秋風吹いたら世紀始な日記 '10 平泳ぎできない

10年10月

10月30日(土)

2010.11.1付チャートイン曲簡易レビュー

よく遊びよく学べ/NYC
サビしか聞いてないけど普通のジャニーズポップ。NYC boysも継続とか言ってたけどこの感じだとやっぱりboysの子達はリストラなのだろうか?

Gee/少女時代
絶対無理だろ韓国女性アイドル…と思っていたら驚異的メディアプッシュで、みんな洗脳されてしまったかのように「流行ってねぇだろ」とかいう論調が最近は「曲がいいよね」に変わりつつあるように感じる。やっぱメディアって怖いわ。個人的にはKARAの「ミスター」しか耳に残っていないほどさっぱりいいとは思えないのだが、少女時代は確かに日本のアイドルになくポップすぎずサウンド重視すぎない感じで適度に聞きやすい。

One day/THE ROOTLESS
ボーカルが高音系で適度にキャッチーで聞きやすいよくある売れ線バンドだなという印象。

irony/ClariS
イラストしか出ていない現役女子中学生2人がアニメ主題歌でデビューっていうからもっと子供っぽいのかと思ったら、何か普通のポップソングだった。ロック系ではない女性シンガーでよくいるよね的なすっきりポップ。なので中学生と言わなきゃ中学生だとは分からないと思う。

MOON SIGNAL/スフィア
ストレートなアイドルポップとして耳に残るしいい曲だと思う。韓国勢と比べたら圧倒的にこっちの方が好きだ。Aメロのソロ歌いまわしで豊崎さんだけやたらと声が個性的すぎてすぐわかる。

オートバイと皮ジャンパーとカレー/ザ・クロマニヨンズ
10年後とにベースとドラマーを交換してバンド名を変更しているが、20年以上経過してもこの若さ溢れる勢いを維持し続けるのは凄いと思う。俳優の弟(甲本雅裕)の方がすっかり年上に見えるようになってしまった。

 

・さてAKB48のシングルが3日で年間1位になってしまったという。週間では果たしてどこまで行くのか、そしてこれまで初動70万越えてミリオン無理だったというのは確か無かったのと、最近の作品がどれも嵐はおろかその辺のシングルを軽く超える勢いでロングヒットしていることからして、「千の風になって」以来のミリオンも出るのではないかという勢い。

ただジャニーズやV系でもそんな変わらないと思うんだけど、ネットコアユーザーの男性ファンが多いせいかAKBの場合は特に何十枚〜何百枚単位で買ったぜ!という証拠画像を上げたり豪語する人が多い。そもそもの数が爆発的に多くなったので当然そういう人も多く見かけるし、中古で溢れるのも当たり前な話なのだが、目立って握手会参加券目当てのAKB商法などが過激なせいで、マジで人気あるのかよ?という否定的な意見が多い。彼らにしてみればまったく流行っている気がしないのにリアルに0が1つ多いくらいのレベルで売れているから許せないわけだ。

個人的にはそれを差し引いても売れてるんじゃねーの?と思うんだけど、売れすぎると複数商法ってのは叩かれまくるもんなんだなぁ。今のハロプロのPV手抜き商法+握手会抽選商法の方が数的にはAKB勢より多いんだけど。なんせ抽選だから確実に行けないわけだし。ましてやV系界隈なんて凄く平和に見えるんだけど。ジャニーズはめったに握手会までやらないけど、V系ってけっこう握手会やるし、やってることAKBとあんまり変わらないんだが。たぶん狂信的なファンは相当数買いあさってるし。好きで買ってて彼らは幸せ満開なのに、金も払ってないような連中が気に食わないからという理由で批判しているのはやはり随分と滑稽に見える。ていうか理解できないから叩くってやってることイジメと同じじゃねーの?

ただ年間トップ10がリアルに嵐とAKBで占拠されることが確定しているので、個人的には両方好きなので別にいいとはいえ、これを見るとさすがにどうなのよ?的な感じもあり、このことが広まるとまた一段と荒れ模様になることが予想される。まあ状況に流されずに好きな音楽聞いていればいいと思うんだ。

それ以前にいくらメンバーが多いからって70万人以上と握手っていう規模(今日の時点で生写真入りは売り切れているが、握手会参加券付の盤は売り切れてない)が史上最大なんじゃね?少なくともハロプロは全盛期はある程度売れるとイベント系からは撤退、現在の規模でも参加券ではなく抽選シリアルナンバーという形を取って人数を制限している。NEWSだかが初期に握手会やったときもせいぜい10万とか20万程度だったような記憶がある。握手会のギネス記録とか狙わないの?ていうかどうやって消化してるんだ?批判している人たちは買った分全部が握手会行きという前提で話を進めているがそもそもどのくらいの人が握手会に行っているんだろうか?現在の規模だと地方在住で行くの遠い、何か凄そうでちょっと…という理由で握手会には行かない購入者もけっこういるんじゃないだろうか。


10月26日(火)

ここ最近の2010秋ドラ Vol.3

SPEC 3話
憑依事件が発生。突如ガソリンスタンドで暴走して連行された犯人は「この人に憑依した」と言い、近くにいた巡査に乗り移ると、さっきまで喋っていた犯人は記憶が無いという。この巡査が林実だったため、全国の林実に次々憑依すると宣言した憑依能力者は全国で事件を起こす。

さすがに手も足も出ない瀬文(加瀬亮)、当麻(戸田恵梨香)ら、立件できないと焦る捜査一課を前にしてついに殺人事件まで発生。これも憑依なので立件不能?と思われたが、実はこの人こそ憑依能力の持ち主で、憑依されたことにして罪を逃れる計算だった。最後は次々に警官に乗り移って逃亡を図るも、本体の肉体を傷つけると憑依先でも影響が出て痛いということを見抜いた瀬文が本体の腕を銃で撃ちぬき拘束。

厳重に拘束されていた憑依能力者だがそこに例のごとく一十一(神木隆之介)が次巻停止の能力を使って殺しに登場。しかし今回は当麻が電撃と監視カメラの罠を仕掛けており、罠にはまった一十はマジビリビリ。「当麻ぁぁぁぁぁ!!」と叫んでいたが、感電しながらも憑依能力者の殺害には成功。しかし監視カメラには一瞬ビリビリしている一十が映っていて当麻はやはりこいつだと確信するのだった。

一十(これでニノマエというらしい)と当麻はお互いを知る関係だと正式に判明。また瀬文の撃たれた同僚の主治医(安田顕)は治療の能力を持つ人物に治してもらったことがあるらしく、その人物の情報を欲しがって瀬文に取引を持ちかけたが断られていた。撃たれた同僚の妹(福田沙紀)が兄からサイコメトリーしたのはいずれもこれまでの事件の犯人たち。同僚は知ってはいけないことを知ったから消されそうになったのか…。

前2回はあくまで驚異的な身体能力、超聴覚という程度のSPECで特に前回などは千里眼と宣言しておきながら実は聴覚が異常に発達しているだけというところに落ち着いていた。つまりあくまで本来持っている力の以上発達、延長という流れだったが、今回は明確に憑依能力になっていきなり飛躍。ケイゾクのように一気に話がぶっ飛んでいくのだろうか。

 

秘密 2話
サブタイトルが「今夜16歳の妻を抱く!」は無ぇよ…。誰か止めなかったのかよ…。

いきなり相馬(竜星涼)にキスされた直子in藻奈美(志田未来)は動揺して逃亡。原作は小学生からだったし、高校生からの映画版でも相馬くんとの関係は描かれなかったけど今回は最初から彼氏だった設定。しかも親が知らなかったという現代アレンジのようだ。

相馬はその後もホームルーム中に直子in藻奈美を連れ出すというアグレッシブな行動に出て愛をアピール。友人の由梨絵(林丹丹)には事故で記憶が途切れてるので相馬くんに関しては完全に忘れたと説明。いろいろ聞くが、喋り方やなど藻奈美の様子がおかしいことを指摘する。さらに由梨絵によると相馬は藻奈美に「ヌードを描かせてくれないか?」と頼んでおり、藻奈美は悩んでいたという。今回の相馬は現代的ってレベルじじゃねーぜ

その後もしつこい相馬は家まで押しかけてくるが、平介とも鉢合わせしてしまう。「何をしているんだ君は?」と迫力満点の平介。その勢いのまま平介が追い返す。ドラマ版の相馬はこれであきらめるような奴では無さそうなので一体次はどんなアクションを起こしてくるのか…。ていうか由梨絵にだけ記憶が無いとか言うより、相馬に「君の記憶まったく残ってないから」って言った方が早くないか。

平介(佐々木蔵之介)は事故を起こした運転手梶川(吹越満)の妻、征子( 堀内敬子)がフラフラしているのを助け、自宅まで送る。しかしそこで梶川が家に金を入れない割には過労勤務のほかにさらに仕事を掛け持っていたことが判明。そこにいた娘の逸美(日向ななみ)は、「ホットマン」の七海ちゃんや「あいのうた」でも印象的な娘を演じた山内菜々だった(反町と同じ事務所に移籍した際に「ホットマン」で仲良くなった市川由衣が演じていたひなたと自分が演じていた七海を合体した芸名に変えたらしい)改名。すごい成長して誰だか分からなかったというか、出てきた時が小学生より前くらいだったはずなので何か声も変わっている。

その後もう1度征子に会って何故梶川に家に金を入れないことを聞かなかったのか問うが、梶川に恩があったし聞けなかったなどと語る。ここで被害者家族の事情に踏み込んでいくことになる平介、反発する直子。梶川が事故るほど働いていた原因とは…。

相馬にキスされたことを聞いた平介は動揺。純朴だと思ってた娘に男がいたというショックと、妻がキスされたショックでWショックの平介。果たして藻奈美はどこまで相馬といっていたのか分からず困惑する夫婦。原作にも映画にもなかった苦悩のシーンだな、こりゃ。その夜、終盤についに「16歳の妻を抱く!」という文句が実現…まあするわけないんですが、とりあえずここで石田ひかりに交代。だが目を開けると藻奈美(志田未来)だと気付いた平介はあわてて突き離し、直子は別々に寝た方がいいと提案し涙を流すのだった。結局手を繋いで一緒に寝る2人。これが何故「16歳の妻を抱く!」になってしまうのか。切ないシーンが台無しだ。

Q10 2話
担任の小川(田中裕二)の家に居候しているQ10(前田敦子)。その家の前にクラスメイトで二次元好きの中尾(細田よしひこ)がうろうろしている。小川にQ10狙いなんじゃないかと言われるも「あいつオタクだぜ?」という理由になってない理由で否定する平太(佐藤健)。しかし彼のノートには愛のポエムが書かれており、入院中の久保(池松壮亮)と話し合った平介は「あいつ恋してるのか?」とようやく納得。モノローグ連発で物わかりよさそうなのに何でこんなに時間かかんの、こいつ…

中尾がQ10を気に入ったのは愛する漫画キャラそっくりだったからだった。あきらめさせようとした平太だがあっさり承諾する中尾の漫画愛っぷりに、情けが出たのかデートを許可。満足した中尾の熱き二次元愛、その堂々さに心打たれて感涙する平太。

優等生の恵美子(高畑充希)が実はアイドルファンでみんなに知られると引かれるから黙っててほしいとか、これは切実だとか言い出したり、結局勘違いして熱く語りだしたり、と恥ずかしいとかあるけど人から見れば何それ?ってものでも自分が好きなものは堂々と好きでいいというテーマ性が色濃く描かれた今回。これはどうも昨今コアな層が激増してきたことで逆に忘れられているような普遍的なテーマだ。しかしQ10によってみんながそれに気づく…という感じでもなく、Q10がおまけのようだった。

ドラマ自体のノリは個人的にことごとく滑ってる感じだし、感情移入できる人物もいないし、ロボットすぎるQ10も2回見たらもう飽きてきてしまった。こりゃ2話で見納めにしようかと思ったが、終盤ついにもう1人の引きこもりのクラスメイト月子(福田麻由子)が登場相変わらずどんどん田中れ…Q10の元になったと思われる少女(前田敦子、自然な笑顔バージョン)の写真を見ているなど物語の重要なカギになりそうだ。ノリ自体がイマイチだが、もう少し見てみるか。EDのQ10視点映像でもクラスメイト達と混ざって笑顔の前田敦子が出てくるのでQ10の正体については面白くなるかも。

 

霊能力者 小田霧響子の嘘 3話
今回は心霊写真事件。が、実はストーカー騒動だったというのはあまりにかけ離れていて当事者同士で解決しろよ的な話だったが、響子(石原さとみ)の懸命なトリック連発でお互い納得させることに成功。もはや霊能力関係ない感じだったが、当事者同士はどこまでをオカルトでどこまでが恋愛沙汰の話だと信じていたんだろうか…。

冒頭で起きた女逃亡者の神隠し事件は今回の事件の前フリかと思ったがまったく関係が無く、警視庁に眠る未解決失踪事件「File9」の1つだった。コードネームS(三浦理恵子)によれば霊能捜査官を見つけてこの「File9」の事件を解決してほしいのだという。谷口(谷原章介)が失踪者リストを見るがどれも顔が隠されており、神隠しにあった被害者のデータも表示されていない。機密情報なのでまだ霊能捜査官を連れてきていない準備室段階の部署では見れないのだという。その中には夫婦そろっての失踪というデータがあり、顔は不明だがその夫婦こそがどうやら失踪した響子の両親のようで…。と最終展開に向けての伏線がばっちりはまったところで次回へ続く。

 

流れ星 2話
マリア(北乃きい)を助けるため、肝臓を分けてくれ=結婚してくれといきなり会って3度くらいで言い出した健吾(竹野内豊)。わけが分からない梨沙(上戸彩)だったが、借金返済を条件に引き受ける契約が成立。こないだまで婚約者がいたのにいきなり出てきた梨沙と結婚すると言い出した健吾に母、和子(原田美枝子)は驚くが、健吾のマリアのためという並々ならぬ決意に押されて何も言えない。とりあえずドナーに適合しなくても借金返済分は払い、成功したら100万プラスで離婚という破格の約束によりOKするやさぐれ梨沙。何か彼氏と別れたせいか、初回より投げやり全開

兄が深刻なのに対して、病人なのに元気すぎるマリア。相手役の涼太(桐山照史)も元気そのもの。元気なはずの主演陣が思いつめてて、病人の人ばかり笑顔全開という世にも奇妙なドラマが展開。トドメに病院抜け出して落語鑑賞に出かける2人&瑞希(川口春奈)。さすがに元気すぎてもあれなんで涼太が途中で倒れる。病院に残された雑誌から落語だと踏んで駆け付けた神谷(松田翔太)が救出。まあこのくらいは…。しかし落ち込んだくらいでマリアは基本は元気なまま。

