The KIX・S 90's U〜The BEST〜
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | LOVE ME | 浜口司 | 安宅美春 | 高橋圭一&KIX・S | 7thアルバム『GORGEOUS』収録曲 |
2 | 鮮やかに消えて… | 浜口司 | 安宅美春 | 葉山たけし | 5thアルバム『MOTHER』収録曲 |
3 | Secret Love | 浜口司 | 安宅美春 | 葉山たけし | 6thシングル『MY LIFE』C/W |
4 | ANGEL | 浜口司 | 安宅美春 | 高橋圭一&KIX・S | 9thシングル『LOVE IN MY LIFE』C/W |
5 | 世界が終わる日 | 浜口司 | 安宅美春 | 葉山たけし | 3rdアルバム『ONE NIGHT HEAVEN』収録曲 |
6 | 異国の風に | 浜口司 | 安宅美春 | 葉山たけし | 6thアルバム『BODY』収録曲 |
7 | MOTHER EARTH | 浜口司 | 安宅美春 | 葉山たけし | 3rdシングル『もう一度TENDERNESS』C/W |
8 | いつの日か この涙 | 浜口司 | 安宅美春 | 葉山たけし | 5thアルバム『MOTHER』収録曲 5thシングル『抱いて…抱きしめて』C/W(カット) |
9 | KISS KISS | 浜口司 | 安宅美春 | 葉山たけし | 2ndシングル『愛し過ぎてこわい』C/W |
10 | Virginity | 浜口司 | 安宅美春 | 葉山たけし | 4thアルバム『VIRGINITY』収録曲 |
11 | とびきりのLONELY TIME | 浜口司 | 歌川和彦, 安宅美春 |
明石昌夫 | 1stアルバム『KIX・S』収録曲 |
12 | Wake Up Love | 浜口司 | 安宅美春 | 葉山たけし | 4thアルバム『VIRGINITY』収録曲 |
13 | MOON STRUCK | 浜口司 | 安宅美春 | 高橋圭一&KIX・S | 6thアルバム『BODY』収録曲 |
14 | 愛せない あなたしか | 浜口司 | 安宅美春 | 葉山たけし | 4thシングル『LOVIN' YOU』C/W |
15 | 羽を休めて | 浜口司 | 安宅美春 | 高橋圭一&KIX・S | 10thシングル『Dynamite』C/W |
16 | BLUE | 浜口司 | 安宅美春 | 高橋圭一&KIX・S | 7thアルバム『GORGEOUS』収録曲 |
17 | ”愛してる”がわからない | 浜口司 | 安宅美春 | 明石昌夫 | 3rdアルバム『ONE NIGHT HEAVEN』収録曲 |
リリースデータ
1999年2月24日 | 100位圏外 | テイチク |
メンバー
Vocal | 浜口司 |
Guitar | 安宅美春 |
The KIX・S2ndベストアルバム。『The KIX・S 90's〜The BEST〜』から5ヵ月ぶりの続編。前作同様に今作もThe KIX・S名義ではあるが収録範囲は前作と同じアポロン在籍時KIX・S時代の91〜96年までで、The KIX・S改名後97年のシングル3作、アルバム1作は対象外となっている。この時代のシングル表題曲は前ベストで全て収録されたため、今作はC/Wとアルバム曲中心の選曲。「Secret Love」、「MOTHER EARTH」、「KISS KISS」、「愛せない あなたしか」、「羽を休めて」がアルバム初収録。前ベストと合わせて1st〜11thシングルまでのシングル曲では7thC/W「SENSATION」、8thC/W「Spunky Bop」、11thC/W「PASSIONATE GAME」の3曲がアルバム未収録のままとなった。
初回盤は紙製のBOXケース仕様。デザインもサイズも前ベストを踏襲した若干の色違いだが、今作にはフォトブックが付属しないため、フォトブック分の厚みを埋めるための緩衝材が封入されている。新たな活動は何もなく、裏ベスト的な内容だったこともあってか、一気に初の100位圏外となり売上記録が残されていない。ブックレット内のライターによるライナーではこの時点でのメンバーそれぞれに個別に取材したインタビュー内容が盛り込まれており、休止を宣言していないが活動休止状態で今はそれぞれの活動をしている事とソロでの今後の目標などが書かれている。解散だとはコメントしておらず、いつかは活動再開する前提にはなっていたものの結果的にThe KIX・Sとして今作が最後の作品となった。
前ベストには無かったデビューアルバムからの選曲もあり、デビューから96年までのC/Wとアルバム曲を中心とした裏ベスト的な内容。裏といっても著しくA面中心の前ベストと差があるわけではなく、シングルA面だけが突出したタイプではなかったことが分かる。アレンジではシングルA面では派手さを強調するためという側面もあったと思われ、今作は古い曲でもあのいかにもな派手なオケヒやシンセの強調は抑え目。大枠ではやはり90年代っぽくて徐々に古くはなりつつあると思うんだけど、今作の方がサウンド面ではフラットに聞きやすかった。
印象度★★★☆☆
2021.1.15更新