BEST OF GOING UNDER GROUND with YOU
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | my dear | 河野丈洋 | 河野丈洋 | 新曲 Instrumental | |
2 | トワイライト | 松本素生 | 松本素生 | 上田ケンジ・GOING UNDER GROUND | 6thシングル 最高20位 売上1.3万枚 |
3 | VISTA | 河野丈洋 | 河野丈洋 | GOING UNDER GROUND | 14thシングル 最高19位 売上1.1万枚 |
4 | グラフティー | 松本素生 | 松本素生 | GOING UNDER GROUND | 1stシングル 最高72位 売上1.2万枚 1stアルバム『かよわきエナジー』収録のalbum mix |
5 | アゲハ(alternate version“アゲハとトカゲ”) | 河野丈洋 | 河野丈洋 | GOING UNDER GROUND | 10thシングル(アルバム同発) 最高37位 売上0.7万枚 シングルバージョン |
6 | ダイアリー | 松本素生 | 松本素生 | 上田ケンジ・GOING UNDER GROUND | 5thシングル 最高37位 売上0.6万枚 |
7 | かよわきエナジー 〜Take Me Home,Country Roads |
松本素生 〜※ |
松本素生 〜※ |
GOING UNDER GROUND | 1stアルバム『かよわきエナジー』収録曲 前半はオリジナル〜後半はJohn Denverのカバー |
8 | 同じ月を見てた | 松本素生 | 松本素生 | GOING UNDER GROUND | 9thシングル 最高34位 売上0.6万枚 |
9 | ランブル | 松本素生 | 松本素生 | 上田ケンジ・GOING UNDER GROUND | 4thシングル 最高49位 売上0.7万枚 |
10 | タッシ | 河野丈洋 | 河野丈洋 | 上田ケンジ・GOING UNDER GROUND | 2ndアルバム『ホーム』収録曲 |
11 | ハートビート | 松本素生・ 河野丈洋 |
河野丈洋 | 上田ケンジ・GOING UNDER GROUND | 3rdアルバム『ハートビート』収録曲 7thシングル(カット) 最高57位 売上0.4万枚 |
12 | 南十字 | 河野丈洋 | 河野丈洋 | GOING UNDER GROUND | 5thアルバム『TUTTI』収録曲 |
13 | kodama | 松本素生 | 松本素生 | 上田ケンジ | 2ndアルバム『ホーム』収録曲 アウトロカット |
14 | 東京 | 松本素生 | 松本素生 | GOING UNDER GROUND | 4thアルバム『h.o.p.s.』収録曲 |
15 | STAND BY ME | 松本素生 | 松本素生 | GOING UNDER GROUND | 11thシングル 最高17位 売上2.4万枚 |
16 | ハミングライフ | 河野丈洋 | 河野丈洋 | GOING UNDER GROUND | 14thシングル両A面曲 |
初回盤CD-EXTRA レコーディングドキュメント映像 |
〜※作詞作曲:Bill Danoff・John Denver・Taffy Niverf
リリースデータ
2006年6月28日 | 初登場10位 | 売上3.1万枚 | Produced by GOING UNDER GROUND | ビクター |
メンバー
Vocal,Guitars | 松本素生 |
Guitars,Vocals | 中澤寛規 |
Bass | 石原聡 |
Drums,Percussions,Vocals | 河野丈洋 |
Keyboards,Acoustic Piano | 伊藤洋一 |
GOING UNDER GROUND初のベスト盤。メジャーデビュー以降のシングル14枚、アルバム5枚の中からメンバー自ら選曲した15曲に加えて1曲目は新録音のインストが収録されている。「アゲハ」はシングルバージョンでは初収録。「グラフティー」はアルバムバージョンでの収録となっている。また「kodama」は演奏終了したと思いきや再び演奏が始まる部分がカットされていてそのまま曲が終わる形になっている。初回盤はCD-EXTRA仕様で新曲のレコーディングドキュメントを収録(未完成のまま映像が終わり、曲自体も未発表のまま)。シングルで収録されていないのは2nd「センチメンタル・エキスプレス」、3rd「ミラージュ」、8th「サンキュー」、12th「きらり」「トゥモロウズ ソング」、13th「Happy Birthday」の6曲である。また「VISTA」「ハミングライフ」はアルバム初収録となり、オリジナルアルバムには収録されていない。『h.o.p.s.』以来2度目にして最後のO社トップ10入り作品となった。リリース直後の7月6日に日本武道館公演を行い、ライブ規模もピークに達した。
今作で初めてGOINGを聞いた。だが「トワイライト」が出た当時に偶然1度か2度聞いただけなのが耳に残っていたり、「ハートビート」のボーダフォンCMソング、05年「STAND BY ME」、06年「VISTA」が三ツ矢サイダーのCMソングになっていたりしたので全く知らないわけではなかった。これら聞いたことある曲がけっこう好印象で可能性を感じたのでベスト盤を機に聞いてみようと思って今作を手に取った。彼らの曲は「胸キュン」とか「切ない」とか「青春」とか形容されることが多いのだが確かに心の純粋なところに響くようなそんな曲が多い。単純にいい歌詞、メロディー、そしてサウンドなのだが何よりこの「胸キュン」的な感覚はけっこうたまらないものがある。アルバムが何度かトップ10入りした程度でシングルではCMソングでようやくベスト20といった感じで本格的なブレイクは果たしていない彼らだが、青春系のドラマ主題歌でも来ればあっという間にブレイクするような気がする。ヒット性はあるし、単純な売れ線系ではなく確かに心に残るタイプの曲ばかりである。
個人的に今作は非常にいい入口のベスト盤になった。わずか2年でシングルコレクションが出てしまい存在意義が揺らいでしまっているが、今でも1枚モノのベスト盤としてGOINGを最初に聞くには非常に適した1作だと思う。単なるベスト盤としてだけではなく、ガツンと最初に勢いのある曲が来て、中盤以降は少し落ち着いた流れになり、クライマックスで「STAND BY ME」が登場して「ハミングライフ」で締めるという全体の流れも良くできていて1つのオリジナルアルバムのようにも聞ける。
印象度★★★★★