どこまでも世紀始な日記’07 夏の終わりに

2007年9月

9月30日(日)

一気に秋へ

・金曜日は30℃越えたものの、昨日から急速に10℃以上の超大幅ダウンとなって、一気に秋模様へ。夏の終わりを通り越して完全な秋になってしまうという極端ぶりである。でも気がつけば今日で9月も終わりなわけで。あまりの暑さにもう10月になるという気が全くしなかったが何とか10月な気分になれそうである。

・学校のPCでInternet Explorer7が導入されているのを知ったので俺のPCにも導入してみた。確かホームページ始めた頃は5とか5.5とかだったような記憶があるが6に変わった時はどこが変わったのかよく分からないくらいだった。

今回の進化はかなり分かりやすい。別窓で開いても新たなWindowは立ち上がらずに同じプラウザの中で切り替えが可能なので、色んなページを別窓で開きまくって下の表示が大変な事に…という事態が避けられる。基本的に上の表示も一新されているのだが、全体的に使いやすくなった感じ。ここに来て随分一気に変わったなぁ。


9月29日(土)

林檎、狩る

本日は、祖父母も誘って家族で(弟除く)群馬の方へ毎年恒例の林檎狩りへ行ってきた。思えば小学生の時からなので10年以上になるのか。その割には一新でもしたのか、むしろあの頃よりも林檎の木は小さく、新しい。

去年は行く時期が遅すぎてもう終わっており、買って帰ってくるだけだったのだが今年は逆に早すぎたわけではないが、例年とは違う種類の林檎だった。色づきは非常に良かったのだが、トマトみたいなかわいいサイズの林檎が多かった。

その後はいつの間にか沼田地方の名物になっているという「だんご汁」とやらを昼食にする。といっても俺は舞茸天ぷらそばを食べていたのだが…。小麦粉を固めたモチみたいなものの他にまあありとあらゆる野菜やらキノコやらが煮込まれた汁で少しもらったのだがなかなかだった。しかしいつから名物になったのか…。スキーシーズン含めて年間3,4回は訪れている土地なのに今まで全く知らなかった。

その後は足湯に浸かった後に、水上まで回りこんで生ドラを買って帰宅。


9月28日(金)

ガイダンス(Remix)

・本日は音響系の学科を出て音響方面で活躍する先輩たちが集う就職ガイダンスに混ざって我々の学科も参加。7人の現場系中心に活躍中の先輩たちが集う。正直、あまり興味の無い方向性だったのだが聞いて損は無い

てっきり、7人が順番にソロで自分の経験や仕事をトークしてくれるのかと思ったら、7人は壇上に並んだ椅子に一列に座らされ、就職センターの人が総合司会的に彼らに質問をしていくという形式だった。

基本パターンは回答のたびにいちいち話をまとめようとするので、「そうですね。そうなんですよ。こういうことは〜」と先輩が言われたことを、私的な解釈や想像を加えまくって繰り返す。結果的に意図せずとも、7人よりもこの人ばかりがしゃべってしまうという展開に。

冒頭から私的な話を繰り返しすぎたため、「もっと早くまわしてほしい」と7人のうちの1人にクレームをつけられてしまっていた。しかもこの辺りで既に「こういう話をするとは想定外だったので」などと、予期してないことを聞かれて戸惑っている心境を次々と露わにする7名…。

最後の質疑応答に関しても、生徒側からいくつか質問が出たのだが、何故かピックアップで回答させたり、余計なことを1人で喋ってまとめようとしたり。質問を繰り返した上で、7人にマイクを渡して順番に回答させればすむ話なのに…。結局、質問に対しての回答は妙に曖昧になってしまった。どうにも奇妙な展開のガイダンスであった。

・勢いで書いたので、後で見たらひどいのは司会よりもむしろ俺の文章だったので、全面改稿を加えました。基本的に実際に起きた事実と、50%カットの個人的な印象の記述にとどめました。


9月27日(木)

特別授業2

本日は東京ミッドタウン内にて某社を見学。さらに某コンテンツの解説を聞く。とりあえず最新のビルというのは最新な空気が漂っているものだが、無駄に豪華すぎてなんか疲れた。また、解説の方はあまり深い話でもなかったので、まあまあふ〜んという感じであった。

ていうか、本日はかなりお腹がキテいたのでそれどころじゃなかった。


9月26日(水)

発表A

本日はグループごとのプロジェクトの発表。スーツを着なくてはいけないという静粛な雰囲気に。相変わらず、涼しくなると言いながら数日後には暑さが戻ってくるという無限ループのようなふざけた気候が続いており、本日も上着まで着るにはあまりに暑い。無駄以外の何者でもないと思うが、こういうルールなんてのは環境問題の観点からしてもとっとと捨て去った方がいいと本気で思う。

さて、かなりクオリティの高そうなFLASHを駆使したような技術のサイトや、音楽配信のサイト内容、映像作品の発表が行われる中、我々のネットラジオプロジェクト、Motor Natural Kingdomはタイトルの時点でギャグ全開だったが、会場の雰囲気を一変させてやるぜ!ということで事前に笑いの方向へ入念な下準備を行った。

まず、一通りの説明を終えた後に「今後の予定」と称していきなり

Mortor Natural Kingdom解散!!

と表示するというありえない発表に及ぶ。さらに解散発表をするというショートコント仕立てのラジオを事前に収録しておき、それを流して静粛な空気にふざけたノリをドロップキック。トドメに

Mortor Natural Kingdom Z 始動!!

という一文字増えて再結成というしょぼいオチをつけて我々の勝負が終わった。

結果的に成功で、会場の空気は一変した。しらけて怒られたら本気で解散するしかないと思ったが、質問の余地もあまり無いほど今後の見通しに関して、できるかどうかは不明にしても明確にしたところも良かったようで、おおむね好印象。ひとまずこの程度の狙いなら通用するようなので安心したと同時に、考え方が昔の俺に戻りつつあるのを実感した。


9月23日(日)

編集

・本日もたまに訪れる学校の体験入学バイトであった。ここんとこ秋休み状態で、数日おきに特殊イベントがあるだけなので忙しさ的にはわりかし楽であったが、妙に眠い。何とか乗り越えて到着後は安定。

いつものように撮影かと思いきや、編集大臣に任命されて編集をやることに。撮影されてきた映像を切り貼りしていくということで、まあ慣れればたいしたことはないのだが、さりげなく奥は深い。とりあえず直感でズバズババッとやってみる。おもしろくないのでさりげなく変な部分を残したり、最後の最後にすっかり人気が途絶えてて来年大丈夫なの?的な我々の学科のタイトルと「募集中!」の文字を挿入。これはダメかと思いきや意外とOKが出たので万々歳。編集も悪くない。

・音楽誌が書かないJ-POP評論のZARD特集号と松岡圭祐の新刊をセブンイレブンのネット注文で頼んだら土日が休みのせいで届くのが火曜日になってしまった。連休はこれで過ごそうと思ったのに…。

・ようやく猛暑が去った。気がつけば9月も下旬だが、そもそも涼しくなったと言ったって、この気温じゃ普通の9月じゃ暑いくらいだ。もういい加減にしてほしい。


9月21日(金)

複数商法

・前回のシングルでえげつない販売戦略をやらかした東方神起。今回の新曲はCD+DVDとCDのみの2種類で落ち着いているが、これでさえCDの方にのみリミックス曲が収録されているということで界王拳2倍はぬかりない。そんな彼らのインタビューが今週のオリコンに載っていて、ダンスが見所だよねという話の流れで、こんなやり取りが。

インタビュアー「ぜひCD+DVD盤を買ってもらってね。でも、そっちを買うと「Lovin'you」のリミックス版が聞けないんだよね。そこがズルいよなぁ〜!(笑)
ジュジュン(メンバー)「スミマセン、僕たちが考えたわけではないので(笑)。」
インタビュアー「アハハ、大丈夫両方買えば問題ナシです(笑)…(以下略)」

何、このやり取り?

そりゃぁ表立って否定的発言はできないんだろうけど、全部(笑)にして済ますとは…。東方本人はまあ立場上これ以上の発言は不可能だろうけど問題はインタビュアー。切り返しがありえない。軽々しく、ごく普通に両方買えば問題ナシってあっさり流してしまう。スタンスとしてダメじゃね?

