたしても勢いだけで関係が進んでいく。いったいこのドラマは何をしたいのだろうか?
8月22日(月)
いま、会いにゆきます 7話
ふと思い返すと最後にバイトをしてから1年10ヶ月くらい経過している。MOMA基準では元気になってきたしそろそろ何かやろうかなとも思うがCD買う金すらないならまだしも貯金はまだ残っているし、何も無理して働きたくもないという思いもある。何よりその最後のバイトであるコンビニバイトで自信を喪失しすぎたのかもしれない。選挙のバイトでもどうかと思ったがあいにくこの地区は募集がいつの間にか終わっているらしくやや遠方の地区しかない。
とかウダウダ考えてるうちに時間は流れていくのであった。
いま、会いにゆきます 7話
澪(ミムラ)と巧(成宮寛貴)の距離はだんだん近くなっていき澪は巧への思いを強くしていく。そんな中、ケーキ屋主人(生瀬勝久)が買い物に来た澪の母・涼子(三田佳子)に「奥さんもきれいですよね」と言ってしまったため涼子は秋穂家に女性がいることを前よりも確信を強める。その日はニアミスに終わりケーキだけ置いて帰った涼子だが納得がいかず再度秋穂家に奇襲をかけてきた。ケーキ屋が澪に涼子が来て澪のことも褒めたと言っているのを聞いた佑司(武井証)は巧に報告していたので巧もある程度は覚悟していた。ていうか佑司、だいぶかしこくなったな。わがままも言わなくなったし明らかに序盤の評判で脚本変えただろ?もしくは序盤はわがままで時間稼ぎしただろ?澪と佑司はそろってケーキ屋に呼ばれており、巧は先週の無理がまだ尾を引いていたため早退して偶然在宅していた。そもそもこんな真昼間に誰に会うのを狙ってきたんだか。まだ見ぬ「秋穂家に入り浸る女」を確認しにきたのは明白だったが部屋の様子からも涼子は女性の影を感じ取り、最初は遠慮がちに「別にいいのよ」とか言ってたがとうとう「理解できない」などと文句を言い出す。さすがに本当のことも言えないので黙るしかない巧だがそれがまたよけい誤解を深めてしまうという泥沼状態。なんとか去っていく涼子だが結局落ち着かない。万里子にも話すが父親が倒れた時は有無を言わさぬ調子で「分かるでしょ」などと強引に勤務交代を命じたくせに、なかなか本当のことを巧に聞けない。こんな調子でずっと告白できなかったんだろうね、この子。
一方でケーキ屋では奥さん(中井美穂)が妊娠したと騒いでいた。喜ぶ奥さんに対して主人は浮かない表情だったがやがてそれは想像妊娠だったと発覚。どう言い出したらいいのかと巧と澪に話しているのを聞いてしまって奥さんも気づくが、結果的には愛が深まった。
幸せって何なのかと考える澪は巧にこれからもよろしく的な手紙を書くが、巧は雨の季節が終われば澪がいなくなると分かっているので辛い。泣きながら雨降る夜空に「僕が代わりにアーカイブ星に」とか言ってる姿は切なかったことは切なかったが別にそう思わんでもなぁ…。原作にすらないよ、そんな感情。巧の思いはただひとつ、「君を幸せにしてあげられなかった(あげたかった)」だけで十分なのに。
翌朝、巧が高熱で倒れ澪が看病。佑司は巧のカバンから薬を出す際に澪が死の前に残していった例の絵本を発見。パラリとめくったきりテンションが急激に下がった。どうやら結末に感づいたらしい。無感情状態で登校していく佑司。そして看病する澪がいる秋穂家に万里子(岡本綾)が様子を見にやってきた。ブザーをならしたら出て来たのは死んだはずの友人・澪。
で、でたぁぁぁぁ〜〜〜〜〜〜〜!!!
