rare collectives vol.2
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | Young oh! oh! | TAKURO | TAKURO | GLAY | 16thシングル『Winter,again』C/W アウトロを大幅にカット |
2 | HELLO MY LIFE | TAKURO& TERU |
TAKURO | GLAY | 16thシングル『Winter,again』C/W |
3 | summer FM | TAKURO | TAKURO | 佐久間正英&GLAY | 17thシングル『ここではない、どこかへ』C/W |
4 | ROCK ICON | TAKURO& TERU |
TAKURO | 佐久間正英&GLAY | 19thシングル『MERMAID』C/W |
5 | Good Bye Bye Sunday | JIRO | JIRO | 佐久間正英&GLAY | 20thシングル『とまどい/SPECIAL THANKS』C/W |
6 | TIME | JIRO | JIRO | 佐久間正英&GLAY | 21stシングル『Missing You』C/W |
7 | WHY DON'T WE MAKE YOU HAPPY | TAKURO | TAKURO | 佐久間正英&GLAY | 21stシングル『Missing You』C/W |
8 | GOOD MORNING N.Y.C | TAKURO | TAKURO | 佐久間正英&GLAY | 22ndシングル『GLOBAL COMMUNICATION』C/W |
9 | BACK-UP | TERU | TERU | GLAY&佐久間正英 | 23rdシングル『STAY TUNED』C/W |
10 | Super Ball 425 | TERU | TAKURO | GLAY | 23rdシングル『STAY TUNED』C/W |
11 | 卒業まで、あと少し | TAKURO | TAKURO | GLAY&佐久間正英 | 25thシングル『Way of Difference』C/W |
12 | BROTHEL CREEPERS | HISASHI& TAKURO |
TAKURO | GLAY&佐久間正英 | 27thシングル『逢いたい気持ち』C/W |
13 | いつか | TAKURO | TAKURO | GLAY&佐久間正英 | 新曲 DVDシングル(カット) |
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | 17bars(Instrumental) | HISASHI | HISASHI | 新曲 インスト | |
2 | Cynical | HISASHI | HISASHI | GLAY&佐久間正英 | 7thシングル『生きてく強さ』C/W |
3 | neuromancer | HISASHI | HISASHI | GLAY&佐久間正英 | 10thシングル『a Boy〜ずっと忘れない〜』C/W |
4 | アイ | HISASHI | HISASHI | GLAY&佐久間正英 | 14thシングル『SOUL LOVE』C/W |
5 | Surf Rider | HISASHI | HISASHI | HISASHI,草間敬 &佐久間正英 |
21stシングル『Missing You』C/W |
6 | GIANT STRONG FAUST SUPER STAR | HISASHI | HISASHI | HISASHI,草間敬 &佐久間正英 |
26thシングル『またここであいましょう』C/W |
7 | 17ans | HISASHI | HISASHI | GLAY&佐久間正英 | 新曲 |
8 | I'm yours(knightmare mix '99) | TAKURO | TAKURO | GLAY&佐久間正英 | 初収録 12thシングル『HOWEVER』C/Wのリミックス 99年GLAY EXPO 99会場にて披露したHISASHIによるリミックスバージョン |
9 | 道産子シーサー/GALAY | ゴリボンジュール | 鼻キューピッド | Doc,loc works | ガレッジセールとのコラボ 1000枚限定配布シングル 初収録 |
リリースデータ
2003年2月5日 | 初登場2位 | 初動20.2万枚、売上26.5万枚 | Produced by 佐久間正英 | 東芝EMI |
メンバー
Guitar,Piano | TAKURO |
Guitar | HISASHI |
