UNITY ROOTS&FAMILY,AWAY
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | WE ALL FEEL HIS STRENCTH OF TENDER | TAKURO | TAKURO | GLAY&佐久間正英 | |
2 | またここであいましょう | TAKURO | TAKURO | GLAY&佐久間正英 | 26thシングル 最高2位 売上25.6万枚 |
3 | girlish MOON | TAKURO | TAKURO | GLAY&佐久間正英 | |
4 | Way of Difference | TAKURO | TAKURO | GLAY&佐久間正英 | 25thシングル 最高1位 売上73.0万枚 イントロ変更 |
5 | 航海 | TAKURO | TAKURO | GLAY&佐久間正英 | |
6 | ゆるぎない者達 | TAKURO | TAKURO | GLAY&佐久間正英 | |
7 | 夏の彼方へ(Johny the unity mix) | TAKURO | TAKURO | TAKURO&佐久間正英 | サントラ盤『映画版「未来日記」オリジナル・サウンドトラック』収録曲 |
8 | neverland | TAKURO | JIRO | GLAY&佐久間正英 | |
9 | 彼らのHOLY X'MAS | TAKURO | TAKURO | GLAY&佐久間正英 | |
10 | Father&Son | TAKURO | TAKURO | GLAY&佐久間正英 | |
11 | 卒業まで、あと少し | TAKURO | TAKURO | GLAY&佐久間正英 | 25thシングルC/W |
12 | Friend of mine | TAKURO | TAKURO | GLAY&佐久間正英 | |
13 | ALL STANDARD IS YOU〜END ROLL〜 | TAKURO | TAKURO | TAKURO&dj honda | 6thアルバム『ONE LOVE』収録曲 リアレンジ |
リリースデータ
2002年9月19日 | 初登場1位 | 初動28.0万枚、売上42.4万枚 | Produced by 佐久間正英 | UNLIMITED RECORDS |
メンバー
Guitar,Piano | TAKURO |
Guitar | HISASHI |
Bass | JIRO |
Vocal | TERU |
GLAY7thアルバム。前作から10ヵ月でのリリース。前作以降の2シングル、C/W1曲を収録。「またここであいましょう」から2週連続りリースとなっていたシングル「逢いたい気持ち」のみ未収録となった。表記は無いが「Way of Difference」は冒頭サビがカットされイントロ部分が変更されている。「夏の彼方へ」は00年の映画『未来日記』のサントラ盤に収録されていた楽曲で、別バージョンとして収録された。「ALL STANDARD IS YOU〜END ROLL〜」は前作収録曲のリメイク。
前作まではGLAYがアルバムを出すというのはかなりの一大事としてド派手にプロモーションが行われていたが前作が大失速となったためか、今作以降は発売時のメディアのの扱いやプロモーションもかなり落ち着いたものとなった。1位こそ獲得したものの前作よりさらに20万枚近く売上を落とした。しかしシングル、オリジナルアルバム共に30万枚を越えたのはこれが最後となった。
いきなりストリングス&ゴスペル調&全英語詞&バンドっぽくない、とこれまでにない曲調に始まり、GLAY王道といえるようなナンバーは「またここであいましょう」1曲ポッキリという最も異色のアルバム。前作と同時期に制作されていたが前作は押し押しのロックナンバーで固めていたのでそこに沿わなかった楽曲を並べているため、連作・兄弟作だとメンバーもコメントしていた。一方でTAKUROの内面を描写した個人的な世界観をGLAYで表現するという方向性で制作されている側面も強いため、連作だとか兄弟作として前作の延長で聞こうとするとあまりに真逆・別物で驚く。落ち着いた作風でジャケ写からブックレットまで全てセピアで統一されているのもあって暗い感じはいっそう深まる。あまりの地味さに前作のイマイチだった印象が相対的に跳ね上がる程。ただ今作のモードを引きずる事は無かったし、90年代の喧騒からのGLAYが完全にリセットされた事も含めて必要な通過点ではあったのかなと。
印象度★★★☆☆
2019.2.12大修正