Ballad Selection(通常盤)
No | タイトル | 作詩 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | 愛のかたまり(M album Ver.) | 堂本剛 | 堂本光一 | 武部聡志 | 14thアルバム『M album』通常盤のみ収録Ver. 13thシングル『Hey! みんな元気かい?』C/W |
2 | むくのはね | 玉置浩二 | 玉置浩二 | 吉田建 | 13thアルバム『L album』収録曲 |
3 | 雪白の月 | Satomi | 松本良喜 | 十川ともじ | 22ndシングル『SNOW! SNOW! SNOW!』通常盤のみC/W |
4 | 青の時代 | canna | canna | 新川博 | 4thシングル両A面曲 最高1位 売上115.9万枚 |
5 | 薄荷キャンディー | 松本隆 | Fredric Hult,Ola Larsson, Oystein Grindheim,Henning Hartung |
18thシングル 最高1位 売上38.8万枚 | |
6 | Anniversary | Satomi | 織田哲郎 | 家原正樹 | 20thシングル 最高1位 売上52.6万枚 |
7 | Family〜ひとつになること | 堂本剛 | 堂本光一 | 吉田建 | 30thシングル 最高1位 売上19.1万枚 |
8 | いのちの最後のひとしずく | 山下達郎 | 山下達郎 | 船山基紀 | 12thアルバム『K album』収録曲 |
9 | Love is...〜いつもそこに君がいたから〜 | 成海カズト | 成海カズト | garamonn | 9thアルバム『I album-iD-』通常盤のみ収録曲 |
10 | もう君以外愛せない | 周水(canna) | 周水(canna) | 重実徹 | 10thシングル両A面曲 |
11 | to Heart | 久保田洋司, E.komatsu |
宮崎歩 | CHOKKAKU | 8thシングル両A面曲 |
12 | 停電の夜には-On the night of a blackout- | 秋元康 | Mats MP Persson, Christer schill |
Mats MP Persson | 7thアルバム『G Album-24/7-』収録曲 |
13 | 銀色 暗号 | 堂本剛 | 堂本光一 | 吉田建 | 10thアルバム『Φ』収録曲 |
14 | White Avenue | 伊沢麻未 | 伊沢麻未 | sugarbeans | 新曲 通常盤のみ収録 |
15 | 道は手ずから夢の花(20th Anniversary Ver.) | 安藤裕子 | 安藤裕子 | 武部聡志 | 37thシングル リアレンジ 通常盤のみ収録 |
コーラスアレンジ:ko-saku(2)、松下誠(4)、三谷泰弘(5,12)、高尾直樹(8)、伊沢麻未(14)
ストリングスアレンジ:佐藤泰将(2)、旭純(7)
リリースデータ
2017年1月6日 | 初登場1位 | 売上15.9万枚 | Produced by KinKi Kids Co-Produced by 堂島孝平 |
ジャニーズエンターテイメント |
メンバー
堂本光一 |
堂本剛 |
KinKi Kidsバラードベストアルバム。07年の『39』以来となる通算4作目のベストアルバム。これまでの全曲からバラードのみを厳選収録。初回盤は13曲入りでメッセージ付ジュエリーBOX仕様、通常盤には新曲「White Avenue」とこの時点での最新シングル「道は手ずから夢の花」のリアレンジ(アレンジャー変更)の2曲を追加収録。オリジナルアルバムでは通常盤における追加収録は『H album-H・A・N・D-』以降常態化しているが、ベストアルバムにおいて新曲や新録曲が通常盤にしか収録されていないというのは初となる。『N album』に続いて今作でも共同プロデューサーとして堂島孝平がクレジットされている。リマスターは柴晃浩が担当。
2016年12月31日に初の紅白出場を果たしてデビュー曲「硝子の少年」を歌唱。1年前から前倒しで始めていた20周年展開だったがいよいよ本当の20周年を迎える2017年に突入、10年ぶりのオールタイムベストがデビューに合わせた7月頃に向けてリリースされるだろうと予想される中で年明け早々にまさかのバラードベスト。当然紅白で歌ったばかりの「硝子の少年」は入っていない…というファンに向けてるのか世間に向けてるのか、むしろどっちにも向いてないような謎タイミングの企画作。
注目が集まっているこのタイミングでKinKi Kidsの歌により焦点を当てたかったのかは良く分からないが、選曲がどうにも中途半端。初期のヒット曲から知られていないアルバム曲までバランス良く収録されてはいるものの、07年のベスト盤『39』との被りが7曲(うち「愛のかたまり」は別アレンジ)と半分近く(初回盤だと半分以上)に及んでいる。被った曲は人気曲と思われ、これらを外してシングルの「永遠に」とか「変わったかたちの石」を筆頭にして被らないような選曲したところで今度はバラードベストを名乗っておいてなんでこの曲が入っているのに人気曲が入ってないんだ?という事にもなってくるし、難しいところか。ただ近年のKinKi Kidsは聞かせる系統の曲が非常に多く、「銀色 暗号」がバラード判定されるなら相当選曲広くできたようにも思うが…。
いい曲は並んでいるものの、個人的には他の曲調もあってこそKinKi Kidsのバラードは映えると思うので、バラードだけ並ぶとどうにも食傷気味。基本的にKinKi Kidsが好きなリスナーが改めてじっくりバラードの浸るためのアルバムといった趣き。ちょっとこの時期に出すには謎企画だったと思う。
印象度★★★☆☆
2017.5.17更新