Natural Breeze〜KAHALA BEST 1998-2002〜
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | tumblin' dice-Original TK Mix- | 小室哲哉 | 小室哲哉 | 小室哲哉 | 11thシングル 最高2位 売上18.9万枚 |
2 | here we are-Single Mix- | 小室哲哉 | 小室哲哉 | 小室哲哉 | 12thシングル 最高5位 売上15.6万枚 |
3 | dairy news-STRAIGHT RUN- | 小室哲哉 | 小室哲哉 | 小室哲哉 | 13thシングル 最高13位 売上5.8万枚 |
4 | needs somebody's love | 小室哲哉 | 小室哲哉 | 小室哲哉 | 3rdアルバム『nine cubes』収録曲 |
5 | as A Person | 華原朋美 | 菊池一仁 | 明石昌夫 | 14thシングル 最高6位 売上28.7万枚 |
6 | be honest-Original Mix- | 華原朋美 | 菊池一仁 | 明石昌夫 | 15thシングル 最高12位 売上5.1万枚 |
7 | Blue Sky | 華原朋美 | 桑原秀明 | 明石昌夫 | 17thシングル(カット) 最高55位 売上0.6万枚 |
8 | True Mind | 華原朋美 | 星野靖彦 | 明石昌夫 | 16thシングルC/W(カット) |
9 | Believe In Future〜真夜中のシンデレラ〜 | 華原朋美 | 菊池一仁 | 本間昭光 | 16thシングル 最高28位 売上2.9万枚 |
10 | Never Say Never-japanese version- | 中山加奈子 | Andy Marvel, Billy Mann& Jennifer Paige |
Andy Marvel | 18thシングル 最高10位 売上7.9万枚 |
11 | PRECIOUS-japanese version- | 華原朋美・ 樋口侑 |
Vincent Degiorgio, Berny Cosgrove, Kevin Clark |
斉藤仁 | 19thシングル 最高34位 売上1.4万枚 |
12 | あなたのかけら | 高柳恋 | Vincent Degiorgio& Gary Carolla |
斉藤仁 | 20thシングル 最高36位 売上1.3万枚 |
13 | あきらめましょう | 華原朋美・ グ・スーヨン |
木村充揮 | TATOO | 21stシングル 最高28位 売上2.2万枚 |
初回限定CD-EXTRA仕様:あきらめましょう(music clip) |
リリースデータ
2002年7月17日 2006年9月6日(再発) |
初登場37位 | 売上0.8万枚 | ワーナー |
華原朋美3rdベストアルバム。ワーナー移籍後からこの時点までのシングルを網羅しているため、前レコード会社による2作のベスト盤(『kahala compilation』もしくは『Best Selection』)の続編的な内容になっており、以降のシングルが追える内容になっている。前オリジナルアルバム以降のリリースだった「あきらめましょう」がアルバム初収録。また何故か翌年にシングル「PLEASURE」をリリース後にユニバーサルへ移籍するため、ワーナー時代のシングルで「PLEASURE」のみが未収録という、結果的に中途半端な事態となった。05年の『Super Best Singles〜10th anniversary』は前レコード会社とワーナーの協力体制により、「PLEASURE」が唯一回収されたものの、今度は「Blue Sky」と「あなたのかけら」がスルーされてしまう事態となり、全シングルをアルバムでコンプリートするのが面倒な状態になっている。「あきらめましょう」はさほどヒットはしなかったが、98年以来の復帰となる02年の紅白出場曲となった。とはいえ今作リリース時点では注目度も低く、当時の最低売上を更新した。06年には2000円の廉価で限定再発された。
単純にワーナー時代を順番にまとめただけなのだが、どうしようもない小室末期の怪作3部作から始まるという超絶なアルバム。今作リリース時点でようやく延々と引きずっていたあの壮絶な時期を忘れかけていたのに実にあっさりと引きずり戻してくれる。しかも依存気味な歌詞が怖すぎる「needs somebody's love」までわざわざ収録するとは…。続く未練ソング「as A Person」が無駄に痛々しくなるじゃないか。楽曲自体は小室離脱した5曲目以降は持ち直し、ワーナーなのに何故かエイベックス作家陣とビーイングを離脱した明石昌夫編曲によるエイベックスfeat.ビーイングみたいなナンバーが続くが「Believe In Future〜真夜中のシンデレラ〜」まではボーカルにどうにもキレが無い。「Never Say Never-japanese version-」以降は完全復活を果たし、最後の「あきらめましょう」ではいい意味での開き直りを見せてくれるのでスッキリと聞き終えることができる。それにしても激動期である。シングルを並べただけではオリジナルアルバム単位で辿った時ほどの壮絶さは感じられないが、それでもこの時期だけ切り取るとやっぱ色々あったんだなぁ…と遠い目になってしまう。曲目を見るとどうしても魅力に乏しく、内容も不安定な時期ではあるんだけど、一応『kahala compilation』もしくは『Best Selection』のそのままの続きとして聞けるのでシンデレラのその後を垣間見たい人にはおススメ。
初回盤はCD-EXTRAとして「あきらめましょう」PVを収録。今となってはYou Tube以下の画質ではあるが、笑顔全開でかわいい朋ちゃんが今度こそ前以上に元気に帰還した!と思える元気いっぱいな姿が見れるので必見。
印象度★★★☆☆