梨沙の兄の修一(稲垣吾郎)は初回でキレて包丁を振り回した梨沙を止めようと怪我をするがそこの点は怒っておらず、キャバクラに客として登場。梨沙は襲われたとして店長に連絡。怖いお兄さんたちにフルボッコにされる哀れSMAP…。新鮮すぎる。しかもフルボッコにされても家に普通に戻ってくる修一。今後も何されてもしばらくするとしれっと戻ってくる、これを繰り返されるとだんだん不気味になってきて稲垣過去最高の怪演になるかもしれない。

一方で美奈子(板谷由夏)と破局したことも契約結婚も知らされていない同僚の順二(杉本哲太)は美奈子と健吾を引き合わせると。超気まずい空気が漂うが別れたことを正式に報告。友人らとのシーンも視聴者が知っている大前提を全く知らないうちは展開の邪魔にしかならない…。

序盤以降行方不明になってしまい音信不通になってしまった梨沙。健吾が家を訪ねて修一と初対面。家族いないって言ってたのに兄がいたことを知るが、梨沙はあっさり追い返す。というわけで梨沙が無断逃亡かましたため、結局物語に何の進展もないまま終盤へ。前料金でお支払した1万円が健吾にとってマイナスとなっておしまいかと思いきや、覚悟を決めていた梨沙は荷物一式抱えて登場し、婚姻届を差し出すのだった。記入完了。

どうでもいいようなシーンが多くて展開がたるいんだけど今後もこんな感じだと、かなりのんびりいきそう。

3話→婚約届提出、4話→ドナー説明、5話→ドナー調査、6話→適合判明、7話→準備、8話→修一暗躍、9話→美奈子暗躍&続・修一暗躍、最終話→暗躍の果てに刺しただ刺されただの展開になり何故か修一がドナーになっててマリア生還

こんな感じだろうか。


10月25日(月)

2010.10.25付チャートイン曲簡易レビュー

・宇多田ヒカルのベスト盤は新曲も入って公認だが、同時発売されるUtadaベストは勝手にリリースされるものでついったーやサイトで宇多田本人がその旨を語った

非公認ベストに関してはけっこう数多くあるが、本人が自ら買わなくていいとか勝手に出されたとまで言って大きな話題になったのはドリカムとかスピッツなど大物クラスにならないと発言できないためかあまり起こらない。

有名な例では

ドリカム『BEST OF DREAMS COME TRUE』→初ベストだったのでバカ売れしたが前の会社が勝手に出したもので、当時FC向けに買わないようにコメントが出されたらしい。その後『THE SOUL』を出す代わりに廃盤にした。

スピッツ『RECYCLE』→もっとも有名な例だが、実は移籍や休止が絡んでいない珍しい例でもある。ポリドールが経営マジやばかったためとと思われるが、実際その後ポリドールはユニバーサルに吸収されて完全社名消滅している。メンバーがマイアミで次のアルバム(ハヤブサ)の感触をつかんでいるときに、知らされたためメンバー間では「マイアミショック」と呼ばれている。飛行機が苦手なはずの事務所社長がわざわざ現地にまで伝えに来たという(スピッツは事務所もレコード会社も1度も変えていない)。決まってしまったことなので最低限の仁義を通すとして、ヒットした時期のシングルを並べただけという選曲、マスタリング作業への立会い、アートワーク等へはメンバーの意見を反映させた。結果として当時音に悩んでいたメンバーにとってはマスタリングへ立ち会ったことは勉強になったとも語られており、次のアルバム以降確かに大きな変化となって還元されている。だがバカ売れ最大ヒットになってしまったため、最終的に全シングルコレクションを出しなおすことで廃盤に。

B'z『Flash Back』→本人が辞めた後も勝手にベストを出しまくり、変なライナーで人格攻撃(大黒摩季、織田哲郎)まで行うビーイングが唯一勝手に出されたという珍妙な例。ビーイングもスタート当初は自社を持っていなかったのでB'zの場合はBMGに任せており、権利を持っていなかった最初期をまとめたベストを勝手にリリースされた。ビーイングはZARDの『ZARD BLEND』の発売をぶつける措置を取って1位を阻止。ミリオンも途絶えたが、やはりそこはズレた感覚。いずれにせよB'zの作品であることに変わりはないためオリコンの記録上では連続ミリオンと今も続いている連続1位記録が1度途絶えるだけとなってしまった。翌年に初ベストとして出たのがあの『Pleasure』『Treasure』である。その後の『Mixture』はBMGからリリースされており、ある程度和解したと言われているが、『Pleasure』『Treasure』にも『ULTRA Pleasure』『ULTRA Treasure』にも不自然なまでに『Flash Back』時期の曲は選曲されない。

WANDS『WANDS BEST』非公認なんだけどWANDSとしてはオフィシャルでもある世にも珍しい珍盤。ボーカルの上杉とギターの柴崎が脱退したのでWANDSは終ったと思ったら、残ったキーボード木村が新しいボーカルとギターを連れてきてWANDSを継続。何故か1年前にベスト出たばかりなのに、もう1度ベストを出す奇行に走り、上杉柴崎時代の曲が勝手にミックス変更された。このため上杉柴崎はこのベストは自分たちの意思ではない旨のコメントを出した。

織田哲郎『complete of 織田哲郎 at the BEING studio』『BEST OF BEST 1000』→本人が公式の日記で「送られてきた」とコメント。誰が送ったかは不明だが、ライナーを読んだら間違いだらけで間違いを日記上で修正。別に怒ってはいないが自分の名前で出る以上は「取材にくればいいのに」と締めくくった。

今回のは久々にでかいのが来たという感じだが…。本人が出すなら出すで協力すると言っているのに、拒否して強硬発売っていう今回はかなりタチが悪いような気がする。

 

なおいきものがかりは逆に速くベスト出したい出したいずっとスタッフに言っててむしろスタッフがまだだと止めていたそうなので、今回出るのは相当にメンバー主導である。

RYTHEM解散。ベスト盤を昨年出したばかりのRYTHEMがラストシングル、アルバムを出して解散を発表した。ネット放送で大事な重大発表をすると事前に言っていたのでそれだけ聞いた多くのファン以外の人は解散だと予想していたと思うが、その通りだったようで。ファンの意見を見ると、最近の制作クレジットの傾きっぷりとか、当日の様子から仲が悪くなったのではないかともいわれているけど、音楽的な変化はベスト盤からも感じられたので、方向性が変わってしまったのは確かなのだろ。いそうであまりいないポップグループだっただけに残念。

 

future gazer/fripSide
前作を聞いた時はキーボードサウンドが強めでメロディー的にもそんなに好きじゃなかったんだけど、今回はキーボードの使い方とギターの入れ方が絶妙で聞いててワクワクする。曲調もまんま90年代だけどPAMELAHファン的にちょっと引っかかるものがある。いい曲だ。エジプトロケのPVは普通にかっこいい仕上がりになっているかと思いきや終盤に突如謎のおっさんが登場し、ピラミッドにおっさんの顔が浮かぶというシュールな映像が展開する。ワケが分からなかったが、謎のおっさんの正体はエジプト考古学の第一人者である吉村作治とのこと。凄いシャレの利かせ方だが分かりにくいよ!俺が知らないだけでそんなに有名なのか、吉村氏は。

絆-KIZUNA-/長渕剛
PV曲始まるまで長ぇよ…。ていうかこの人のマッチョっぷりが半端じゃない。初めて見たときはひたすら鍛えてる姿だったんだけど(北へ〜南へ〜東へ西へ〜♪の曲のPV)あのまま鍛え続けてたらこうなったのか。まさにマッチョなロック。「乾杯」とか歌ってた面影まったく無いけど今のファンと昔のファンはやはり入れ替わっているんだろうか。

Sing Forever/平井堅
これはブレイク前の名曲「Love Love Love」の再現+「キミはともだち」少々って感じ。平井堅は売れ線を外すと思いっきり売れないというパターンを持つが、けっこう人気曲の方のパターンじゃないのか、これは?なんであんまり売れてないんだ?

Ready to be a lady/GIRL NEXT DOOR
カラフルポップ。相変わらずいい曲は出しているが、同じ90年代的サウンドでもfripSideの方が売れるのは個人的には大いに納得。今はもうエイベックスとかソニーのスタッフが考える売れ線って表面的にはいいんだけどどこかズレてる気がする。プッシュされなくなった途端の人気低下とか売上面の奇妙さも未だ拭えず。ていうかこのグループは過去最高にギタリストの必然性が薄すぎる。もっとギター利かせてもいいじゃないか。

おしゃれマイドリーム/北神未海(CV 小川真奈)with MM学園合唱部
あ〜この雰囲気はつんくかなぁと思ったらつんくだった。この小川真奈というのはキャナァーリ倶楽部のメンバーらしいんだけど明らかにこっちの方がリリース多いような。やり方としては久住小春がアニメの声優やってそのままコスプレ実写でCD出していたのと同じパターンのようだ。あちらは外部委託だったが、こっちはつんくがやっているので、結局ハロプロと変わらない(キャナァーリ倶楽部とTHE ポッシボーはハロプロではなくNICE GIRL プロジェクト!所属)

エレガントガール/氷室衣舞(CV 菅谷梨沙子/Berryz工房)
で、結局ハロプロからも参加して作っている人が同じなので違いがさっぱり分からない。何で別プロジェクト?こっちはつんくお得意のエセ大人っぽいナンバー。本当に何故ここまで頑なに作り続けるのか、それが性なのか、宿命なのか。

 

ゆうろくさんからのリクエスト

世界をかえさせておくれよ/サンボマスター
http://www.youtube.com/watch?v=EVfmzmE1iyI
サビの部分がCMで強烈な印象を残したので耳に残っていた。「電車男」主題歌のヒット以降、一般的にはそのルックスから秋葉系の間違ったイメージが浸透したせいか自ら望んで売れなくなるような方向に持っていった割に、今でもこのようにCMタイアップがついたりもしていて硬派なのか合わせようとしているのか分からないが、勢いは抜群。変に凝ったりしないのがいいんだろうな。

1984/andymori
http://www.youtube.com/watch?v=Xl79-BPr0pE
バンド名聞いたことあるような気がしたが、先月2曲リクエストあったバンドか。次から次へ流し聞きしているのでなんとなくしか記憶してないものの、片隅にはなんとなく残るものである。1ヵ月前のメロディーがしっかりしているって書いてるけどこれも同じような印象。次辺りのアルバムではトップ10入りも見えていると思うけど、まもなくドラマーが脱退するそうで、2人組になってしまうらしい。音速ラインみたいな展開だ。

東京タワー/フラワーカンパニーズ
http://www.nicovideo.jp/watch/sm5038572
90年代中盤にデビューし、00年代序盤にインディーズ落ちして08年にソニーに復帰(当時はアンティノス)したというバンド。メジャーで契約切られると余力が無くなるのかそのまま音楽から足を洗ってしまうミュージシャンも少なくない。それだけ難しいのかもしれないけどこういう情熱は感動する。台詞からはじまる変わった曲だけど情熱を感じる。

 

the0さんからのリクエスト

DAYBREAK'S BELL/L'Arc〜en〜Ciel
04年以降のラルクはサウンドはかっこいいとは思うんだけど、あまり共感ポイントが無いのであまり聞いてはいない。この関係性はGLAYと人気を二分していた90年代からあまり変わらない(ラルクは「True」とベストしか扱ってないしね)。さてこの曲と1つ前の「MY HEART DRAW A DREAM」は当時何故か学校のPCに生のWav音源が残ってて(誰かがCD-Rにでもしたのだろうか?)お持ち帰りしたので、実は当時のシングルを集めたCD-Rの中に入っている。歌詞もC/Wも無かったのでシングルレビューはしていないがそれなりになじみのある曲だ。07年のサイト投票1位が「MY HEART〜」だったのと同様に俺もあちらの方が好きでこちらも嫌いじゃないけど…って感じだ。

Link/L'Arc〜en〜Ciel
俺の世代だとラルク全盛期の98年の印象がすごく強いから、GLAYと人気を二分していてどっちも好きって人も多かった。だけど4,5つ下の世代の仲間と接した専門時代は意外なことにラルクファンを自称する人が多い多い。GLAYファンいねーよ!っていう風に二極化していた。俺としては両方とも少し前のバンドだから、4,5くらい下の世代は既にもっと新しいバンドを追いかけているんだろうと思っていた。実際GLAYはそうなっていたわけだけどラルクは現役で好きです好きです言ってたから、そこが今の人気逆転の理由なのかなとも思ったものだった。なので専門時代より2年くらい前の曲とはいえこの曲も触れてはいないが耳にする機会はそれなりにあった。まあ普通にいいよね。あの半端な4枚組のではなく、普通のシングルコレクションが出ればレンタルしたかったんだけど…。

光/Sowelu
なんかやたらソニーの好待遇を受けていたのに大きなヒットが出なかった印象が強いが(極めつけは月9主題歌の大コケか)、イマイチどういう方向性の歌手だったのかを把握してない。だいたいこの曲みたいなイメージはあるんだけど、本格的っていうほど本格的でもなく、ポップというほどポップでもなく、この手の曲が1番なんでもないというか。そこがソニーなのか。確かブリグリ、星村麻衣と一緒に所属事務所もろとも契約終了して、いち早くエイベックス移籍が発表されたけどあれからどうした?1番早かった割に1番見かけなくなったけど。

朱雀さんからのリクエスト

フレンズ/中野愛子
http://www.nicovideo.jp/watch/sm9516341
レベッカの土橋さんがアニメ『ダンス イン ザ ヴァンパイア バンド』劇中音楽を手掛けたので主題歌はレベッカのカバーになったそうで。原曲の旨みを残しながらもまさに現代によみがえった圧倒的にかっこいいサウンドは感動的だ。少し大げさすぎる気もするが。しかしボーカルがパワフルすぎてこの曲に漂う切なさが消えてしまった。何か女王様が女王らしい威厳全開で歌っているみたいで…。再結成した時に再レコーディングバージョンも作ってほしかったなぁ。

UNNAMED WORLD/平野綾
http://www.youtube.com/watch?v=kAfCluOJInQ
1stアルバム「RIOT GIRL」直前にリリースして、C/Wだけ収録されてこの曲は入らなかったという経緯の曲。爽快ガールズロック。アルバムはロックというかもう少しポップロックだった気がしたけど、これはもう少し爽快ロックだ。何か最近バラエティ進出を始めた影響で、ライフライン騒動とか、かなりごたついているようだが、全く知らなかったファンの開拓にはならないものなのか?あまり知らなかった人は声優っていうとディープそうなので敬遠orスルー(もしくは興味を持つも、文化に馴染めなかったり一部ファンの過激な行動や発言に巻き込まれて結局離脱とかありそうだ)、旧来のファンは幻想を破られて破壊神と化すという最悪の状況はあまり見たくない。なんかこう新しい方向へ前向きに開拓できることを草葉の陰から祈っております。


10月24日(日)

 "cELEBRATION 2010" 〜Sing Out Gleefully!