これはビックリどころではない。巧は無断欠勤どころではなかったのだ。巧は澪の亡霊に連れて行かれてしまったのか?いやそこまで考える余裕が万里子にあるかどうかは疑問だが。叫び声をあげる余裕すらなく唖然としたままつづく。閉じた世界で演出した映画にはないどころか原作すらやってない難しい場面が続く今後。うまくやれるか不安である。
回想は前回のポケットに手を入れたシーンの続き。映画でも名シーンだったこの場面だがドラマでは終電まで延々とポケットに手を入れたままで立ち尽くすという何とも滑稽なシーンに。さすがにそれはやりすぎだろ?その後、文通をやり続けたという話でその後は巧発病に続くがそこの部分はまだ語らなかった。
冒頭から「医者の押し売りに来た」などと図書館までやってきてゴーイングマイウェイに巧に治療を迫る主治医(余貴美子)。初回よりもどんどんアクが強くなってきておりキャラが暴走気味。ウザイので少し落ち着いて欲しい。
また雨の季節の6週間の話というのは明らかになっていたがいったい毎回どのくらいの時間がたっているのかは不明だった。そもそも晴れの日ばっかだし。基本的に6週間の倍くらいドラマの放映期間があるので時間経過はドラマの半分以下なのは確実だったがどうにも分かりにくい。しかし今回ついに明確な時間が発覚した。
・巧が6月のカレンダーをめくり7月にした。
・来週は梅雨が戻ってくるが、再来週には梅雨明けと天気予報。梅雨明けまであと2週間。
・つまり今週までで4週間経過。
8月21日(日)
女王の教室 8話
なんなんでしょ、この暑さ、いや熱さ。それでも夜は涼しくなってきたなと思ってたら夜まで気温が下がらない状況がこの期に及んで続く始末。ここ数年も猛暑だったがどの猛暑もピンポイントで猛暑が続いてたまには涼しい日があった。過去日記を読み返すとそういう日がこの時期には確実に毎年ある。にも関わらず今年は延々と天気も気温も高い数値をキープしたまま変わりばえのしない日々が続く。参った参った。
先日こんなニュースが。
なんとクレームのせいでスポンサーが提供クレジットで社名を流すのを止めていたというニュース。そういえば「この番組は〜の提供でお送りします」っていうのがなくなっている気がする。
どうりで最初から最後までじっくりドラマの世界を楽しめるわけだ。ていうか何で昔は別になんでもなかったようなことまで現代人は過敏に反応するようになったのだろうか?20年前はなんでもなかったのに今は規制されていることって妙に多くなっている気がする。ちょっと何かあれば苦情を送る視聴者も身近にはいないのでよく分からないのだがそういう視聴者が増えてるのか(ネット時代になって簡単に送れるようになったし)、局やスポンサー側のほうが苦情に過敏になって弱腰になっているのか。『家なき子』とか『人間・失格』とか見てないけどけっこう過激なドラマだったらしい。今そんなの放送したらどうなってしまうのか?けっこうショッキングな展開が続いたので記憶に残ってる『若葉のころ』『聖者の行進』程度でも危ないんじゃないのか?
何にせよ5%のクソ野球の試合と比べて3倍は数字を取れるドラマだけに打ち切りはないだろうが内容緩和とかにはならないでほしいところだ。
女王の教室 8話
10月になった。冒頭にタイトルバックと一緒に出てくる学校のフェンスにつけられていた鎖が何故か消えていく。そして登場する白衣装の阿久津真矢(天海祐希)。妙に優しげな語り口でニコニコ全開。「今までごめんね、これが本当の私なの。」とにこやかに語りかける白真矢。予告にもあり、波紋を呼んだこの白真矢だったがまさか開始直後に来るとは…。いったい何が起き…はい、夢オチ
教室で由介(松川尚瑠輝)に起こされて目を覚ました神田和美(志田未来)。阿久津がいい先生になったなどと寝ぼけていたが次の瞬間にいつもの黒衣装で阿久津が登場。現実に引き戻された。