はっきりいって異常事態としか言いようがないこの現状。こりゃぁ、複数商法もうなくらないよ。普通になってるもん、両方買えばいいって。「何を買ってるのか」という原点さえ見失ってる。

・松浦亜弥の久々のオリジナルアルバムのジャケ写が判明した。こうして並べてみると歴代のジャケ写も決して出来がいいとはいえない。あれ?こんな顔だったっけ?的なものが多い。特にベスト、前作の「Naked Songs」辺りは誰だか一瞬分からないくらいだったが、今回のもなかなかにひどい。こんなに鼻の穴がでかかったっけ?表情も微妙だが、まずの鼻の穴のでかさが目につくっていうのはマズくないか。


9月20日(木)

特別授業

特別授業ということで6月には学校に来てもらったのだが今度はこっちから見に行くということで、都内某所にある某有名電信系会社の研究所の見学に向かう。

某研究所がどうだったとかよりは、その渦中に何が起きたか?の方が期待されてそうなのだが、こういうときは案外何も起きなかったりする。都心を抜けていくのが嫌だったので、大学1,2年まで通っていた方向から回り込む形でのルートを選択。大学生がいないせいか、当時と同じ時間帯なのに異様に車内が空いていて驚いた。夏休み中というのもあるが、都心撤退(あえて「撤退」)の影響もあるんじゃないだろうか?ただ相変わらずこの電車は音がうるさい。トンネルにさしかかったaikoの「横顔」に至ってはリズム音しか聞こえねぇ…

でまあ何もなく、無事に早くたどりついたので、先発隊で現地入りできた。先発隊で半分が現地入り、次のバスの後発隊で残り半分が現地入り。

基本的には、新技術という事で企業様などに見せるような軽いデモンストレーションみたいなのを複数見せてもらう。いわゆるベタなイメージの「近未来的」な技術は確かに開発が進んでいるようだ。ただ余裕と言うか企業体質なのか、1つ紹介するごとに(5,6分程度)紹介役の姉ちゃんが入れ替わる。1人でいいじゃん!どんだけ替えがいるんだよ?

さらに昼食を経て、電話の歴史資料館みたいのを30分コースで回る。これなんか、一般的な資料館風に作ってあるのに、どうも完全予約見学制の様子。普通に一般公開すればいいのに、なんかもったいないな。

そんなこんなで見学終了。9月下旬に差し掛かるとは思えない猛暑の中、帰路についたのであった。


9月19日(水)

秋休み

・夏休みが早く終わったと思ったら、実質秋休み期間。ちょこちょこと行事はあり、実際明日は朝から電車で遠くの方まで行かなくてはいけないので、慣れない道中で朝の緊張感に俺の腹が耐え切れるかという重要かつ避けられない問題があって気が重い。そこさえ乗り切れば軽いんだが…。

さらに来週はスーツで発表したり、またしても電車で都会のど真ん中に特攻しにいったり、もう1回スーツで我々の学科的に関わりはあるけどたぶんそれ中心では行かないんじゃないの?的な音響系の就職ガイダンスに参加させられたりと3日連続でイレギュラーな出来事が。こういうときに限ってヤツらは迫ってくるので冷静に対処したい。つーか最初から来るな

・ZARDの未発表…というか未完成の曲がコナン主題歌になるとかなんとか。どうやら入院直前の文字通りギリギリ最後のレコーディング曲を仮歌の英語詞歌唱音源を駆使して仕上げたらしい。そんなことしなくても、過去のミックス待ちの未発表曲とかわんさかあるのでは?ここんとこは毎回アルバム出すたびに「数年前の音源をやり直した」とか「ミックスだけ変えた」とか言って出てくるんだから、何も未完成の曲を無理して仕上げなくても…。案の定、hideみたいな展開になってきたのかなぁ。

あと、秋発売のベスト盤っていつまで投票してるんだろうか?そろそろ発売の日取りを決めないと、もう一応秋なんだし。11月くらいか?

ついでに追悼コンサートとやらはいったい何が起きるのか全く分からなかったが、生演奏にボーカルだけFilmコンサートみたいな形だったようだ。予想されたビーイングGIZA関係者集結のカバー追悼ライブではなかった模様。

・スピッツ、SOPHIA、GOING UNDER GROUND、槇原敬之…と秋には気になる歌手のアルバム発売が押している。スピッツは確定、マッキーはレンタルとして残りの2組をどうするか…。


9月16日(日)

搬出

数日前、カーネル・S・マルオ氏からコンサート搬出のバイトをやらないか?という話があった。力勝負のこの手の話は断ることにしていたのだが、ライブハウスの搬出なんてのはさほど重いものもないし、技術もいらないし、呼ばれたらそっちに行って指示された場所へ運んでいけばいいということで楽だ!ということなので了承。しかも18時30分〜21時30分のわずか3時間なのに5000円という破格。何でも派遣のバイトらしいがその派遣の社長だか何だかと知り合いらしく、交渉で時給を吊り上げつつ人員確保を頼まれたらしい。頼まれた、の、頼まれたという何だかややこしい展開でTEAM COLONELのF君も俺と同じように引っ張ってこられたらしい。

んで、16日、場所はZeep Tokyo(お台場)。ライブの内容はC1000×嵐応募抽選の限定プレミアムライブ。大阪、福岡でも共にZeepのライブハウスで行われたらしいが、この日の東京が最終地らしく、2公演のうちの最後のお片づけということらしい。

事前にヤフーオークションを見たところ、午前の回が恐怖の9万円落札となっていた。今年ノリにのっている嵐だけに既にドームコンサートなどが控えているが、そういう数万人規模軽く集まる中での抽選限定のライブハウス。値段高騰も避けられないとはいえファンの情熱と経済力はすさまじい。

F君もバイクで来るということなので、当初は俺だけ電車で行くつもりだったがカーネル・S・マルオ氏の後ろに乗っていくことに。ある程度の長距離のバイクの後ろは初めてだったので、バイトよりもむしろバイクの後ろに乗っていることの方が疲れた。クリスマス恒例のレインボーな木漏れ日を初めて直接浴びながら、お台場入り。夏のお台場は初めてだったが、潮風のせいか、蒸し暑さがハンパじゃない。本当に9月中旬か?

会場入りして、一番前の扉のところへバイト群は移動。説明を受ける。とりあえず終わったらということだったが、この時点でまだ嵐はトーク中。やがて歌が始まり、知ってる曲がオンパレードされた。

We can make it!
a Day in our life
ハダシの未来
Happiness
言葉より大切なもの
サクラ咲け

姿は見えないとはいえ、知ってる曲連発で聞き入っていたが、F君もカーネル・S・マルオ氏も「デビュー曲しか知らん!」だそうだ。やっぱ一般には浸透してねぇなぁ。しかも2人とも連ドラを見ない人たちなのでそうなるともう完全にお手上げみたい。

なおスタッフの出入りで何度か扉が開いた際に、それぞれ二宮、櫻井の姿を確認することができた。

場内に「本日の公演は終了しました」というお決まりのアナウンスが流れるが、怒号のような「嵐!嵐!」コール。やはり、男性中心で「ZONE!ZONE!」と叫ぶ声よりも女性中心の嵐コールの方が何か綺麗な熱気だよね。

そしてアンコール登場で今年大ヒットした2番ヒットの「Love so sweet」を歌う。そろそろ終わるだろうということで我々は舞台袖の方まで移動。やがてアンコール終了。再び場内アナウンスが流れて完全な大団円ムードだったが、「嵐!嵐!」コールが止まない。完全にヒートアップしちゃってるなぁ、ファンの人たち…と思っていたが、これは後で知ったことだが他の会場ではWアンコールくらいまでは毎回やっていたようだ。ネット時代の現在ではそういう情報は簡単に入手できるから、ファンも分かっててやっているのだろう。

で、Wアンコールでデビュー曲「A・RA・SHI」。全く終わりそうにないので我々、一時撤退。カーネル・S・マルオ氏による「踊って歌っているのに誰1人マイクとの距離が変わらない部分がある」という解説によれば、こういうときに口パクで事前に録音していた音を使うなどはよくあることらしい。実際にこの時聞こえてくる歌声はラップ部分は明らかにテンションやノリからして事前に録音してあるものではなく、生声だと思われたが、サビになると音量が変わって均一化されたCDそのままのようなユニゾンボイスに明らかに切り替わったのがよく分かった。

さてこれで帰るのかと思ったが、まだコールが止まない。終了を告げる場内アナウンスももはやただの飾りだ。とはいえ解散コンサートじゃないんだからトリプルアンコールなんてないだろ!と思っていたらまた歌が始まった。「感謝カンゲキ雨嵐」である。

スタッフの往来が激しくなり、「もうキリがない」という声が飛び交う。心なしか迷惑そうなスタッフ群。暗闇で待たされる我々

そして再び場内アナウンス。さすがに、ね。もう終わりだろう。場内アナウンス以外にもスタッフによる退去を呼びかける声が聞こえてきた。見えないので分からないが、あきらめて帰っていくファンも出てきた様子。だが、残ったファンは何故かハッピーバースデーを歌い始めた。嵐のデビュー曲は11月発売だが、意味もなくハワイで行われたデビュー記者会見は9月15日だったのだ!そういうことか!そんなわけでしばらく時間がたったら、まさかの展開が。

4度目アンコール!