日本武道館で開催された槇原敬之のオーケストラライブに行ってきた。このライブは通常のバンドメンバー以外にオーケストラの大編成や大コーラス隊を従えたもので2004年に初めて開催されて、マッキーがいたく気に入ったので05年にもまた開催。今回は5年ぶり3度目となった。おそらく相当な人件費がかかっているであろう贅沢極まりないライブである。おかげで8400円もしやがこのライブには因縁があり、05年に行こうと思ってチケット取っていたのだが体調不良により2度も行けなかった。そんなわけで昨年のクリスマスコンサートも体調回復してない中で頑張って行ったのが初マッキーになったが、今回はバッチリだぜ!先日246LaTTEくんに愛内里菜を誘ってもらったので今回は誘い返した

会場はステージの後ろどころか1周すべてが座席になっておりほぼ完全に埋まった。これが真の武道館フルパワーか。壮観なり。DEENがいかに武道館の半分しか使ってないかが改めて分かで、今回は北西とかだったのでステージ真横よりも少し背後という初めて見るような位置でのライブ鑑賞となった。

さて最近の体調は問題なかったはずだが、やはりどこか因縁があるのかどうにも調子がよろしくない。そんなに悪くはないのだがどうにも疲れ目状態で元気が足りない。なので今回バラード続きの流れの中で途中でウトウト意識が飛びかけたりしたのだが、最後にはそれなりに回復した。

みんなで歌おうというコンセプトを掲げた割にはバラード連発でじっくり聞かせる曲が多く、盛り上がったのは一部の曲とメドレー程度。今回アレンジを担当したのがスキマスイッチの常田真太郎で、選曲には彼の意向も反映されたらしい。そういうわけでファンが聞きたい昔のラブソングが多く聞けた内容でもあった。

 

1.Wow
ブレイク前の1st,2ndを除いて50位以下になった唯一のシングル。シングルカットだったのが原因だが、当時実験シングルを連発していた中では久々のポップソング。子供が生まれた喜びを歌った幸せ全開の曲で元々SMAPに提供されたけど結婚&子供ができた直後だったキムタクにしか当てはまらないせいかボツ食らったと言われている曲。1曲目から暖かい雰囲気に。

2.花水木
5thアルバムに入っている人気バラードの1つで『SMILINGU』にも入っている。この辺りからまだプロになる前のリスナー時代に常田真太郎が最も聞いていた時期だなと思われる選曲が続く。

3.NG
ここからメドレー。デビュー曲。知っている人がいるのか?とマッキーが言っていたがベスト盤に毎回収録されていたのでここに来ている程度の人ならけっこう知っていたはず。

4.ANSWER
コブクロもカバーした2ndシングル(カット)。1stアルバムの1曲目なのでこの曲が始まりという意識が強い。隣にいたマッキーの20年来のファンらしいお姉ちゃん(お姉ちゃんに見えたが「旦那が…」とか喋ってたので奥様だったようだ)がイントロの瞬間から感激して号泣していたほか、背後からもすすり泣きが聞こえた。涙を呼ぶ人気曲らしい。

5.北風〜君に届きますように〜
クリスマスコンサートでは何故か外されていたのでここで聞けて感動。やはりこの曲は名曲だ。

6.遠く遠く
3rdアルバム収録のシングル級人気曲。上京した頃マッキーが個人的な思いを書いた曲だと思うが、この曲と若い頃を重ね合わせるファンは多いと思う。やはり名曲。

7.君は僕の宝物
3rdアルバム表題曲。これまた人気曲。これはクリスマスコンサートでも聞けた曲。初期マッキーラブソングの最高峰。オーケストラバージョンだとまた格別。最近よく歌っているようだ。

8.君に会いに行く
4thアルバム1曲目。なんでアルバムの1曲目からスローバラード?という印象であまり好きな曲ではないので記憶も薄い。

なんと1時間足らずで第1部終了。29分もの休憩を挟んで、一緒にラジオやっているアナウンサーが前座トークをして第2部が開始。ここからコーラス隊が出現。

9.世界に一つだけの花
SMAP提供曲だが最近はすっかり持ち歌になり、会場全部が盛り上がる必殺チューンになっているようだ。クリスマスの時もそうだったが明らかに前後の曲と盛り上がりが違った。

10.CLASS OF 89
ほとんど歌ったことが無いという前フリで始まったこの曲。全盛期の8センチシングルを全部持っている人でないと知らないはずなので、今回1番知名度の無かった曲だと思われる。「彼女の恋人」C/Wオンリーのこの曲、数年前に8センチシングル盤を入手していたのでかろうじて聞き覚えがあったが、まさかこんなマイナーな曲を選ぶとは。

11.Which hazel
4thアルバム収録曲。人気曲の1つだが、ほかにも「PENGUIN」とか「LOVE LETTER」とかも聞きたかったなぁ。比較的好きな曲だったがこの辺りから意識が若干遠のいていて記憶が薄い。

12.I ask.
10thアルバム収録曲。過去のライブ盤3作にももれなく収録されているという定番曲がまたしても登場。あんまり好きじゃないんでもういいで〜すって感じだった。

13.Firefly〜僕は生きていく
08年のシングル。リリースがタイアップの関係か真冬だったがサビでは「秋」と出てくるので今の季節にはまっていた。

14.太陽
10thアルバム収録曲。過去のライブ盤3作にももれなく収録されているという定番曲がまたしても登場。だがこの曲はすごい好きなので何度聞いても飽きない。生で聞けて感動した。

15.もう恋なんてしない
16.GREEN DAYS
17.どんなときも。

が、コンセプトがみんなで歌おうとかだったのに全然歌える曲が無いじゃないかというムードになっているのは本人も察していたようで自らそんなことを言い出して歌えるメドレーを用意したと宣言。有名曲のメドレーで一気に盛り上がる。しかし「どんなときも。」をメドレーで済ませてしまうとは驚きだ。

18.Circle of Rainbow
15thアルバムより。最近のマッキーは愛犬をテーマにした曲をよく書くが、この曲もその1つでモデルになった愛犬が今年お亡くなりになったそうで、彼に捧げるとのことでまたややしっとりムードに。

19.ムゲンノカナタヘ
現時点での最新シングル。まさかの犬テーマ2連発。アッパーで盛り上がる曲だったのでライブでは凄い映える曲だったがイマイチヒットしていないのが原因か大ヒット曲のような盛り上がりまではいかない印象。

20.僕の今いる夜は
16thアルバム収録曲。FM802のテーマ曲としてみんなで歌った曲のセルフカバー。アルバムに収録される少し前に秦基博が歌ってマッキーがコーラス参加ししたバージョンが秦基博の2nd(と最新3rdのボーナスCDにも)に収録されている。ラジオで育ったマッキーらしい、真夜中にラジオを聴くあのワクワク感が表現された近年最強の名曲。ここで聞けるとは思わなかったので感動した。が、知名度的にはそんなでもないので最後がこの曲で盛り上がったのかは微妙だ。

アンコール

21.不安の中に手を突っ込んで
最新アルバムより。ファンキーな曲でオーケストラというよりホーン隊を呼んだほうがいいんじゃないか?という印象の曲だったがバリバリ盛り上がっていた。オーケストラの前列の人たちはファンキーな人が多く、弾いてない時に席から立ち上がってギャグパフォーマンスしたりしていたが(特に中年のおじさま)、この曲の時は特にノリノリで突き合いみたいなパフォーマンスをしていた。DEENだとサポートの中でストリングス隊が1番真面目な印象なんだけどずいぶんと茶目っ気のあるオーケストラ隊だ。

22.Turtle Walk
12thアルバム収録曲。シングル「これはただの例え話じゃない」C/Wでもあった。当時のシングルが実験的だったのとは対照的にアルバムは「Wow」やこの曲のような王道の暖かい曲がしっかりあったので地味に印象のいいアルバム『本日ハ晴天ナリ』だが、事件後の最低迷期だっただけにコアなファンしか知らなそうで、果たして最後がこれで大丈夫だったのか。個人的にはけっこう好きな曲だし、あったかい空気にはなっていたけど。

最後に常田真太郎が登場。マッキーがマイクを向けないので声を聴くことはできなかったが、みんなと一緒に挨拶だけするはずが、ファンの声援に応えてテンションの上がったマッキーがもう1回メドレーやるぞ!と宣言。再び15〜17の演奏を繰り広げるWアンコールが急遽始まった。常田は何でもいいからやれよ的に演奏スペースに放り出されてしょうがないのでタンバリン叩いていた。こうしてラストが有名曲「どんなときも。」という最高潮の盛り上がりで幕を閉じた。

過去2枚のライブ盤ではあまりオーケストラ的な醍醐味も感じられず、いつものアレンジにストリングスやコーラスが入ってるな〜程度にしか思わなかったが今回アレンジャーが変わったせいかけっこうオーケストラアレンジで印象の変わった曲が多くて感動した。やはり生の迫力も違う。ただコーラス隊に関しては座席の位置にもよるかもしれないがいたの?レベルでほとんど声が聞こえなかった。コーラスで長々と聞かせるようなパートが一切無かったので(ライブ盤では「僕が1番欲しかったもの」などでコーラス隊の活躍を聞けた)ここはかなり残念だった。せっかくあんなにいたのに。

この日の模様は何でもCSのTBSチャンネルで放映されるようなので興味のある方はチェック。


10月22日(金)

ここ最近の2010秋ドラ Vol.2

Q10 1話
酔うと物を拾う癖のある校長(小野武彦)はゴミ捨て場に美少女が捨ててあるのを持ち帰ってしまう。翌日我に帰った校長は女の子拾ってきたことに気づいて焦る。後輩の工学博士の柳(薬師丸ひろ子)は少女がロボットだと見抜く。

幼少の頃に心臓手術をして今でも派手な運動はできずどこかクールな平太(佐藤健)は白い歯が鍵盤みたいなので触ったら音が出るんじゃないかという理由で歯を触るのが好きという変わった癖があり、理科準備室で停止していたロボットの奥歯を触ったところロボットが起動。歯を触るの好きって言っても前歯を鍵盤に見立てて触る程度だと思ってたら、奥歯にまで指を突っ込むもんだから驚愕。前田敦子になにしてんねん!鍵盤どうこうとかグダグダ説明してないで、もう僕、歯フェチなんです!って一言で説明してくれた方がよっぽど爽快だよ!

足の裏に番号が振ってあったのでそのままQ10(前田敦子)と名付けられたロボットが何故つくられたか不明どころか拾い物だけに全てが一切不明。何かバレると厄介なことになるんじゃないかと恐れた校長は担任の小川(田中裕二)の家にQ10を住ませ、校長、柳、小川、平太の4人だけの秘密として、Q10を平太の幼馴染で帰国子女の転校生ということにする。純粋なQ10と触れ合うことで周囲が影響を受けるという話らしい。今回は授業料が払えない藤丘(柄本時生)を救うため、みんなで「助けて〜」と訴えるという展開で青春していた。ちなみに柄本佑そっくりなこの時生は弟らしい。

超強引な展開だが男子はあっちゃんにクラクラ、女子は健にクラクラという双方需要を満たしたアイドルドラマ。設定が奇抜すぎるけど土曜9時らしいといえばそうかも。学習型ロボットのQ10は教えれば何でも覚えるがいかんせん恐ろしいロボ口調のため、これを帰国子女とかいうにも無理がありすぎるがそこはみんな物わかりがいいので察するというお約束らしい。無表情ロボットあっちゃんという普段見れない姿はこれはこれでかわいかったけど、毎回続くとさすがに辛いぜ。これ、学習しましたってことで中盤くらいからはもう少しまともな話し方にならないものか。

しかしこの内容で中高年向けドラマしか高視聴率取れない旧システムの視聴率測定で15%というのは何気に凄い気がする。

 

流れ星 1話
兄の修一(稲垣吾郎)の借金のためにイメクラで働く梨沙 (上戸彩)だったが、修一が帰ってきた。金が入ったという修一だったがカモにしたのは梨沙の彼氏だった。彼氏に金を返す過程で最終的に彼氏にイメクラで働いていたのがバレてしまい破局、失望

水族館職員の健吾(竹野内豊)は美奈子(板谷由夏)との結婚を控えていた。しかし妹・マリア(北乃)が難病で肝臓の移植手術が必要と判明。健吾や母はドナーに適合できなかった。親戚がこぞって逃げるような反応をして冷たいので結婚相手の美奈子にお鉢が回りそうになったが美奈子までもが拒否したのでこれまた破局、失望

水族館で2度出会っていた2人は、梨沙が線路に飛び込もうとしたところを健吾が止める形で再会。事情を聴いた健吾は梨沙に借金を返すから結婚してくれと持掛ける。こうして物語が始まった。

最愛の人が1年の命とか言うから竹野内か上戸が余命1年かと思ったら、余命1年なのは竹野内の妹のマリア(北乃きい)だった。けっこう周囲に愛されていそうなのに、凄い勢いで親類縁者に移植を断られるって…。ドナー提供が危険とか、怖いのは分かるが医者の話も聞かずに徹底拒否するとかいつからそんなイメージ広まったんだ、この世界。まあ断られないと話が始まらないんだけど。

ただ親戚のおじさんが「でもマリアちゃんは…」みたいに何か言いかけていたのは気になる。そういえば兄とは20歳も離れてる(母が20歳で健吾、40歳の時にマリアという計算)になるし、父親がいないみたいだし、血のつながりがどうとかいう展開?

