Wonderful Days
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | 生きてこそ | 玉城千春 | Kiroro | 重実徹&Kiroro | 15thシングル 最高31位 売上1.6万枚 |
2 | やさしさに包まれて | 金城綾乃 | 金城綾乃 | Kiroro | |
3 | Latata | 玉城千春 | 玉城千春 | Kiroro&知念輝行 | |
4 | 嘘のない空 | 金城綾乃 | 金城綾乃 | Kiroro“Kawaguchiko”Band | |
5 | 誰だって | 玉城千春 | 玉城千春 | Kiroro“Kawaguchiko”Band | |
6 | あるがまま | 金城綾乃 | 金城綾乃 | Kiroro&知念輝行 | |
7 | 君は歌ってくれた | 玉城千春 | 玉城千春 | Kiroro“Kawaguchiko”Band | |
8 | あの頃 | 玉城千春 | 玉城千春 | Kiroro&知念輝行 | |
9 | Woderful Day | 金城綾乃 | 金城綾乃 | Kiroro“Yamanakako”Band | |
10 | 忘れないで〜アルバムバージョン〜 | 玉城千春 | 玉城千春 | 重実徹 | 16thシングル 最高116位 売上0.13万枚 |
11 | 一番の願い | 玉城千春 | 玉城千春 | Kiroro“Kawaguchiko”Band |
※シングル200位以内データ
リリースデータ
2005年11月23日 2008年12月3日 |
初登場75位 | 売上0.4万枚 | Produce:Kiroro&鎌田俊哉 | ビクター |
メンバー
Vocal,Chorus&Percussions | 玉城千春 |
Piano,Chorus&Percussions | 金城綾乃 |
Kiroro6thアルバム。05年になり玉城、金城が相次いで結婚、妊娠を発表。先に妊娠していた金城はアルバム発売とほぼ同時期に出産、玉城も06年2月に出産している。今作は産休前ラストのアルバムとなっている。いつもの重実徹をアレンジャーに招いたKiroro“TOKYO”Sessions(1,2,10)、河口湖スタジオでのセッションバンドによるKiroro“Kawaguchiko”Band(4,5,7,11)、知念輝行との共同アレンジで山中湖でのセッションバンドKiroro“Yamanakako”Band(3,6,8,9)の3スタイルで制作されている。先行シングルの「忘れないで」はLive at OKINAWA'05〜というピアノとボーカルのみのライブ音源で発売されていたが、アレンジが施されたスタジオ録音バージョンで収録。初回盤はライブでのMC集を収録したDISC-2付属。
08年にはデビュー10周年記念で廉価再発されている。今作を持ってKiroroの活動は産休に入るが、以降も玉城、金城が連続して3人ずつ妊娠出産を繰り返したため、Kiroroとしての本格的な活動再開にはなかなか至らず、07〜08年にかけてシングルが2枚発売されるも新作リリースはそのまま途絶えた。
セッションバンドによる制作により、非常にバンド色が強いアルバムになっている。最後にして今までとは違う作風になっており、ビクター所属アーティストのCDパッケージに書かれているジャンル表記は「キロロック」とされている。全体的にはどっしりしたミディアムなロック中心で、明るい曲やアップテンポな曲が皆無。結婚という1つの幸せの到達点に2人ともほぼ同時に辿り着いた割には、やや重めな作風で中にはかなりダークな曲調もあるものの最終的には人生の素晴らしさを見出したかのような曲が多く、「生きてこそ」のような生きる意味そのものを肯定する応援歌も力強く響いている。この曲は本当に名曲だと思うが、全体的にはややメロディー面でのインパクトが薄くなっているように思う。ただアレンジ面での新鮮さはあるので久々に耳に残る1枚ではある。マンネリ打破という意味では今回のバンドセッションは面白かったと思うがバンドセッションでのテンションの高い曲…というか単純にもっと明るめの曲があればもっと良かったと思う。
印象度★★★☆☆