ハートビート
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 備考 |
1 | トワイライト | 松本素生 | 松本素生 | 6thシングル 最高20位 売上1.5万枚 |
2 | リバーズエッジ | 松本素生 | 松本素生 | |
3 | ハートビート | 松本素生・河野丈洋 | 河野丈洋 | 7thシングル(カット) 最高57位 売上0.5万枚 |
4 | かいき | 河野丈洋 | 河野丈洋 | |
5 | さえないブルー | 松本素生 | 松本素生 | |
6 | 月曜日雨のメロディー | 松本素生・中澤寛規 | 松本素生・中澤寛規 | 中澤メインボーカル曲 |
7 | 虹ヶ丘 | 松本素生 | GOING UNDER GROUND | |
8 | ビターズ | 松本素生 | 松本素生 | |
9 | ダイアリー | 松本素生 | 松本素生 | 5thシングル 最高37位 売上0.6万枚 |
10 | 銀河行き | 松本素生 | 松本素生 | |
11 | 波 | 河野丈洋 | 河野丈洋 |
リリースデータ
2003年10月22日(CCCD) 2003年12月17日(DVD-AUDIO) 2007年12月19日(CD) |
初登場16位 | 売上4.4万枚 | Produced by 上田ケンジ&GOING UNDER GROUND | ビクター |
メンバー
Vocals,Guitars | 松本素生 |
Guitars,Vocals | 中澤寛規 |
Bass,Backing Vocals | 石原聡 |
Drums,Tambourine | 河野丈洋 |
Keyboards,Tambourine | 伊藤洋一 |
GOING UNDER GROUND3rdアルバム。シングル/アルバム含めて最大のヒット作。当初はCCCDで発売。ビクターはサザンやSMAPなど稼ぎ頭には一切CCCDを導入しなかったが、さほど売れていない歌手にはCCCDを積極的に採用する方針を取っており、GOINGも見事餌食となった。シングルでは「ダイアリー」「トワイライト」は初回盤にCD-EXTRA採用によりCCCD回避を図り、通常盤のみCCCDとしていたが、アルバムではついに回避なしで採用されてしまった。反発を考慮してなのか、同年12月にはDVD-Audioでも発売。VodafoneのCMソングとして年明け1月にシングルカットされた「ハートビート」まではCCCDで発売されたが、次回作以降CCCDからは撤退している。またこれら3枚のCCCDは兼ねてからの要望に応える形で07年12月に通常CDで再発された。このため今作のみ時間差で3つのメディアで発売されている。現在所持しているのはDVD-Audio盤。
殻を破って大飛躍した名盤。内省的でおとなしかった前作を経て、最初のシングル「ダイアリー」は青春のアンセムと呼ぶべき突き抜けっぷりだったが、さらに彼らの代表曲となった大名曲「トワイライト」が誕生。タイトルチューン「ハートビート」もまた代表曲となったが、いずれにしてもひとりぼっち感が強かったこれまでに比べると隣に誰かがいて1人じゃないような暖かさが感じられる。一気に視界が開けたかのように開放的で頼もしき青年の佇まいに変わったように今作は勢いのある楽曲が並んでいる。前作までを聞いているとよりこの飛躍っぷりを実感できるけど、今作から聞いてももちろん十分に楽しめる。見事に最高売上にこそなったものの、これだけの会心の1作をもってしても大人気バンドへと飛躍できなかったのは謎でしょうがない。結局大衆ウケするレベルまで持っていくには最後はボーカルの顔がある程度かっこよくないとだめだということなのだろうか…。
印象度★★★★★