そして兄に騙された&イメクラショックで人間不信に陥り、別れを切り出す彼氏。小せぇなぁ…。まあ別れないと話が始まらないんだけど。

と、まあちょっと偏見すぎる前フリがは強引だったが、妹を救うための契約結婚という展開。梨沙の彼氏は1話のみ退場のようだが、美奈子はレギュラーのようなのでラブストーリー的にはこの辺で揉めそう。

元気ハツラツゥじゃなくてやさぐれている上戸彩は新境地。松田将太は単にマリアが憧れる若い医者っていうだけ?本来このくらいの若手が上戸彩と年齢的には近いんだけど、何故上戸彩は10個以上年上相手が続くのか。

で、北乃きいの方がヒロインっぽい。熱愛騒動の直後なのに、友人との最初の会話が、友人「Hしたことある?」、北乃「うん!(聞いてないで空返事)」っていうのは何ですか、嫌がらせですか?例の騒動以降、見た目は相変わらず変わってないし、病気だけど元気なキャラもイメージ通りなんだけど、ブログの様子が明らかに変わってなんだか不安定そうなのが心配だ。このまま星井七瀬化しそうで…。

※星井七瀬はイメージと本来の自分とのギャップを埋められず、詩的なブログを連発した挙句に、謎の告白を行いイメージ破壊発言を連発しすぎたとしてネットでニュースにまでなってしまい、ブログ閉鎖になってしまった。

昨年の「トライアングル」でも主役ではなくサブに回った稲垣だけど、今回もサブ。しかも徹底的な悪役に挑戦。SMAPが悪役というのはちょっと記憶にない。事情があっての悪役はあったし、何かしら背負った上でという前提付がほとんどだったが、今回マジで救いが無い酷い人。設定上は元は優しい人だったみたいなことになってるから、最後は改心するかもしれないけど、これは新鮮だ。ジャニーズ系は主役が前提(そして後輩をサブで起用)みたいになってるけど、こういうのをもっとやってほしい。

 

kyoさんからのリクエスト

fanfare/Mr.Children
http://www.youtube.com/watch?v=XpMgZG0F2qs
映画「ONE PIECE」どころかこの大人気作品をそこまで面白いと思わないので主題歌をやると聞いても曲自体は全く知らなかった。配信限定ならDLしてもいいと思ったら、彼らの言う配信とは携帯オンリーのことであってPCは視野にないらしい。そんなわけで今まで聞く機会がなかった。最近の小林武史らしい大げさなアレンジは気になるけど、それ以上に演奏も歌もテンションが高いのでけっこういい。シングルで切らなかったのはやはり今のチャートには入れたくなかったのかな…。

軌跡/神谷浩史&小野大輔
http://www.youtube.com/watch?v=51s0fBRTpsw
人気男性声優2人のユニット。この神谷さんってのは「Angel Beats!」の主人公やってた人か。ラジオ発なのでファン向けの企画色が強い感じだが、曲自体は普通のポップス。そういえば男性声優はアニメ主題歌にならないな…。

いわし雲/藍坊主
http://www.youtube.com/watch?v=DsR3B2AUoWc
このバンドも数年前から気になっているのだが、レンタル屋に行くといつも忘れてるんだよなぁ。

 

HKさんからのリクエスト

白い夜/RAZZ MA TAZZ
今回も長い解説つけてもらったんだけど、長くなってしまうので文字を小さくして載せる。
RAZZ MA TAZZは、1994年〜99年にメジャーで活躍した男性5人組のバンドグループであります。当時、ポストミスチル、スピッツと評されており、実際、「夜明け」「素敵な君」がアニメ「あずきちゃん」の主題歌になったり、シングル「MERRY-GO-ROUND」とオリジナルアルバム「PRESENT」がオリコンチャートトップ10入りのヒットの功績を残してるんですが、残念ながら、その後の人気が続かなかったために、99年を持って解散しております。 で、前述した通り、彼らはミスチル、スピッツに並ぶ聴き心地の良いポップソングを多く残しているので、前述のバンドが好きなら、是非聴いて見て欲しいバンドです。個人的には、ミスチル、スピッツ以上に、聴きやすい楽曲が多いバンドではないかと思っています。 その中で、今回オススメしたい曲が、94年にリリースされた2ndアルバム「Whoopee Basket」に収録された「白い夜」と言う曲です。この曲は、失恋曲で哀愁漂うメロディーの為、結構聴いてて切なくなってくる曲ですが、アルバム曲でありながら、ファンの間では「シングル級」と評される程、人気の高い曲であります。 下の「Whoopee Basket」の楽曲を集めたリンクしか見つからなかったので、再生を待つのが面倒かもしれませんが、是非聴いて見て下さい。(3:35からスタートします。)

http://www.nicovideo.jp/watch/sm3023918
90年代のバンドって感じだが、何かタイミング等噛み合わず大きな人気は獲得できなかったけど、売れていた人たちとどこがどう違ったのか分からない惜しいバンドっていうのはいつの時代にもたくさんいるんだと思う。

ONCE AGAIN/UP-BEAT
こちらのUP-BEATと言うバンドは、1986〜95年にメジャーで活躍したバンドで、BOOWY、GLAYと同じビートロック系のバンドグルー
プです。実際、活動中はポストBOOWYとも評されていたい見たいです。
 GLAYのTAKUROが、UP-BEATのアルバム「HERMIT COMPLEX」の市川清師氏のライナーノーツを読んで、1stアルバム「SPEED POP」にライナーノーツを書いてもらったと言う逸話で初めてこのバンドを知ったのですが、BOOWYと同じ系統のロックでありながら、打ち込みの多かったBOOWYに対し、こちらは純粋に生音のバンドサウンドで勝負した楽曲が多く、正直BOOWYよりもこちらの方が滅茶苦茶カッコいい楽曲が多いです! それで、今現在このバンドで一番気に入っているナンバー「ONCE AGAIN」と言う曲を紹介したいと思います。楽曲は、GLAYの「SOUL LOVE」に通じるミディアムテンポのロックナンバーですが、こちらは失恋曲で歌詞か結構切ないのですが、ポップでキャッチーなメロディーで馴染みやすいナンバーで、下の動画のメンバーが写ったPVもクールで非常にカッコ良いです!
http://www.youtube.com/watch?v=UbeMtAlYHMo
伝説化しているんだけど、BOOWYって今聞くと信じられないようなダサいキーボードサウンドとか打ち込みとか入ってるから「This BOOWY」聞いて1曲目からパ〜ララパ〜ララ言い始めて別の意味でぶっ飛んだのを覚えている。「This BOOWY」が流行っていた頃は98年くらいだったけど、CDTVとかでは「マリオネット」をよくかけていてTVからではもっと硬派でかっこいいロックバンドというイメージがあった。だから当時勝手にイメージしてたBOOWYのイメージはちょうどこのバンドのサウンドそのものだった。

DEAR FRIENDS/PERSONZ
このPERSONZと言うバンドは、1987年からメジャーで活躍している女性1人、男性3人組のバンドです。Whiteberryが昔、「BE HAPP
Y」をカバーしたことある見たいなので、この曲だけなら聴いたことあると思います。
 このバンドも、BOOWY系統のビートロック系のバンドで、ボーカルのJILLさんの初期のX JAPANばりの派手なファッションは、最初は引いてしまう所があるのですが(笑)、楽曲はGLAYやLINDBERGに通じるポップなロックソングが多くて聴きやすく、結構ハマってしまう楽曲が多いです。
 その中で、彼女達の代表曲である「DEAR FRIENDS」を紹介します。タイトル通り、友情について歌ったナンバーで、メロディーも切なくキャッチーなナンバーで、代表曲であるだけに、耳に残りやすいナンバーです。ちなみにこのバンド、現在も現役バリバリで活動中みたいです。

http://www.youtube.com/watch?v=CpKDtupKx9c
現役で活動し続けるバンドなのだが有名な大ヒット曲がイマイチ無いせいなのか、90年代のビッグヒットの波の中では完全に霞んでいたのか、Whiteberryがカバーするまで名前すら知らなかった。劇場版アニメ「幽遊白書 冥界死闘篇炎の絆」主題歌とか歌ったこともあるから当時触れたことあるはずなんだけど…。確かTVで見たときはEDカットだったから曲は聞いてなかったのかな?ただ根強い人気はあると聞く。LINDBERG辺りとも通じるロック系っぽいのでちゃんと聞けばそれなりに好きなタイプのバンドかもしれない。


10月20日(水)

スパンクル

・ついったーでガールズバンド云々っていうつぶやきをしていたせいか、今年インディーズデビューしたガールズバンド、スパンクルのマネージャーの吉越さんからフォローをいただいた。スピッツが好きな方ならとか書いてあったのでレッツmy spaceして聞いてみたら少し感じるものがあったのでそのままCDを購入。初のついったー経由CD購入(しかも売れる前の先物買い)となった。

まあ詳しくはレビューで書くけど、疎外感ロックというコンセプトがしっかりしているので1stミニアルバムながら既に世界観が確立。ブレが無い。イメージとしてはいかにもロックな人たちがロックやってます的なタフネスな感じではなく、普通の女性4人(俺とちょうど同世代っぽい)がバンドやってますっていう感じ。初期の熊木杏里とかあの辺の物静かな女性シンガーソングライター(声は似てない)にロックサウンドっていう感じ?ちょっと違うか。何はともかく、明るくはない。だけど暗いだけじゃない。静と動のバランス。これはありそうでなかった感じだ。この閉塞した現代、意外と多くの人がスパンクルの世界観に共鳴するのではないか。

http://www.myspace.com/spancle

まあ聞けば分かる。派手さはないので1度聞いても普通かな〜と思うかもしれないが何かじわじわ来る。楽しみなバンドに出会えてマネージャーの吉越さんに感謝である。ついったーでこういう出会いがあるとは新時代だよねぇ。こういう風に広がっていく新しい形を今なら共に見られるかもしれないぜ(売れていく過程をZONEとSCANDALでしか見たことないので興奮している)

当サイトではスパンクルを全力で応援していきます。

 

Bluem of Youthが09年再結成したとは聞いていたが、地道なライブ活動をしているだけのようで特に注目していなかったのだが、たまたま久々に情報を見に行ったらリテイクベストが出るというので買ってみた。

2枚組5250円という浅岡雄也のベスト盤(2枚組+ミニブックレット4500円)もビックリ、通常の2枚組ケースに普通のブックレットでこのお値段。しかも実はライブ限定とかで一般流通はしていないものの再結成後に3枚出したアコースティックリメイクミニアルバム3枚をまとめて6曲さらに追加したのみ。それで5250円。

で、アコースティックというところをよく読まずに買ってしまったので正直少しガッカリしている。1曲目がフルバンド演奏で凝ったアレンジのリメイクを聞かせてくれたので期待したらそのあとほとんどアコースティック+弦少々って…。歌がいいのは確かなんだけど、さすがに値段に釣り合わなかったと感じた。4000円以下でも高いけどまあ納得ってレベルでアコースティックでもよくできているんだけど(3200円とか3500くらいまでなら満足レベル)。3枚持ってて6曲のために買う人はさすがにファン辞めても仕方ないレベルだし。どんだけ運営サイド厳しいんだよ…。

でも彼らってソニー時代も1万越えの明らかに釣り合ってない高額アイテム2回も出してるんだよなぁ。ファンが金持ちなのか、そういう方針なのか。でも「雷波少年」で知ったファンって俺と同世代で当時中高生だった人がほとんどなんじゃないのか…。


10月19日(火)

SCANDALガールズロックミニアルバム

http://natalie.mu/music/news/39204

というわけで働かせすぎなSCANDALが今度はカバーミニアルバム。ガールズロックとか限定しているがユーミンとか百恵とかいつからガールズロックになったのか?って感じなので、単にカバーアルバムって言ってくれたほうがしっくりくる。まあユーミンはライブDVDには入ってないけどあの時のツアーがクリスマス前だったので披露していた曲、百恵はこれ作ったのが「スキャンダルなんかブッ飛ばせ」の阿木宇崎コンビなのでその縁という意図が見える。JAMのはJAMトリビュートとシングルC/Wに続いて3度目の収録、ZONEは着うたブツ切り売り、DVDにPV収録のみだったものを初CD化。で、Whiteberryがカバーした「夏祭り」で有名なジッタリンジン、相川七瀬もカバーしたことのある昭和のロックシンガー、アン・ルイス…というよく分からん選曲。

偉大な先駆者にして大先輩のプリンセス・プリンセスがいない。彼女たちが解散したのは90年代の半ばであり、そんなに古くはない。ヒットしていたのは確かに90年代前後のみなんだけど。何でもっと遥か昔まで飛んで行っちゃって、8,90年代序盤そこらで活躍していたレベッカやLINDBERGもそうだけど最近のガールズバンドでプリンセス・プリンセスをリスペクトしているのがまったくいない?

プリプリは決して再結成ブームには乗らずに沈黙を守り続けているものの、06年辺りにけっこう盛り上がってシングルBOX、アルバムBOXなど相次いで発売、08年にかけてベスト盤も連発されるなど今でも根強い支持はある。ただ06年に『14プリンセス』というトリビュート盤が出たときは、あまりリスペクトされていないというか、知ってはいるけどどっちかっていうとソニーの命令で参加してみました的なメンツの微妙なアルバムが出来上がり、まったく売れなかった。ちなみにこのアルバム、借りたんだけど、直球カバーのいきものがかり以外はパッとしなかったので録音せずに返すという俺的に史上初の行動に出ているのでレビューリストに載っていない。

何故プリプリは後輩たちにリスペクトされないのだろう?確かに今見るとド派手な衣装やモハモハの髪型は80年代過ぎてひたすらダサいし、80年代全般的に仕方がないけどキーボードサウンドが古い。それでも今でも通じるいい曲が多いし、むしろ今の音で生まれ変わったバージョンを聞いてみたい。WhiteberryやZONEが売れていたころからそのうち誰かやるだろうなと思い続けて10年経っちゃったんですけど?その間に1番大きな展開が悪名高いRSPのサンプリングバージョンと、つるの剛士の熱唱バージョンだけってどういうことだ?しかも両方「M」。バンドのダイナミズムを感じるような曲じゃない。

似合うと思うんだけどな、SCANDALの「Diamond」とか「世界で一番熱い夏」とか「19 GROWING UP」とか「SEVEN YEARS AFTER」とか「GET CRAZY」。あとLINDBERGも「今すぐKiss Me」じゃない曲をもっと今の人たちにやってほしいし、レベッカはキーボード主体だったので現代風のロックサウンドにするだけで新たな魅力が21世紀に蘇るはずだ。

どうも懐古ブームの狭間で、80年代後半〜90年代序盤(バブル時代ってやつか?)って置き去りにされているというか懐かしいだけで今もう1度っていうのが無いような気がする。今ちょうど振り返ってダサい時期がこの時期なのかな?70年代くらいまで行くと古き良きみたいな風格なんだけど、バブル時期ってたかが20年程度前なのに髪型も服装も音も何もかも現代と違いすぎる感じがする。「どうしてこうだった?」的な。

・ついでにブログにてドラムのRINAが今回のアルバムで初めて歌ったと明言。ライブで少し歌ったことはあるけど(ライブDVDに「TOKYO」という曲でソロパートを取っている)、CD化されるのはこれが初めてだという。SCANDALは全員にVocal表記が常にされていたものの、RINAの声はファンの間でも確かにいつも聞こえないというか分からないという認識が一般的で、今回のPVでも3人が歌って踊ってるのに1人だけTOKIO松岡のようにドラムに専念していたとはいえ、Vocal表記されている以上はCDにおいては少しはかぶせてあるのかと思われていた。まさか全くボーカル参加していなかったとは。そりゃ聞こえない分からないどころじゃないよな、最初から無かったんだから。マジドラマー


10月18日(月)

ここ最近の2010秋ドラ Vol.1

SPEC〜警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿〜 1話
99年に放送され、当時にして15%程度というやや低視聴率ながらカルト的人気を誇り、映画化まで行った伝説のドラマ「ケイゾク」の続編。といっても主演だった中谷美紀と渡部篤郎は出ていない。主演以外の出演者の大半が映画まででご臨終になってしまっていたので明確に生き残っていた竜雷太、徳井優が出演するのみ。また当時女子高生で野々村(竜雷太)と不倫していたコギャル雅が婦警に成長して出演しているが役者は変更になっている(ていうか当時は顔が映らなかった)。気になるのは11年経っていて2人はちゃんと11年分年齢が進んでいるのに、何故か雅だけ設定20歳になっている上に、苗字も変更されている。てことは同じ名前の別人か?まさかさらに若い子に乗り換えたのか?

