川本真琴
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | 10分前 | 川本真琴 | 川本真琴 | 石川鉄男 | |
2 | 愛の才能(ALBUM VERSION) | 川本真琴 | 岡村靖幸 | 岡村靖幸 | 1stシングル 最高17位 売上33.5万枚 |
3 | STONE | 川本真琴 | 川本真琴 | 石川鉄男 | |
4 | DNA | 川本真琴 | 川本真琴 | 石川鉄男 | 2ndシングル 最高8位 売上33.7万枚 |
5 | EDGE | 川本真琴 | 川本真琴 | 石川鉄男 | |
6 | タイムマシーン | 川本真琴 | 川本真琴 | 石川鉄男 | |
7 | やきそばパン | 川本真琴 | 川本真琴 | 石川鉄男 | |
8 | LOVE & LUNA | 川本真琴 | 川本真琴 | 石川鉄男 | 2ndシングルC/W |
9 | ひまわり | 川本真琴 | 川本真琴 | 石川鉄男 | |
10 | 1/2 | 川本真琴 | 川本真琴 | 石川鉄男 | 3rdシングル 最高2位 売上73.1万枚 |
リリースデータ
1997年6月25日 2014年7月16日(リマスター盤) |
初登場1位 初登場131位 |
売上103.0万枚 売上0.06万枚 |
Produced by 石川鉄男(except 2)、岡村靖幸(2) | ソニー |
川本真琴1stアルバム。96年5月に「愛の才能」でデビュー。このデビュー作のみ岡村靖幸の作編曲プロデュースだったが、以降(厳密には1stシングルC/W)は自身の作詞作曲に石川鉄男の編曲プロデュースという制作体制になった。TVでは本人がアコースティックギターを弾きながらパフォーマンスしていたが、元々ピアノは弾けたがギターは弾けず猛練習することになったと語っており、今作のレコーディングにおいてはボーカルのみで楽器演奏はしていない(ギターは大半の曲を佐橋佳幸、そして小倉博和が担当)。「STONES」は演奏にSparks Go Goを起用している。「愛の才能」が早速上昇型ロングヒットを記録し、続く「DNA」で初のトップ10入り、「1/2」はアニメ『るろうに剣心』OPタイアップとなり、シングル最大のヒットを記録。今作では初(にして唯一)の1位を獲得し、ミリオンヒットを記録した。2014年には本人監修の元で2ndアルバムと共にBlu-spec CD 2仕様によるリマスター盤が発売された。リマスターは当時と同じ田中一三が担当している。リマスター盤の初回盤は三方背BOX仕様で、別冊で1曲ごとの本人書下ろしエッセイが付属する。入手したのはリマスター盤。
アコギをジャカジャカしながらまくしてたてるような早口歌唱で歌詞もいったい何を歌っているのかイマイチ良く分からず、かなり個性的かつ不思議ちゃん。シングル以外にシングルのようなキャッチーさを持った曲はそんなにないんだけど、リズミカルなノリの良さからポップソングとしてするっと聞けてしまうという不思議な魅力に溢れた他に見当たらないオンリーワンな1枚。実際にはソニーの指示の元で売れ線を目指してそれなりに戦略的にプロデュースされた作品だったようだけど(見せ方1つ取っても当時ギターのイメージを強く印象付けられたけど本人弾けなかったっていうし…)、そのままだとどう考えてもとっ散らかっていたであろう才能を的確なアレンジでヒットチューンに仕上げていく上で石川鉄男の手腕もかなり大きかったんじゃないかと思う。
印象度★★★★☆