20200101
No | タイトル | Written by | 編曲 | 備考 |
1 | Prologue(feat.TeddyLoid&たなか) | TeddyLoid,Tanaka,Shingo | TeddyLoid | 3rd配信シングル |
2 | Trap | WTM,Shingo | 2nd配信シングル | |
3 | Metropolis(feat.WONK) | WONK,Yanosuke,Shingo | ||
4 | welp(feat.須田景凪) | 須田景凪 | 須田景凪 | |
5 | I'm so tired(feat.氣志團) | 綾小路翔,Takeshi Kiuchi,Shingo | 竹上良成 | |
6 | ビジネスはパーフェクト(feat.スチャダラパー) | M.KOSHIMA,Y.Matsumoto,S.Matsumoto,Shingo | ||
7 | Neo(feat.yahyel) | yahyel,Shingo | ||
8 | 嫌気がさすほど愛してる(feat.KREVA) | KREVA,Shingo | ||
9 | OKAY(feat.SALU) | SALU,Chiaki Zulu,Shingo | ||
10 | 10% | HIRO,Naruhiro Gompa,Shingo | 1st配信シングル | |
11 | Now & Forever(feat.SONPUB&向井太一) | SONPUB,向井太一,CELSIOR COUPE,Shingo | ||
12 | FUTURE WORLD(feat.BiSH) | 松隈健太,J×S×K,Shingo | SCRAMBLES | 4th配信シングル |
Vocal Arrangement:Tanaka(1)
Strings Arrangement:門脇大輔(12)
リリースデータ
2020年1月1日 | 初登場3位、最高1位 | 売上7.8万枚 | WAI WAI Producer:香取慎吾 | ワーナー |
香取慎吾1stアルバム。タイトルは発売日をそのまま表記したものだが20200101にNI WA NI WA WA I WA Iとルビが振られておりニワニワワイワイと読む。SMAP時代にコラボ(香取慎吾&原由子、The MONSTERS)、キャラ名義(慎吾ママ、ハットリくん、両さん)でのソロシングルは多数リリースしていたが、ソロでのアルバムは両さん名義でのミニアルバム『こち亀2011 両さんソングブック』以来となり、フルアルバム及び香取慎吾の単独ソロ名義では初のCD作品。SMAP解散後、新しい地図として音楽活動を継続し、草g剛とのSingTuyo名義での配信リリースも行っていたが、2019年10月1日、消費税10%の試行開始日に突如配信シングル「10%」をリリースして単独ソロデビュー。11月1日に2nd「Trap」配信と同時に今作の発売を告知、11月22日に「Prologue(feat.TeddyLoid&たなか)」、12月24日に「FUTURE WORLD(feat.BiSH)」が先行配信され、これら4曲全てが初CD化となった。また新しい地図関連はここまで配信のみで楽曲を発表していたため、今作が初のCD作品となった。元旦発売だったが年内に早く入荷されて販売されていたため本来登場しないはずの前週に初登場3位を記録、翌週に1位へ浮上した。
初回限定・観るBANG!は「Trap」「FUTURE
WORLD(feat.BiSH)」のMVを収録したDVD付。
初回限定・GOLD BANG!は13曲目にボーナストラック「10%(小西康陽remix)」追加収録。
通常BANG!はCDのみ。3種全て"盤"ではなく"BANG!"と表記しているが、これはSMAP時代の05年のアルバム『SAMPLE
BANG!』を踏襲しているものと思われる。
SMAPやキャラソンの香取慎吾しか知らなければ今作はかなり意外で方向性が違うように感じられるかもしれないが、SMAPでのソロ曲の後半は洋楽志向の楽曲を連投していて、キャラソンイメージとは異なる本人の本来の音楽の趣味も垣間見えていた。今作に関してはやはりこういうのが好きなんだなという感じ。ベテランもいるが新鋭のトラックメイカーを積極起用していくスタイルはSMAP時代の飯島美智マネージャーの手腕と香取慎吾の人脈・志向がうまく合わさっての賜物だろうか。やたらとフューチャーが多いがShingo名義での共作も多い。ただ作詞作曲ではなくWritten by表記なので、作詞なのか作曲なのかどこまで関与しているのかは不明。ただ参加した全曲でShingoがクレジット最後になっているので少なくとも曲のモチーフを用意したとか、自作した曲に手を入れてもらったというよりかは作者それぞれが用意した曲に意見を入れてもらったとかそういった感じの共作なんじゃないかと思う。
完全にトラックメイカー寄りの楽曲が並んでいて、中にはトラックメイカーすぎてイマイチ良さが見えない曲もあるにはあったが、大半の曲はある程度のキャッチーさもあるので、個人的にもトラックメイカー系の作風の中ではかなり聞きやすい1作ではあった。歌詞の一部で垣間見えるSMAPからソロへの思い、ジャニーズから独立しての自由さは滲み出ていると思う。何より香取慎吾の伸びやかな歌声はSMAP時代から2番目に好印象(1番はシンガー中居)だったので、好んで聞かない路線ではあったが思っていたよりは楽しめた。ただこの方向性なら『西遊記』繋がりで親交があってソロ曲提供もSMAP時代に実現していたMONKEY MAJIKは参加してほしかったなぁ…。
初回限定・観るBANG!(DVD付) 初回限定・GOLD BANG! 通常BANG!
印象度★★★☆☆
2020.3.1更新