友達も出来て俄然強気なひかる(福田麻由子)はさっそく阿久津のやり方に文句を付けて辞めるように迫る。立ち上がった味方はクラスの半分12人。見事に私立受験組と公立組に別れてしまった。なおも強気なひかるはストライキを決意してみんなも賛同。教室を出て行く。すっかり何事も無かったかのような恵里花(梶原ひかり)。「和美ちゃんと同じで公立に行くよ」などとすっかり親友に戻った。あれだけの事をしでかしてみんなが許してくれたとはいえなかなかここまでキレイに溶け込めるものではない。さすがに御都合主義者だけのことはある。
そんな中、和美の母(羽田美智子)は夫の浮気疑惑でぐったりきてるところで先週和美にも無視されてそれが原因か実家に帰ってしまった。
阿久津は今後卒業制作も修学旅行も運動会も全部やらないと宣言し、残った12人に公立組が悪口を言っていたとけしかける。
一方これじゃ何か違うと乗り気でない和美だったが由介と阿久津の正体をつかむべく尾行をすることになり結局つかまってしまう。今度は公立組に私立受験組が悪口を言っていたとけしかける阿久津。
次の日、和美は風邪をひいて欠席。看病する姉の優(夏帆)だが学校は?友達に阿久津の情報を聞いてきたと言って教えてくれたのでちゃんと行ってるのかもしれないが以前の「サボってる」という話もあったしよく分からない。優の話によればかつて阿久津は問題児に学校を辞めさせようとしていろいろやったが抵抗されてケガを負ったという。それが先週出てきた肩の傷か。
和美のいない学校では阿久津がけしかけた悪口のせいで対立が激化。由介が「俺たちが争ってもしょうがないだろ」と言うが優等生の西川(酒井翔太郎)はいつになく強気で「神田がいないと何も出来ないくせに」と挑発。思わず由介のストレートパンチが飛び出し見事炸裂。たった一撃で完全ノックダウンの西川学級委員。弱い、弱すぎる。
この事件で阿久津は「問題のある生徒は転校させる」と校長たちに宣言。馬場ちゃんは(永井杏)和美のお見舞いに出かけて報告。和美は卒業制作の原案を馬場ちゃんに依頼。どうしたらいいか分からず途方にくれていたクラスだが次の日に「卒業制作を作ろう」と入ってくるなり和美が呼びかける。さらにもう阿久津の授業から逃げないと宣言。その姿に西川学級委員を皮切りに私立受験組も立ち上がり一丸となって卒業制作を作成。
まだ10月なんだけど卒業制作には早くない?かくして私立も公立もなく仲良くなった24人。完成した卒業制作を前に喜ぶ一同だが阿久津が登場。三者面談をして今までつかんだ秘密も全て暴露すると不敵に笑うと一気に場面が暗くなり、洗脳されたとしか思えないほど険しい表情の保護者達がゾロゾロと登場した。
由介が転校させられる騒動でもう少し何かあるのかと思ったがあっさりその話はさっさと立ち消えてしまった。和美がいるのといないのとではこうも違うということなのか。西川君もそこまでブラックには染まってなかったから良かった話ではあるがそれにしてもあっさりしてたな。
よく見るとちゃっかりここに混じっている和美の母。いつの間に実家から帰ってきたのか。優が文句言いに行ったので帰ってきたにしてもすでにここに駆けつけるとはなかなか素早い行動。優が文句を言いに行った後、卒業制作を作るために和美の家も制作場と化してクラスメイト達が大挙しておしけかけていたが母の姿はなく、成長した和美を嬉しそうに見る優の姿しかなかった。実家のほうに阿久津が電話したのかもしれない。次回は母親達が目覚めるのかそれとも再びクラスの団結が崩れるのか。24時間テレビのおかげで1週休みである。
8月20日(土)
ドラゴン桜 7話/はるか17 6話
ドラゴン桜 7話
