MEMORIES 2-Kahara All Time Covers-
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 原曲 |
1 | HOWEVER | TAKURO | TAKURO | 遠山哲朗 | GLAY(1997) |
2 | 難破船 | 加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 遠山哲朗 | 加藤登紀子(1984) |
3 | 雪の華 | Satomi | 松本良喜 | 宗本康兵 | 中島美嘉(2003) |
4 | 三日月 | 絢香 | 西尾芳彦/絢香 | 宗本康兵 | 絢香(2006) |
5 | ビリーヴ | SWEEP/EIGO | SWEEP/EIGO | 遠山哲朗 | シェネル(2012) |
6 | ROSIER | LUNA SEA | LUNA SEA | 遠山哲朗 | LUNA SEA(1994) |
7 | かたち あるもの | 柴咲コウ/山本成美 | 小松清人 | 宗本康兵 | 柴咲コウ(2004) |
8 | いい日旅立ち | 谷村新司 | 谷村新司 | 宗本康兵 | 山口百恵(1978) |
9 | サイレント・イヴ duet with 辛島美登里 | 辛島美登里 | 辛島美登里 | 宗本康兵 | 辛島美登里(1990) 本人とデュエット |
10 | 見上げてごらん夜の星を | 永六輔 | いずみたく | 武部聡志 | 坂本九(1963) |
リリースデータ
2014年10月1日 2015年2月11日(1&2 Special Limited Edition) 2016年2月3日(UHQCD) |
初登場9位 初登場111位 - |
売上1.8万枚 売上0.06万枚 - |
Produced by 武部聡志 | ユニバーサル |
華原朋美2ndカバーアルバム。前作から7ヶ月での続編。サブタイトルがAll Time Coversになっているように今作では60〜10年代と年代の幅を半世紀にまで拡大している。またロックバンドのカバーにも挑戦している。「サイレント・イヴ」では原曲を歌う辛島美登里とデュエットが実現。2作連続のトップ10入り、順位は前作から1つ上げたが売上は半減近いダウンとなった。初回盤には復帰から今作への経緯、楽曲について語ったインタビュー映像「TOMOMI KAHARA INTERVIEW 2014 "MEMORIES"」を収録したDVD付。
2015年2月11日には前作とセットにした『MEMORIES‐1&2 Special Limited Edition‐』が発売された。1、2共に1曲ずつ追加されており、今作には11曲目に「サイレント・イヴ(Kahara Only Ver.)」が追加収録された。本編ではデュエットだった「サイレント・イヴ」の華原朋美単独ボーカルバージョンでこのバージョンはここのみの収録。
2016年にはシリーズ3作が同時にUHQCD仕様で再発されている。
今作では小室カバーはやらずに、カバーの幅を拡大。武部聡志プロデュースにより今作も「FNS歌謡祭」仕様の生バンドスタイルだが、前作では使っていなかった弦楽器を7曲で一挙使用。今回は昭和の歌謡曲もいくつかあって、バラードも多めなので前作よりはストリングスの優雅な感じが似合うしっとり落ち着いた雰囲気。そんな中でGLAY、LUNA SEAといった男性ロックバンドの楽曲にも挑んでいて侮れないところはあるが…。まあさすがにこれらはイメージが違いすぎて、普通に歌えているけどやっぱ向き不向きはあるよね…っていう。「HOWEVER」なんかやけに低いところで歌っているなと思ったけど終盤の最高音で無理が生じないようなところで合わせているせいなのかもしれない。
復帰から1年、そろそろいい加減新曲を…というところはあるけど、今作では歌手としてのステップアップのための新たな挑戦という意味合いを加えたことで次なる新作に向けては意義のありそうなカバー作品になり、単なる第2弾にはとどまらないところもある1作にはなったと思う。次も新作出なくて20周年ベストになったけどな
あと前作でMARCのラップを亡き者にしたくせに、「ROSIER」のJが担当していた英語ラップ(?)喋り(?)部分は華原本人ではない別のコーラスシンガーを呼んでしっかり再現している。MARCとJ、どこで差がついたのか…。
初回盤DVD付 通常盤 1&2 Special Limited Edition UHQCD
印象度★★★★☆
2018.4.9更新