今度は聞き覚えがあるようなないような曲だったがどうやら「Future」という「We can make it!」のC/Wらしい。これでようやくイベント終了。既に19時30分。こりゃぁ、片付けも21時30分じゃ終わらないなぁという空気が漂う。

だが、プロの人たちの仕事は速い。元々ライブハウスで大掛かりな仕掛けもなかったこともあって、手早くセットや鉄骨が解体されていき、我々バイト群はあちこちから呼ばれて「運んでおいて」を命じられるだけ。楽といえば楽だが、どうも気が落ち着かない。不器用さが災いして、「こうだよ!」と2度言われた。とはいえ全体的には楽。

しかもこんなにバイトいらなかったんじゃ…という勢いで舞台上には常に暇そうなバイトが仕事を求めてウロウロ。来てくれという声が飛ぶとそんなにいらないのにぞろぞろそっちへ、みたいな。結局、あっという間に搬出が終わってしまい、21時には終了実働1時間30分でしかなかった。嵐の歌も聴けたし、仕事は楽だったし、台場のサイゼリヤで飯を食ってから、帰還。ただこれで調子に乗ってこの手のバイトにうかつに手を出すと痛い目に合いそうだ(昨年7月のが楽だったから、少しグレード高い同じようなのに手を出したら痛い目にあった1月の人間機械化地獄バイトの例がある)。


9月15日(土)

ここ最近の2007夏ドラ FINAL

牛に願いを〜Love&Farm〜 最終話
「牛に願いを」コンテスト、あっさり優勝。ていうかコンテストにいる人が少なすぎる。客も表面に敷き詰めただけでしかもあっさり結果出るし、中盤ごろに出てきた町の羊祭りより人が少ない…

さてここまで出ていた亮太(中田敦彦)だが最終回にして再び失踪。みんなで優勝旗を持って帰るシーンに不参加だったのに始まり、ことごとく彼だけいない。そのいない度は最終回にして過去最高なのではないかという勢いでとにかくこいつだけがいないシーンが相次ぐ。一方で高志(玉山鉄二)の父(大杉蓮)は捻挫程度で済んでその日のうちに足を引きずりながらも仕事復帰。高志は父の偉大さを語り、父を越えられないという悩みを告白する。後日、父はお前はちょっと自慢の息子だ、胸を張って越えていけ!と激励する。この親子のシーンだけは気合入ってて感動的だったが、言ってみればそれだけだった。

合併問題は宮本議員(中嶋朋子)が再奮闘して再住民投票を開始するとか言って、あれだけ深刻に見せてきた問題は全て未解決どころか、借金問題とか忘れたかのように終了。これは解決させる方が困難なので、問題提起だけしたかったのだろうけど、曖昧にされた視聴者としてははやっぱりスッキリしない。だいたい宮本議員が議会議員というのが意味不明だ。ここは町であり、町議会が先にあるはずなのに何故別の市の市議会議員と市長しか出てこないで合併するだの反対だのとモメているのか。前回辺りから唐突に加藤(中村獅童)と親しく話していたりしたが、最後まで何者なのか分かってるようで実は何も判明しなかったといえる。

Love&FarmのLoveに関しても1組もカップル成立せず。告白さえしないままだったり、そもそも誰も好きになってねぇ…などのすれ違いが相次いだ。

話の方は、克也(田中圭)が残した馬のグラスウィンドのレース復帰が決定。なお応援に駆けつけるかと思われた克也だが手紙による音声朗読の出演のみで「仕事で行けない」という理由で出演なし。

コンテスト優勝とのダブルの朗報に沸いた一行はその日、焼肉パーティーを行う(ただし亮太は高志の妹に告白しに行ってることにして不参加)。牛の品評会で優勝したその日に、別の牛とはいえ牛様を焼いて食うとはなかなか。牛が淘汰された時に涙を飲んで、ステーキを食べていた連中はこんなにも成長したってこと?

その後、特に大きな事件もなくグラスウィンドのレース日へ。牧場を開けれない牧場主が応援に行けるように高志だけ行かせて、学生一同は牧場に残ることに。そこで子牛だったグリーンの様子がおかしくなる。獣医を目指す決意をしてレベルアップした美帆子(香里奈)の判断で冷静に対処。各自が扇風機やら水やらを用意しに出て行ったのだが…。水を取りにいった亮太がその後戻ってこない。バケツ抱えて走ってるソロカットの後は、現場にバケツがあるのに亮太が失踪。このシーン、2日以上で撮影したのだろうか?急にいなくなってしまった

一方で競馬場で期待に胸躍らせる応援軍だったが、体調不良で欠場という、視聴者出演者全てにとって予想外のまさかの結末を迎えて意気消沈。牧場に戻ってきたシーンでは亮太の服を着た影武者がカメラのすぐ前で首から上を絶対映さないようにして存在だけアピールしながら牛の周りに一行がいるという克也母死亡時の不自然なシーンの再現。

実習が終わって、宿舎を出る時もまさかの失踪。しょうがないから統平(小出恵介)に「早くしろよ!」と誰もいない玄関に向かって言わせて、後から別カットで慌てて出てくる亮太を挿入。もう言葉が出ない…。さすがに最後のお別れのシーンでは全員集合。そんな中、悩みぬいた高志は衝撃の発言を。

「俺、ここに残るわ」

大学を辞めたら奨学金を返さなくてはいけない。

ドラマの初回や2回目で言われていたことだ。高志にとって大学はどんな道を選ぼうとも絶対に卒業しなくてはならない決定事項。全員それを失念してしまったのか。妹役の人は先日のインタビューでわざわざ「大学卒業してから、戻ってきてほしい」と答えているなど出演者でさえ覚えてる事実なのに。

そのまま牧場に残って四季が巡っていく。ラストシーンでは今度こそ復活したグラスウィンドのレースを見るために競馬場へ出向き、そこにみんなが集合して応援始めて終了。馬に願いを?ていうか克也はこの局面でもいないんだね…

終わってみての感想
1番期待していたドラマだが1番つまらなかった。とにかくストーリーがグダグダ。Loveを描く余裕もなければ、中盤以降は中田のスケジュール調整がつかずに振り回されて話がしっちゃかめっちゃかに。大学卒業しないといけないという大前提さえ忘れてしまうほど、全てに疲弊しきったまま終了。もう話を見るよりも不自然な点を見る方がよっぽどおもしろいくらいで、これほど裏事情というか出演できない出演者を何とかごまかそうとするなんて状況はめったに見れるものではない。そういう意味で実に貴重なドラマだった。そういえばカフェのおばさんの藤本静。相武紗季と『がんばっていきまっしょい』で同級生として共にボートを漕いだ仲だったのね。藤本が当時26歳で異例のキャスティングだっただけにすっかり田舎のおばちゃん化しており、とても一緒にボート漕いでた2人には見えず最後まで気づかなかった。出演者全体は好感度が高く、中田の演技自体も壊滅的というわけでもなかった。問題はストーリーだった。最終回では2話と同率の10.4%の最高視聴率を獲得。それと1話以外は一桁街道というこのキャストでの異常な低視聴率も納得。

 

探偵学園Q 最終話
逃げるリュウ(山田涼介)は地蔵が無数に並ぶ不気味な墓の前に到着。夜の闇の中にいたのはついに姿を現したキングハデス(若松武史)だった。リュウに仲間はお前を信じてないと言い、ペンダントを振って催眠術をかける…という旧時代の化石と化したようなオカルトの産物を演じるハデス。それにすっかり引っかかるリュウ。

Qクラスを直接潰すために、棲龍館にQクラスを集合させ、ハデスとリュウは棲龍館を炎上させる罠を発動させる。リュウは「こちら側の扉は正しくない。果たして僕が信じられるかな?」と悪役全開の笑みで宣言して立ち去る。

だが、これらは全て嘘をつかないと宣言したキュウとリュウの「約束」であり、かなりうろたえていたQクラスの面々と違って、キュウにとってはその言葉は回答そのもの。しかももう一度棲龍館の殺人現場に来たおかげで事件のトリックも分かっちゃった。棲龍館が炎上しなかったことを知って戻ってきたハデスとリュウの前にQクラスが登場し、リュウが合流。事件の真相が明かされた。

殺された4人は最初の被害者が最後の被害者を殺すために毒を仕掛けておいた以外は順番に犯人が次の被害者になる連鎖で完結した数珠繋ぎ殺人だったというオチ。そういえば原作もそうだったっけ?今回は約束の部分といい原作が生かされている。

