G Album-24/7-
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | Bonnie Butterfly | 井手コウジ | 井手コウジ | 米光亮,井手コウジ | |
2 | 永遠のBLOODS(G-mix) | 浅田信一 | 堂島孝平 | ha-j | 16thシングル 最高1位 売上36.2万枚 |
3 | Destination | Gajin | Gajin | DANCE☆MAN | |
4 | 世界中のみんなで…。 | 周水 | 周水 | Fredrik Hult,Ola Larsson | |
5 | 黒い朝・白い夜 | 堂島孝平 | 堂島孝平 | 知野芳彦 | 剛ソロ |
6 | 消えない悲しみ 消せない記憶 | 堂本光一 | 堂本光一 | 佐藤泰将 | 光一ソロ |
7 | 薄荷キャンディー | 松本隆 | Fredric Hult,Ola Larsson, Oystein Grindheim, Henning Hartung |
Fredric Hult,Ola Larsson, Oystein Grindheim, Henning Hartung |
18thシングル 最高1位 売上38.8万枚 |
8 | Another Christmas | 久保田洋司 | Larry Forsberg, Sven-Inge Sjoberg, Lennart Wasttesson |
ha-j | |
9 | Virtual Reality | double S | 松本良喜 | 松本良喜 | 光一ソロ |
10 | ORANGE | 堂本剛 | 堂本剛 | 吉田建 | 剛ソロ |
11 | 停電の夜には-On the night of a blackout- | 秋元康 | Mats MP Persson, Christer schill |
Mats MP Persson | |
12 | どらごん・ろ〜ど | Satomi | 松本良喜 | 松本良喜 | |
13 | 心に夢を君には愛を | Satomi | 松本良喜 | 松本良喜 | 17thシングル 最高1位 売上30.1万枚 |
ストリングスアレンジ:村山達哉(2,12)、斎藤ネコ(10)
ブラスアレンジ:川松久芳(3)、下神竜哉(13)
コーラスアレンジ:知野芳彦(4,8)、三谷泰弘(7,11)
リリースデータ
2003年10月22日 | 初登場1位 | 売上32.4万枚 | Produced by KinKi Kids | ジャニーズエンターテイメント |
メンバー
堂本光一 |
堂本剛 |
KinKi Kids7thアルバム。前作から10ヵ月ぶり。初めてサブタイトルが付けられた。これは24時間7日間の意味に加えて、発売時点で2人が24歳で7枚目のオリジナルアルバムという意味も込められている。前作以降の3シングルが収録されたが、17th両A面だった「ギラ☆ギラ」は未収録。「永遠のBLOODS」のみミックス変更が施されている。またこれまでソロ曲は1曲ずつだったが今作では『B album』以降続いていた自作ソロ、『A album』以来となる提供ソロが2曲ずつ収録された。
シングル3作では初回盤は2曲+カラオケ2曲収録、通常盤はカラオケの代わりに新曲をもう1曲収録する全3曲というパターンで発売していた。今作は初回盤と通常盤ではジャケットとブックレットが違うのみで収録内容は同じとなっている。初回盤はジャケットに2人が登場していてブックレットのページ数が多い豪華仕様になっているが解説の記載は無い。通常盤はジャケットにメンバーが登場していないが、ブックレットのラストにメンバー解説が1曲ごとに記載(1曲ごとにどちらか1人が解説)されている。
国内に曲提供を依頼するよりコストが安く済む上にクオリティも高いとしてジャニーズがスウェーデンの音楽出版に目をつけて投資するようになった影響で、今作では一部の作編曲者に複数名の横文字が並んでいる。しかしKinKi Kidsとしてはあまりしっくりこなかったのか横文字連名作家の起用は若手中心となっていった。
前作で増えた自作はソロ1曲ずつに留まっているが、2人ともKinKi Kidsとしてどういう曲をやっていくかと考えた時に自作にこだわる事ではないと考えたのかもしれない。作風としては前作の延長で今作の方がよりクールによりKinKi Kidsらしいものを目指していったようなイメージ。年間3作のシングルリリースではPVを連作ドラマ形式にしたり、「薄荷キャンディー」は剛主演ドラマ『元カレ』主題歌となったり、なんだかんだこの辺りまではファン以外の耳にも届くような話題性はあり、楽曲もポップで聞きやすい。アルバムではアーティスティックな事をやりつつ、ポップなシングル3作でうまくバランスを取っている。1曲目がいきなり英語詞でクールなので発売当時はアーティスト路線まっしぐらだな…とくじけ、感想を書かず放置したがちゃんと聞けばまだまだ聞きやすい1作だ。
G album -24/7- (完全初回限定生産盤) 通常盤
印象度★★★★☆
2017.3.13更新