もう特別講師を雇う金がなくなったということで真々子(長谷川京子)は世界史担当になるが、世界史の勉強方法はメモリーツリーで各自が担当した部分を持ってくるというやり方で真々子も生徒と一緒に参加するだけで教師的な仕事は何も無かった。冒頭から「なるほどなるほど」といつも他の講師が教えている間も後ろで傍観している特別講師の人たち。しかしよく見ると一番最初に登場した数学の柳先生だけがいない。なぜだ?そもそもこれまでの講師を雇う金はどこから出てきていたのかもよく分からない。理事長室の金庫に眠る300万円のうち2万円を理事長(野際陽子)が着服。残り298万円が勇介(山下智久)の借金返済にあてられたはずだ。他に積立金があったのだろうか?桜木(阿部寛)は勇介のトランペット代の18万円も肩代わりしたと思われる。水道も止められるカップラーメン暮らしの桜木の資金は元からゼロに等しかったはずだし…。麻紀(サエコ)の友だちのアイドルに東大の話をしたらこのアイドルがスタッフにその話をして取材班が乗り込んできた。反対する桜木だが理事長がテレビに映りたいと駄々をこねた挙句にいつものように泣き出すが今回はさらに進化して「理事長命令です!」と逆ギレ。取材は断れなくなってしまった。
そして東大模試が迫る。各講師による授業も順調で生徒達はさらに意欲を燃やす。ここで柳先生が何事も無かったように登場。最初いなかったのはたまたまだったのか。しかし当初は竹刀バンバン振り回して存在感を放っていたこの方もすっかり落ち着いて影が薄くなってしまった。竹刀を見つめて「もうこれも必要ないか」とつぶやき哀愁が漂う。
テレビ放映されて後戻りできないと気合を入れる生徒達だが勇介の家ではテレビを見ている最中に差し押さえの紙が貼られてテレビが回収されてしまった。借金は返したんじゃなかったのか?家財道具全て売り払った分差し引いての借金300万円だったのだろうか…。
そして当日。ドラゴン桜の前で
クソ熱い中講師陣が祈る中でテストが始まった…。
はるか17 6話
JARのCMで大物俳優・笠倉健との共演をめぐるユリ(瀬戸早妃)とのオーディションをひかえ張り切るはるか(平山あや)だったがそこにグラビアを見た父・岩男(ガッツ石松)が激怒して乗り込んできて連れ帰ってしまう。岩男はかつて遥が始めて自転車に乗れた日のことを思い出す。てかあんな小さい頃から目悪かったのかよ、遥…。
なんとか脱出して重要な仕事とやらに駆けつけたはるかだったがまたしても着ぐるみの仕事だった。今回はサイズがピッタリだという怪獣役となったはるか。うさんくさいヒーローはなんと分身の術で10人になり、怪獣をめった打ち。司会者までもがベシベシと攻撃に参加するというどう見てもイジメ状態に…。見ていた子供が「大人って汚いな…」と冷静につぶやく始末。
駆けつけた岩男はさらに怒りをあらわにして次の日に連れ帰ろうとするが、はるかは誰かのためではなく自分のためにアイドルを続ける事を決意しオーディション会場へ。笠倉からアドリブでやってくれと言われたはるかは「海外留学に反対する父」演じる笠倉にそのまま今の思いをぶつける。見ていた岩男は遥の一生懸命な姿に社長(古田新太)にはるかを託すことにした。
そんなわけで今回はガッツ全開。バナナが好きで仕事に出かけたのにバナナを忘れて取りに帰ってくるほどのバナナ好きぶりを披露したりと渋い演技の中でもガッツはガッツだった。どうせならOK牧場も披露して欲しいのだが…。
8月19日(金)
幸せになりたい! 6話/電車男 7話
幸せになりたい! 6話
ドラマの制作がスタートしたがまだ前段階。着々と準備を進める雅子(松下由樹)とそのアシスタントひかり(深田恭子)だが長谷川(谷原章介)は無駄に長い調査書を作ってきたり、まとまりのない話を話そうとして「時間がないんだよ」と邪険に扱われる。宴会の場ではついに「俺だってプロデューサーなんだぞ」とキレてしまい、「一生懸命やっているんだ。少しくらい見てくれたっていいじゃないか!」などとダメダメ全開で叫びまくる。谷原章介、新境地を突き進んでるな。
先週までは少なくともひかりの前ではクールぶって「僕は反対だよ」などと自らの無能さを棚に上げて偉そうに語っていた長谷川だがここにきて化けの皮がはがれてひかりの前でも情けなさ全開。ここまで使えないダメダメぶりばかり描かれるとなると救いようもない気がするが…。