今回の舞台は警視庁捜査一課弐係(ケイゾク)ではなく未詳事件特別対策係(通称:ミショウ)になっており、ケイゾクの課長だった野々村がミショウに転属しており、徳井優がケイゾク課長に昇進している。ケイゾクはあくまで普通のミステリーだったが、徐々に超常現象を扱うようになり、最終回付近や映画では黒幕が超常現象の世界に生きる存在となり凄いことになっていった。今回は警視庁的にもそれらの経験を生かしたのか最初から捜査一課が手に負えない特殊な事件を捜査するためという名目でミショウが存在しているようだ。

全体的に怪しげな雰囲気、その中にとぼけたギャグが連発されるのはまさに「ケイゾク」そのままの世界観。カキピー持って野々村が登場した時は懐かしい気分になった。堅物すぎる瀬文(加瀬亮)と変人すぎる当麻 (戸田恵梨香)の掛け合いも面白い。

部下が突然自分に向かって銃弾を撃ったが、なぜかその銃弾がすべて部下に戻って部下が重傷になった。こんな不可思議な現象に巻き込まれた瀬文はミショウに飛ばされる。今回の事件でも特殊な身体能力を持った人物が犯人だった。犯人に消されそうになった瀬文だったが、またしても銃弾は犯人に戻った。それをやっていたのは時を操る?謎の少年(神木隆之介)だった。犯人が言っていた「我々」という特殊能力集団の存在とは…。

戸田恵梨香は「BOSS」の無愛想なキャラクターをさらに濃くしたような今までにない新境地。加瀬さんは数年前に「それでもボクはやっていない」で置換冤罪に巻き込まれる今どきの青年を演じていたので、せいぜい30前後くらいの役者だと思ってたんだけど実はもう36歳になるとは驚きだ。

かつて美少年すぎる美少年だった神木くんは成長して雰囲気が変わったせいか、ドラマ「探偵学園Q」こそ善人だったものの、映画「20世紀少年」もドラマ「ブラッディ・マンデイ」もいずれも病的な雰囲気をまとった役柄で今回も謎の少年役。すっかりそっち路線が似合うようになった。

2話
前回の事件の証人喚問を受ける瀬文。相手が超人能力の持ち主で、撃たれたはずなのに銃弾が相手に戻ったと馬鹿正直に話すも、銃弾が戻るのが短期間に2度という事態に呆れ返る上層部。一方最初に撃たれた瀬文の同僚の妹(福田沙紀)は兄に触れたらサイコメトリー能力みたいのが発動。それを聞かされた担当医は不気味な様子を見せる。こいつも組織の人か?ラストでは瀬文に取引を持ちかけていた。

今回は神父(佐野史郎)が相談に登場。彼によれば刑務所に慰問に訪れた際に死刑囚の1人が千里眼に目覚めたとかなんとか。死刑囚によればまずは警察に任せ24時間以内に無理だったら私が裁きを下すと言う。取り合わない野々村だったが、神父はつぶやいたー(Twitterもどき)で実況中継しており、警察が取り合ってくれなかったとリアルタイムで携帯をカチカチ操作。つぶやいたーが炎上しまくっており、「待ったなう!待ったなう!」ということで仕方なく引き受けることに。ここで死刑囚が提示したという未解決事件の資料をケイゾク課から徳井優が持ってきて初登場。

事件自体は何で未解決になったんだよ?レベルで証拠がボンボン出てきてあっさり解決。いくらなんでもカップが2つだったのが写真に写ってたとか見過ごした当時の警察間抜けすぎだろ…。24時間以内に間に合ったとして死刑囚に会いに出向いた瀬文と当麻だったが、死刑囚は犯人はもう1人いると主張。24時間が経過したということで天罰が下りもう1人の犯人も殺されてしまった。勝ち誇る死刑囚。

しかし公安ではSPEC調査チームが既に動いており、死刑囚の能力は遠方の音だけ聞き取れる異常聴覚と予測、情報を操作して筆談でとある決定を行ったところ、死刑囚はそれを見抜けていなかった。その決定とは死刑囚の死刑執行。暴れまくる死刑囚に執行の瞬間に神木くんが時間を止めて登場し、助かりたいか聞くだけ聞いて「や〜だね」と言って暗黒に死刑が執行されるのだった。嗚呼無情。

 

秘密 1話
東野圭吾の98年の小説で99年には広末涼子、小林薫で映画化された。レンタルでその1年後くらいに見たのだが一気に引き込まれて感動していたら最後にまさかの展開が待っていて衝撃を受けて小説版も購入。未だに強く印象に残っている作品の1つだが、何故か今更ドラマ化。原作は藻奈美が小学生から始まるのだが、そうなるとさすがに役者を変えないとならないので映画同様に高校生からに引き上げられていたが1話の時点では小説、映画で見たことのある話をほぼそのまま再現していた。

スキーバス旅行に出かけた直子(石田ひかり)と藻奈美(志田未来)は、運転手(吹越満)の居眠り運転によりバス転落事故に巻き込まれる。夫の平介(佐々木蔵之介)が駆け付けた病院では直子が一瞬意識を取り戻すもそのまま死亡。直子が身を呈してかばったため藻奈美はほぼ無傷だったが、目を覚ました藻奈美はしばらく感情を表さなかった。だがあるとき、ついに言葉を口にした藻奈美は平介に自分は妻の直子であると宣言。2人しか知らなかったことを知っていて口調も完全に直子である藻奈美を前に信じざるを得ない平介。こうして2人だけの「秘密」の生活が始まった。

直子が藻奈美の精神に慣れていないので妙に大人っぽかったりして周囲が違和感という感じでしばらくは進むだろうが、クラスメイト男子が藻奈美にいきなりキスしたところで1話は終了。恋人がいたという話は原作(小学生だし)や映画ではなかったのでここはオリジナルっぽい。

死んじゃったので本来遺影以外に出番が無い石田ひかりだが、随所にシンクロする形で出演するようだ。けっこうさらっと描かれたけど結婚指輪の隠し場所が夫婦だけの秘密というのは凄い伏線になってくるので要チェックだ。

連ドラに際してエピソードを引き伸ばすのか、全く新しいエピソードを入れるのか分からないけど、バス事故の真相究明とか、夫婦の関係の変化とかだけでもそれなりに要素は多いので丁寧に気持ちの変化は描かれそう。ただ基本的にけっこう辛く切ない部分が多いので連ドラとして見るのが苦痛かも。先の展開を知ってるだけにじれったいし最終回だけは見たいと思うが途中は飛ばすかもしれない。

「女王の教室」から5年。当時の共演者がみんなパッと見分からないくらいの変化をしている中で志田未来だけは印象変わらないまま成長している。ある意味驚異的。佐々木蔵之介はもう少しかっこよかったような気がするけどけっこう中年っぽさの漂う雰囲気。この中年っぽさが後々のストーリーに活きるといえばそうなんだけど。藻奈美の担任でいろいろ世話を焼いてくれる橋本先生は小説でも若い先生だったが、本仮谷ユイカだった。頑張れば高校生役でもまだいけるのに早くも先生とは驚きだ。ていうか生徒と並んでてもまだあんまり先生に見えない。ちなみにこの先生は映画版では石田ひかりの姉である石田ゆり子がやっていた。ていうか姉の方が奇跡の美貌を維持していて全く老けないせいで、普通に年齢を重ねているだけの石田ひかりが妙に老けてみえる。

 

霊能力者 小田霧響子の嘘 1〜2話
テレ朝なので金曜ナイト枠かと思ったら日曜日にもドラマ枠を新設していたのか。カリスマ霊能力者小田霧響子(石原さとみ)は従妹で事務所社長の薫(大島優子)に命じられて演じているだけで、実際には霊能力ゼロで地道な捜査で事件を解決していたという話。普段地味すぎて正体がバレないので、スタッフとして聞き込み中心に事件を捜査、解決するときは響子として霊能者スタイルで解決する。

1話の痴漢幽霊事件はただ人がやってただけで、内々のみで解決したが、TV的には霊のせいにして犯人も救うという展開。2話では予知能力者の豚と対決。2話にしてライバルが豚とは…。結果的に予知じゃなかったのを暴き、関係者も救うという展開に。なんかいい話だ。しかし某スピリチュアリーな感じの人の冠番組を長年やっていた局がこういう話をドラマでやるってことは原作漫画モノとはいえ、種明かしですかね?まさしく下調べが間違ってて言い当てた内容がズレてたって話もあったし。

同じテレ朝の「パズル」ではぶっきらぼうキャラを開拓した石原さとみがここではかわいいドタバタキャラでまたしても新たな境地を。最初に見たのが「ウォーターボーイズ2」のムスッとしたキャラだったから出演作見るたびに好感度上がりまくり。普段の格好は森ガールというらしいけど、あの感じが過去最高にかわいい。

刑事の谷口(谷原章介)が捜査協力する経緯が強引だったが、どうやら上司に霊能力者を探すように命じられているらしく、響子に近づいたがこれも偽物だったのでクビにされかかっており、響子に霊能力者やってもらわなくては困るので上司には霊能力者だと言って協力する模様。

AKB48大島優子は何で石原さとみより若いのに社長役なのかと思ったが、ねじこみ?一応派手な若手社長という感じだが、あれだけのオーラがあるなら自分がタレントで出ていけばいいのに感が強い。とはいえ元々子役だったせいかそれなりに様になっていたが、彼女を取り巻く黒服のエージェントはなんだあれ…。多すぎるだろ。あのエージェント集団の中にフジの「逃走中」にも出ている人はいるのかが気になる。

 

ギルティ
予約したはずが録画失敗。New PCの地デジ録画機能を使っていたのだが、俺の部屋には地デジ受信端子が無く、アナログ時代に居間から引っ張ってきていたコードを経由すると電波が弱くなりすぎて写らない。初めて地デジを家に導入した時は前のTVが映らなくなったという事情で変えたため、まだ時期が早く、地デジ端子が来ていなかったのでアンテナを設置して受信していたのだがその時のアンテナを持ってきてこの事態を解決。しかし少し位置がズレただけで受信できなくなる上に、回転式のCDラックの上なので、録画前には常にアンテナの位置をチェックしなくてはいけない。それをまだちゃんと把握しておらず、とりあえずこの上にこの向きで置いておけばいいだろと油断したのが原因。現実はもっとシビアだったのだ!

あとQ10と月9も視聴予定。


10月16日(土)

2010.10.18付チャートイン曲簡易レビュー

・03年〜05年まで発売されていたPS2の「ドラゴンボールZ」シリーズのゲームはすべてプレイしたが、その後このシリーズはPSPにいってしまったのと別の開発元からSparking!シリーズが始まったのでしばらく離れていた。08年に集大成として「インフィニットワールド」が発売されたのだが07年のSparking!METEORで満足してしまったのでゲームからも離れていた。

だがこのたび500円以下という状態で投げ売りされていたので購入。どうもあまり評判どころか攻略サイトすらかつてのように盛り上がってないな〜と思っていたが、やってみて納得。最悪である。操作性が変わってしまったのと難易度が無駄に高い。普通1番難易度を落とせば敵はほとんど攻撃もしてこず、殴りたい放題になるものだが、最弱にしても攻撃をガードしまくり、序盤から大技を連発してくる敵さん。しかもこのシリーズは必殺技演出に凝っているので食らっている間いちいちムービーを見なくてはいけないのでだるい。なるほど、評判がよくないわけである。

 

I Wish For You/EXILE
ダンスナンバー。いつもバラードの方が売れてたのに今回はこっちの方が売れたのは前作の仕様が酷かった(1曲しか入ってない)せいだろうか。あいうぃしゅあいうぃしゅ連呼するのはインパクトだが、う〜ん…。

また君に番号を聞けなかった/ゴールデンボンバー
V系エアバンド。曲は普通のロック系。いっそ打ち込み全開だったりコミックバンド系なのかと思っていたが、演奏してない以外は普通のポップV系。最後はかなりテンパって暴れるけど。V系の世界では極端な話、演奏してなくても顔とメイクがあれば成立することも可能と判明したという意味で偉大なるナンバー。まあ今週3位のガールズバンドもPVじゃ踊りまくりだしな!

私の魅力/THE ポッシボー
一応ハロプロではないんだけど何の変哲もないつんくポップ。何故最近奇をてらった路線ばかりなのかというとそうしないと何も残らないからだからじゃないかというくらい王道のアイドルポップが来ると何でもない。

LOVE2 パラダイス/THE ポッシボー
℃-uteかBerryz工房と入れ替わっても分からないどころか、モーニング娘。。でもやりそうな明る軽い曲…。いやマジで1人で10年以上やり続けてよくやったからもういいじゃないか。ほかの作家にも任そう!