その殺人願望を増幅させたのが、またしても懲りずに登場する「催眠」という最もらしい名を借りただけ都合のいい魔法。何か暗闇で揺れるペンダントに魅せられて殺人願望を膨らませる4名が相次いで映像として出てきたがどこのB級オカルト映画?というかペンダントもっと綺麗に揺らそうよ

倒れたけど復活した団(陣内孝則)が駆けつけて2人きりで会話したいというので全員外で待機。そんな中、計画の全貌を知らせてもらえなかった上に、どうも計画が怪しい方向に向かってきて失敗しそうだったのでここぞとばかりに「私は傍観者に徹しさせてもらいますよ」と少し余裕を取り戻していたケルベロス(鈴木一真)は、近くで傍観しすぎたせいであっさり七海(山本太郎)に見つかってしまう。ひそかに視聴者の間でささやかれていた「口笛下手じゃね?」という疑惑を、七海に直接「お前、音痴だろ?」と突っ込まれたケルベロスは激怒。必殺パンチを繰り出すがカウンターで一蹴されてしまい、前歯が吹っ飛んでマヌケな姿に。何言ってるのか分からない言葉をフガフガ叫んだ後に逃走。何故か追わない七海。終わり。

一方でユリエ(奥貫恵)の方はもっと意味不明で、教会の中で祈ってる姿+警察のサイレンというカットだけで終わり。

団とハデスはもう少し建設的な話し合いをするのかと思われたが、特にこれといった話し合いをすることもなくハデスは毒薬をあおって自殺してしまう。微動だにせずにそれを見守っていた団はハデスが絶命するとようやく立ち上がって冷静に死を確認。「バカ野郎が」とつぶやく。ていうかもっと止めろよ団が黒幕に見えた。その後は血を廊下を血の海にして団もまた死亡…。

しているかと思われたがしぶとく生き残っていたらしく、CM明けて全てが解決した後にいつものQクラス会場でみんなを誉めていた。ちなみにハデスと同級生にはどうしても見えなかった

全部終わっての感想
土曜9時枠っぽい作品だったが、なんとも言えないどこか暗さを漂わせたドラマだった。トリックがチープなのはもうそれ以外の要素で勝負するってことなんだろうけどそれ以外の部分で特に見所があったというもんでもなかったような。七海のギャグとのバランスも微妙。メグ(志田未来)が中盤から明らかに嫌な性格を潜めて大人しくなったのはやはり原作と真逆で無駄にワガママにされてしまったキャラ設定に苦情が殺到したせいだろうか。何故か秋葉原を舞台にしていたのも特に意味もなく、メグがメイドなんてのも後半はあまり出てこなかったし。それにしてもトリックや動機の増幅に都合よく「催眠」って言葉を借りて魔術で片付けるのは寒いなぁ。後期「金田一少年の事件簿」をつまらなくした元凶とも言える都合のいい魔術と犯罪プロデュース集団という敵役。やはり馴染めない。もっと現実的な心理学を巧みに利用した方法でも扇動できるだろう。特に最終回でのペンダント振り→殺人願望増幅は手抜きすぎ

ホタルノヒカリ 最終話
マコト(加藤和樹)と暮らし始めて幸せ全開なはずだった蛍(綾瀬はるか)。仕事でも大役を命じられて充実した日々だったが、マコトの前で高野(藤木直人)のような甘え方ができず強がったり無理に元気を装うとしてしまい次第に重圧に。浴室、トイレ、洗面所が全部一緒なので化粧してる蛍が「いけない、ウンコしてると思われる」とか何度も言うのがウケた。

結局早とちり、速断大王のマコトは自ら別れを切り出して、蛍失恋。高野の前で泣き出すも、あの家には戻らずに1人暮らしを開始。時は巡ってクリスマス。パーティーで盛り上がる社員一同だったが、蛍は「家で寝てたい」とぐうたら。らしさを貫く

さらに時が流れて再び夏がやってきた。ついに家に戻ってきた蛍は高野に告白。高野も好きだと宣言。最後まで2人らしいやり取りのまま終了。

1年置いて戻ってくるというのは良かった。やはり最後は2人の掛け合い漫才で終わってくれないとスッキリしない。1人暮らし始めたのでそのままENDになるかと思ったけど、蛍らしさを示す上で必要だったと思う。ついでにマコトが好きだった優華(国仲涼子)は要(武田真治)と付き合い始めた。その他車内でもカップルが安泰の日々を送っているようだったが結局マコトは1人ぼっちに。描き方的にもあまりマコトに感情移入するような描き方をされてなかったので最初からカマセというかマコトENDの予定はなかったんだろうなぁ。

また前回、蛍の携帯の高野登録名が「ぶちょお」だったが、高野の携帯も「アホ宮」に名前変更されてるという細かい共通点がらしくておもしろかった。

ただ少し急展開だったのが惜しい。もう1話くらいあっても良かったかも。

終わってみての感想
元々、綾瀬はるかが苦手だったので見る気がなかったが、予告でののほほんとした綾瀬はるかがかつてないほどいい感じだったので何気なく見てみたが大当たり。今年最高。初回はなんか堅かった藤木直人も、すぐにいい感じのコンビに。とにかく綾瀬はるかのこれまでにないぶっ飛び具合は見てて楽しかった。この2人の掛け合いはまだまだ見たいところだ。SPとか無理ですか?

 

山田太郎ものがたり 最終話
テレビはつけていたがつまらなくて相当流し見。冒頭からアメリカ行きを蹴る太郎(二宮和也)は巨大ハンバーグゲットのために隆子(多部未華子)、托也(櫻井翔)とエアギター大会に出場。

何とそこでかかった曲は主題歌「Happiness」。う〜ん、これは…。ていうか何でエアギターなんだ?OPつながりか?

勢いで優勝するも、結果発表直前に自分たちのせいで兄貴が大学に行けないと悟った弟妹連中は、福引で大学費を捻出する計画を実行するべく会場を抜け出して福引会場へ。

どこまでも純粋というかどこまでも迷惑かつ無知な子供たち。何もあのタイミングで失踪同然にいなくならなくてもいいじゃないか。しかも10万円じゃ大学どころか予備校代の足しにしかならない事くらい、次男は小学6年生なんだから理解できるだろうに…。

結局、福引は外れたが涙涙の展開に。この毎回繰り広げられるベタを超越したような家族・涙・愛な展開は、さすがに泣けるはずもなく、最後までハマれなかった原因だった。ていうか回を追うごとにこの傾向ひどくなってなかったか?

最終的には校長らの計らいで、付属の大学(要受験)に学費免除での入学を果たした太郎。さらに進学も何も考えてなかった托也も太郎にくっついてきて、隆子も決死の勉強の末に同じ大学に入学。相変わらずキャーキャー騒がれながら登校して終了。

終わってみての感想
つまらなかった。多部未華子、大塚ちひろといった実力派女優目当てで見たのだが、多部ちゃんはイメージ違いすぎるし、大塚ちひろはいい味出してるのに相変わらず出番が少ない。おまけに白い制服がどうにも似合ってなくて男性陣含めて全員微妙。私服の時のほうが数倍良かった。

貧乏設定も最初はコテコテだけど良かった。ただ画家としての和夫(松岡充)の腕がどんなもんなのかは不明だったが、友人に豪邸を借りるくらいの交友関係があるなら、和夫が完全に帰ってきた物語後半は少なくともお腹が空いても我慢!なんて状態にはならないはずでは?母が病弱という設定の割に終始ぴんぴんしており、最強ダメ親として君臨してしまったのも良くなかった。とりあえず1話でぶっ倒れて入院というのは規定パターンだったのに、やらないし。何か回を追うごとに貧乏でもいいじゃないか!というよりかは貧乏じゃないとダメなんだ!的な雰囲気で、家族愛ではなく自ら望んで貧乏に固執しているかのようだった。

楽しい雰囲気のドラマではあったが、ストーリーとして何の進展もなかったような?原作ファンにも不評というか、原作と全く違う方向へ向かってしまったらしく気がつけば原作ではなく原案に…。

ただOP映像だけは夏ドラの中で1番面白かったし気合入ってて印象に残った。


9月14日(金)

前期テスト期間突入FINAL

テスト最終日。この1週間、余裕を持って少し早めに出たのだがそういう時に限って5日間途中下車ゼロ記録を達成。このピークが続くといいんだが…。

プレゼンの時間はネットラジオプロジェクトの最終確認。月末の発表に向けた最終調整に入る。一応、講師には現段階で完了との旨を伝えたが実際は仕込むべき隠し球の収録が残っている。

もう1つは15秒の映像作品を編集して提出というもの。素材の用意がめんどかったが、自宅に古いDVカメラがあったので晴れた日と台風の日の映像を交互に入れて「同じ空でも見える景色は毎日違う」「やっぱり晴れがいい」というテロップを入れて、公共MOMA機構(意味不明)なる表示をしてフェードアウトするというおもしろくもなんともないどっちかというと「感覚系」の作品に仕上げた。

