ID
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | Identity-intro- | BOUNCEBACK | TATOO | Instrumental | |
2 | Fake or Truth | 松井五郎 | 田辺恵二 | TATOO | |
3 | 我愛ニー ウォーアイニー | 音羽志保 | 迫茂樹 | 迫茂樹 | 15thシングル『I love dream world』1曲目 |
4 | 愛されたい | 松井五郎 | ats- | ats- | |
5 | Embrace Me | 日本語詞:飯塚麻純 | Sound Produced by Wippenberg@Wippenberg production |
15thシングルC/W Fragmaの日本語詞カバー 橘佳奈ソロ(C/WではS-dream featuring KANA名義) |
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6 | ARC DAYS | 鳥海雄介 | y@suo ohtani | 森山フラミンゴ | |
7 | Innocent | 松井五郎 | 桑原秀明 | 村田昭 | |
8 | ほんとの私 | 松井五郎 | 星野靖彦 | YUKIYOSHI | |
9 | Hideaway | 松井五郎 | 杉森舞 FROM B・WORKS | YUKIYOSHI | |
10 | 天使の羽音 聴こえたら | 松井五郎 | 桑原秀明 | TATOO | |
11 | Identity-prologue- | 萩原慎太郎 | BOUNCEBACK | ats- | 16thシングル 最高23位 売上1.3万枚 |
12 | Everlasting Snow | dream+BOUNCEBACK | BOUNCEBACK | ats- | |
13 | I love dream World〜世界中のしあわせを歌おう〜 | dream+飯塚麻純 | 萩原慎太郎 | ats- | 15thシングル3曲目 最高10位 売上2.3万枚 |
リリースデータ
2004年3月10日 | 初登場21位 | 売上1.4万枚 | エイベックス |
メンバー
dream 02 | 阿井莉沙 |
dream 03 | 阿部絵里恵 |
dream 04 | 高本彩 |
dream 05 | 中島麻未 |
dream 06 | 西田静香 |
dream 07 | 橘佳奈 |
dream 08 | 長谷部優 |
dream 09 | 山本紗也香 |
dream3rdアルバム。CCCD。カバーアルバム『dream world』から1年ぶり。オリジナルアルバムとしては2年ぶり。前作以降の2シングルから4曲を収録。3A面扱いの『I love dream world』からは2曲目の「Love is power」は未収録となった。初回盤は「Identity-prologue-」「I love dream World〜世界中のしあわせを歌おう〜」のビデオクリップとメンバーインタビューを収録したDVD付。売上は前作より下がり、先行シングルとほぼ同等、豪華シングルとして発売した『I love dream world』は完全に下回るなど不振に終わり、以後企画盤のリリースが相次ぐようになり、dreamとしてのオリジナルフルアルバムはこれが最終作となった。企画盤かミニアルバムが続き、Dream改名後の2010年にリリースされた『Hands Up!』が6年ぶり通算4作目、結果的に全名義通してオリジナルフルアルバムは4枚だった。
今作はメンバー主演のミュージカル『ID』の劇中歌集でもあり、今作発売後3月25〜28日の4日間シアターアプルで上演された。またこのミュージカルを最後に阿井莉沙が脱退。5月に発売されたDVD『ID』はこのミュージカルを映像化したもの。
ミュージカルのテーマは"自分探し"。ミュージカル用に書き下ろした楽曲を集めたサウンドトラック的な側面も持つアルバムだがシングル(特に15th)はそれ用ではないっぽい。先行シングル「Identity-prologue-」はそれっぽかったがこれも別のタイアップがついていたりも…。ここに来て松井五郎に多くの作詞を任せるなどしているので一応ある程度は自分探し系のテーマに沿った感じはある。かなりシリアスな内容だったようで、必然的に楽曲もシリアスなものが多くなり、3人時代のdreamの作風に最も接近したアルバムになった。15thシングルのA面2曲は正直かなり安っぽい仕上がりで今作でも浮いているが、8人になってからの展開に正直もうこれはダメだ…と思っていたので、以前のdreamの作風を引き継いだような今作は意外であると同時になんか急に戻してきた感じがあったので思いのほか好印象ではあった。とはいえ3人時代の社運をかけたような惜しみないトップ作家の連投に比べると今作は3人時代っぽい雰囲気をなぞってシリアスでメロディアスな感じにはなっているけどさっぱり残ってこない…とどうにもパワーダウンしているのは否めない。当時リアルタイムで聞きながらも感想を書かずに放置した2作のうちの1作(もう1つは『777〜another side story〜』)で、16年ぶりに当時保存しておいたCD-Rを引っ張り出して聞いてみたけど、当時と印象はあまり変わらなかった。
印象度★★★☆☆
2020.10.9更新