Roots&Routes
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | 1978 | 河野丈洋 | GOING UNDER GROUND | ||
2 | シナリオライター | 松本素生 | 松本素生 | GOING UNDER GROUND&HARCO | |
3 | Breakthrough | 河野丈洋 | 河野丈洋 | GOING UNDER GROUND | |
4 | Roots | 松本素生 | 松本素生 | GOING UNDER GROUND | |
5 | 1998〜土曜日の夜と日曜日の朝〜 | 松本素生 | 松本素生 | ヒダカトオル,GOING UNDER GROUND | |
6 | ナカザのディスコ★ | 中澤寛規 | 河野丈洋 | GOING UNDER GROUND&RAM RIDER | 中澤ボーカル曲 |
7 | 刹那 | 河野丈洋 | 河野丈洋 | GOING UNDER GROUND | |
8 | 稲川くん | 松本素生 | 松本素生 | GOING UNDER GROUND | 8thアルバム『稲川くん』収録曲 「Merry Christmas Mr.INAGAWA」完成形 |
9 | コーンフレークダイアリー | 松本素生 | 松本素生 | ヒダカトオル,GOING UNDER GROUND | |
10 | 1+1 | 河野丈洋 | 河野丈洋 | GOING UNDER GROUND | |
11 | 愛なんて | 松本素生 | 松本素生 | GOING UNDER GROUND&HARCO | 22ndシングル 最高87位 売上0.1万枚 |
12 | なんにもいらない | 河野丈洋 | 河野丈洋 | GOING UNDER GROUND&HARCO | |
13 | 9th Route | 河野丈洋 | 河野丈洋 | GOING UNDER GROUND&HARCO | 河野・松本Wボーカル曲 |
14 | Shining | 河野丈洋 | 河野丈洋 | ヒダカトオル,GOING UNDER GROUND |
リリースデータ
2012年11月14日 | 初登場59位 | 売上0.2万枚 | Produced by GOING UNDER GROUND(1,2,3,4,6,7,8,10,11,12,13) ヒダカトオル,GOING UNDER GROUND(5,9.14) |
ポニーキャニオン |
メンバー
Vocal,Guitars | 松本素生 |
Guitars,Vocals | 中澤寛規 |
Bass, | 石原聡 |
Drums,Vocal | 河野丈洋 |
GOING UNDER GROUND9thアルバム。2012年春頃には1度完成していたが納得が行かない事を理由に発売を延期。予定されていたツアーはそのまま行われ、その最中に完成へこぎつけた。「稲川くん」は前作のタイトルだが、前作には「Merry Christmas Mr.INAGAWA」として半インストで収録され、歌詞のみ特典カードに記載されていた。この歌詞で「稲川くん」として公式通販限定のライブアルバム『びっ栗演奏会 2011.03.07 at 下北沢 風知空知』には収録されていたが今回は一部歌詞を改めての収録となっている。「1998〜土曜日の夜と日曜日の朝〜」はこのタイトルが正式名称と思われるが、ブックレットのこの曲の歌詞の部分でのみ「1998〜土曜の夜と日曜の朝〜」となっており「日」が抜けている。今作を最後にポニーキャニオンとの契約が切れたようで、ポニーキャニオンのサイトから名前が消滅、2013年以降はインディーズでの作品リリースへ移行した。
前作が新生GOINGとして変わろうとしすぎていた感があったが、今回こそ新生GOING UNDER GROUNDという感じがする。やはりかつてのような強烈な胸キュン要素は薄れてしまっているが、前作のエネルギッシュすぎるサウンドは鳴りを潜めている。これはヒダカトオルの参加が減って、ヒダカトオル曲でも前作より抑えめになっているためだと思われるが、今作の方がすんなりと受け入れられる。「ナカザのディスコ★」では声を全面的に加工するなど、元から中澤ボーカル曲は自由なところがあったが針振り切りすぎ。前後の曲まで少しボーカル加工が施されてしまっているのもこの曲が強烈すぎるゆえなのではないかという勢い。個人的に5〜8の流れは少々イマイチだったが、序盤4曲と9〜14と終盤にかけての勢いは概ね満足。これぞという突き抜けた曲は無いけど、トータルではそれなりにいいアルバムだと思う。やはり以前の方が好きだったという感触はまだ消えないものの、前作で離れてしまった人でも今作ならある程度は納得できるはず。
印象度★★★★☆