LOL!/黒木メイサ
こういうのをレディー・ガガっぽいっていうのか最近は。安室とかもこういうのやってたと思うけど、この路線はかっこいいとは思うけどまったく好みではない。

もう何も怖くない、怖くはない/石川智晶
神秘的な感じ。ガンダム00がどういう内容なのか知らないがガンダムで毎回売れているってことは世界観が合っているんだろう。

ヒマワリと星屑/東京女子流
夏休みの間のイベント出演とかで知名度が増したのか最高ヒットを記録しているこの曲。子供がかっこよく歌っているというのがやはり見どころなのだろうか。エイベックス的に「アイドルではない」らしいんだけど(今度出るのが初のアイドルらしいので)。しかしBerryz工房が出てきた時もそうだったけど、若すぎるアイドルはどういう視点で応援していいのか分からない。あ、一応年齢不詳でしたっけこのグループは。

 

マンセルさんからのリクエスト

I'M YOUR DEVIL/Tommy heavenly6
http://www.youtube.com/watch?v=SmMcbApCRno
前回からのリクエストで借り忘れていたのを思い出してベスト盤2作は借りて1回流し聞きしたがだいたい予想通りで特に良かったとか悪かったとか今のところは無し。heavnelyとブリグリはロックでも微妙に違っていてまあ本人としてもソロ名義の方がいろいろやれるからバンドではずっと王道を貫いているんだと思うんだけど、ソロの方が楽しそう。俺としてはバンドの方が好きということがやはり改めて分かった。ただそのバンドも…全盛期は既に過ぎていたような気が改めてしている。

Wait For Me There/Tommy heavenly6
http://www.youtube.com/watch?v=azXT_5vOk-I
ベストには入ってないアルバム曲。パッと聞いた感じ、らしい普通の曲という印象。

奏/島谷ひとみ
http://www.youtube.com/watch?v=fswTSnWGXbQ
07年の「男歌」の収録曲でスキマスイッチの代表曲カバー。これまでのカバーも個性の薄さで大衆受けするポップスとして昇華してきた島谷さんだが、これはどうにも普通の仕上がりという印象。なんでもなさよりもスキマスイッチの音と声でこそより盛り上がる曲のようだ。というか原曲が00年代で新しすぎるとどうにも新たな気持ちで聞けない。7,80年代と原曲のなじみが無いので新鮮に聞けるんだけど。

 

憂色さんからのリクエスト

I・N・O=NUT KID/井ノ原快彦
作詞・作曲:井ノ原快彦
10thアルバム「Voyager」初回B特典CD1曲目
http://www.youtube.com/watch?v=-wltf-g-Opk
V6でも自作するメンバーがいるとは知らなかった。一部の限定品にしか収録されてないのがもったいないというか、むしろそういう限定された状態でファンしか聞かないから自由にやれたという感じだけど、V6本体が停滞している以上は新機軸としてもっと全面に出していけばいいのに。

旅立ちの翼/V6
作詞:小川マキ 作曲:菊地一仁
29thシングル「グッデイ!!」c/w
http://www.youtube.com/watch?v=UnBWgewe4S8
「Very best」2作のDISC-2を聞けば分かるけどこの手の王道ポップスを連発していて、ぶっちゃけ今のジャニーズ王道ポップをただ連発しても売れる嵐が歌っていれば普通に大ヒットしていたような曲は多い。逆に多すぎてどれもまったく覚えてなかったりするんだけど。結局のところ近年のシングル「蝶」みたいに中途半端に凝るよりは王道ポップに戻った方が引っ掛かりはいいんだよなぁ…。

オレじゃなきゃ、キミじゃなきゃ/20th Century
作詞・作曲:トータス松本
http://www.youtube.com/watch?v=mhbEQFqdIt0
これは発売当時にも耳に入っていた。90年代後期に出したシングルは大人っぽさを出していたけどここではイノッチの笑顔を生かしたようなポップな方向にいったので驚いた。でもこういうほうが結局耳に残る。


10月13日(水)

DEEN LIVE BEST曲目判明

5月に投票が開始され、先日12600円という驚愕のお布施アイテムだと判明したDEENライブベスト『ALL TIME LIVE BEST』。曲目が未だに判明しないまmだったが、ソニーのオンラインショップでのみ情報が公開された(情報提供:SASAさん)。公式サイト、ソニーディスコグラフィー、ソニーオンラインショップ…公式の情報源だけで3つもあるんだけど、オンラインショップでこっそり発表されてても分からねって。

さて5月の段階でDVD化されていない音源の特集までやったわけだけど、多くのファンにしてみればDVDじゃなくてCDで改めてこの曲を聴きたいということもあるだろうからあんまり期待していなかったんだけどなかなか面白いことになっている。

http://www.sonymusicshop.jp/m/item/itemShw.php?site=S&cd=BVCL000000141

横浜アリーナから5曲!3曲がDVD化もされていない貴重音源である。その後Break5(00)、和音(02)、Break6(02)、Break8(04)からは1曲ずつと、かっ飛ばし気味。ていうかここ飛ばすとあまりALL TIMEじゃなくなっちゃうからとりあえず票が1番集まった曲を各1曲ずつ選びました感も。野外(04)、Break11(07)、47都道府県(07)からは0曲。これらの時期の不遇さから一転して08年以降でDISC-1終盤〜DISC-2全部が占められるという明らかに近年寄りのバランスになっている。DVD未収録音源としては『いつか僕の腕の中で』とZEPP FUKUOKAの3曲のみ。

選曲に目を向けると「月に照らされて」「Long Distance」が無いのが大いに不満だが、概ね悪くない感じ。今回はさすがに定番曲はそこそこにレア曲や世間的に知られていないけどファンの間で人気の曲に集中したようだ。ていうか人気の程に若干微妙なところがあるものの、何度もアレンジを変えて披露され続けた「Memories」が入ってない。やっぱりメンバーが好きなだけで人気無かったのだろうか。

ちょっと待ってくれなのは2008年武道館からの2曲。2曲とも既にライブアルバムに収録されてるじゃないか…。そこは1番避けるべきところじゃなかったのか。この2曲はいつでも歌ってる曲なんだからあえてここのじゃなくても。「MY LOVE」はストリングス入れて壮大なバージョンで評判も良かったからまだ分かるけど、「翼を広げて」はラストの池森マイクオフの「愛してたよ〜」を、マイクオフに気づかない観客がそのまま気持ちよく合唱してしまい若干かき消してしまった(編集で救い上げたっぽい)という音源ですよ?

あとは04年の「瞳そらさないで」は数ある音源の中でもとりわけ微妙な出来だったと思うんだけど…。Break6,8のキー下げ曲はキー下げ開始直後ってこともあってどう歌うのか対応しきれてなかった印象が強い。


10月12日(火)

一昔前の思い出のドラマ Season5〜1999前編〜

・日曜日に放送された「ドラゴンボール改」は天津飯が新気功砲を連発している途中から始まり、ベジータとトランクスが出陣するところまでの内容だったんだけど、その日の読売新聞のラテ欄に書かれていた言葉は

天津飯必死

いや確かに必死だったけど。どっちかっていうと必死っていうか決死っていうかね。実際のサブタイトルは「天津飯、決死の新気功砲!戦友(とも)を救え、孫悟空」だったしさ。それ以前にアニメ版だと新気功砲撃ちすぎ!そういえば以前からここの欄では変な表現で載っていた気がする。ドドリア!とか。

 

1999年は中2〜中3の時期だった。

冬期

オーバータイム
フジ月9。反町隆史と江角マキコのラブストーリー。姉の西田尚美の知り合いの江角ら女性陣が同居することになり、反町が男1人。近い距離の男女に芽生えるのは友情か愛情かみたいな話だった。終盤まで反町と江角はくっつかず、反町は自分を慕ってくれる木村佳乃と恋人関係っぽくてこの木村の方が江角よりもかわいくて好感度が高かったので別れてしまった時点でガッカリしてしまった。あとゲストで数回にわたって田中麗奈が連ドラ初出演したのもポイント。なんせここから10年近く連ドラ出なかったし。前年にグレートティーチャーショムニのエースを演じたスーパーヒーロー2人が揃いも揃って普通の男と女を演じたもんだから何も面白味が無く、2人ともずいぶん暗い役だな〜(実際には普通であって暗くはないのだが印象的に)という印象のみで話自体をあまり記憶していない。ただ反町の役名が楓だったので反町が1人のシーンで数回、当時シングルカットされていなかったスピッツの「楓」が延々かかる(扱いは挿入歌ではなかった)という謎の遊び心が1番覚えている。主題歌のthe brilliant green「そのスピードで」だけは良くて当時初めてシングルを借りた。

天国に一番近い男(MONOカンパニー編)
TBS金9。ダメな男TOKIO松岡が、天使と名乗るうさんくさい黒づくめのおっさん陣内孝則に毎回「〜しなければ死ぬ」という命題を与えられてクリアしていく中で成長していくというコメディ。テンションの高い陣内の天使がはまっていて、脇のキャラも個性的で話のぶっ飛ぶ具合も最高だった。個人的にベスト5に入るドラマだ。好評だったため、その後2回もスペシャルが制作された。最初のSPでは松岡が成長した状態で始まったので逆に調子に乗りすぎているくらい頼もしかったのだが、このラストで陣内がみんなから自分の記憶を消す際に松岡の記憶まで消去したせいで、2度目のSPでは松岡が第1話以下なんじゃないかというくらい情けない男に逆戻りしていたのは少し残念だった。すぐに記憶は戻るんだけど連ドラ終盤〜SP1の頃の頼もしさは最後まであまり戻ってこなかったので別人みたいだったし。再放送含めてビデオ録画で全部残っている。

君といた未来のために
日テレ土9。堂本剛がミレニアム直前に心臓発作で初回から死亡。目覚めると4年前の95年に戻っていた…という一定期間の人生を繰り返してしまう話。2度目の人生は未来の知識を生かして豪遊するが悪に染まりすぎて全部失って失敗、3度目は誠実に生きることにしてこの繰り返しの謎を解くべく、奔走するがやはり00年を迎えられず。絶望した4度目はあきらめて繰り返し仲間の仲間由紀恵と隠居生活…と展開が早く、最終的に「7度目の人生」くらいまで繰り返し、1クールで30年近い歳月が流れた計算に。幼馴染で恋人候補のヒロイン遠藤久美子よりも一緒に人生を繰り返してしまう仲間由紀恵の方が目立っていたが、その後の役者人生を暗示していたのかいないのか。放映当時の録画ビデオが今もそのまま残されている。リアルタイム録画で全てビデオに残っているドラマはこれだけかな。

リング〜最終章〜
フジ木10。柳葉敏郎主演。当時映画で大ヒットしていた「リング」シリーズの最終展開として制作されたが映画とは違うオリジナルストーリー。最終的に原作とも違うオリジナルストーリーになった。原作では汚い雰囲気の男として描かれていた高山を長瀬智也が演じたのでかっこよすぎた。最終的にはなんだかよくわからない展開に陥り、とりあえずハッピーエンドになっていた記憶があるがあまり覚えていない。長瀬とかいつの間にか死んでいたような…。呪いのビデオには実在する歌手、松崎ナオのPVが使われた。ただゴールデンタイムでほぼ毎週印象的に使われるというある意味最強のプロモーションが展開したにも関わらず呪いのビデオとして使われたのが災いしたようで、使用曲も松崎ナオもまったくブレイクしなかった。最終回では本人も出てアピールしていたんだけど…確かに何か怖くて手に取る気はしなかったな…。

ケイゾク
TBS金10。中谷美紀、渡部篤郎主演のサイコミステリー。当初は独特の雰囲気の1話完結の未解決殺人事件を解決する話だったが、渡部が過去に妹を殺した犯人をずっと追っており、この朝倉という男が不思議な能力を持っていて徐々にサイコな雰囲気になっていった。当時は見ておらず、SPドラマも見ず、何も知らない状態で、サイコすぎる展開へ突入した映画版を友人と見る。世界観も何も知らずに見るのはほとんど暴挙だったが、奇跡的にこのドラマの独特の世界観にハマり後追いでレンタルで全部見た。見る人をかなり選ぶ内容なので万人が面白いとは思えず、おそらく大半はワケが分からないと思うのではないだろうか。個人的にはものすごくハマった。サイト名称「Beautiful Dreamer」はこの映画のサブタイトルから取られている(この映画はサブタイトルを「うる星やつら」から取ったと明言)。現在、「ケイゾク」に出演していた竜雷太、徳井優が当時のままの役で「SPEC」に出演している。中谷、渡部以外が何故いないかというと映画まででほぼ全滅してしまったからである。

 

春期

リップスティック
フジ月9。広末涼子主演。少年鑑別所を舞台にした話で、受刑者の広末と看守の三上博史が恋に落ちる話。野島伸司だけにけっこうハードなドラマだった。広末と同室の仲間に中村愛美、池脇千鶴、伊藤歩、真柄佳奈子が出演。清純派全開でかわいかった池脇千鶴だが今作がきっかけになったのか何故か連ドラに出ると高確率で妊娠する(「Summer Snow」「太陽の季節」等)。野島ドラマ定番の悪魔サイコさん役に窪塚洋介。中村愛美が餌食になるが、看守のいしだ壱成が救おうとする話もサイドで描かれていた。終盤では池脇が自殺してしまうなど暗い展開になったが最後は幻想的な感じで終わった記憶が。暗かった印象しかないが、主題歌のレベッカ「フレンズ」は名曲だった。

グッドニュース
TBS日9。中井正広主演。妻が鶴田真由、主題歌が布袋寅泰だったことしか記憶していない。面白くなかったことしか記憶していないくらいどんな話だったのか覚えてない空気ドラマ。実際視聴率も当時としては酷い一桁連発だったらしい。

古畑任三郎(第3シリーズ)
フジ火9。1月のSMAP犯人のSP、直前の2時間SPに続いて久々の復活で最後の連ドラだったが、リアルタイムで見たのはこの第3シリーズのみ。確かわざと時系列にしてなくて、この前のSPより前だったり後の話だったりしていた記憶が。また事件起こさずに阻止したり、捜査しなかったりといろいろ実験的な試みが多かった記憶がある。これで流れに乗ったものの、話数が多くてレンタルするのがきつくて以前の回は主に再放送等で見た。以降の新作SPはすべてリアルタイムで見た。