もう情けなさ全開なのにこの期に及んでも「ひかりちゃんはおもしろそうに感じてるかもしれないけど現実は厳しいことばかりなんだよ。」などと上からものを言う長谷川。ひかりのほいがよっぽど金で苦労しているので「私が働いているのはお金のためです!現実が厳しい事は知っています。」と怒る。ごもっとも。好きな仕事でお金もらってるくせにそんなこというなんて嫌いだ!とまで言われた長谷川。返す言葉なし…。
奮起した長谷川は徹夜で分厚い調査書を完成。怒涛の勢いで「これがあればかつてない脚本が出来上がる」と不気味に一人で盛り上がりながら「今度は全部読んでもらいますよ」と強引に迫る。迫力に押されて受け取るしかない雅子。原作よりも長い分厚さに佐久間(伊原剛志)もうんざりしていたがそこに脚本家が逃走したという知らせが入って、続く。
生まれ変わったかと思いきや前と変わらず分厚くて読む気のしない調査書を作った長谷川。成長してねぇ…。今までと違うのは強引に迫って読ませただけで迷惑なヤツには変わりは無くむしろよりやっかいになったような…。ただ逃げた脚本家がこの分厚い調査書を元にして復活するかもしれない。てかそうしなきゃ本当にただの無能に終わるぞ。
そして入院するひかりの母はひかりが見舞いにあまり来なくなったとか文句を言い出し、「着替えくらい持ってきてくれてもいいじゃないですかね?」などと嫌味連発。このババア、立場分かってるのだろうか?本来てめぇが稼ぐべき部分も全部ひかりがやってんだよ!こっそり抜け出して酒飲んでたりといいところが全く描かれないこのダメ母だが次週予告では血を吐いていて死が近い模様。残念ながらお亡くなりになったとしてもさすがに哀しくもなんともないっすよ、これじゃ。
電車男 7話
沙織(伊東美咲)は嘘が許せずに剛司(伊藤淳史)に「もう会わない」と告げる。ショックの剛司だが沙織の誕生日が近いことを知りプレゼントを用意して脱オタクを図る。オタクなのが振られた主原因だと思っての行動。決死の思いでグッズをダンボールにつめて泣きながら川流ししたがダンボールに住所が残っていたため拾った人に送り返されてしまう。しかも同時期に上で川流ししていた謎の人物が捨てた分までセットで帰ってきた。この謎の人物、どうやらホリケンだったようなのだが例によってメチャメチャ浮いていて寒かった。なんでこんなに浮くことができるのだろう。さらにゲームソフトも売るがこれも店の懸賞で1位を取ってしまいゲーム機本体とゲーム10本が当たってしまって増えてしまった。というギャグシーンが続く。なんとかオタク仲間の劇団ひとりらにプレゼントして盛大にオタク卒業証書までもらった剛司。部屋にはPC以外は何も残っていなかった。
約束の場所で待ち続ける剛司だが沙織は来ない。雨の中待ち続ける剛司。沙織は誕生パーティーに出席しており、そこに掲示板を見ていた陣釜(白石美帆)が登場。さりげなく書き込みにあった「好きな人を待っている時間は永遠のように長く、一緒にいる時間は短い」とかいうセリフを伝えて行くように仕向けるが和哉(豊原功補)が飛び込んできて失敗。もう少しだったのにと悔しがる陣釜だが啓介(速水もこみち)がいたにも関わらずそっちには行かずに剛司のために沙織と話し合うなんて何気にいい人である。
で、その和哉。先週エルメスが沙織だと気づいたがもとより沙織に少なからず下心を持ち、ネットの世界のエルメスにも萌え萌えしてたのでその2人が同一人物だと知って完全に壊れた。
「今俺の中で天使と悪魔が戦っている」といって2人の和哉が登場。悪和哉が勝って眠る沙織に迫ろうとするが沙織が起きたため断念。「天使に戻った」などとつぶやく始末。この自分の中の天使VS悪魔の構図は最近では『不機嫌なジーン』で頻繁に利用されたのが記憶に新しい。沙織を呼ぶときも「エルメ・・・沙織」になってるし、「電車よ、エルメスは俺が頂く」とか怪しい独り言を連発。挙句の果てには自分の店に凝った仕掛けのプロポーズ用ドミノを制作。プロポーズするまでの過程を妄想シュミレートするなど暴走。
