LEVEL 4
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | out of©control | 小室哲哉 | 小室哲哉 | 小室哲哉 | 29thシングルC/W(同時発売) |
2 | get it on now feat.KEIKO | 小室哲哉 | 小室哲哉 | 小室哲哉 | 29thシングル 最高35位 売上0.7万枚 |
3 | weather report | 小室哲哉 | 小室哲哉 | 小室哲哉 | |
4 | THE BOX | KEIKO&TK | 小室哲哉 | 小室哲哉 | |
5 | this is the last night | MARC | MARC | MARC | |
6 | INSIDE feat.MARC | 小室哲哉 | 小室哲哉 | 歌詞表記は無いがインストではない | |
7 | seize the light | YOSHIKI/ 小室哲哉 |
YOSHIKI | YOSHIKI | 28thシングル 最高8位 売上5.5万枚 |
8 | blow | 小室哲哉 | 小室哲哉 | インスト | |
9 | compass | KEIKO | 小室哲哉 | 小室哲哉 | 28thシングルC/W |
MARC'S PART Words:MARC(1)、Rap Words:MARC(2,3,7,9)、Additional Arrengement:小室哲哉(7)
リリースデータ
2003年3月26日 | 初登場17位 | 売上5.1万枚 | Produced by globe | エイベックス |
メンバー
小室哲哉 |
KEIKO |
MARC |
YOSHIKI |
globe9thアルバムCCCD。YOSHIKI加入後初にして結局このままYOSHIKIがglobeとして活動することは無かったため4人での唯一のオリジナルアルバム。29thシングルは同時発売された。前年秋の小室とKEIKOの結婚という大きな話題やベスト盤でのヒットが冷めた頃のリリースとなったため、激しく低迷。バラードベストに続いて2連続、オリジナルアルバムとして初のトップ10落ちとなってしまった。前年のベスト2作にはメンバー表記が無かったものの、今回YOSHIKIはglobeメンバーとしてしっかりクレジットされている。だがベスト2作同様に今回もKEIKO以外のビジュアルは掲載されていない。また他にも数曲存在していたとされているもののYOSHIKIの楽曲は「seize the light」1曲ポッキリ。ただしクレジット上は「seize the light」でギターを担当し、全曲のシンセサイザー演奏を小室と連名で行っている事にはなっている。なおオリジナルアルバムのCCCDは今作のみ。通常CDでの単独再発はされていないが、05年、10年のBOX作品には通常CDとして収録されている。
4人になったからどうというわけでもなく、トランス路線を継続。今回は『Lights2』がかわいく思える程にマニアック。キャッチーさ皆無で延々と長大なトラックの連発。1曲目から10分越え、9分台、12分台の曲まで飛び出すため、9曲なのに65分と恐ろしい事になっている。これまでなんだかんだトランスとポップスの融合に腐心し続け、小室とKEIKOの話題、YOSHIKI加入で話題になり、実際にベスト盤も程よくヒットしたというのに何でいきなりこんなことになってしまったのか。ひたすらトラックが鳴り響いているだけ、といった感じで印象的な歌メロはほぼ無く、さほど大した曲でもないと思っていた「seize the light」がやたらキャッチーに思える程である。それ以外で記憶に残るのは「get it on now feat.KEIKO」におけるゲリオン!ゲリオン!なう!とエヴァを見ているのか、下痢ON!下痢ON!なう!と絶賛腹下り中なのをアピールしたいのか謎な叫びのみ。今作はglobeであれば何を聞いても大好きだという大ファンでない限りは、この路線に対する耐性が求められる内容だと思う。個人的には元々トランス路線全般が意味不明だった当初から前作辺りまででだいぶ慣れて良さも見えてくるようになったと思っていたが、それでも今作に対する耐性はできていなかった。
印象度★★★☆☆