L×I×V×E
TBS金9。SPEEDの今井絵理子、新垣仁絵が主演の吹奏楽部を舞台にした青春ドラマ。やたら明るい今井は確かに主演級だったが、寡黙な新垣は演技が超サイヤ的に棒すぎたせいか出番も少なくどこが主演なのかと当時思った覚えがある。話自体はつまらなくて途中で見るのを辞めてしまったが、最終回に関しては「TV LIFE」等TV雑誌のあらすじでは藤原竜也が事故か何かで死亡と明記されていた。なぜか実際に放映されたドラマでは死なずに終了。なんでも苦情が殺到したので結末を変えたらしいが、間に合うほどそんなにギリギリの制作だったのだろうか。

蘇える金狼
日テレ土9。香取慎吾主演。松田優作主演でヒットした映画版が有名。香取が真面目な社員を演じながら工作活動を行って、謎の自殺未遂をしてこん睡状態の兄の復讐の機会を狙うという内容。序盤はちょこちょこ工作活動しているだけであまり面白くなかったのだが、兄が殺され、香取が初めて殺人を犯すと一転して人がバンバン死にまくり、レギュラー出演者も目減りしていき、銃撃戦が日常茶飯事のサバイバルなドラマに変貌。ここから一気に面白くなって最後まで見た。踊るを見ていなかった俺はラスボスを演じたいかりや長介を見てここで初めてドリフの人から演技派に印象が変わった。最後は香取が生き残っていたところに警察が囲い込み、香取が「シャラァァァップ!!」と銃を向けるところで終わり、監督と香取がやたらと続編やりたいを連呼していたが…叶わなかったようだ…。

 


10月9日(土)

2010.10.11付チャートイン曲レビューとか

毎回本編のレビューより長くなったりして意味がないのででもっと簡易的にしてみた。

Virgin Road/浜崎あゆみ
57秒視聴。小室曲。普通にいいバラード。

Sweet Season/浜崎あゆみ
2分10秒視聴。槇原敬之曲。マッキーが作曲しかしていないので曲全体の雰囲気はそこまでマッキーぽくはない。メロディーが何となく言われてみればマッキーっぽい?作曲者としての依頼でもいいけど、マッキーに頼むなら作詞や編曲も含めて任せてほしかったなぁ。まあそうなると全開ライフソングになっていただろうけど。

Last angel/浜崎あゆみ
30秒視聴。ファンなら満足って感じだろうけどファンではないのでいつもの浜崎あゆみという印象しか残らなかった。聞いてる間はいいんだけど、後で思い返してもよく覚えてない的な。

君に届け/flumpool
1分視聴バージョン。さわやか良メロポップスという印象。そこそこ好印象なのに結局最初のミニアルバムしか手に取っていないとはどういうことか?何となくという以外に理由がない。耳に残っている曲もいくつかあるんだけど。

cosmetic/シド
シドはV系なのか、ラルクみたいなロックバンドなのかというところが謎である。一応そこまで派手な化粧もしてないのでロックバンドということでいいんだろうけど売り方がまんまV系なのでアイドル的な人気も強かったりするみたいだし。名前以外に実は曲を全く知らなかったんだけど、聞いてみて悪くもないんだけど、今のところ全く興味がない。

同じ時給で働く友達の美人ママ/スマイレージ
このグループはキワモノ路線で行くのだろうか?℃-uteやBerryz工房が楽曲的にも全く話題にならないまま今に至るのでとにかくインパクト勝負!結果、評価はともかく「何かすごいことになってる」とファン以外の間でも少しは話題になっているので第1段階は成功だろうけど、売上まったく伸びてませんぜ!ていうか曲は爽快アイドルロック系なものの意外とフツーで印象が薄い。間奏での台詞も10年前からやってること同じだし。さすが、つんく…。

魔法の言葉/清木場俊介
いきなりEXILEを辞めたいと言った時を回想する清木場の母、略して母木場のインタビューからスタート。曲の合間にEXILE辞めた理由や故郷への思いなどのインタビューが挿入されるドキュメントタッチのPV。「いつか...」以外の曲は知らないけど、今の路線は熱いロック路線になっているので個人的にはEXILEよりも好みだ。こういうのをやりたいないなら確かにEXILEでは無理だろう。少し聞いてみようかなという気になった。

 

PCクラッシュに巻き込まれて1度書いたのが消えたのでさらに簡易的な以下リクエスト。ていうかこのコーナー、俺の感想とかどうでもいいから見ている皆さんが知らないいい曲に出会えればいいんでないかい?

the0さんからのリクエスト

NAMIDA〜ココロアバイテ〜/ゼブラクイーン
映画の役どころでそのままデビュー。演じているのは仲里依紗だが、なりきりすぎ。まあ曲の方はそんなに好きではないんだけどもう凄いことに。沢尻エリカもやるならこのくらいやったほうが良かったんじゃないかと思うし、普段の奇抜なファッションからしてもこういうの似合いそうだが、趣味ではないのだろうか?

好きだから/ベッキー♪#
サウンドは比較的ポップ路線だが意外とスタイルはロックでかっこいい雰囲気も。ただこの声はもっとほんわかした癒し路線の方が似合う気も。

ロンリー/阿部真央
椎名林檎とか矢井田瞳の登場からしばらく売れるのが出てこなかったが、YUIが売れてからまたギター持った女性シンガーソングライターが増えた。雰囲気的にどことなく似たような個性派シンガーが並んでいる印象で今のところ凄く好きだな〜という人はいない。

 

如月さんからのリクエスト

DON'T FORGET YOU/TWINZER
http://www.youtube.com/watch?v=QUeUf_k6Gek
90年代ビーイングのコーラス要員として重宝された生沢佑一。シンガーとしてはこのユニットで活動していたが大きなヒットは生み出せなかった。しかしタイミングさえ合えばこの人が一線で売れていた可能性は普通にあったと思う。例えば「このまま君だけを奪い去りたい」は少なくとも何人かのボーカリストが歌っているらしいから(作詞した上杉、採用された池森は少なくともタイアップ先のプレゼンに提出されたのは確実だと思う)、もしかしたらTWINZERとしても歌っているかもしれない。そういう意味で。

二人だけのSTORIES/小野正利
http://www.youtube.com/watch?v=SdIkLUlqIk4
実質的なミリオン1発屋。その強烈なハイトーンボイスが逆に強烈過ぎたのだろうか。90年代中盤の売れ線全開という感じなのでもう少しヒットが継続していてもおかしくなかったと思うんだが世間というのは本当によくわからない。

STAY TOGETHER/TAKUI
http://www.youtube.com/watch?v=H30VebG71nU
売り出しはじめていたころに名前だけは見た覚えがあるが、チャートであまり見かけなかったということでイマイチ売れなかった模様。普通にいいんだけど何がいけなかったんだろうか。

 

anyさんからのリクエスト

Over the rain〜ひかりの橋〜/flumpool
http://www.youtube.com/watch?v=5jII3WMOZCE
収録アルバムレビューしているのでそっち参照。flumpoolをあれっきり聞いていない理由は上記参照。

Jaded/Aerosmith
http://www.youtube.com/watch?v=cvmhuq88QcM
ベスト盤は図書館で借りて聞いたがこの曲のサビは耳に入っていた。B'zがけっこう拝借しているとも言われるがB'zが好きならこのバンドもけっこう聞けるのではないだろうか。

みんなのうた /野中藍
http://www.youtube.com/watch?v=buepvw_Hkqk
アイドルロック路線。こういう爽快なのはそれなりに好きだ。

 

たむしむけんさんからのリクエスト

スマイル/ホフディラン
http://www.youtube.com/watch?v=EdyHSJj39HY
名前しか知らなかったがアニメ「こち亀」主題歌だったらしい。かなり個性的なボーカルだが曲自体はポップなアコースティックナンバーで耳に残る。

あじさい/サニーデイ・サービス
http://www.youtube.com/watch?v=hNC7gGnt93U
これも名前だけは知っている。アコースティックなバンドサウンドでそれなりにいい感じだ。

強い気持ち・強い愛/小沢健二
http://www.youtube.com/watch?v=GOgf6ZdyToM
この曲もポップでいいけど「ラブリー」の方が好き。

 

ディノブリさんからのリクエスト

流星ボーイ/Berryz工房
Berryzと℃-uteは想像以上に曲が軽くて印象が薄いというか奇抜さを除くとなんでもない普通の曲が並んでいるという感じで、ベスト盤借りながらもなかなかレビューしていないのはそれが理由だ。要するに書くことがあまりない。Buono!はちょっとレビューブログ回ればあるけど、Berryzや℃-uteをアルバムまで熱心にレビューしているところにたどり着いた記憶がない。

届かない恋/上原れな
ゲーム主題歌だけどゲームは知らないとのこと。こういうケースは珍しいがどこで聞く機会があったんだろう。確かにいい曲だ。

M/elody/辻詩音
ソニーが売り出したかわいい系女性シンガーソングライター。当時既にR&B系で「詩音」という歌手が売れていたり(クスリで捕まった)と意外と詩音被りが多くてそれだけで少しゴチャゴチャになっていた。プッシュも虚しくあまり売れていないが、曲自体はソニー的な良さがある。このソニー的な良さはよほど圧倒的なメロか別の個性でもない限りは既に世間ではあまり通用しないらしいので個人的には嫌いじゃないけど厳しいものがあるのだろうか。

 

t.k.yさんからのリクエスト

This Love/アンジェラ・アキ
http://www.youtube.com/watch?v=WerH7YWOmNk
手に取ったことはないが曲自体は聞き覚えがある。確かなメロディーと確かな歌声はいいんだけど、アンジェラさんは好んで聞かない。なぜかと言われても特に理由はないんだけど。単純にピアノバラードよりはピアノロックとかポップの方が好きだから?

夏の魔物/鶴
http://www.youtube.com/watch?v=0JfuMwEakyQ
全員がアフロ(ヅラ)メガネ柄シャツというどこのコミックバンドだよという風貌で普通の良メロバンドポップスを歌う3人組バンド。メロディーは確かで聞きやすい。このバンドは知らなかったが記憶しておこう。

キミの瞳に恋してる/森島はるか(伊藤静)
http://www.youtube.com/watch?v=4jHTIdAlrso
「アマガミSS」というアニメのEDだそうで。爽快アイドルロック。タイトルからしてあの有名洋楽カバーかと思ったらオリジナル曲だった。あの洋楽の邦題は「君」が漢字だったか。


10月8日(金)

2代目PC生まれ変わる

・救出不可能、厳密には分解して10万以上のレベルになることが判明した前PC。HDさえ変わればデータ全部消えても生まれ変わることができるということなのでそれで依頼。本日付で生まれ変わって帰ってきた。といっても既にNEW PCがスペース的な意味でも機能的な意味でも幅を利かせているので出番はなく倉庫行きとなったが、何かあったときにはあれば安心である。

・SCANDAL新曲、今回初回盤のDVDにまったく魅力を感じなかったのでスルーして通常盤を買うという史上初の通常盤オンリー買いをしたが、どうやら最高初動記録更新の勢いで売れている模様。SCANDALは比較的バンドとしてのプライドを最初に見せていただけに最近の活動がどうにも残念なのが事実。「SCANDALにしかできない」とか「なんでもあり」とかよくインタビューで答えているが、結局のところEpicが振り回しているのに対して自分たちを納得させるためにそう言っているんじゃないかという気がしている。なにせ作詞にすら介入されまくっているくらいで作曲編曲は提供されるがままという現状なので自分たちの意見なんてガンガン黙殺されているというのか日々戦いと葛藤というのが正しい現状なのでは?葛藤に関してはその手の単語が雑誌のインタビューレベルでもどんどん上がってきてるし。

ZONEはその点、インディーズ時代から所属していた事務所の社員だった町田紀彦が作詞作曲をほぼ一手に手掛け、ソニーはアレンジャーだけ手配するみたいなスタイルだったので意外と最後まで一貫性があった。なのでZONEは売れてからも特に不満はなかったんだけど、今のSCANDALはどこへ向かいたいのか分からない。売れなくなってきたがステレオポニーの方が面白いし、後輩のLILY OF THE VALLEYの方が今は期待している。


10月4日(月)

ジョン・レノンミュージアム

00年に我らがさいたま新都心にオープンしたジョン・レノンミュージアム。さいたまスーパーアリーナの真横というかほぼ一体化した場所にあり、アリーナへ訪れた者は駅から歩いてきてアリーナの前に着いて右を見ると巨大なジョン・レノンの顔を見たことがあるはずである。俺も成人式、平井堅、スピッツのライブの時に見ている…はずだが意識してなかった。

さてそんな身近にあったミュージアムだが、なぜか1度も行ったことがなく、気がつけば学生料金で入れる期間も終了。ますます遠ざかっていたが、立地が微妙すぎたのか、何故にさいたま(笑)って感じなのか知らないが何はともかく来客数がやばいとかどうとかでついに閉鎖が決定(ただ館内には当初5年の予定が倍続いたと書かれていた)。これは行くしかないぜ!と思っていたらまたしても時間が経過。あわてて閉館2日前に駆け込むことにした次第。

ジョン・レノンに関してはそこまで詳しくない。ドラマ主題歌としてなじんでいた「(Just Like)Staring Over」が1番最初に聞いた曲だが当時はジョン・レノンだと認識していなかった。翌年もドラマ主題歌で「Love」「Stand By Me」がシングル化され、これは当時レンタルした。また「ウリナリ」でカバーされた「Happy Xmas」などもなじみがあった。最も有名な「Imagine」は最近まであまり知らず、それ以外にCMで使われて耳に入っていた曲がいくつかという感じ。一応ベスト盤だけはチェックしてあったというところだ。なのでそこまで深い思い入れや各アルバムに対する見解などは持ち合わせていなかった。この辺りで見え方も変わっただろうに惜しい。

閉館日はラジオやTVでも散々言いまくっていたので激混みだったらしいが、2日前でもそれなりに混んでいた。チケット発行も少し並んでおり、最初に上映される生涯を簡単に追う7分ムービーも満席だった。

その後は歴史に沿って展示品が並んでいるわけだが、いかんせん満席の人々が一斉に流れ込んでいくので人だかりであまりじっくりは見れない。最も重要な歴史部分だけ読んで細かいところは流し見程度で進んでいく。

というのも愛用したギターとか、直筆歌詞ノートとかサイン入りとかに個人的にあまり興味がない。巷では「けいおん!」で使用されていた楽器が売れるという現象を始めとして好きなミュージシャンと同じ型の楽器を持ちたいという人もいるが、俺は「弾ければいいじゃん」「自分が気に入ったのが最高の楽器」「〜が愛用していた楽器の現物!着ていた服!っていっても別に…。」という感じで特に価値を感じない人なので、へぇ〜っていう程度で特に感動しない。