今回も店に連れて行こうと乗り込んできて沙織を連れ出した和哉だったが、剛司の待つ場所を通ってしまい沙織には「このために連れ出してくれたんですね」と言われてキューピッド役になってしまった。「私が許せないのが悪い」と謝罪し、でももう会えないという沙織だがすでに雨の中待ち続けて意識が半分なさそうでちょっとイッチャッテル表情の剛司は一方的に伝えたい事を伝えて倒れてしまった。続く。
どうやら最大の邪魔役になるらしい和哉。来週も破壊工作をたくらむらしいのだが今週の壊れ具合からしてそこまで本格的な邪魔にはなれそうもない。
8月18日(木)
悪夢再び、新CCCD
・この件は終息へ向かったはずであった。エイベックスが弾力化を発表して、ソニーが撤退を表明。先日ソニーはレーベルゲートCDでリリースされた商品を普通のCDで再発売することを発表した。ソニーは他と違って認証システムまで作った独自のCCCDでありながらそれを完全に廃棄するという英断をしたのだ。
他のレコード会社もCCCDは続いてはいたが少なくとも邦楽においてはもうエイベックスのレンタル用CCCD以外はあのマークを見る事はなくなっていた。ほとんどのリスナーの中でCCCDは過去になりつつあった…。
しかしCCCDは厳密には終わってなどいなかった。その中心が東芝EMIである。イギリス本社がCCCDに積極的だとかで洋楽ではまだCCCDが多いとかなんとか。その東芝EMIがついにやってくれた。
情報サイトを見ていたらこんなニュースが。
セキュアCD発売!!!
http://www.cdjournal.com/main/news/news.php?nno=9515
ニュース下記には東芝EMIの説明サイトがある。仕組み的にはレーベルゲートCD2を思い出させる仕組みだ。LGCDはCCCDよりも扱いがやっかいだとよく言われていたがこれもそうなるのか。
俺のPCではCCCDとの長きに渡る戦いでイカれて廃棄になってしまった先代のPCからコピーの仕方は同じでコピーソフトを立ち上げた状態でCCCDやLGCDを入れると普通に読み込んでくれるので後はWAVファイルにしてPCに保存→CD-Rへ焼く、という流れだった。ソフトを立ち上げないでCCCDをPCに入れると普通に再生が始まるほどの超ザル機能だがLGCDは入れても反応せずLGCD側のシステムに誘導される。
こんな感じだったのがこの新たなセキュアCDではソフトを持ってしても読み取れないのだろうか。音質は問題ないとしても変なソフトを勝手に入れられるのは嫌だぞ。
そして何よりこのセキュアCD。CCCDに対して悪いイメージがついてしまったのでその名前を捨ててあのCCCDマークも外すと宣言している。非常に腹黒いやり方である。
http://xtc.bz/index.php?ID=170
ここによればシステムになると予想されるCDS-300はCCCDのメイン規格であったCDS-200の後輩みたいなものであるらしい。まだ完全に分かってはいないようだがとにかくCCCDを改名して目立たないように新たに導入をしかけてきたのはコピー防止という正当な理由を掲げていたとしてもあまり褒められた事ではないと思う。何がセキュアCDだよ。
トドメ
http://xtc.bz/index.php?ID=172
矛盾してるよ、この会社。二兎を思う者は一兎も得ず。くだけちってしまえ。
・B'z『SURVIVE』がBOOK OFFで105円で売っていた。ちょうど100円割引券があったので利用。
「5円で〜す。」
・・・・・・・・。
消費税分はちゃんと取るのかよ…。
B'z、5円かよ…。
ただで引き換えするより哀しいぜ、5円…
レシートの「合計 5円」が妙におかしいぜ、5円…
ていうか前に2000円くらい一気に使ったときに100円割引券使ったらたしか105円分ひかれたことがあったような気がするぜ、5円…
