木梨ファンク〜NORI NORI NO-RI〜

No タイトル 作詞 作曲
1 GG STAND UP!!(feat. 松本孝弘) 木梨憲武・EQ EQ
2 Laughing Days H.U.B. Josef Melin
3 チョイ前Love feat. 藤井フミヤ 藤井フミヤ Josef Melin・MUSOH
4 I LOVE YOUだもんで。 木梨憲武 HIRO・UTA

リリースデータ

2019年10月24日 配信限定(DL/STR) 30位圏外 ユニバーサル

木梨憲武1stEP。配信限定とんねるず野猿以外にも憲三郎&ジョージ山本木梨憲武+忌野清志郎あじさい藤井フミヤ&憲武とヒロミ…など様々な歌手活動を行っていたが完全な単独名義は初で今作がソロデビュー作となる。9月15日に出演したフェス『氣志團万博2019』でソロデビューが発表された。配信デイリーチャートで6冠獲得(iTunesアルバムランキング総合1位、iTunesアルバムランキングJ-POP1位、レコチョク・アルバムランキングデイリー1位、レコチョク・ハイレゾアルバムランキングデイリー1位、Amazonランキングアルバム人気度ランキング1位、dwango.jpアルバム・デイリーダウンロードランキング1位)とされたが、O社デジタルアルバム週間ランキングでは30位圏外(30位ボーダーがおおよそ300程度なのでそれ以下)となり、単曲でも30位圏外となった。また11月2日にはアルバムCD『木梨ファンク ザ・ベスト』を12月11日に発売決定と告知、4曲全てがCD化され収録されると発表された。

松本孝弘や藤井フミヤの参加も豪華だが、タイトル通りに作風はファンク、ディスコ調のノリのいいもの。「GG STAND UP!!」は歌詞が中高年の健康問題をテーマにしていてわざと崩して歌っているのでさらっと聞くとなんかカッコいいんだけどいざ歌詞として見るとなかなか凄い。同じくノリのいい「Laughing Days」、歌謡曲風の「チョイ前Love feat. 藤井フミヤ」もそれぞれいいけど、最後に収録されている「I LOVE YOUだもんで。」は木梨流ラブソング。本当にそのまま"成美さん"と妻の名前を連呼していて(妻は女優の安田成美)ふざけながらも愛情を示す姿勢には驚いた。芸人らしいエンターテイメント性とどこか常に自由でマイペースな木梨憲武という人の人間性が滲み出ているような不思議な魅力の4曲。

とんねるず自体は「みなさんのおかげです」「みなさんのおかげでした」や生ダラなんかは子供の頃に見ていたけど、『うたばん』の影響で相方の石橋貴明の豪快なキャラクターの方が印象深く、木木梨憲武というと物凄く幼い頃にやっていたコーナーの仮面ノリダーのおぼろげな記憶くらいしかなく、あまりこれといった印象が無かった。好感度的には偉そうな態度が目に付く石橋に対して木梨は偉ぶったりはせずにしっかり面白い人というざっくりしたイメージではあったけど、役者業もあまり見たことが無かった。音楽自体も憲三郎&ジョージ山本でなんかサブちゃんのコスプレみたいな格好して紅白にまで出ていたのはなんとなく覚えているがちゃんと聞いていたのは野猿以降でとんねるずとして歌手活動していたのはリアルタイムではなかったのでガラガラヘビくらいしか分からない。単純に野猿で聞いていた歌声では石橋より木梨の方が安定していていい声をしているなとは思っていた程度。このソロデビューで改めて木梨流のセンスの良さを感じた。

木梨ファンク〜NORI NORI NO-RI〜配信限定  

印象度★★★★☆

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