業界研究は新人とインディーズアーティストを上げて紹介せよというものだったので早々メールで提出。無理やり捻出した15組+9組大量投下したのでOKだろう。

その後は、ネットラジオプロジェクトの隠し球を収録台本まで用意したこの作品。当日、マジメなムードに支配された会場が一瞬にして豹変するのは確実であろう。


9月13日(木)

前期テスト期間突入4

テスト4日目。電車に乗って1駅進むといきなり電車が停止。別の快速電車で、先の駅まで進む選択肢もあったが人が殺到してて厳しそうだったので、1駅先まで歩いていって様子を見ることに。この1駅先の駅の場合は、別のルートへ抜けることが可能なので、いつまでも動かない場合はこれしかない。だが、1駅先の駅にたどりつくのとほぼ同時に運転再開。結局、恐らくさっきまで乗っていた電車に再び乗っていくという失策極まりない事態に。

デジタル機材系の授業は、びしりと時間を決めてテストではなく、12時までに1人ラジオ音源を途中まででもいいから提出せよ!という課題だったので問題なかった。

音楽理論のテストはテストにあらず。難しすぎてまともにテストやったら落第が相次ぐので、問題を解いて答え合わせして提出するという「とりあえず解いたぜ!」を示せばOKという展開に。ただでさえ難解な理論だが、分かったような分からないような困難を極めた状態にある。だいたい半分より少ないくらい人たちが理論を勉強したことがあって、それでも「ややこしいぜ」とか言ってる状態。半分より多いくらいの人たちが???マークを噴出している状態。世のミュージシャンたちは本当に全員が全員、こんな数学に等しい程の難解な理論を理解しているのだろうか?

もう1つの授業は、シナリオを送れというもの。メールで送信しておいたのだが届いてないかもしれないとかいうことなので再送信。アドレスは間違ってないはずだが…。


9月12日(水)

前期テスト期間突入3

テスト3日目。危機に陥った場合を考慮していつもより早めに出たがこういうときに限って危機など気配さえ起こらず、そのまま一直線に学校到着。結果、講師よりも早く到着してしまい暇な時間に。

著作権の授業はテストどうしよっか?などと適当な台詞が飛び交っていたが、先週雑談の流れで「なんかWebでも作品でもいいから自分のコンテンツを公開して広めるための手段を考えよ」とか何とか言う著作権も直前までやっていたマーケティングもあまり関係ない方向へ。しかも発案生徒

テストの方も「何かいてもいいよ」ととにかく書けばいいから的な微妙なノリに。しょうがないのでこのサイトが5周年で現在のヒット数を稼ぐようになった経緯を記載。つーか宣伝しないで更新をひたすら続けただけなのでリンクとか積極的に張りまくれば倍以上はいくんでないの?みたいな感じで締め。これでいいのか。

次のはPower Pointを使っての、Net TVで自分の学科の宣伝をする企画を発表せよ、というもの。例によって遊び心を導入。企画自体は、チームごとに制作されているプロジェクトの作成の様子をリアルドキュメント番組として制作してさわやかな感動を誘おう!というものであった。ラストページでは演出は避けたいが単調な場合はやむを得ない、として演出許可サインと称してこの時の画像を添付。初期のネットラジオでカーネル・S・マルオ氏の編集作業を応援するMOMAという設定だったはずの画像をうまく再利用した。

終わった後に、「MOMA君、話がある。歩きながらでいいかな?」と講師にマジな顔で声をかけられる。ヤバイ悪ふざけが過ぎたか?でもそんなに逸脱はしてないはずじゃ…。友人たちが可哀想に…と哀れみの目線を送ってくる。

本気で一瞬びびったが、話は全く別のもので、学科としての活動をブログにしたり、特別授業の様子のレポートなどを書く際にライターとしてやってくれないかという名誉あるお話だった。断る理由はない。光栄なことである。まぎわらしい顔で接近してこないでくださいよ、全く。

 

次はFlash制作。授業で1つ同じものを制作したのだが、ここ数週間かけて作品を個人で1つ作れというもの。忘れてることばかりで講師に質問を連発しながらもFIELD OF VIEWのアルバムディスコグラフィーを制作した。50%半透明で、アルバムジャケットが並んでおり、マウスを乗せるとくっきりに。クリックすると色が変わって、画面いっぱいに収録曲一覧と、発売日、売上枚数が表示されるという個人的にはカッコいいつくりを実現。

この時点で、先週だったので調子に乗って楽曲も乗っけようと、自宅で各アルバム5曲ずつくらいピックアップしてサビのみのメドレーを切り貼りして制作。これを乗っけようとしたのだがうまく行かない。曲が鳴りっぱなしになって止められないわ、音が被ってしまって騒音公害状態になるわでてんやわんや。講師に聞いた方法も何かなるべく自力でやれということなのか、しっかり教えてくれずしかも言っていた方法では何故か使えない。

もうだめかと思われたが、要するに最初の画面に戻った時に音を止めればいい。1つのレイヤーにつき1曲しか命令できないので、レイヤーをアルバム枚数分増やしまくる。そこで1つ1つに最初の画面時は「楽曲ストップ」という設定にするるという、思いつきで独自の方法を開拓。講師が言っていた方法と全く違ったが、奇跡的に窓を閉じれば音がやむというシステムの開発に成功した!感動した!

 

帰ってきたら安倍総理が泣きそうな顔で辞任してた。総理になってから本気でやつれまくっていたが、とりあえず重圧から開放されてゆっくり休んでほしい。


9月11日(火)

前期テスト期間突入2

テスト2日目。まずはDTMということで、スコアから各自打ち込んでいた曲を提出。俺が選んだのは簡単と評判のTHE YELLOW MONKEY『プライマル』。簡単すぎて4半期で終わってしまったので、後半はTOKIO『カンパイ!!』を打ち込んでいた。結果的に2曲分提出。後期から始まるオリジナル曲の制作は苦しそうだ。

続いてはラジオCM提出。講師がやっているラジオの30秒CMということで各自が選出した曲に、指定した台詞をはめこむという感じ。音楽バラエティ的なトーク番組ということなので俺はKREVA『音色』を選出。珍しくギャグもふざけもなしでまじめに行ってみた。ていうか他人のラジオだと客観的になれてある意味いいんだけど、こういうときギャグに走って妙な台詞を叫ばせても、おもしろいのって作ってる方だけなんだよね。なんとなくそんな気がした。そのCM先の普段からの作風もあるしね。そんな感じで考えると、ごく普通な形になった。


9月10日(月)

前期テスト期間突入

前期のテスト期間に突入した。作品提出ということでまずはPhotoshopによる自分のページ用の素材という微妙によく分からない課題が登場。とりあえず5年もやっててホームページに絵素材を使うという感覚がないので、雪の道の写真に別の写真から小動物を切りとって、その雑さ加減をごまかすように縮小コピー。遠近法で配置。画像の両サイドに「冬が好きです」「動物に意味はないのです」と言う確かに真実でありながらも謎な文面を縦書きで載せるという究極に意味不明な作品が完成した。これでいいのか。

もう1つの方もPhotoshopで鳩の素材を使ってコラージュせよというもの。こちらはこの数週間作ってきたものなので提出だけしてさっさと終了。これもイマイチアートな絵が浮かばなかったので、縮小した鳩を30羽以上に渡って連続配置して音符を形作るという!?な作品が完成した。これでいいのか。

デザインは難しいよね。


9月8日(土)

ここ最近の2007夏ドラ Vol.12

牛に願いを〜Love&Farm〜 10話
賛成票に入れた高志(玉山鉄二)に怒る一同。食卓のシーンでは何故か亮太(中田敦彦)だけがいない。ついに室内撮影でさえ来れなくなったのかと思ったら次の瞬間には何と外にいる亮太。実に牛が淘汰された6話の別撮りソロカット以来の北海道ロケ参加。ギリギリで何とかスケジュールを合わせて来たのだろうか。今回は6話のように外でも不自然なソロカットにはならずに、誰かと一緒に居たりと確かにそこに存在することをアピール。まあ相変わらず、いるはずの時にいなかったりもしたが…(今回は逆に室内シーンで)。よほどうれしかったのか無駄にテンションが高く、「Love&Farm!!!」と、散々迷惑をかけたくせにドラマのサブタイトルまで叫び出す始末。

とりあえずみんなの怒りも意外と街の現状を理解していた高志の発言で収まってきたものの、加藤(中村獅童)が言っていた「遅れてきた反抗期」の一言で片付けられてしまう。そんな単純なものには見えないが…。