たしか105円の商品とラスト一桁0円の品を買ったのに合計金額がラスト一桁0円だったぜ、5円…
そんなわけで5円で入手した『SURVIVE』。箱入りの立派な状態で封入ハガキからミニ写真集まで入っていた。これは得したぜ、5円。
・最近図書館でCDを借りるのにこっている。これが意外と図書館にもJ-POP作品がおいてあるのだ。図書館に行っていた全盛期は小学校の頃だから(ズッコケシリーズ読破のため)CDコーナーにはボロい7,80年代の歌謡曲しかないような印象がずっとあったんだけど90年代も半分が10年前となった現在ではあの頃の作品がわんさかそろっている。
以下こんなもの借りましたリスト
第1期
・B'z『Brotherfood』
表題曲最高。先行の『ギリギリchop』といいかなりハードなアルバムであった。なかなか良かったけど表題曲が終わってからは突き抜けた曲が無いのでちょっと飽きてしまった。・THE YELLOW MONKEY『SICKS』
『楽園』などを収録した絶頂期のアルバム。ベストしか聞いたこと無かったので聞いてみたが…。わりと聞けたけどやはりシングルだけで十分かな。・globe『globe』
実はこのアルバムはテープ時代にも借りた事は無かった。ここにきて初めて聞いたがこの頃のコムロはいいね。・globe『Love again』
これは当時テープには録音していたのだがあまり聞いていなかった。改めて聞いてみたがそこそこ良かった。・相川七瀬『FOXTROT』
ベスト後、一気に売れなくなっていた頃のアルバム。かつてはギターのフレーズだけでインパクトを放っていた織田曲も意図的なのかお疲れなのか失速。おまけCDの『Sweet Emotion』のライブバージョンが一番良かった。第2期
・TUBE『グッド・オンリー・サマー』
『Only You 君と夏の日を』収録アルバムだけあってとびきりさわやかに突き抜けていた。変な曲もあったけど。・GLAY『BELOVED』
ブレイク直後のアルバム。やはり上がり調子のときは違う。メロディーが冴えに冴えていた。・THE YELLOW MONKEY『SO ALIVE』
ライブ盤。かなり叫びまくったりしてわざと外している部分も多かった。前半知らない曲で後半シングル連発。迫力はあった。・反町隆史『メッセージ』
テープに録音してけっこう聞いたアルバム。やっぱ声のこもり具合が半端じゃないな。当時は気づかなかったがブックレットの最後に曲ごとのコメントがついてた。偉そうにかっこつけた感じで書いてあってゲンナリ。・Kiroro『好きな人〜キロロの空〜』
当時はテープに録音していた。この頃のシングルは『冬のうた』がベストに入っただけで『最後のKISS』『青のじゅもん』『好きな人』といったシングルは未だにCD音源で持っていなかったので久々に聞けた。いいね。
8月17日(水)
海猿 7話/がんばっていきまっしょい 6話
海猿 7話
何度も警告したが不審船は無視して走り続けるためついに威嚇射撃となった。池澤(仲村トオル)と仙崎(伊藤英明)の射撃担当は射撃を開始。撃つのは池澤で仙崎は指示を伝える役目。さすがの池澤もかなり緊張気味の表情を見せる。威嚇も虚しく不審船は攻撃をしてきた。仙崎らが乗る「ながれ」は銃撃を受けて穴だらけになっていく。すぐ近くでキンキンいってたがなんとか誰も当たらずにすんだ。正当防衛が認められ反撃を開始。銃撃戦となる。叫びながら撃ちまくる池澤。やがて弾が当たったのか自爆したのか不審船は大爆発を起こしてあっという間に沈没。次の日になって捜索が開始されたが手が1つ浮かんできただけで(普通に生の手に見えたがあとで「発見されたゴム手袋」とか言ってたから手袋?)水深も深く何も見つからなかった。ただ最低でも銃撃の明かりで見えた3人以上が死んだことだけは分かった。査問委員会でも事情聴取だけで全く罪には問われず、「君たちの名前も伏せられる。君たちは守られる。安心したまえ」というお言葉をいただくが仙崎も池澤も激しい罪の意識に苛まれる。