Bass | JIRO |
Vocal | TERU |
GLAY2ndコンセプトアルバム。公式にコンセプトアルバムとされているが2ndC/Wコレクションアルバム。Vol.1と同時発売。DISC-1はHISASHI曲、ライブ音源を除いたC/WをVol.1の続きから時系列に収録して最後に新曲「いつか」を収録。DISC-2はC/Wの中からHISASHI楽曲を集めて収録し、HISASHIによる新曲インスト「17bars(Instrumental)」、新曲「17ans」や99年にライブ会場で発表したリミックス「I'm yours(knightmare mix '99)」も初収録されている。ラストにはガレッジセールとのコラボで結成したGALAY名義で1000枚限定で販売した「道産子シーサー」を初収録。
「I'm yours(knightmare mix '99)」にはブックレットにリミックス表記が無く、原曲の作詞作曲編曲表記と歌詞しか掲載されていないが、公式サイトにおいて99年7月31日のライブ会場で披露した事とHISASHIによるリミックスであることが明記されている。
新曲「いつか」はドラマ『刑事イチロー』主題歌となり、後にDVDシングルとしてリリース(シングルカット)された。新曲のタイアップ効果による差異か、Vol.1よりも今作の方が売上が高かった。しかし2週目のBoAに阻まれ1位は獲得できなかった。2011年に続編のVol.3とVol.4が同時発売されている。
多忙な日々の中でシングルA面はきっちり期待に応えた曲を用意していたがC/Wは実験的な曲ばかりになった。佐久間正英抜きのセルフでやってみたり、さらっとしたアコースティックナンバーをやったり、メロディーよりバンドサウンド重視の激しさで勝負したり、TAKURO以外のメンバー作を増やしたりと、自由にやっている印象。Vol.1の頃よりも振れ幅がかなり大きくなっている。この時期になると全てリアルタイムでシングルで聞いてきた曲になっているけど、GLAYのC/Wの評判は中高生当時の友人間でそんなに高いものではなかった。やがてブームが去っていってみんな買わなくなっていたのがちょうど今作の最後の方の時期だったが、C/Wはさっぱりだし、A面も良くなくなってきたのでもうシングル買う気が…というので買っていた友人たちも徐々に退いていったような記憶がある(いつの間にか当時のGLAYを聞いていた友人間では熱心さでは数歩以上後ろにいて買わずにずっとレンタルで聞いていた自分だけが聞き続けているという状態に…)。
「summer FM」のようにふいにさらっとA面でのGLAYらしいナンバーが出てきたりもするものの、基本はかなりファン向け。そんな中でも新曲「いつか」は01年以降のシングルA面と並べてもこれぞGLAYといえる良メロなポップロックチューンで久々に刺さる1曲になった。DVDシングルにはなったが、普通にシングルCDで出せばよかったのに…。
DISC-2は個性的な楽曲群が並ぶHISASHI作品集(+GALAY)。サイバーロックな感じのどこかぶっ飛んだ方向性の個性的な楽曲が並んでいる。「Surf Rider」「GIANT STRONG FAUST SUPER STAR」辺りは特にぶっ飛んだ感じになっているが、この時期はTAKUROが書くC/Wも激しさ重視の楽曲だったり変な曲が多く、C/Wの場自体が実験場状態でなかなかカオスだった。当初このような方向性の違う人が何故GLAYにいるのかと思ったほどだが、後にTAKUROはHISASHIの才能を世に知らしめたかったとも語っていてかなり尊重しているらしい。ここがGLAYの魅力的なところなのかもしれない。後年のHISASHIと比べてもこの頃は若さゆえの尖りやGLAYのメインはあくまでTAKUROの楽曲であるという意識が強かったのかとにかく自由にやりたい放題やっているのでなかなか全て良さを理解するのは難しくもあるが、確かにこれだけ別にまとめて見えてくる面白さもある。
最後のGALAYだけは他に置き場が無かったかのように置かれているが、これはテレビ朝日で放送されていたガレッジセールの番組『Gallage Vanguard』の企画でガレッジセールとコラボしての作品。続けてSOPHIAとコラボしたGaphiaではチェッカーズのカバーを行って普通にシングル発売されたが、「道産子シーサー」に関しては1000枚を沖縄・札幌・東京の会場で配布したのみでレアアイテムと化していた。ふざけまくりのゴリが書いた歌詞に対して鼻キューピッドことTAKUROが用意した楽曲は真面目ないい曲だったため(ふざける部分もあるが普通にグッドメロディー)、なかなか面白い仕上がりになっていると思う。
印象度★★★☆☆
2019.2.19修正