まぼろしのカタチ
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 |
1 | 旅立ちの朝に | 久川実津紀 | 花沢耕太 | 古井弘人 |
2 | 空のようなヒト | 久川実津紀 | 岡本仁志 | 岡本仁志 |
3 | 大切なものはきっと | 久川実津紀 | 川本宗孝 | 岡本仁志 |
4 | 1人で数える記念日 | 久川実津紀 | 花沢耕太 | 麻井寛史 |
5 | 世界の片隅で | 久川実津紀 | 花沢耕太 | 麻井寛史 |
6 | 幸せはまぼろし | 久川実津紀 | 花沢耕太 | 花沢耕太 |
リリースデータ
2012年8月1日 | 初登場148位 | 売上0.06万枚(300位集計) | Produced by D-GO | D-GO(GIZA studio) |
メンバー
Vocal,Lyrics | 久川実津紀 |
Guitar | 丸山太佑 |
Bass | 猪上涼太 |
Drums | 西山圭 |
grram2ndミニアルバム。デビュー作同様にミニアルバム。今回はタイトル曲が無い。コナンタイアップも無かったため、前作を下回った。前作ではシルエット状態だった演奏メンバー3人が、しっかりと写っており、ブックレットでは楽器と共に男性メンバー3人のソロカットが1枚ずつある。だが今作以降リリースが無いままに2013年3月を持って男性メンバー3人の脱退が発表された。今後は久川のソロプロジェクトとして再出発するとされたが、このままリリースが停止したため、一般発売されたCDは今作が最後。ライブ活動は継続していて、2014年11月には配信限定で新曲「風になって」をリリースし、12月には同曲を含む会場限定CD「Will...」をリリースしたが、結果的にそれが最後の作品となった。2015年夏のワンマンライブで「grramから卒業」という形での活動終了を発表し、2015年11月のライブ2本を持って活動を終了。
前作はシングルとC/Wみたいな感じだったが、今回は特にリード曲的に目立つ曲が無い。さらに前作同様にややミディアム〜バラードばかりな印象だが、今回は3曲目とラストにアッパーな曲を配置した事で前作よりもバランスが良くなったように聞こえる。また目立つ曲が無い事で逆に1つの作品としては前作よりも印象は上がった。とはいえいいんだけど、何かこうもう1つ2つと物足りない感じもある。例えばこれがフルアルバムになったとしたら、けっこう飽きそうな気がするし。気合の表れなのか妙に力んでいるボーカルもミニアルバム前提だからなのかなんなのか。さらに結果が出なかった事もあるが今作を持って結果的にバンドメンバーをあっさり切り捨ててしまうし、この最初の2作はこの後どういう位置づけになっていくのかも気になる。まあ提供陣が変わらないなら作風は変わらないだろうけど3人って何だったの状態になるのもかわいそうだしなぁ…。何はともかくZARDだって王道路線を築いていったのは3rd以降なので、ここまではまだ助走段階…のはずだ…(2015年追記)ったが再び世間に打って出る事は無くそのまま終わってしまった…。
印象度★★★☆☆