THE CAN
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 備考 |
1 | THE CAN(KICK THE CAN) | MCU,LITTLE,KREVA | MCU,LITTLE,KREVA | |
2 | YEAH! アガってこうぜ | MCU,LITTLE,KREVA | MCU,LITTLE,KREVA | |
3 | We don't Get Down | MCU,LITTLE,KREVA | MCU,LITTLE,KREVA | |
4 | 準備 | MCU,LITTLE,KREVA | MCU,LITTLE,KREVA | |
5 | トライは無料 | MCU,LITTLE,KREVA | MCU,LITTLE,KREVA | |
6 | カンヅメ | MCU,LITTLE,KREVA | MCU,LITTLE,KREVA | |
7 | Playground | MCU,LITTLE,KREVA | MCU,LITTLE,KREVA | |
8 | 今こそ寄ってこい feat. RYO the SKYWALKER & NG HEAD |
MCU,LITTLE,KREVA, RYO the SKYWALKER, NG HEAD |
MCU,LITTLE,KREVA | |
9 | Boots | MCU,LITTLE,KREVA | MCU,LITTLE,KREVA | 2/2配信シングル |
10 | 玄関 | MCU,LITTLE,KREVA | MCU,LITTLE,KREVA | |
11 | 住所 feat. 岡村靖幸(Extended Ver.) | MCU,LITTLE,KREVA, 岡村靖幸 |
MCU,LITTLE,KREVA | 16thシングル 最高19位 売上0.7万枚 |
リリースデータ
2022年3月30日 | 初登場19位 | 売上0.4万枚 | Produced by KREVA 11 Produced by KREVA&蔦谷好位置 |
SPEEDSTAR RECORDS(ビクター) |
メンバー
MCU |
LITTLE |
KREVA |
KICK THE CAN CREW5thアルバム。前作から4年7ヶ月ぶり。13年8ヶ月ぶりの復活作となった前作以降、2018年にシングル「住所 feat. 岡村靖幸」リリース以降は活動が途絶えていて各自ソロ活動に戻っていたが、22年2月に「Boots」が配信シングルとして発表されて今作の発売も告知された。ジャケットはメンバーの身長差を模したオリジナル缶を並べた手描きのイラスト。公式に"写真としか思えない“手描き”のアルバムジャケット"と紹介されている。完全生産限定盤は「Boots」「住所 feat. 岡村靖幸」のMVと「Boots」メイキングを収録したBlu-ray付がA、DVD付がBの2種。通常盤はCDのみ。Blu-ray/DVDには未収録だが、発売日に「THE CAN(KICK THE CAN)」のMVがYouTubeで公開された。復活で話題となった前作は数万枚の売上を記録したが今作は大不振となり、2018年のシングルも大幅に下回る3000枚台の初動となり、トップ20入りギリギリとなった。メジャーデビュー以降ベスト盤含めて6作目にして初のトップ10落ちとなる。
「住所 feat. 岡村靖幸」リリース以降、月1か3ヶ月に1回かは分からないが3人で集まって曲作りは進めていこうという話になっていたものの、新コロ騒動により一時停止となっていた事が語られている。また今作ではトラック制作だけでなくレコーディングも全てKREVAが手掛けていると語られている。また普段の制作過程も語られており、基本的にトラックは全てKREVA制作だが3人それぞれのラップパートは各自が書き、リモートではなく必ず3人集まって制作を進めている事や、サビ部分は3人で書いている事が改めて説明されている(トラック制作プロデュースはKREVA単独だが各自が自分のラップを書いている作詞だけでなく、作曲も必ず3人名義なのはサビを3人で考えているからと思われる)。
復活作となった前作から大きな変化は感じられず、概ねいつものKICK THE CAN CREWといった感じ。そこそこ好印象ではあるが、なんというか横一線でとにかく感想が出てこない。以前はもう少しトラックにしてもサビにしてもインパクトがあって聞き込める部分があったように思うが…これは今回はKREVAがほぼ1人で録音まで手掛けたのが影響しているのだろうか。インタビューで序盤の曲がまるで生バンドのように聞こえるとインタビュアーが言ってKREVAが全部打ち込みで今は打ち込みでこれくらいは出来るなどと説明していたが、少なくとも今作で生バンドだと思うほどバンドっぽいサウンドの曲は無く、普通に1人オケ制作っぽいし、以前のサンプリング音源のほうがもっとバンドっぽいのなかったっけ…。インタビューで語られているように曲作りを進めていってその結果溜まった楽曲をまとめたというまさにそのまんまな感じ。先行シングルとして配信された「Boots」や時期が異なる「住所」には割とメロウな部分もあって今作の中では印象的だっただけにもう少し期待していたのだが…。もう少し馴染めば印象変わるかとも思ったが何度か聞いてもそこそこなノリのままそれが40分続いてそのまま終わってしまう横一線な印象のまま変わらなかった。
完全生産限定盤A(Blu-ray付) 完全生産限定盤B(DVD付) 通常盤
印象度★★★☆☆
2022.5.1更新
※今作はAmazon Musicのみで視聴したためCD(ブックレット)を手に取っていません。作詞作曲表記はwiki参照、KREVAが録音まで1人で担当した等の情報は本人インタビュー参照です。