宮本議員(中嶋朋子)の奮闘も虚しく、実は投票率58%とかだった住民投票の結果は反対票が上回っていたものの実質意味がなく合併が決定。宮本議員はいかに住民たちを保障できるかに奮闘することとなった。

そんな中、統平(小出恵介)が逃げ帰った時に留学の手配をしてくれようとした農水省の佐藤(細川智三)が取材にやってくる。まさかこんな1発キャラが再登場するとは思わなかったが、「夢は?」と聞いたら「みんなとこの夏を過ごすことです」と意味不明な言動をしてその場を立ち去ってしまった失礼な統平にも怒っている様子もなく、むしろ優しい佐藤。牧場の取材後も「いい牧場だ」などと言っていたが、高志の父(大杉蓮)が去った途端に「日本の酪農は時代遅れだよ」と現状を嘆き始めた。執拗に高清水牧場を哀れみ、人生が無駄だのかわいそうだのを繰り返して言い過ぎた佐藤に、高志が激怒してつかみかかり問題に。

佐藤は激怒しているとの情報が流れて不安がる住民たちだったが、この展開であまり話を広げてられないのか、単に高志の父への愛情を示したかっただけなのか、再度出てきた佐藤は統平に対して実にさわやかな笑顔で自分も言い過ぎたと非を認めてこのことは水に流そうと告げて去っていった。結局高志の父への愛情を示すためだけに北海道まで引っ張り出したってことに。統平のシンポジウム関連は電話で十分だし。

父の方も高志が子供の頃に埋めたひまわりを眺めて哀愁漂わせながら、息子を思う熱い言葉を和美(戸田恵梨香)に話し出す。さらには牧場をたたむと宣言し、いつかの「牛に願いを」コンテスト出品を高志に託す。死臭が漂い始めた

コンテスト当日。牛の品評会で牛を先導したのは何と亮太ほとんど酪農実習してないコイツで大丈夫なのか疑問だったが、せっかく北海道に来たので出来るだけ目立たせておかないといけない。遅れて会場の人々に配るヨーグルトを配送しようとしていた和美は案の定、道を外れて動けなくなってしまう。携帯で助けを求めればいいのに、携帯を車内にマナーモードで放置して動かせるはずの無い車を動かそうと無駄な努力というかもはや意味不明のパフォーマンスをする和美。いいから携帯!と大多数の視聴者が和美の意味不明な行動に怒りを感じる中でシンポジウムのため駅へ歩いて向かっていた統平が駆けつけて救われた。あんな田舎道を駅まで果てしなく歩いていてシンポジウムとやらに間に合っていたのだろうか…。ヨーグルトも間に合ったが、一方の高清水牧場では死臭漂っていた父が、屋根から転落したのか凄く妙な姿勢でピクピクしていた…。

 

探偵学園Q 10話
リュウ(山田涼介)の過去にまつわる話になんて青龍館という舞台でリュウが連続殺人を犯したような状況になるという原作の最終対決をほぼなぞったような展開に。原作はすでに立ち読みにしていた上に事件部分をまともに読んでなかったので、キングハデス登場後の結末部分しか覚えてないんだけど…。

駆け足で団(陣内孝則)とキングハデスが昔親友だった話を団がキュウ(神木隆之介)に語る。親友同士だった2人だったが、キングハデスの母が有名な大犯罪者だったことが発覚してイジメが発生。かばおうとした団だったが、イジメの首謀者が事故死してしまい、団もキングハデスを疑ってしまった。そのことから闇に落ちたキングハデスは犯罪者集団冥王星を組織していったという。この頃はまさか惑星から格下げになるなんて思いもよらないだからこそキュウにはリュウを最後まで信じてやってほしいと願う団。よく考えるとリュウの祖父のキングハデスと同じ年齢ということになる団。原作の団は普通に老人だったが、陣内氏ではさすがに老人には見えない。あなた何歳ですか?原作同様だったが回想シーンもなく、独白のみだったのでちゃんと聞いてないと分かりにくい部分だった。

さらに肝心のキングハデスはいまだ全く姿を見せない。事件を見守る車の運転手にケルベロス(鈴木一真)、助手席にユリエ(奥貫恵)で、どうやら後部座席にハデス様がいらっしゃるようでカメラに向かって2人が話しかけているものの本人は声さえ発せず。ちゃんと役者用意してるんだろうな?ていうか文字通りの運転手格下げな上に、いちいちユリエに偉そうにされてるケルベロスにもはや威厳なし。いつ捨て駒にされてもおかしくないくらいで得意の不敵な笑みも披露する余裕がない模様。哀れなり。

リュウの父親を殺したという4人が連続で殺害されてしまい、3人までは現場に必ずリュウがいるということで逃亡者となってしまったリュウ。信じたいけど真相が分からないQクラス。全て計画通りと微笑むユリエ(&計画をちゃんと知らされてないのかよく分かってない様子のケルベロス)。真犯人は?そして冥王星との決着は?最終回へ続く…。ついでに団が血をはいてダウン。

ていうか今回のゲスト、4人とも死んじゃったのでもう受付の姉ちゃんしか犯人になりそうな人、残ってないんですけど…。

ホタルノヒカリ 9話
スローモーションによる超真剣振り向き様全力疾走でマコト(加藤和樹)に逃げられてしまった蛍(綾瀬はるか)。会社でも徹底的に無視されるので同僚たちも振られたのか?と気にする。しかも要(武田真治)が偶然撮影したというジャージ姿の蛍の写真が一部男性社員に出回り、「これが原因か?」という説まで流れる始末。

そんな中、めげずに「ちょっと頑張る蛍さん」になろうと家の掃除などをこなす蛍だったが、会社でも放心状態で、フラッと出て行ったまま帰ってこなかった。翌日も無断欠勤。心配した同僚たちは「今日は大きな仕事もないし、1日くらい大丈夫だ」と言って、フロア総出で蛍捜索にあたる。なんて人を大事にする会社だろうか。ありえないけどこんな会社がたくさんあったら明るい世の中になるね、確実に。

しかし、当の本人は工事現場に差し入れにいったもののボーっとしていたせいで放っていかれて、倉庫に閉じ込められていた。意外と呑気に「新聞紙で寝るのに慣れててよかった」などとむしろマコトの事で睡眠不足だったので普段よりもぐっすり安眠

高野(藤木直人)、二ツ木(安田顕)、山田姐さん(板谷由夏)が駆けつけ、一直線に蛍に抱きつく高野。慌てる2名。すでに二ツ木により同居の話などは山田姐さんにバラされており、山田姐さんは相変わらず恋愛に関して得意げに「部長は蛍が好きだ」と宣言。

動揺した蛍だが、抱きついた以外は相変わらずな高野の態度にそれを否定。そして、マコトが一時海外出張から帰宅。要が早速話を聞くとやはり原因は高野と蛍がありえないくらい仲良さそうだったから怒っていたとのこと。要の説得で蛍の家に乗り込むことにしたマコトだが、家の前でじゃれあう2人を目撃して怒りに駆られる。高野が冷静に状況を説明。それでもやりきれないマコトだったが、それを解消すべく「今すぐ一緒に暮らそう」ということになり、翌日には蛍が出て行くことに。

最後にのんびりビールを飲んで夏を振り返る高野と蛍。また遊びに来るという蛍にこの家も区画整理で取り壊されてしまうので高野もすぐに出て行くという。「忘れないでくれ・・・・レンタル代」「そのままのきみがすきだよ・・・・・と手嶋に言ってもらえたらいいな」などとオチはつけながらも前文に本心が表れていそうな高野。思い出を振り返り家を出た後泣きながら進んでいく蛍はやがて笑顔に変わりマコトの元へ…。

今日で最終回みたいな終わり方。ひと夏の楽しかった日々という感じではこれで最終回でもOKだった気さえする。同居はあっさりバレまくるし、メイン舞台で帰る場所、くつろげる場所だった家までもが取り壊し決定(ただ高野が「回覧板に書いてあった。君が読んでないだけ。」「会合に君が出ないからだ」と言っていただけなので優しい嘘の可能性も)と急転直下。ただ最終回が残ってるのでまた元に戻って終わる?果たして最終回でこのクオリティを維持できるかが逆に不安。

笑えたのは蛍の携帯の高野の登録名が「ぶちょお」だった事。かわいい。ていうか最初は違ったよね?

