好きな人〜キロロの空〜
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | 冬のうた | 玉城千春 | 玉城千春 | 重実徹 | 3rdシングル 最高12位 売上23.8万枚 |
2 | 最後のKiss | 玉城千春 | 玉城千春 | 重実徹 | 5thシングル 最高12位 売上12.4万枚 |
3 | 春の風(second version) | 玉城千春 | 玉城千春 | Jeff Mironov | 4thシングルC/W |
4 | チャンス | Kiroro | 玉城千春 | 重実徹 | 6thシングルC/W |
5 | ちょきん(second version) | 玉城千春 | 玉城千春 | 重実徹 | 5thシングルC/W |
6 | 乾いた空 | 玉城千春 | 玉城千春 | 重実徹 | |
7 | 青のじゅもん | 玉城千春/ 長浜幸路 |
玉城千春/ 金城綾乃 |
重実徹 | 4thシングル 最高22位 売上9.6万枚 |
8 | 結婚しようね | 玉城千春 | 玉城千春 | 重実徹 | |
9 | Happy Birthday | 玉城千春 | 玉城千春 | 重実徹 | |
10 | 天気がいい朝 | 玉城千春 | 玉城千春 | 重実徹 | 2ndシングル『未来へ』C/W |
11 | キセキ(second version) | 玉城千春 | 玉城千春 | Don Sebesky, 重実徹 |
3rdシングルC/W |
12 | 好きな人(second version) | 玉城千春 | 玉城千春 | Don Sebesky | 6thシングル 最高21位 売上4.7万枚 |
リリースデータ
1999年12月8日 2008年12月3日 |
初登場5位 | 売上19.8万枚 | Producer:鎌田俊哉、梅木康裕 | ビクター |
メンバー
Vocal,Chorus | 玉城千春 |
Keyboard | 金城綾乃 |
Kiroro2ndアルバム。前作以降の全シングルをC/Wまで収録。さらに前作未収録だったC/W「天気がいい朝」まで収録したため、この時点までのシングルA面、C/Wが全てアルバム収録されたことになる。新曲が少なくなったためか、4曲はアルバムバージョンで収録している。前作の大ヒット以降、次のシングル「冬のうた」がいきなりトップ10に入れず低迷。今作は何とかトップ10入りはしたものの、一気に20万割れとなりオリジナルアルバムでの最後のトップ10入りとなった。デビュー10周年を記念して08年には廉価再発されている。
シングルがたくさん入っているので、あっという間に低迷してしまいアルバムが出すに出せなくなって結果的にベスト盤的構成になってしまった…わけではなく普通に前作から1年2ヶ月ぶりのアルバムである。まさか前作にはじかれた「天気がいい朝」まで引っ張り出してきてC/Wまで全部アルバム収録にこだわるとは…。次回作以降では特にC/W全曲網羅にこだわらなくなるので、ストックが尽きてしまったものの、シングルを連続で切るなど多忙すぎて新曲が書けなかったのだろうか。今回は王道バラード「冬のうた」、シングルで初めて新機軸のアップテンポなポップソングを見せた「最後のKiss」の2枚看板で幕を開ける。前作同様にバラードばかりではなく、ポップな曲が多く聞きやすい。タイトルだけだとポップそうな「Happy Birthday」がやたらラウドなロックサウンドになっていたり、オーケストラ全開でこれまでにないシリアスな浮遊感を聞かせる「キセキ」など新しい引き出しも聞かせてくれる。ただ新しい部分よりも2枚目にして安定(高値安定だけど)しまくっている印象もかなり強い。最初がドカンといってしまったがゆえにそれ以上のものが特に無いみたいな印象が根強くなってしまい、実際当時1stに比べてもあまり聞かなかった。改めて聞いても1stの方が輝きはあったように思うが、それでも十分に良いアルバムだ。
印象度★★★★☆