Lights 2
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 備考 |
11 | fade in2(part2) | 小室哲哉 | インスト 7thアルバム『Lights』最終曲の続き | |
12 | TRANSCONTINENTAL WAY | 小室哲哉 | インスト | |
13 | OVER THE RAINBOW | 小室哲哉 | 小室哲哉 | 27thシングル 最高10位 売上2.7万枚 |
14 | Knockin'on the door of my heart | 小室哲哉 | 小室哲哉 | |
15 | STARTING FROM HERE | KEIKO | 小室哲哉 | |
16 | ひとりごと | 小室哲哉 | 小室哲哉 | |
17 | edge of darkness | MARC | MARC&小室哲哉 | |
18 | INSPIRED FROM R&B | 小室哲哉 | 小室哲哉 | 27thシングル両A面曲 『INSPIRED FROM RED&BLUE』だったが表記変更 |
19 | US | 小室哲哉 | 小室哲哉 | |
20 | liquid panorama | MARC | MARC | |
21 | Many Classic Moments(epilogue) | 小室哲哉 | 小室哲哉 | 26thシングルの別バージョン |
Rap Words:MARC(13,14,15,16,18,19,21) ※表記上は21にラップ詞クレジットがあるが、ラップ部分は使用されていない
リリースデータ
2002年4月17日 | 初登場2位 | 売上16.4万枚 | Produced by 小室哲哉&globe | エイベックス |
メンバー
小室哲哉 |
KEIKO |
MARC |
globe8thアルバム。前作からわずか2ヶ月で発売された。連作となっており、ジャケットやブックレットの曲番号は前作の続きで11〜21となっている。実際に収録されているのは1〜11トラックである。また1曲目のインストは前作の最終曲と同じメロディーになっている。シングルは1週間前にリリースされた27thシングルのみ。やはりアルバムバージョンとなっている模様。モンゴル800の『Message』が少し前にミリオンを突破し、さらに売上が加速して1位を獲得したため、今回も2位に終わっている。前作を大きく下回ったが『outernet』よりはヒットした。初回盤には前作と2枚セットで収納可能なスリーブケースが付属(セット販売ではないので前作の代わりにスポンジが入っている)。エイベックスによるCCCD導入は02年3月からだったがまだ最初期で全面導入には至っていない時期だったのでCCCD化は免れている。
連作というとあの伝説の『Infinity eighteen』を思い出すが、「1」にシングルが大量に入り、「2」はシングル1作のみ、そして「2」の方が明らかにマニアックという点は共通している。前作とのつながりを示す1曲目は1分20秒程度なのでそんなでもないが、2曲目のインスト「TRANSCONTINENTAL WAY」が実に9分近い長尺で挑戦的な内容になっている(一応鼻歌みたいな声は入っている)。このためちゃんとした歌詞の歌が始まるのはアルバム再生から10分経過してからというglobe史上最も歌が遠い作品になっているのが凄い。前作でかなり気を遣ってトランスを聞きやすいようにキャッチーに仕立てたので、「TRANSCONTINENTAL WAY」はどうだトランスには慣れたか?本気で行くぞ?と言っているかのようだ(言ってねーよ)。ただシングル2曲は前作のシングル群と同様にサビはそこそこキャッチーだし、タイアップのついていた「STARTING FROM HERE」もけっこうキャッチーな1曲なので、前作ほどではないがそこそこキャッチーな一面もある。ただ全体的には暗くて地味な印象が強いのは終盤にシンプルなバラードや暗い曲が続くためだろう。そんなわけで前作よりは聞きにくい作品だった。そしてこのトランス期のマークのラップは、超低音でボソボソと喋るので何を言っているのか全く分からない上に一本調子に聞こえてきてしまい、かなり邪魔に感じてしまった。
印象度★★★☆☆