ALL TIME LIVE BEST
No | タイトル | 備考 |
1 | エピローグ | 4thアルバム『MUSICMAN SHIP』収録曲 2ndライブDVD『KOBUKURO LIVE TOUR '04 "MUSIC MAN SHIP" FINAL』収録映像 |
2 | DOOR | 9thシングル 2ndライブDVD『KOBUKURO LIVE TOUR '04 "MUSIC MAN SHIP" FINAL』収録映像 |
3 | 夢唄 | 1stインディーズアルバム『SATURDAY 8:PM』収録曲 2ndライブDVD『KOBUKURO LIVE TOUR '04 "MUSIC MAN SHIP" FINAL』収録映像 |
4 | Starting Line | 12thシングルC/W、5thアルバム『NAMELESS
WORLD』収録曲 3rdライブDVD『KOBUKURO LIVE at 武道館 NAMELESS WORLD』収録映像 |
5 | 桜 | 12thシングル 3rdライブDVD『KOBUKURO LIVE at 武道館 NAMELESS WORLD』収録映像 |
6 | ここにしか咲かない花 | 11thシングル 4thライブDVD/BD『KOBUKURO LIVE TOUR '06 "Way Back to Tomorrow"』収録映像 |
7 | 蕾 | 14thシングル 5thライブDVD/BD『KOBUKURO LIVE TOUR '08 "5296" FINAL』収録映像 |
8 | どんな空でも | 6thアルバム『5296』収録曲 5thライブDVD/BD『KOBUKURO LIVE TOUR '08 "5296" FINAL』収録映像 |
9 | 轍-わだち- | 2ndシングル 8thライブDVD/BD『KOBUKURO STADIUM LIVE 2010〜OSAKA・TOKYO・MIYAZAKI〜』収録映像 |
10 | ココロの羽 | FC限定ベスト『FAN'S MADE BEST』収録曲、2ndベスト『ALL
SINGLES BEST2』収録曲 フリーライブ『FAN'S MADE LIVE』2012年9月9日 大阪・万博記念公園・東の広場 初商品化映像 |
11 | モノクローム | 8thアルバム『One Song From Two Hearts』収録曲 9thライブDVD/BD『KOBUKURO LIVE TOUR 2013 "One Song From Two Hearts" FINAL at 京セラドーム大阪』収録映像 |
12 | 君への主題歌 | 20thシングル『Blue Bird』C/W 10thライブDVD/BD『KOBUKURO LIVE TOUR 2014 "陽だまりの道" FINAL at 京セラドーム大阪』収録映像 |
13 | 遠くで・・ | 1stインディーズアルバム『SATURDAY 8:PM』収録曲 11thライブDVD/BD『KOBUKURO LIVE TOUR 2015 "奇跡" FINAL at 日本ガイシホール』収録映像 |
14 | 同じ窓から見てた空 | 5thアルバム『NAMELESS WORLD』収録曲 12thライブDVD/BD『KOBUKURO LIVE TOUR 2016 "TIMELESS WORLD" at さいたまスーパーアリーナ』収録映像 |
15 | 何故、旅をするのだろう | 9thアルバム『TIMELESS WORLD』収録曲 12thライブDVD/BD『KOBUKURO LIVE TOUR 2016 "TIMELESS WORLD" at さいたまスーパーアリーナ』収録映像 |
16 | 未来 | 27thシングル 12thライブDVD/BD『KOBUKURO LIVE TOUR 2016 "TIMELESS WORLD" at さいたまスーパーアリーナ』収録映像 |
Bonus track | ||
17 | あの太陽が、この世界を照らし続けるように。 | 21stシングル 『KOBUKURO LIVE TOUR 2011 "あの太陽が、この世界を照らし続けるように。』2011年7月25日 大阪城ホール 未発表映像 |
初回盤DVDは『ALL TIME LIVE BEST』。メンバー自らのセレクトによる歴代ライブベスト映像集となっている。基本的に過去のライブDVD/Blu-rayからの抜粋収録となっているが、「ココロの羽」は2012年の活動休止からの復活フリーライブからの初商品化、ボーナストラックとして収録された「あの太陽が、この世界を照らし続けるように。」は活動休止を発表していた2011年の未発表映像とされている。初商品化と未発表と表現が異なる理由は不明ボーナストラック以外はライブの時系列で収録されている。初期数年のライブをまとめた1stライブDVDからの選曲が無いため、04〜16年の映像で構成されている。
「ここにしか咲かない花」は『ALL SINGLES BEST 2』セブン&アイ限定盤特典のライブCD『ALL SINGLES BEST LIVE』に収録されていたライブ音源とも同一と思われる。同じくこのCDに収録されていた「DOOR」「桜」「轍-わだち-」は別のツアーの映像となっている。
初収録映像が2曲あるものの、基本的に歴代ライブDVD/Blu-rayを持っている場合は15曲が既出映像なので魅力に乏しいが、そもそもファンはファンクラブ限定盤の方を買うだろうから今作は映像作品までは持ってないリスナー向けといえる。ただ個人的には本編CDに対してもバラードが多いとか飽きるとかかったるいとか少しでも思ってしまう場合はこれを見てもイメージが加速するだけになるんじゃないかと思う。今作は大作バラードを映像でもひたすら堪能したいコブクロ大バラード好きのリスナー向けの映像集だ。
ベスト盤本編には未収録になったファン人気の高いアルバム曲の映像も収録という触れ込みで、ベストと被ったシングル曲もあるものの、概ねやっぱりメンバーの好みもバラード主体なんだなというのが良く分かる映像集だ。そこまで大作バラードばかり集結させなくても…と言いたくなるほどバラード連発。もちろんライブならではの大合唱を行ったことで長くなっている曲もあるとはいえ、17曲で2時間というのは1曲辺り平均7分を越えてきている事になる。1つのライブの流れでは感動的な流れだったり、ここぞという場面での熱い一幕だったとしてもそういうところばかり狙いすまして切り取ってしまえばまあ…こうなる。特に終盤の大バラード「君への主題歌」からの亡くなった母への思いを歌う超大作バラード「遠くで・・」、『NAMELESS WORLD』を締めくくった同窓会の夜を歌った超大作「同じ窓から見てた空」、やっぱりバラード「何故、旅をするのだろう」、とことんバラード「未来」と延々と続く流れは1曲1曲では良くても連続で見るにはあまりにヘビーだった。
終始歌い上げっぱなしの大バラード連発というかなりくど〜いライブ映像集になってしまっていてロック系の熱さを見せる曲とか、ファンと一体となる(がインディーズアルバムまで知らない人はナニコレになる)「ストリートのテーマ」とかもう少し全体のバランスを考えた選曲をしてほしかった。アップテンポなのが「轍」だけって…。