山田太郎ものがたり 9話
前回見逃したのだが、前回の間に和夫(松岡充)のコネで知り合いに超豪邸を貸してもらって移住していたらしい山田家。和風の御村家と対照的な城のような洋風な真っ白な超豪邸はありえない広さと、御村家をしのぐ勢いの豪華っぷり。

快適に過ごす家族たちだったが、太郎(二宮和也)だけは馴染めない。元の家に戻りたいがそんなワガママはありえないし、今の方がいいに決まっているとごく真っ当な判断を下しながらも浮かない。両親からも戻ってもいいぞといわれた太郎だが自分1人のワガママで…と悩み続ける。つーかこの両親も極端すぎるだろ。超貧乏か超金持ちの両極端じゃなくて、もう少し中間の妥協点を提示してくれよ

当初は本当の王子になった太郎に感激していた隆子(多部未華子)もあまりの元気の無さに、スーパーの特売バトルに連れ出し、母親譲りの戦闘力の高さを示して太郎と共に戦利品をゲットしまくる。そこで見られた笑顔にその方がいいと助言。貧乏な家に住んでいる太郎の方が好きだとさわやかに言ってのけた。初期の玉の輿願望からすると果てしない成長

後を托也(櫻井翔)に託して隆子は退散。托也も金持ちになってしまった太郎がおもしろくなくて避けていたが、前の家にまで連れて行きここに来て戻りたいなら戻ればいい的なアドバイスを繰り広げる。なんかこの人の場合は友情と違うというか、貧乏な太郎じゃないとおもしろくないみたいな理由しか感じられず腹黒い。あくまで退屈な金持ちの余興でしかないというか。思えばスーパー特売バトルの時も本戦に参加しなかったし、常に傍観者。お前も貧乏生活体験しろよと言いたくなる。隆子が成長した発言をしたのに比べて、托也の成長はないのか、このドラマ

結局、貧乏な家へ戻ることになった山田家。家族も大賛成していたが、子供たちが大きくなっていった時、後悔するのは必定。だいたい今でさえ栄養失調直前なくらいの食卓なのに成長期がいっせいにやってくるのだ。今回はいくらドラマでも正しい決断には見えなかった。今回の台風直撃してれば間違いなく屋根飛んでるようなボロ屋にそのまま戻りたい人なんていないと思う。せめて少し改装するとか、和夫の画家としての収入で少しは生活水準を引き上げるとかしないとありえない。

豪邸の屋根裏部屋がちょうどいいサイズだといってみんなで騒いでいてそこなら太郎も落ち着くと言っていたので、豪邸に住みながらも屋根裏を拠点に生活するとかで妥協した方がこのドラマらしさも損なわずに良かった気がする。

とにかく選択肢が両極端すぎた。次回は夢であるアメリカ行きに悩む太郎。このドラマのノリからして間違いなく旅立つことはなさそうだが、せめて自分の夢くらいは家族を理由にしないで、むしろ家族のために実現させるべく旅立つENDを希望


9月7日(金)

台風去る

・夜中、ゴーゴーうるさかったが明けてみるとなんか普通に天気悪いくらいな状況に。一部区間が不通になっていたものの、学校までの電車は問題ないらしいので通常の時間で出発。

しかし、実際は遅延しまくりの状況で、各駅5分ずつ停車するというどん詰まり状態。こういうときにお腹は下るのはお約束だが、駅のトイレも広い駅なのに個室2つしかないふざけた状況でふさがってるのでわざわざ改札を出る羽目に。大学1,2年の時の乗換駅として利用していた場所だが、当時もここでトイレに入るくらいなら先へ進んだ方がマシ、という暗黙のルールを設定していたほどでそれでも幾度となくトイレ開いてない非常事態に悩まされた地である。3年たっても改良の気配さえなかった。そんなこんなで耐え忍ぶこと通常より40分増しくらいでようやく到着。案の定たどりつけない者も多く、適当状態。

まったくもって中途半端な時間に通過していってしまったものだ。通勤時間帯に直撃していればもう動かないからあきらめもつくものだが、中途半端に名残だけ残していった状況が一番タチが悪い。その上、運んできたものは数日続いている熱帯の空気。何から何まで使えない台風であった。

 

Def Tech解散。活動停止のまま結局解散という往生際の悪い展開に。Micro of Def Techとかやってたからギリギリまで交渉してはいたんだろうけど、昨年解散危機と報じられていた時の主な理由だった活動スタイルの意識の違いがそのまま引き金だった模様。

それはそうとMicroのコメントにある「一つはハワイから世界に、もう一つはこの日本から全世界にひらかれている道」という文面。ハワイからは相方、日本からは自身なわけだけどハワイが世界へ、になっているのに対して日本からは世界とか、わざわざ差をつけている辺りに、埋められなかった溝が垣間見える気がした。

ただ日本とハワイの融合であったDef Techの残した功績は計り知れず、作品はわずか3枚だがそのうち2枚がこんな時代にミリオンセラーという快挙。対して日本から全世界へ…だったはずのMicro of Def Techは初動の段階でDef Techの10分の1という状況である。2人そろってこその化学反応だったと思うので何だか惜しい。


9月6日(木)

台風

関東直撃らしい。学校も1時間早く終わったが、わりかし平和。通過自体は深夜から明け方にかけてらしいので、ようやく雨が強くなってきたかな?程度。

困るのが熱帯の空気を運んできたことで蒸し暑くてしょうがない。


9月5日(水)

蒸し暑い

・涼しくなったと思ったらなんだ、この異常な湿度は。電車の外から流れてくる熱気がなんかサウナみたい。そんな本日は、朝から止まらない下痢で出発が遅れたものの電車の方がもっと遅れてくれやがったので、遅刻が電車のせいになり、救われた。

課題提出などが諸々迫っており、あまりここで体調を気にしてられない。来週が終われば今月いっぱいは比較的楽なので一気に駆け抜けるぜ。

・本当にニュースにならないなぁ、モー娘。ベスト。


9月3日(月)

モーニング娘。ベスト

http://www.sanspo.com/geino/top/gt200709/gt2007090301.html

悲しいのはヤフーのJ-POPカテゴリではこの記事が載っていないことである。ジュンスカ再結成のニュースに完全に負けている。ジュンスカはベースは寺岡での再結成なのか、オリジナルメンバー(当初メンバーでメジャーデビュー直前脱退、寺岡が脱退後に解散まで再加入)の伊藤はどうした?

何はともあれ前作以降全然聞かなくなって数年経つとはいえいつの間にか10枚以上シングルがたまっているので驚きだが、そろそろ出るかと思われていた「ベスト!モーニング娘。3」ではなく10周年記念で全シングル集という方向で持ってきた。まあ前作以降のベスト盤じゃ5万売れるかも危ういしね。

「モーニングコーヒー」は98年発売だし、10年目だろ、浅岡商法(※)か?と思っていたのだが、インディーズで手売りした「愛の種」が97年だったのか。ASAYAN見てなかったからデビューするまで知らなかったので98年登場の印象が強かった。

※浅岡商法とは?
不明確な「10周年」を打ち出して数年に渡って掲げ続ける商法。具体的には元FIELD OF VIEWの浅岡雄也が05年から06年にかけて
実質2年間掲げ続けたもの。浅岡はFIELD OF VIEWとして95年にデビューしたので05年が10周年という主張だったが、同一事務所からの前身バンドViewは94年デビューだったため、それ以前のインディーズ活動は除いたとしても矛盾が指摘されている。

ていうかニュースとしての見出しが10周年記念ベストではなく、「LOVEマシーン」復刻で各紙共通しているのがおもしろい。デイリーや報知だと「LOVEマシーン」のセルフカバーでもやるのかと勘違いする。

かつてこのジャケットでは右上から下、左上、下と順番どおりに脱退になっていくラブマの法則が存在し、話題になったが今回それを再現。見事に知らない顔ばかり並んでいることがまず驚き。高橋、新垣、田中くらいは記憶に残っているつもりだったが、パーマになってる田中、顔が変わってる気がする高橋、大人っぽくなった新垣と覚えている印象が古すぎて現在では見ても判別不能。それにしても法則が再現するなら亀井と高橋はこの位置、嫌じゃなかったのだろうか?

