DISC 3 Blu-ray
“Live & Document of pure soul Days

No タイトル 備考
"SUMMER of '98"pure soul in STADIUM 阪急西宮スタジアム 1998.8.30
1   開演直前の観客の様子
2   メンバー登場
3 YOU MAY DREAM 4thアルバム『pure soul』収録曲
4 ビリビリクラッシュメン 4thアルバム『pure soul』収録曲
5   MC
6 SOUL LOVE 14thシングル
7 原色の空<Cloudy Sky> 2ndアルバム『BEAT out!』収録曲
8 More than Love 2ndアルバム『BEAT out!』収録曲
9   MC
10 May Fair 4thアルバム『pure soul』収録曲
11   D.I.E.ピアノソロ
12 Little Lovebirds 13thシングルC/W
13   SE
14 FRIEDCHICKEN&BEER 4thアルバム『pure soul』収録曲
15   メンバー紹介
16   メンバー紹介(Toshi Nagai)
17   メンバー紹介(D.I.E.)
18   メンバー紹介(HISASHI)
19   メンバー紹介(JIRO)
20   メンバー紹介(TAKURO)
21   メンバー紹介(TERU)
22   MC
23 HOWEVER 12thシングル
24   MC
25 誘惑 13thシングル
26 COME ON!! 4thアルバム『pure soul』収録曲
27   MC(JIRO)
28 SHUTTER SPEEDSのテーマ 3rdアルバム『BELOVED』収録曲 AメロJIROボーカル曲(Bメロ以降はTERU)
29 彼女の“Modern…” 3rdシングル
30   MC
31 pure soul 4thアルバム『pure soul』収録曲
32   本編終了
33   アンコール明け
34 グロリアス 8thシングル
35 口唇 11thシングル
36   TAKUROのギター演奏による煽り
37 ACID HEAD 5thシングル『ずっと2人で…』C/W
38   MC
39   Wアンコール明け
40   MC
41 I'm in love 4thアルバム『pure soul』収録曲
42   観客大合唱
43   終演
pure soul Spin-off MOVIE〜HEAVEY GAUGE前夜、4人の肖像〜
1〜12 ドキュメント映像(約49分)

ライブメンバー

Guitar TAKURO
Guitar HISASHI
Bass JIRO
Vocal TERU
 
Keyboard D.I.E.
Drums Toshi Nagai

DISC-3はBlu-ray「“Live & Document of pure soul Days”」。Live部分は1998年8月30日の阪急西宮スタジアムでのライブの模様をフル収録、Document部分は約48分の当時のドキュメント映像「pure soul Spin-off MOVIE〜HEAVEY GAUGE前夜、4人の肖像〜」を収録。「pure soul Spin-off MOVIE〜HEAVEY GAUGE前夜、4人の肖像〜」は当初「pure soul MOVIE 2018」と告知され、公式サイトでのディスク面の表記もそのままになっているが、実際のディスク面ではタイトルが改められている。しかしメニュー画面においては「pure soul Documentary」と題されているなど正式タイトル表記が安定していない。

"SUMMER of '98"pure soul in STADIUM 阪急西宮スタジアム 1998.8.30
このライブは98年12月9日にリリースされたビデオ『“SUMMER of '98”pure soul in STADIUM』(03年DVD化)に収録されていたライブの完全版。ビデオ『“SUMMER of '98”pure soul in STADIUM』は同ツアーの名古屋公演の映像と織り交ぜての全13曲に編集されていたようだが、今作では8月30日の阪急西宮スタジアム公演のみでフル収録している。なお名古屋公演とはセットリストが一部異なっていたため、ビデオに収録されていた曲のうち「3年後」は名古屋公演のみの披露だったため今作には未収録となった。

チャプター分けがかなり細かく、MCはもちろんの事「FRIEDCHICKEN&BEER」演奏時に行ったメンバー紹介はなんとサポート含めて1人ずつ区切られている。さらにポップアップ機能歌詞表示のON/OFF機能も搭載。当時の4:3よりも横幅を広げつつも映像自体は90年代末期らしい画質ではあるが、Blu-ray用の編集は丁寧だ。ライブのノリや勢いはやはりセールス的にも全盛期だけあってその熱狂はすさまじい。当時から演奏の善し悪しを判断したがりなリスナーの間ではGLAYの演奏力に関してはさほどでもなかったように、取り立てて演奏で凄みを感じさせるような場面は特にないが、楽しそうだし、派手に盛り上がっているし、野外スタジアムならではのスケールの大きさは感じられる。

pure soul Spin-off MOVIE〜HEAVEY GAUGE前夜、4人の肖像〜
00年1月にライブ会場限定で公開されたというドキュメント映画『pure soul MOVIE』未公開の映像を加えて再編集したもののようだ。この『pure soul MOVIE』は長年商品化されていなかったが、09年の15周年ベスト『THE GREAT VACATION VOL.1〜SUPER BEST OF GLAY〜』初回盤B特典DVD『pure soul “MOVIE” Director's cut』として商品化されている(初回盤Aを買ったため未見)。しかし『pure soul “MOVIE” Director's cut』は2時間40分もあったらしいが、今作は48分程度なので再編集というか大幅カットの超凝縮版、しかし一部未公開の映像も使用されているという形式の模様。チャプターは12に分けられているがこの12のチャプターのメニュー画面やポップアップ機能は搭載されていない。

当時の仕事現場にほぼカメラが密着していたらしく、それこそレコーディングからライブの準備中やリハの様子などが延々と収録されている。次のシングル「サバイバル」のレコーディング風景らしき映像や、東京ドーム公演のリハーサルや舞台裏映像などがメイン。舞台裏でのメンバーの素の表情が垣間見られるものとなっているが正直かなり当時を知るファン向けだと思う。ほとんど環境風景やメンバー遠景ばかりだった前作のドキュメントよりは確かにメンバーに密着はしているものの、98年の活動の流れを把握していないとそもそも今何をしているのかがよく分からない。一切ナレーションもテロップも入らずにドキュメント映像が垂れ流しされる続ける構成のため、東京ドームが実際に出てくるまではなんとなくデカいライブのリハなんだろうなとは分かるんだけど、何のリハをしているのかも分からなかった。

そんなわけでボリュームたっぷりな内容。Blu-rayなのは前々作に続いて容量確保のためと思われ、画質自体は90年代末当時のものなので現代基準だとそんなに綺麗ではない。個人的には前々作に続いて見るのに時間がかかって大変だったのと、こういうドキュメントよりは現在の視点からメンバーが作品自体を振り返るインタビュー映像の方が興味深いなと思うんだけど…前作でもそういうインタビュー映像はそこそこに当時のドキュメントに時間を割いていたので未公開の映像がたくさん眠っているのでこの機会にそれを出す方がいいという判断なのだろうか。

それにしても当時のメンバーは改めてものすごくカッコいい。JIROやHISASHIは奇抜な髪型やメイクをしていたので、今の方が今なりのカッコよさがあるし、TAKUROは元から老け顔貫禄があったのであまり20年経っても変わっていないが、若き日のカッコよさが半端ないのはやはりTERU

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