10years
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 備考 |
1 | happiness!!! | kaela | 山沢大洋 | 2ndシングル 最高11位 売上4.1万枚 |
2 | Magic Music | kaela | Linus of Hollywood | 6thシングル 最高7位 売上5.4万枚 |
3 | リルラ リルハ | kaela | 會田茂一 | 3rdシングル 最高3位 売上11.7万枚 |
4 | Sun shower | kaela | ミト | 19thシングル 最高16位 売上0.8万枚 |
5 | You know you love me? | animo masasucks,kaela, 上総誠一朗 |
animo masasucks,kaela, 上総誠一朗 |
1stアルバム『KAELA』収録曲 |
6 | Butterfly | kaela | 末光篤 | 配信限定シングル、5thアルバム『HOCUS POCUS』収録曲 |
7 | TREE CLIMBERS | kaela、渡邊忍 | 渡邊忍 | 7thシングル 最高6位 売上6.8万枚 |
8 | ワニと小鳥 | kaela | 岩田アッチュ | 7thシングルC/W |
9 | STARs | kaela | AxSxE | 4thアルバム『+1』収録曲 |
10 | You | kaela、渡邊忍 | 渡邊忍 | 5thシングル 最高7位 売上3.9万枚 |
11 | dolphin | kaela | 亀田誠治 | 3rdアルバム『Scratch』収録曲 |
12 | Level 42 | kaela | 山沢大洋 | 1stシングル 最高14位 売上3.0万枚 |
13 | Yellow | kaela、渡邊忍 | 渡邊忍 | 10thシングル 最高5位 売上2.8万枚 |
14 | リリアン | kaela | 亀田誠治 | 1stベスト『5years』初回盤のみDISC-2収録曲 |
15 | マスタッシュ | kaela | AxSxE | 12thシングル 最高7位 売上3.7万枚 |
16 | What ever are you looking for? | kaela | 山沢大洋 | 1stシングルC/W |
17 | Ring a Ding Dong | kaela、渡邊忍 | 渡邊忍 | 15thシングル 最高1位 売上9.2万枚 |
Bonus Track | ||||
18 | LOVELY | kaela | ふくろうず | 新曲 |
19 | My Love | kaela | KENSUKE.A | 新曲 |
Arrange:武藤星児(1,12,16)、animo masasucks,kaela,上総誠一朗(5)、ふくろうず(18)、冨田恵一(19)
Produce:山沢大洋(1,12,16)、會田茂一(2,3)、ミト(4)、末光篤(6)、渡邊忍(7,10,13,17)、NIRGILIS(8)、AxSxE(9,15)、亀田誠治(11,14)、ふくろうず(18)、冨田恵一(19)
リリースデータ
2014年6月25日 | 初登場6位 | 売上2.6万枚 | all produced by kaela | 日本コロムビア |
木村カエラ2ndベストアルバム。04年6月23日の1stシングル「Level 42」でのデビューから丸10周年を記念してのリリース。シングルコレクションだった前ベスト『5years』の続編ではなく、ファン投票によるオールタイム選曲となっている。2013年に既にビクターへ移籍していたが今作は2012年まで在籍していたコロムビアからの発売。ビクターではこの時点でまだカバーアルバム『ROCK』をリリースしていたのみだったため、実質的に2012年までのコロムビア在籍時代の楽曲で構成されているがボーナストラックとして新曲が2曲収録されている。また『5years』のジャケットやブックレットに起用されていた阪口ケイシーが4年4ヶ月の時を経て再び起用されている。初回盤は「リリアン」と「LOVELY」以外のCD収録曲17曲のMV、MVが無い曲はライブ映像を収録したDVD付。
投票結果は正式に1〜17位が順番に並んでいるとは告知されていないが明かされている1〜3位がそのまま1〜3の曲順になっているので普通に1〜17位と思われる。前ベスト『5years』から5年経ってなくね?早くね?という感じは否めないが、前ベスト『5years』がピタリ5周年から1年8ヵ月も遅れてリリースされていたので結果的に4年4ヶ月で今作になってしまった。前ベスト時は「Butterfly」のヒットにより最良のタイミングとなったが、直後に瑛太との結婚・妊娠を発表。産休取った?というくらい大きな間を空けずに作品が出たが、前ベスト以降1発目の「Ring a Ding Dong」は1位となりヒットしたのを最後にあまりヒット曲は出なくなり、前ベスト以降リリースされた作品数もシングル5作、アルバム2作とやはりペースも落ちていた。
そんな状況でのファン投票はやはり前作と被った前半5年の楽曲に集中。前ベストとは9曲が重複。さらにアルバム曲やC/W(オリジナルアルバム収録済み)も全て前半5年の作品なので、前ベストより後に発売された楽曲は「Sun shower」「Ring a Ding Dong」の2曲ポッキリ+新曲2曲という偏った選曲に。「Ring a Ding Dong」はギリギリの収録だし、かろうじてこの時点での最新シングル「Sun shower」が4曲目(4位?)と意地を見せているものの、前ベストの続きとして聞くにはあまり向かない。個人的にも『5years』以来に木村カエラを聞いたんだけど、改めてもう1回聞いてみたという感覚だった。
人気最上位曲が並ぶ前半部分、特にトップ3と「Butterfly」はやはり強く記憶に残っていた楽曲だった。この辺り超ライトリスナー的感覚でも納得の投票結果だと思う。後半になるにつれて前ベストで聞いていてもあまり印象に残っていなかった曲も増えてくるが、ストレートなロックサウンド主体のサウンドはどれも爽快で聞きやすい。活動が進むにつれて、木村カエラ本人のビジュアルにしても音楽にしてもより確固たるものを築いていった印象はあり、個性派の印象も強まった。そういったクセの薄い初期の方が万人受けするライトさがあったのかなとも思う。
収録内容からして『5years』と一緒に聞くような作品ではなく、また続編でもないので『5years』を聞いてからかなり年数が経過していて久々に改めて聞いてみようという人、今作で初めて木村カエラを聞き、なおかつシングル網羅にこだわらずに人気曲をざっと聞きたいという人向け。
印象度★★★★☆
2017.2.4更新