25人のうち23人のコメントが掲載されるとあるが、掲載されない3人は普通に考えて引退した福田、市井、クビになった加護だろう。とりあえずトップ10入りできればOK程度のレベルだろうか。

 

・ちなみに個人的にこの秋発売で注目してるのはスピッツ、SOPHIAのニューアルバム。そろそろかと思われるGOING UNDER GROUNDなどである。


9月1日(土)

ここ最近の2007夏ドラ Vol.11

牛に願いを〜Love&Farm〜 9話
亮太(中田敦彦)が以前から騒いでいたUFO騒動。あまりに騒ぐも誰も信じないので確認してこい!ということで向かう一行。ただ1人部屋で震えてる亮太という構図で辻褄あわせ。本当にあったミステリーサークルに驚愕した統平(小出恵介)が携帯電話で亮太と会話。存在感を示しながらも絶対に北海道ロケに一切参加出来なくなったという確かな事実がそこにある…。そういえば槇原敬之が訪問したという写真は、亮太参加率の高い食卓でのものだったが、彼だけいなかった。セットの撮影でもスケジュールのやりくりがかなり困難な様子が伺える。

結局、小道具一式が茂みにそのまま置いてあり喫茶店の夫婦が町おこしにためにこさえたものだったと発覚。1話から引っ張ったUFOネタはあっさりと幕を閉じた。ていうか、あれだけ大掛かりにミステリーサークル作っていたのに騒いだのはここ2ヶ月に渡って亮太ただ1人。2ヶ月たってようやく滞在していた5人が気づいて、地元民は最後まで誰も知らなかった(と思われる)というレベルで町おこしも何も無い

それぞれの恋模様が盛り上がる中、というか統平への片思いの和美(戸田恵梨香)と、高志(玉山鉄二)に片思いする彩華(相武紗季)が、美帆子(香里奈)にそそのかされて告白しようとしているのみ。これまで全体通しての亮太以外の5人の仲間意識は芽生えていたものの、個別での絡み特に深いところまでなかったので、あまりそれぞれの仲の良さや恋愛感情の進展を感じられない。

今回はついに町の消滅が決定。合併が決まって、市長の方針はこの町を全部とうもろこし農場にすることだった。そういうわけで名前が変わるだけではなく、酪農家全員が離農の危機に陥り大ピンチに。半ばヤケ気味な宮本議員(中嶋朋子)の最後の抵抗で住民投票が行われることに。目指せ、合併賛成0票とのことだったが、市長は投票直前に演説に登場。

てっきり、せっかく決めた合併をフイにされたくないので賛成票に入れさせるための懐柔策を諭しに来たのかと思いきや、明らかに人々の反感を買う強気な態度で合併を押し付ける市長。「こんな借金だらけの町、買い手などいない」と断言したところで和美は「私、将来買います」と大学生にしてもあまりに幼稚な発言を開始。続々と高志以外の全員(室内なので亮太も参加可能だったらしい)が、高志にしてみれば綺麗ごとでしかない幼稚な発言を連発。牧場買う発言の和美、政治家になってそれを支える宣言の統平はまだ話が分かる。初めて出来た友達(克也)を待つためこの街がなくなると困るという亮太もまあ主旨が外れてはいない。だが、おはようを言い合えるのがいいなどと高志の母にしか分からない発言をする彩華だけは、他のみなさん何言ってるのか意味不明だったのでは…。

満足げに希望を抱いて牧場道を帰る一行だったが、高志は賛成票に入れたと答えて、彼らの反感を買ってしまい次回へ続く。完全に悪役にされてしまった高志だが、なんか彼の言っていることも一理あったし、そもそも離れていたとはいえ当事者の出した答えだけに間違いではないような気もする。少なくとも理想を越えるスーパー理想論2だけに終始した一行よりは現実を見ている。ついでにこのシーンは屋外だったので当然亮太はいない。何故か一足先に宿舎に戻って絵を描いていた…

そういうわけで、牛、人、人の3週連続淘汰に続いて、UFOが淘汰されついには町までもが淘汰されるという衝撃の展開へ。打開策というか希望の描き方が、あまりに描かれている厳しい現実に追いついてないのでどうも期待できないけど、この話で最後まで行くのかな?

 

探偵学園Q 9話
キュウ(神木隆之介)が幼少の頃に公園で知り合って慕っており、キュウが誘拐された時に真っ先に助けに来てくれた「探偵のおじさん」(細川茂樹)が、団(陣内孝則)のかつての助手だった連城だったと発覚。同時にキュウが連城の息子だと気づく団だがそのことは伏せておく。

原作だと確か、家に帰ったキュウがこの話をして母がついに時が来たと決心。探偵事務所に出向いて団だけに連城と結婚していたこと、キュウが息子であることを明かし、キュウが実際にその事実を知るのは物語のクライマックスになってから、キングハデス本人に言われたのだった。だが、キュウ本人に動揺はほぼ皆無で探偵としての心得を見失うことはなく、冷静に真実を追究していった。

しかし、ドラマ版では母も出てきていないので展開もかなり違った。ドラマ版では激しく動揺。さらに冥王星のユリエ(奥貫恵)の心理作戦の一環であっさりと連城=父親と知らされてしまい、憎しみを抑えられなくなってしまう。

敵側の組織が凄い不敵な笑みで重大な事実を証拠もなしに明かしてるのに嘘だとは思わないのだろうか?とかは置いといて暴走したキュウはユリエを尾行。連城が死んだまさにその地点に誘い出され怒りがピークに達したキュウはその場に用意されたナイフを持ってユリエへ特攻。そこに仲間たちが終結。特にリュウ(山田涼介)がキュウを殴りつけて目を覚まさせるのだった。ていうかもし仲間たちが来なかったらユリエも普通に刺されてTHE ENDだと思うのだが何がしたかったのだろうか?

一方で前回までに失態を繰り返した挙句にリュウ様を刺してしまうという取り返しのつかない消されてもおかしくない大失態を犯した上に逮捕されたケルベロス(鈴木一真)は冷静さを取り戻しており、変装と催眠暗示を駆使して、入れ替わりトリックを使ったと思わせてまんまと脱走に成功。この催眠暗示の部分だけ目を見たら操れるとか、完全にフィクションのレベルが魔法の域にまでオーバーヒートしてしまっており、違和感ありまくり。催眠の名を借りて何でもありになってしまうが、この脱走ネタは原作のままであり、原作者はトリックは超常現象を使わないのに、こと催眠や人を操るという展開にかけてはたぶん何も調べてないのか完全SFに針を振り切った、魔法の域に達したものばかり使うので仕方ない。

七海(山本太郎)は逃げられて「Noぉぉぉぉぉぉ!」とか叫んでいたが、ギャグだったのか?シリアスなシーンで何やってんのといった感じ。

こうして見事に逃げたケルベロスだが、ユリエには早速「よくノコノコ戻ってこれたものですね」と当然の仕打ち。「私は消されるのですか?」と問うケルベロス。かっこよく脱出はしたはいいが、内心ヒヤヒヤ?しかしユリエは「ハデス様がしかけた最後の仕掛けの幕開けです」みたいな最終回に向けてのラスボスが動く予告をするのみで、現段階ではケルベロスなど眼中に無い模様。彼の見せ場は果たして残っているのか…。確か原作で暴走してリュウ様を刺してしまったのはケルベロスより下の地位の幹部だった。脱走話はケルベロスだったので一度は何かでつかまったことはあったと思うが、下っ端の役割まで担ってしまったドラマ版のほうが小物になっているのは間違いない。

ホタルノヒカリ 8話
干物生活をマコト(加藤和樹)にばらすべきか悩む蛍(綾瀬はるか)。当初は問題ないだろうと楽観的だったが、もし逆だったらどう思う?とばかりに高野(藤木直人)がジャージに髪をゴムで結んで縁側に寝そべり、足で雑誌をつまみながら携帯電話、という仮想マコトHIMONOスタイルを披露。やっぱり嫌だ!ということで悩む。ていうか高野がここまでするとは思わなかった。二ツ木(安田顕)にも「今年の夏は楽しかったよ」とか言ってるし、恋愛感情ではないにしろ、高野にとってもいいコンビだったのだろう。

「一緒に暮らそう」と2人の恋心は最高潮に達する中で、意を決して干物生活を電話で告白したところ、「考えさせてほしい」との返事。てっきりショックを受けたのかと思ったが、マコトは蛍が気に入りそうなマンションを探して奮闘していたという。ジャージ姿については姉2人がそうだから気にならないということで全く問題なかった。

万々歳だったが、ある休日の日、近所に用があった蛍はジャージのまま外出して鍵を落としてしまい、休日出勤で会社にいる高野へ1階から内線電話で救いを求める。さっさと鍵を持っていけばいいものの、マコトがちょうど帰るといって出て行ったのと、マコト以外の同僚に会わせてもマズイため、鍵を持っていく余裕がなく、マコトを引き止めたり合流した後も逃げ回ったりとコミカルな防戦一方に追い込まれてしまう

なんとか落ち着いて鍵を取りに高野が戻ろうとしたところ、マコトが戻ってきていた。家ならまだしも会社の前というあまりに場違いな場所初めて目の当たりにしたジャージ姿は衝撃がでかかったのか硬直。スローモーションで決死の形相振り向き様全力疾走で逃亡して言ってしまった。ビーチフラッグ勝負でもしてるかのごとくあまりに真剣全力でダッシュしていくのがなんかおもしろかった。

ただ「考えさせてくれ」が干物生活ではなく、住居探しのことだったりとマコトは干物っぷりには抵抗がないと思われる。前半の部長の仮想マコト干物っぷりに蛍が引いていたので実際に見るとショックはあるのかもしれないが、予告で完全無視していたところからして高野と妙に仲がいい姿を見てショックってことも?

戻る