楔-kusabi-

No No No タイトル 作詞 作曲 編曲 備考
緑=初回限定盤1青=初回限定盤2、通=通常盤
1 1 1 楔-kusabi- RUCCA イワツボコーダイ,
Kinboom
DREADSTORE COWBOY  
2 2 2 GIMME LUV KAHLUA ROCK STONE,
STEVEN LEE,
JIMMY RICHARD
DREADSTORE COWBOY,
STEVEN LEE
 
3 3 3 ON&ON NOYCE' King of slick,Laika Leon King of slick  
4 4 4 FIRE and ICE FOREST YOUNG STEVEN LEE,
Sebastian Thott,
Didrik Thott
STEVEN LEE  
5     僕なりの恋 イワツボコーダイ イワツボコーダイ Billy Marx Jr.,
イワツボコーダイ
初回限定盤1のみ
6     MONSTER NIGHT 上田竜也,
Masami Okaza
RAT-0124 RAT-0124 初回限定盤1のみ 上田竜也ソロ
  5   FANTASTIC PLANET ORI Simon Janlov,SHIROSE 鈴木雅也 初回限定盤2のみ
    5 BLESS RUCCA Yannis Constantinou,
Kevin Charge,
Claire Rodrigues
Kevin Charge 通常盤のみ
    6 4U 25→graffiti STEVEN LEE,
JIMMY RICHARD
Pieni tonttu 通常盤のみ
    7 PHOENIX Maiko Kawabe Rivera Maiko Kawabe Rivera Maiko Kawabe Rivera 通常盤のみ
    8 楔-kusabi-(オリジナル・カラオケ)       通常盤のみ カラオケ
    9 GIMME LUV(オリジナル・カラオケ)       通常盤のみ カラオケ

Strings Arranged by TWENTY FORTY(1)、RAT-0124(MONSTER NIGHT)、Maiko Kawabe Rivera,Billy Marx Jr.(PHOENIX)

初回限定盤1DVD
楔-kusabi-(ビデオ・クリップ+メイキング)
MONSTER NIGHT(ビデオ・クリップ)

初回限定盤2DVD
GIMME LUV(ビデオ・クリップ)

リリースデータ

2013年11月27日 初登場1位 売上19.2万枚 Producer:Julie K. J-One Records

メンバー

亀梨和也
田口淳之介
上田竜也
中丸雄一

KAT-TUNミニアルバム。前作から1年9ヵ月ぶり。前作以降シングル4枚をリリースしていたが、2013年10月9日に突如ジャニーズ事務所が度重なるルール違反行為があったとして9月30日付で田中聖の専属契約解除をしたと発表、田中聖が強制的にKAT-TUN脱退となってしまった。この時点で10月21日より放送開始予定の中丸雄一主演の深夜ドラマ『変身インタビュアーの憂鬱』の主題歌をKAT-TUNが手掛ける事は発表されていたが、直後に主題歌が「楔-kusabi-」で、この曲をシングルではなく4人で最初の作品となるミニアルバム形態で発売する事が発表された。共通収録枠は4曲目までで、3種で5曲目以降の収録内容が異なる

初回限定盤1は共通4曲+追加2曲の6曲仕様、「楔-kusabi-」のビデオクリップとメイキング、上田ソロの「MONSTER NIGHT」ビデオクリップを収録したDVD付。ジャケットとCDレーベル面が緑色になっている。
初回限定盤2は共通4曲+追加1曲の5曲仕様、「GIMME LUV」ビデオクリップを収録したDVD付。ジャケットとCDレーベル面が青色になっている。
通常盤は共通4曲+追加3曲+カラオケ2曲の9曲仕様。ジャケットやCDレーベル面が緑と青のちょうど中間くらいの色になっている。

 

タイミング的にはシングルが4作溜まっていたので次のフルアルバムと1年以上行っていなかったツアーの準備をしていてもおかしくない時期だったが、田中解雇により大幅に予定が変更されてのイレギュラーな1作になったと思われる。「楔-kusabi-」を表題曲としたシングルを出してからフルアルバムを出す予定だったのが変更になったのかは分からないが、ソロが何故か上田1人だけだったり不自然な点もあり、既に5人でレコーディングが進んでいた場合は単に歌い直せばいいだけではなく、JOKERによるラップパートの問題があるので、ラップパートがあった場合は削除して作り直す手間が生じるが、しかし中丸主演ドラマのタイアップは迫っていたわけで、それで今出せる曲だけまとめてこうなったのかなぁ…とは思う。

「楔-kusabi-」を中心としたシングル作品に近い内容ではあるけど、シングルよりは豪華編成な作品。田中脱退により彼が一手に手掛けていたラップパートの封印を宣言した事で、今作はラップなしの新生KAT-TUNを印象付ける最初の1作にもなっている。とはいえ前作時に既にラップは激減しており、ロックテイストから打ち込み中心の作風に転換しつつあったので、そこまで急にラップが消え去った感じはしないし、路線が急に変わった感じも思ったほどしなかった。どうしても分かりやすいキャッチーさとかには欠けてしまうところもあるが、スタイリッシュで歌メロというよりも歌も含めたトラックがカッコいいダンスナンバーが並んでいるといった感じか。

ソロ曲が1人だけでしかもPV制作曲という破格待遇は謎だが、上田のソロ曲は完全にハロウィンパーティーなノリの1曲。PVではモンスターの首領として仮装した狼風の上田が君臨しているような内容になっていて、これは確かに映像も含めて楽しませる曲ではある。ただハロウィンは1ヶ月ほど前に過ぎ去ってしまっていて何故今これを…?と思ってしまうところもある。

楔-kusabi-(初回限定盤1)(DVD付)  楔-kusabi-(初回限定盤2)(DVD付)  楔-kusabi-(通常盤)通常盤 

印象度★★★☆☆

2019.9.9更新

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