CEREMONY

No タイトル 作詞 作曲 編曲 備考
1 開会式   常田大希 King Gnu Instrumental
2 どろん 常田大希 常田大希 King Gnu  
3 Teenage Forever 常田大希 常田大希 King Gnu 先行配信
4 ユーモア 常田大希 常田大希 King Gnu  
5 白日 常田大希 常田大希 King Gnu 2nd配信シングル
6 幕間   常田大希 King Gnu Instrumental
7 飛行艇 常田大希 常田大希 King Gnu 3rd配信シングル
8 小さな惑星 常田大希 常田大希 King Gnu  
9 Overflow 常田大希 常田大希 King Gnu 家入レオへ提供 セルフカバー
10 常田大希 常田大希 King Gnu 4th配信シングル
11 壇上 常田大希 常田大希 King Gnu  
12 閉会式   常田大希 King Gnu Instrumental

リリースデータ

2020年1月15日
2020年12月2日(LP)
初登場1位 売上48.0万枚 Ariola Japan

メンバー

Drums 勢喜遊
Bass 新井和輝
Guitar/Piano/Cello/Contrabass/Programming&Vocal 常田大希
Vocal 井口理

King Gnu3rdアルバム。前作から1年ぶり。シングルCDの発売は無かったが、配信でリリースした3曲を初CD化で収録。「Teenage Forever」は12月に先行配信され、発売前にMVが公開されるなどリード曲として扱われた。「どろん」は映画『スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼』主題歌に起用されており、映画公開に合わせて2月にMVが公開された。「Overflow」は家入レオへの提供曲のセルフカバー。初回盤は『King Gnu One-Man Live Tour 2019 “Sympa” 2019. 04. 12 STUDIO COAST』を収録したライブBlu-ray付。DVD付での発売は無い。12月に旧作と共にLPで発売されたが、今作のみCDと合算集計された。

「白日」が配信・ストリーミングで大ヒットを記録して2019年の紅白歌合戦にも出場。注目の中で発売された今作は初動だけでこの時点での前作売上を2倍以上上回る20万枚を突破し、初の1位を獲得、同じ2019年ブレイクで2019年10月にリリースされていたOfficial髭男dism『Traveler』を上回る大ヒットとなった。

前作同様に最初と真ん中と最後にインストを配置した構成でストリーミング時代に適応しているとされる曲の短さも変わらず今回も36分48秒(前作は35分)。いきものがかりやコブクロのフルボリュームなアルバムを聞く間に前作も今作もマジで2回聞けると考えると改めてなんか凄いな…。時代が移り変わっている事を感じさせるが00年代以降正直全体に長くなっていく一方だったのでこんなにあっさり時代が変わるとは思わなかった。ストリーミングで大ヒットしていたのは「白日」だけが突出して年間上位に入っているような感じだったが、「飛行艇」や「傘」も別にヒットしてないわけではなかったし、リード曲としてMVも話題になった「Teenage Forever」や映画タイアップがついた「どろん」などなんだかんだ「白日」だけしか知らないと思っていたら知らずにどっかで耳にしていた曲は多かった。前作は本当に1曲も知らずに聞いたので、だいぶ街に浸透してきているんだなというのを実感した。

そういったところもあるにはあるけど、雰囲気カッコいいイメージはそのままに今作の方がメロディーの強さ含めて引っかかりやすい曲が増えたような印象もある。雰囲気カッコいい雰囲気オシャレとかわざとアホっぽく連呼して間奏を埋めた前作は正直そういった雰囲気的な全体印象しか残らなかったが、今作は曲単位でも印象に残ってきた。前提としてそもそもあまり好みではないボーカルのタイプ(裏声連発の井口ボーカル+素人風の低音地声ボイスの常田ボーカルというツイン体制)であるにも関わらずそれでもいいと思えてきたのは個人的にも意外だったがそれだけ勢いがあるアルバムだと感じた。

CEREMONY (初回生産限定盤) (Blu-ray Disc付)初回盤Blu-ray付   CEREMONY (通常盤)通常盤 

印象度★★★★☆

2020.4.26更新

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