SUPER EUROBEAT presents EURO global
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | remix | 原曲 |
1 | Feel Like dance[Traditional Mix] | 小室哲哉 | 小室哲哉 | Rizzolo,Fiorillo&Dave Rodgers | 1stシングル |
2 | FREEDOM[global Extended Mix] | 小室哲哉&MARC | 小室哲哉 | Sergio Dall'Ora&Luca Degani | 5thシングル |
3 | DEPARTURES[SUNSHINE REMIX] | 小室哲哉 | 小室哲哉 | DELTA TEAM | 4thシングル |
4 | MUSIC TAKES ME HIGHER[High-Power Mix} | 小室哲哉 | 小室哲哉 | Sergio Dall'Ora&Luca Degani | 1stアルバム『globe』収録曲 |
5 | biting her nails[WAKE UP REMIX] | KEIKO | 小室哲哉 | DELTA TEAM | 19thシングル(カット) |
6 | Wanderin' Destiny[Eurosenti Mix] | 小室哲哉&MARC | 小室哲哉 | Rizzolo,Fiorillo&Dave Rodgers | 11thシングル |
7 | a temporary girl[Aggressive Mix] | 小室哲哉&MARC | 小室哲哉 | DELTA TEAM | 2ndアルバム『FACES PLACES』収録曲 |
8 | FACES PLACES[Aggressive Mix] | 小室哲哉&MARC | 小室哲哉 | DELTA TEAM | 9thシングル |
9 | wanna Be A Dreammaker[Euro-Power Mix] | MARC&TK | 小室哲哉 | Rizzolo,Fiorillo&Dave Rodgers | 13thシングル |
10 | UNDER Your Sky[global Extended Mix] | 小室哲哉&MARC | 小室哲哉 | Sergio Dall'Ora&Luca Degani | 3rdアルバム『Love Again』収録曲 |
11 | letting out a deep breath[Eurobeat Mix] | MARC | 小室哲哉 | Rizzolo,Fiorillo&Dave Rodgers | 4thアルバム『Relation』収録曲 |
12 | So far away from home(Beautiful Journey)[Eurobeat Mix] | MARC | 小室哲哉 | Sergio Dall'Ora&Luca Degani | 2ndアルバム『FACES PLACES』収録曲 |
13 | Love again[Eurobeat Mix] | 小室哲哉&MARC | 小室哲哉 | Sergio Dall'Ora&Luca Degani | 12thシングル(アルバム同発) |
14 | FACE[Eurosenti Mix] | 小室哲哉&MARC | 小室哲哉 | Rizzolo,Fiorillo&Dave Rodgers | 8thシングル |
Rap Words:MARC(3,4,5)
リリースデータ
2000年8月30日 | 初登場3位 | 売上27.9万枚 | Excutive Producer:小室哲哉 Produced by MAX松浦 |
エイベックス |
SUPER EUROBRAT presentsリミックスシリーズ第3弾。globeにとっては『FIRST REPRODUCTS』に続く2枚目のリミックスアルバムだが、レコード会社主体のリミックスシリーズの一環であり、メンバーが制作に関与したわけではない。このため1番最初にExcutive Producerとして小室哲哉をクレジットしているものの、MAX松浦のプロデュース作品になっている。このシリーズは00年2月に浜崎あゆみ(65万)、6月にMAX(20万)、8月に今作、9月にdream(3.6万)、11月にmove(6万)、01年9月にEvery Little Thing(20万)、浜崎あゆみの第2弾(45万)がリリースされたほか、アニメやゲームのサントラもリリースされている。シリーズでは浜崎あゆみに続く売上となったが、globeの作品でこれ以降今作の売上を越えたのはベスト盤『8 YEARS』1作ポッキリである。また00年のglobeは初めてデビュー以来初めてオリジナルアルバムリリースが無く、メンバー3人をそれぞれフューチャーしたソロシングル3作同時発売と、通常のシングル2作のみだった。
もうユーロビート全開としか言いようがない。全曲ハイテンポで電子音楽がピロピロと鳴り響きまくる。一応原曲の歌詞が記載されているが、ボーカルの放り込み方は曲によって異なるので記載通りには歌われない。ボーカルはユーロビートのリミックスなのでテクノみたいに変に加工したり、ループしたりはしないが、テンポアップされているので、テンポアップ特有のブレが目立つ。当時エイベックスはユーロビートを流行らそうと絨毯爆撃みたいにコンピ盤を連発しており、何となくユーロビートが最先端の流行みたいな空気になっていた。正直なところユーロビートはノリは良く、他のリミックスのジャンルに比べると最も聞きやすいものの単調で飽きやすい。流行っていた当時も全く興味は無かったが(当時聞いていたdreamが1stアルバムより先にこのシリーズでアルバムを出したので聞いたのが唯一)、案の定この手の電子音系は流行り廃りが激しく、10年以上経過して聞くと微妙にダサくも聞こえてきた。選曲はヒットパレードに加えて、アルバム曲からもチョイスしているので、オリジナル音源でこういうベスト盤があっても悪くないといえるものだが、どれもこれもハイテンポで電子音が炸裂し、早くなった分だけ短くなればいいものの、そんなこともなく70分越えという内容だけに、かなり早い段階で飽きてしまった。じっくり聞くような作品ではないと考え、BGMとして流しておくには悪くないかなと、文章を書きながらBGMにしたり、カーステレオでかけてみたが、それはそれでどうにも落ち着かなかった。要するに全く合わなかった。ユーロビートが大好きだという人以外にはお勧めしない。
以降のリミックス作品は関心が無いので現時点で取り上げる予定は無い。思いっきりユーロビートな今作だが、当時のglobeはトランスに傾倒し始めており、01年、02年にトランスリミックスを2作リリース(リミックスでのトップ10入りは01年の作品が最後)。03年にはトランスリミックスベストもリリース。15周年のタイミングでハウスとレゲエのリミックスが2作発売されている。
印象度★★★☆☆