池澤の妻が入院していて一緒にいた環菜(加藤あい)は池澤に「そばにいてあげられないなんて」と追い討ちをかけるような言葉を浴びせて仙崎にも「私には耐えられない」と去っていってしまった。そんなところに5話での出番ナシから一転して先週から環菜にさりげなくアピールしてきた冬柴(鈴木一真)がまたしても告白めいた言葉を。返事は保留になったが、環菜が揺れてるときに限って揺さぶるような言葉をあまり強引にならないようにかけるあたりなかなか計算高いヤツである。
池澤はお腹の子供に触ってという妻の言葉に「この手では触れない」と言うが妻は暖かく「あなたはあなたよ」とか言って触らせる。涙する池澤に感動。ていうか陣痛じゃなかったの?まだ生まれないのね。もう少し引っ張る気か。
仙崎も豪雨の中ドア越しに環菜に別れを告げた。しかしいざそう言われると環菜の思いは爆発。豪雨の中追いかけていって「支えになるから」とかいって抱きついた。冬柴さん、さようなら。
そんな中、吉岡(佐藤隆太)が潜水士を目指して映画の舞台であった鹿児島に行くことになった。また一番古い船だった「ながれ」の廃船も決定。予告では池澤が死にそうだし大変な展開がありそうだ。
緊迫した状態の中、なぜかラストのCDプレゼントでは船長の夏八木勲がウォークマンでB'zを聞いていて「何聞いてんですか?」と聞かれて「B'zだよ!」とか答えるコントのような映像が…。
がんばっていきまっしょい 6話
先週2年生春になったが今週は2年生初夏からスタート。なかなか勝てない女子ボート部。どうしたら勝てるかと模索する中、次第にチームワークも乱れてきた。そんな中で中田(田口淳之介)にそそのかされてマラソンを頑張りすぎた悦子(鈴木杏)が貧血で倒れてしばらく離脱。リー(相武紗季)がキャプテン代理となる。当初はリーのほうが「しっかりしている」と評判で悦子が落ち込んでいたが勝つために厳しい特訓を用意して張り切りすぎたリーはイモッチ(藤本静)がダイエットしようと無理しすぎて辛そうなのに気づかなかった。それに気づいたのは悦子で「あいつみんなをよく見てるよ。やっぱキャプテンだな」という空気になりリーは沈む。トドメに関野(錦戸亮)に思い切って告白したのに関野は困って無回答。別に振られたわけじゃないと思うが完全に失恋モードとなったリーは何処へと去り戻ってこなかった。勝手に失恋するなよ。いつの間にか中田がラグビー部を辞めて帰宅部になっていた。どうやらボート部に入るようなのでたしかにこの役は代役が必要だったんだなと納得。某メンバーがいなくなったのが序盤でむしろ良かったかもしれない。
また太りすぎの標的にされたイモッチ。まあ確かにそう見えなくもないがキャプテン様もけっこうまるっこいお顔が印象的な気が…。
ひどいのが新入部員2名の扱い。基本的に5人だけで話し合いや練習、店に食事しに行ったりしていて早々に帰宅せざるを得ない状況のようだ。「私達も先輩や」などと喜んでいたくらいで話しかけることすらせずボートも5人で運んでるし雑用すらさせてもらっていない完全なハブ状態。悦子の代役で1人はボートを漕がせてもらっているシーンがあったがこれも単に他にいないからというだけ。無邪気に「すごいですね〜」なんて言ってる選ばれなかったほうの新人の全くくじけてないその姿には涙が出るほどであった。そもそももう入部して3ヶ月以上たってるはずなのにいまだ体操着。ユニフォームすらもらえない始末。前回のゴタゴタで少しは反省したかと思ったが結局自分達のことしか考えてないぞ…。
昨年、人数的に間に合っている男子部に入った関野などはすぐにユニフォームをもらっていたし先輩達と仲良くさせてもらっていたのに…。
毎回冒頭かラストに入る「現在」のシーンで女子ボート部が伝説的扱いになっているのは5人が後輩をハブにして完全放置して新人育成に全く力を入れなかったせいで5人の引退後にあっという間に廃れたというのが真相か?