J album(通常盤)
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | スワンソング | 松本隆 | 瀬川浩平 | ha-j | 29thシングル 最高1位 売上18.7万枚 |
2 | 宝石をちりばめて | 久保田洋司 | 林田健司 | CHOKKAKU | |
3 | 足音 | 秋元康 | yamazo | 石塚知生 | |
4 | 約束 | 浅利進吾 | 加藤裕介 | 家原正樹/加藤裕介 | 28thシングル 最高1位 売上21.1万枚 |
5 | つばさ-little wing- | Satomi | 織田哲郎 | 家原正樹 | |
6 | walk on... | Gajin | 鈴木盛広 | 岩田雅之 | |
7 | Secret Code | Satomi | 井上日徳 | 井上日徳/堂島孝平 | 27thシングル 最高1位 売上22.5万枚 |
8 | 憂鬱と虹 | 村野直球 | 成海カズト | 石塚知生 | |
9 | I will | ma-saya | Quadraphonic | 岩田雅之 | |
10 | Missing | 新美香 | Anna Engh/ Fredrik“Figge”Bostrom |
CHOKKAKU | |
11 | 風のソネット | 浅田信一 | 大智 | 神坂享輔 | |
12 | 「愛について」の前奏インスト(47秒) 表記は無いが初回盤・通常盤共通収録 |
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extra track(通常盤のみ) | |||||
13 | 愛について | 紅茉來鈴 | 萩原和樹 | 安部潤 | 曲目では12曲目表記だが実際は13曲目収録 |
ストリングアレンジ:佐藤泰将(1)
コーラスアレンジ:松下誠(1,8)、ko-saku(2,7)、高橋哲也(4)、竹内浩明(10)
ブラスアレンジ:井上日徳/北原雅彦(7)
リリースデータ
2009年12月9日 | 初登場1位 | 売上20.8万枚 | Produced by KinKi Kids Co-Produced by 吉田建 |
ジャニーズエンターテイメント |
メンバー
堂本光一 |
堂本剛 |
KinKi Kids11thアルバム。2年1ヵ月ぶりのアルバム。前作以降の3シングルを収録。08年はシングル「Secret Code」1作のみのリリースで、初めてアルバムが1作もリリースされない年となった。タイトルは再びアルファベット順に戻った。また今作から『F album』以前と同様にサブタイトルの表記が無くなった。今作には初めてソロ曲が収録されず、今作以降ソロ曲が廃止された。また自作曲も収録されていない。共同プロデューサーとしてこれまでもアレンジャーとして参加した事のある吉田建がクレジットされているが、今作には直接アレンジを担当した楽曲は無い。初回盤はシングル3曲のPVとTV-SPOTを収録したDVD付。通常盤にはextra trackとして「愛について」が追加収録されている。初回盤は11曲、通常盤は12曲という表記になっているが実際には初回盤にも通常盤にも12曲目に47秒のインスト(「愛について」の前奏)が収録されているため、初回盤は12曲、通常盤は13曲収録されている。
KinKi Kids史上最高にクールでスタイリッシュかつ非キャッチ―だった前作から一転して、前作で大半を支配していたクールなナンバーが一掃され、ガラッと雰囲気が変わった。明るくポップな方向になったわけでも、バンド主体になったわけでもなく、打ち込み主体で基本的にはカッコいい系統の楽曲が並んでいるという点は変わらないが、極端なR&Bやら洋楽テイストが無くなったのでどの曲もメロディー主体になり、さらっと聞きやすくなった。感覚的には『F album』くらいのラインだろうか。編曲に一切参加していないのに吉田建が共同プロデューサーになったり、ソロ曲無し、自作無しで全部提供曲という制作方針の変更も影響したのかもしれない。前作でこのまま進むとさすがにしんどいと思ったので、今作での方向転換は個人的には大歓迎。また次回作以降さらに方向性が分かりやすく変わっていくので結果的には過渡期のような1作にもなったと思う。
今回の通常盤のみ収録曲「愛について」はextra track扱いされているが、これまでと異なり曲目表記と実際の曲目が異なり、前奏となるインストが分割されて12曲目に収録されているという謎仕様。なにせ初回盤に関しては「風のソネット」で終わったと思ったら何故か12曲目が存在し、ピアノインストが47秒流れて終わるわけでシークレットトラックにしても何が何だかで、通常盤を聞くとこれは締めのインストじゃなくてイントロだったのか…と分かるといった寸法。なんでこんなことを…。
印象度★★★★☆