アガルネク!
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | ダダパラ!! | 千紗&Kenn Kato | 鈴木大輔 | girl next door&水上裕規 | 12thシングル 最高23位 売上0.5万枚 |
2 | No.1 | 千紗 | 鈴木大輔 | girl next door&水上裕規 | |
3 | Summer Time | 千紗 | 鈴木大輔 | girl next door&水上裕規 | |
4 | ブギウギナイト | 千紗&Kenn Kato | 鈴木大輔 | girl next door&水上裕規 | 14thシングル 最高33位 売上0.3万枚 |
5 | 君のもとへ | 千紗 | 鈴木大輔 | girl next door&水上裕規 | |
6 | 君のトモダチ | 千紗 | 鈴木大輔 | girl next door&水上裕規 | |
7 | ROCK YOUR BODY EXTENDED | 千紗&Kenn Kato | 鈴木大輔 | girl next door&水上裕規 | 13thシングル『ROCK YOUR BODY』1曲目 最高21位 売上0.4万枚 シングル1曲目がリミックスでオリジナルは3曲目に収録 |
8 | my own path | 千紗 | 鈴木大輔 | girl next door&水上裕規 | |
9 | ずっと | 千紗 | 井上裕治 | girl next door&水上裕規 | |
10 | Kiss Kiss Kiss | 千紗 | 鈴木大輔 | girl next door&水上裕規 | |
11 | 夢の花 | 千紗 | 鈴木大輔 | girl next door&水上裕規 | |
12 | Your Story | 千紗 | 鈴木大輔 | girl next door&水上裕規 | |
13 | snowflakes | 千紗&Kenn Kato | 鈴木大輔 | girl next door&水上裕規 |
※シングル200位以内データ
リリースデータ
2011年12月28日 | 初登場19位 | 売上0.7万枚 | Produced by avex trax Sound Producer:鈴木大輔 Wordstylist:Kenn Kato |
エイベックス |
メンバー
Vocal | 千紗 |
Keyboards | 鈴木大輔 |
Guitar | 井上裕治 |
girl next door4thアルバム。前作から8ヵ月でのリリースで2011年は2作のアルバムを発売したことになる。前作以降アーティスト表記を小文字に変更。今作ではこれまで全面的に共作だった作詞が千紗単独作が大幅に増加、またギターの井上作曲作品が初めて収録された。ただしこれまで1作ごとに変わっていた共同アレンジャーは前作と同じ水上裕規となっている。「ROCK YOUR BODY EXTENDED」はなかなか歌が始まらないリミックス曲で、8分越えのかなり長い曲となっている。シングルでは3曲目に表題曲であるオリジナルバージョンが入っていて、1曲目がこのリミックスバージョンという変則的な扱いになっていた。一気に売上が急落し、トップ10落ち&1万割れとなってしまった。サガルネク!。PVを収録したDVD付のMUSIC VIDEO盤、ライブを収録したDVD付のLIVE盤、CDのみの3種2パターン複数商法。
遥か圏外へご乱心…というのが当初の印象。小文字改名も謎だったが「アガル!」をテーマにしてのシングルではどういうわけかバブル期のような扇子を振り回したり、千紗が20代半ばにしてギャルになってしまったりとビジュアル戦略の時点で「バブルへGO!」してしまったかのようなとんでもない時代錯誤感が漂っていた。だが曲をしっかり聞いてみたらキャッチーさに揺るぎは無いし、思っていたほどに時代錯誤ではなかった。それでもこれまでの作品に比べると少し古く感じるところがあり、ディスコやらレイブやらは懐かしさよりも2012年時点では少々古臭く聞こえてしまった。また「アガル!」がテーマだけに高揚感を煽るためなのか、かなりフィンフィンとシンセが鳴り響きまくっており少々耳が痛くなるような曲が特に前半に多い。2ndアルバムもアレンジ過剰でシンセがうるさかったが、あれは結果的にそうなってしまったという感じだったのに対して今回は明らかに狙ってフィンフィンさせているような感じがするので、せっかくメロディーがいいのに少しもったいない感じがした。ただやたらと長い「ROCK YOUR BODY EXTENDED」の後の後半ではいつものガルネクサウンドに戻ってきており、過剰なフィンフィンが無くなり、かなり聞きやすいアレンジが並んでいる。明らかに前半と方向性が違うのでリミックスを挟んでの二部構成にしたのだろうか。後半の印象は良かったので、聞き終えてみれば今回もそこそこ好印象だった。人気も激減してしまったが、案外聞いてみれば好きになれる1作なのではないかと思う。
MUSIC VIDEO盤DVD付 LIVE盤DVD付 通常盤
印象度★★★★☆