IGNITE
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | GO AHEAD | KOMU | 秋浦智裕 | CHOKKAKU | |
2 | Fly like a ROCKET | TEEDA(BACK-ON) | MiNE,島田篤, Albin Nordqvist |
吉岡たく | |
3 | 甘い渇き | 栗原悠希 | 栗原悠希 | 清水哲平 | |
4 | ハロハロ | Ami | Josef Melin | Josef Melin | |
5 | A MUSEUM | 島田篤 | Jimmy Claeson, Kota Sahara |
Kota Sahara, Yasutaka Mizuhara |
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6 | 百花繚乱 | 山本玲史 | 山本玲史 | 久下真音 | 上田ソロ |
7 | アブストラクト | 中丸雄一,BUBBLES | Scott Kingston, BUBBLES, Wang Kengwoo |
Wang Kengwoo | 中丸ソロ |
8 | CAN'T CRY | 佐藤千亜妃 | 佐藤千亜妃 | 須藤優 | 亀梨ソロ |
9 | 僕らなら! | 宮崎誠 | 宮崎誠 | 佐藤カズキ(SCRAMBLES) | |
10 | Diamond Sky | Jovette Rivera, Maiko Kawabe Rivera |
Tommy Clint, 坂室賢一 |
坂室賢一 | |
11 | Reflect Night | miyakei | 川口進, Christofer Erixon |
清水哲平 | |
12 | クロサンドラ | Takahiro Uchisawa | 都志見隆,川口進 | 石塚知生 | |
13 | DANGER | RUCCA | STEVEN LEE, Christofer Erixon |
倉内達矢 | |
通常盤のみ | |||||
14 | We are KAT-TUN | 中丸雄一 | SHIBU,内野歩 | TeddyLoid |
Rap Lyrics:上田竜也(1)
String Arrangement:佐藤泰将(8)
リリースデータ
2019年7月31日 | 初登場1位 | 売上11.7万枚 | Producer:JULIE K. | J Storm |
メンバー
亀梨和也 |
上田竜也 |
中丸雄一 |
KAT-TUN9thアルバム。前作から1年ぶり。前作以降シングルリリースは無く全曲新曲で構成されている。KAT-TUNとしてのシングル発売は無かったが5月に亀梨和也がシングル「Rain」でソロデビューしていた。しかし継続してのソロ活動にはならず、そこから2ヶ月で今作が発売された。今作を引っ提げてのツアーが8〜9月に行われた。
初回限定盤1は全13曲で「DANGER」ビデオクリップ&メイキング収録DVD付、スペシャルパッケージ仕様、52P歌詞フォトブックレット仕様。
初回限定盤2は全13曲で「GO
AHEAD」ビデオクリップ収録DVD付、スペシャルパッケージ仕様、24P歌詞ブックレット仕様、ポスター封入。
通常盤は「We are KAT-TUN」追加収録の14曲、32P歌詞ブックレット仕様。今回は通常盤のみで全曲揃う仕様となっているので聞いたのは通常盤のみ。
前作から1年でシングルも無しでリリースされた今作だが3人になっても立ち止まらないというスピード感を意識したのか、3人体制での楽曲を増やして3人のKAT-TUNをより確固たるものとしたい意向があったのかは不明。その前に何故に今更亀梨ソロデビューがあったのかも謎だが、タイミング的には今作の先行シングルをKAT-TUNで出すようなタイミングだったのでは…。結果、シングルなしでのアルバムとなったが、ここまでキャリアを重ねてアルバムリリースペースも落ち着いていたのでかなり早いリリースだったと思う。
JOKER離脱後、ラップは封印するとも一時発言していたが、今作では上田竜也がラップ担当として本格的に開花した事でラップの比重が再度増した。ライブでは観客を舞台に上げてのラップバトルを展開したという自身のソロ曲は提供曲だが、1曲目「GO AHEAD」ではJOKER氏以来となる自身でラップ詞を書き下ろす事にも挑戦。3人での再始動シングル『Ask Yourself』通常盤のみC/Wでリメイクした「Real Face#2」では新たなラップパートを作ってラップしていたので、ラップを完全に封印していたわけではないが、JOKERの脱退で1度は封印したラップを本格的に背負うというのはかなりの覚悟が必要だったのではないかと思う。しかし今作では早くも堂々たるラップを披露、尖った雰囲気のキャラクターにもハマっていて違和感が無い。
一方でラップ導入に伴って全体に攻撃性、非メロディーな部分が増えたので、KAT-TUNらしいハードさは戻しつつも単純に前作よりもいいメロディーが減ってしまったなという感じはある。ハードといってもほとんど打ち込みなのでデジタル色は増していて前作のような凝った感じのオシャレさはあまり感じられないし…。マニアックというほどではないがシングルも完全にゼロでシングルになるような曲も無いのでとっつきにくさも増してしまい、今作に関してはかなりファン向けの色合いが強くなったかなとは思う。前作の大人な方向性を加味した感じで進化していくのかと思ったけどこれだったら前作の方が好みの方向性だったなぁ…。
通常盤の「We are KAT-TUN」だけは毛色が異なっていてライブあるあるをぶち込んだ楽曲。比較的クールに歌い上げているメインメロディーに対してバックのガヤのノリはとんでもないハイテンションになっていてギャップが面白い。
印象度★★★☆☆
2020.9.5更新