L album(通常盤)
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | むくのはね | 玉置浩二 | 玉置浩二 | 吉田建 | |
2 | 勇敢な君に | 矢野顕子 | 矢野顕子 | 武部聡志 | |
3 | まだ涙にならない悲しみが | 松井五郎 | 織田哲郎 | 亀田誠治 | 33rdシングル 最高1位 売上20.4万枚 |
4 | この月は沈まない | 松井五郎 | 瀬川浩平 | 生田真心 | |
5 | Cool Beauty | Satomi | 林田健司 | CHOKKAKU | |
6 | 3-2-1 | 宮崎歩 | 宮崎歩 | 宮崎歩、石塚知生 | |
7 | Stand By Me | Komei Kobayashi | 田中直 | 田中直 | |
8 | i love you | 吉田建 | 吉田建 | 吉田建 | |
9 | 恋は匂へと散りぬるを | 吉田建 | 吉田建 | 吉田建 | 33rdシングル両A面曲 |
Bonus Track(通常盤のみ) | |||||
10 | Candle Night | Komei Kobayashi | Kiyohito Komatsu、 Samuel Waermo |
Janne Huttunen、 Pessi Levanto |
コーラスアレンジ:ko-saku(1〜6,8〜10)
ストリングスアレンジ:佐藤泰将(9)
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | スピード | 奥田民生 | 奥田民生 | 白井良明 | |
2 | 命のキセキ | 高見沢俊彦 | 高見沢俊彦 | CHOKKAKU | |
3 | 変わったかたちの石 | 秋元康 | マシコタツロウ | 武部聡志 | 32ndシングル 最高1位 売上14.8万枚 |
4 | Tomorrow Again | 前田たかひろ | 原一博 | 家原正樹 | |
5 | ウタカタ | 浅田信一 | 井上慎二郎 | CHOKKAKU | |
6 | Morning Glory | 井手コウジ | 井上日徳 | 清水武仁 | |
7 | WELCOME | 藤原優樹 | 江上浩太郎 | 江上浩太郎 | |
Bonus Track(通常盤のみ) | |||||
8 | 君らしく生きる君が好きだ | 秋元康 | 馬飼野康二 | 生田真心 |
コーラスアレンジ:ko-saku(1,24〜6,8)
リリースデータ
2013年12月4日 | 初登場1位 | 売上16.0万枚 | Produced by KinKi Kids | ジャニーズエンターテイメント |
メンバー
堂本光一 |
堂本剛 |
KinKi Kids13thアルバム。前作から2年1ヵ月ぶり。前作以降の2シングル3曲を収録。今作はLOVEとLIFEをテーマとし、CD1枚にギリギリで収録可能ではあるが、コンセプトによって2枚に分割され、曲数自体も最多となる初の2枚組オリジナルアルバムとなった。初回盤はシングル3曲のMVを収録したDVD付。30thシングル「Time」以降、シングルの初回盤にDVDが付属するようになりそこにPVを収録するというパターンへ移行していたため、3曲ともシングル初回盤に収録済みで初商品化映像ではない。これ以外に「スピード」MVが制作され、初回盤に視聴IDが封入されている。通常盤には各DISCに1曲ずつの新曲がボーナストラックとして追加収録されている。初回盤・通常盤(初回プレス)にキャンペーンIDが封入され、2つ1口でスペシャルライブ招待、もしくはスペシャルライブDVDどちらかが抽選で当たるというキャンペーンが行われた。
どちらも全面展開ではないが、有名ミュージシャン提供を継続し、生音志向をより強めた充実作。元々デビュー前に始まった『LOVE LOVEあいしてる』→『堂本兄弟』における音楽はたとえゲストと披露する楽曲の原曲が打ち込みのダンスナンバーでも生バンドでアレンジし直してバックバンド含めたメンバーみんなで生演奏するという生演奏やセッションへの徹底したこだわりを見せていた。その一方でKinKi Kidsとしては10周年の『Φ』辺りまでにかけてクールな打ち込み主体のスタイリッシュな音楽性を展開していた。今作は打ち込みもあるが、バンドや管弦をふんだんに盛り込んだ曲が多く、ここに来てようやく長年番組でやってきたスタイルがKinKi Kidsのアルバムとして展開したような印象もある。このため全体のサウンドは柔らく豪華さを感じるものとなっている。この変化に合わせてリズム主体からメロディー主体の楽曲がより増えた事もあり、これまでに比べると格段に良メロ、ストレートにいい曲がズラッと並んだようにも感じられる。全体に大人の落ち着きが感じられる暖かみのあるアルバムになっていて、アルバムにおけるクールな路線連発で徐々についていけなくなってしまったリスナーでも聞きやすい1作だと思う。
LOVEとLIFEというテーマ分けというと『堂本兄弟』でも共演していた槇原敬之が得意とする2ジャンル。当時番組で共演していたんだから提供依頼すればいいのにとも思ったが、今作におけるLIFEは別に教訓が並んでいるわけではなく、メインである女性リスナー層を暖かく元気づける内容が多く、また恋人を励ますようなラブソング的要素もあるので槇原敬之のライフソングとは毛色が異なる。ここで槇原敬之に王道のライフソングを提供してもらっていたら逆に浮いていたと思われる。
印象度★★★★☆
2017.4.26更新