映像を流している部分もあったが見ていたらいつ終わるか分からないのでこの辺も流していく。ただ「Imagine」がかかっているスクリーンは少し見入ってしまった。訳詞も掲載されていたがそれ抜きにして歌声と曲だけ聞いていても何故かこの曲には不思議な力が宿っている感じがした。

やがて晩年。当日付近までのジョンの行動が細かく記載されていたが、最後の部分に関してはあえて何も載せておらず、白い壁だけがそこにあり命日が記載されているのみ。少し長く白い空間を抜けると、ジョンが残したたくさんの言葉が並んでいる巨大な空間に突入。真理であるがかつて日常の中で忘れていたような言葉が並んでいた。昨年を経た今だから心に届く言葉の数々。これにも感動。

その後は特別展示があっておしまい。カフェみたいな部分はすでに閉鎖状態というか、館内閲覧のみの図書館みたいになっていた。グッズ売り場もほとんど品が無くなっていた。せっかくなので来年のビートルズカレンダーを購入して帰還。

もう少し作品に触れてから行ったらまた違ったんだろうと思うが、それでも十分に良かった。正直こういう博物館系は前述の通り、貴重な品とやらにあまり価値を感じないので「ふ〜ん」程度で終わってしまうことが多いのだが…良かったなぁ

しかしこれで新都心の名物がアリーナだけになっちまったぜ。都心とか大見得切っちゃったのに単に地元民が来るだけのショッピングモール地帯でしかなくなるのはなんだかかんだか…。

一時期毎年家族で軽井沢に滞在してバカンスを過ごしていたというんだから最初から軽井沢周辺に建てた方が良かったんじゃないだろうか。何故新都心だったのかは謎が残るが、しれっと軽井沢に復活しないもんだろうか。


10月3日(日)

2010/10/04付チャートイン曲簡易レビュー

・犠牲になったファイルの中に、リクエスト楽曲の感想も入っていた。さすがにこれは心折れたのでもう1回また聞いて書く気が今はしないのでしばし待たれよ。

・薄々感づいてはいて最近は設定でタグいじって繰り返しにならないようにしていたんだけど、今のPCは画面がワイドなので背景壁紙を設定するとサイズが合わずに右側で繰り返しになってしまう…(左側が青空や海になっているやつ)。アルバムレビューの表では今までみたいに改行しなくて済むようになるというメリットはあるが、壁紙サイズが合わないのは地味に困ったな。ほとんど05年以前に素材サイトで拾ったものを季節で使いまわしてる状況だからな…。

 

crossroad/浜崎あゆみ
最初のベストを出した頃に一般誌レベルでまで疲弊を語り、引退をほのめかしていた人があれから10年も現役で突っ走るとは思わなかった。まあCREA名義ってなんだったのかというのが最大の謎だけど。最近は正直どれも同じに聞こえるが、今回はわりかし好きな方。あ、これも小室なのか。

好きで、好きで、好きで。/あなただけが /倖田來未
なんでyoutubeエイベックス公式チャンネルの配信映像がこんな簡易やっつけ版なんだよ!さてもう1位取るほうが難しいなら歌姫対決で盛り上がってもらって、あゆの偉大さに花を添えてもらおうという意図すら感じる同時発売。4年前くらいだったらあゆの連続1位がかかっている時期にわざわざつぶしあいになるようなマネは避けていたはずだ。曲はまあ普通。こういうほうがダンス路線よりは聞きやすいけど。ていうか2曲ともバラードなのか。「あなただけが」はあまりに王道すぎてまだ「好きで、好きで、好きで。」の方が聞きやすいかな。

青春Vibration/秋山澪(日笠陽子)
キャラソングということで劇中一切未使用、キャラクターのイメージに合わせた曲を用意するという流れのようだ。EDを歌っているキャラでEDでは3回中2回、前回のキャラクターソングの時も上、またしても主役の唯を差し置いて上に立った。まあこっちのほうがストレートにガールズロックだから、普通に流れてても明らかにキャラって感じがしないし聞きやすい。ただでさえ演奏しているシーンがほとんどなかったうえにこのキャラが歌うシーンはさらに少なかったのが悔やまれる。

Oh My ギー太!! /平沢唯(豊崎愛生)
OPを歌っているキャラということで「GO!GO!MANIAC」や「Utauyo!!MIRACLE」のような方向を薄くしたようなノリ。担当楽器がギターという設定なので間奏ではギターソロを少し長めにとっている感じもあった。普通にいい曲ではあるがキャラソンっていうのは相当愛着がないと手に取らないし、さすがにOPやED、劇中歌とはまったく感覚が違う感じがするなぁ。それがこんな風に上位に入ってくるのは時代というか熱狂度がとんでもないんだろうね。

RED/the GazettE
いかにもV系という感じのハードサウンド+意外とメロがキャッチー。聞きやすい曲だ。何かと文句いわれるアニメやアイドルに比べて興味ない人は完全にスルーしているV系界隈は最も理想的な状況になっている気がする。本来そういうものだろう。

愛のシューティング・スター/ゴスペラーズ
元々アルバム単位では苦手な曲が多く、シングルだけでいいやと以前はシングルを借りていたけど最近は遠ざかっていた。今回は振り付けがついた軽やかなダンスポップ。優雅さも漂ういい曲だ。意外な方向で来たが元々彼らはアカペラもバラードもブラック路線も引き出しの1つにすぎず、ボーカルグループだったんだっけ。ある程度人気が下げ止まった感もあるけど、やはりこのくらいの曲が出せないと下がる一方だろうし(出せても下がる一方なことの方が多い)、これからのゴスペラーズもまだまだ面白いかもしれない。

トラヴェルマシン/ヒルクライム
よくKREVAに似ていると言われるが、声がそっくりなんだよね。「春夏秋冬」を最初に聞いた時はKREVAが「音色」以来の歌メロキャッチー路線の最高峰をというか何か一線越えてたたき出したのかと思ったし。さすがにRIP、KICK、ケツメが人気を獲得してそろそろ10年。ラップ系ブームも沈静化してとりあえずラップ+歌メロやっとけば売れるみたいな流れも小さくなってきたからこれから人気をつかむのは難しいと思う。その中ではやはりシングルに関しては売れる曲を書いているな〜という印象。

フォーリングダウン/ムック
意外とデジロック。V系界隈はマジで名前しか知らないののオンパレードなんだけど聞いてみるとけっこう違いがあるものである。結局のところ以前イベントで目にしたようなあまりにハードコアなシャウト系は上位には来れなくてメロディーのあるバンドが売れるようにはなっているらしい。

今、君に言っておこう/藤井フミヤ
3年ぶり。一時期はクラブ系に傾倒したりもしていたけどやはりバラードが格別。期待を裏切らない王道バラードだ。

ALMA/ACIDMAN
アルバム4枚くらい聞いたんだけどロックバンドだなぁという意外に関心がわかなかった。これという1曲があれば一気に聞こえ方も変わるんだけどそういうのが特に無くて…。ただ今回の曲はその時の印象の無さに比べるとかなり印象に残る1曲だ。

四ツ葉さがしの旅人/Galileo Galilei
http://dp.tosp.co.jp/index.php?action=blog_view_entry&ocd=user&oid=6084207&eno=258
こんな日記を書いたらしくて感動的。ソニーが売れ線ポップバンドを出してまたいいのに売れないパターンだよとしか思っていなかったが見方が変わった。それだけにソニーに選ばれてしまったのがここまでくると残念でしかない。ソニーアニメ典型パターンが発動するようになって軽く5年以上の歳月が流れたのに何故同じことを繰り返すのだろうか。職人技のような王道ポップ連発でようやくいきものがかりレベルの成功だよ?90年代ならもっと容易く大ヒットしていただろうけど。ぜひ日記にあるような信念を貫いて追求してほしいと思う。注目のポップロックバンドだ。

 


10月2日(土)

緊急特別追悼日記 Beautiful Dreamer2代目PCの軌跡

ジョンレノンミュージアムに行ってきたよという内容をお届けする予定でしたが、この回は緊急特別追悼日記をお送りしています。

04年7月、サイト立ち上げ当初から使用していたBeautiful Dreamer初代PC(ソニー製)のドライブが使用不能になった。原因は明らかにされていないが当時猛威を振るっていた悪魔の銀色円盤、CCCDとの戦いによる消耗だったとされている。これに代わって新たに導入されたのが2代目(NEC製)である。正式名称はLL770なんとか言ったか。それまでのWindows98からXPにパワーアップし、快適な日々が始まった。移りゆく時代の中、徐々にその性能がついていけなくなる場面もありつつ、常駐ソフトを切ったり、メモリ増設(256MBしか無かったので512足した)したりという小細工を駆使して1度も壊れることなく、戦い続けた。やがて06年以降は音声編集、08年には動画編集にまで手をその低スペックで強引に適応。さすがにcore2duoとやらの遥か前のスペックで動画編集は無理があり断念するも音声編集では気合を見せつけ、60分を越えるラジオドラマCD「正義の味方!?」はこのPCで完成されている。

そして00年代は終わりを迎え、ついに2010年に突入。あれから6年、7年目に突入してもなお問題なく動き続ける2代目の鉄人っぷりにすっかり油断していて最近バックアップを取ることをすっかり怠っていた。外付けHDに入っているデータはラジオドラマやもう使わない学生時代のいらんデータばかり!

そして2010年9月30日22時頃、運命の瞬間が訪れた。

 

        ____
      /⌒  ⌒\さって、今日も頼むぜ!とりあえずDVDでも焼いてくれよっと!
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   \     `ー'´    /
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 |    l   l||l 从人 l||l      l||l 从人 l||l   カ   タ
 ヽ    -一''''''"~~``'ー--、   -一'''''''ー-、.     タ
  ヽ ____(⌒)(⌒)⌒) )  (⌒_(⌒)⌒)⌒))
   ┌ ┌┬┬┐┌┬┬┬┐┌┬┬┬┐┌┬┬┬┐
  ,. - ''"| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ρ ̄`l
   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ノ ̄ ̄

 

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      /      \あれ?聞いたことのない音がすっぞ…。
     /  ─    ─\
   /    (●)  (●) \
    |       (__人__)    |   ___________
   \      ` ⌒´  ,/   .| |             |    カラン   
   ノ           \   .| |             |
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 |    l              | |             |
 ヽ    -一ー_~、⌒)^),-、    .|_|___________|    カラン
  ヽ ____,ノγ⌒ヽ)ニニニニ   _|_|__|_

 

 

 

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      /      \ ま、再起動だよね!
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   \      ` ⌒´  ,/  | |              |    カランコロン   
   ノ           \  | |              |               カランコロン
. /´               | |              |    カランコロン
 |    l                | |              |               カランコロン
 ヽ    -一ー_~、⌒)^),-、   |_|_______|    カランコロン   
  ヽ ____,ノγ⌒ヽ)二二二     | |   |

 

 

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ちゅど〜〜ん

 

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  ヽ ____(⌒)(⌒)⌒) )  (⌒_(⌒)⌒)⌒))

 

 

っていう感じでいきなり壊れたのであった。突如HDが未だかつて聞いたことのないカランコロンという怪音を発生させて動作が停止。何しても動かないのでスイッチで強制再起動させるとまたしてもフリーズ。その次はもうカランコロンしか言わなくなり

Operation System Not Found

という状態に。

 

翌日修理屋に駆け込む。

カランコロンカランコロン

修理屋「MOMAさん。私の経験上、この音はすでにもう…。カリカリならまだ何とかなるんですが…。まあやれるだけやってみますが。」

MOMA「データの救出だけでもぉぉぉぉぉ!!!」

カランコロンカランコロン

修理屋「保証はできませんが全力はつくします!HDの寿命はおおよそ3〜5年なんですよ。え?6年も使ったんですか?これまでに修理や何か交換は?」

MOMA「1度も壊れなかったから何にもしてねっす!

修理屋「そ、それは凄いですね…」

MO-2「カランコロンカランコロン」

 

この時点でご臨終はほぼ確定したので緊急で新しいのを買うことに。6年前のを今日まで使っていたなら何を買っても20倍界王拳なみのパワーアップだろ、むしろ超サイヤ化すんじゃね?ってことで逆に何を選んでいいのか分からないので、最初からNECの後継機種と決めて安いのを価格.comで検索。結果6月に出たばかりの機種が9月に新機種が出たので型落ちし、値下がり一直線だったのでこれに決定。

Core i5とかあったけど3で十分みたいだし、今までメモリ750MBだったのが4GBなら文句がないし、今まで残り10GBくらいしかなかった容量が500GBとかリアルに超サイヤ化と同じ勢いだし、トドメにBlu-rayとやらも対応しているとのことなのでもはや何の不満もない。

東京の店舗で受け取り可能だったので電話して直接買いに行くという過去に例を見ない行動力を発揮し、その日のうちには3代目PCが始動したのであった。

それにしても驚いたのがセットアップの速さだ。それにインターネット接続。PC側の設定をいろいろ入力しなきゃいけなくて歴代のPCはプロパイダからもらったIDやら文字列をカタカタ入力していたものだったが、今回はLANケーブルを突き刺したところ勝手に何かを検出し始めて10秒後には設定が完了していた。時代は知らない間にものすごく進化していたらしい。そして今までのPCでこの2010年代を9か月も何事もなく駆け抜けてきた俺って案外凄かったのかもしれないぜ、いろんな意味で!と思った。

ただWindows7まで来ると旧時代の産物が使えない。このサイトを制作しているFront Page Expressもそうで、何せWindows95常駐の15年前の化石ソフト。ソフト自体はバックアップがあったものの、VISTA以降完全に使用不能になったようで起動ができない。これはまずい。仕方ないのでいろいろ考えた結果、とある特殊な魔法「ウゴキ・タクナール」を発動させることに成功。こうして今も無事にサイト制作が可能となった。

ただほかにも前は使えていたけどWindows7には対応してないみたいなフリーソフトが多くて新しいのを探すのが大変だ。ブックマークも消えたのでたどり着き方がわからないサイトも多い。

幸いなことに音楽関連は犠牲になったのはCD-R化していなかったGLAYと秦基博のシングルのみ。全部CD-R化しており、していない音源もwavで録っているのでPCに入りきらず、全部外付けHDに保存していたので、普通のPC的音楽ライフを送っていたら大打撃だったところ、変わり者だったおかげでダメージはシングルもう1回借りる200円程度で済んだ。これは奇跡といっていいだろう。i podとかいう時代の波に乗っていたら万単位の曲が犠牲になっていたはずだ。

問題はビジネス関連のデータだが…。まあまた蓄積すればいいだろう。

 

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