THIS IS MY HOMETOWN

No タイトル 作詞 作曲 編曲 備考
1 THIS IS MY HOMETOWN 小渕健太郎 小渕健太郎 KOBUKURO 7/2先行配信 新曲
2 この地球の続きを 小渕健太郎
・黒田俊介
小渕健太郎
・黒田俊介
KOBUKURO 9th配信シングル、35thシングル 最高12位 売上1.6万枚、
11thアルバム『QUARTER CENTURY』収録曲
3 大阪恋物語-Refined the live take- 鹿紋太郎 鹿紋太郎 KOBUKURO やしきたかじん(1989)のカバー 2014年未発表ライブ音源にストリングスを追加
4 42.195km 小渕健太郎 小渕健太郎 KOBUKURO 2nd配信シングル、9thアルバム『TIMELESS WORLD』収録曲
5 おさかなにわ 小渕健太郎 小渕健太郎 KOBUKURO 未発売曲 2002年ライブで披露したのみだった曲の初音源化
6 大阪SOUL 小渕健太郎 小渕健太郎 KOBUKURO 7th配信シングル、31stシングルC/W、10thアルバム『Star Made』収録曲
-bonus track-(CDのみ)
7 この地球の続きを-Opening Ceremony, Expo2025 osaka, kansai, Japan- 小渕健太郎 小渕健太郎 小渕健太郎 追加アレンジ 関西万博開会式で披露したバージョン

Strings & Horn Arrangement:笹路正徳(1)
Additional Strings Arrangement:笹路正徳(3)
Horn Arrangement:笹路正徳(5)
Strings & Brass Arrangement:小渕健太郎,笹路正徳(6)

リリースデータ

2025年7月16日 初登場8位 売上1.3万枚 Produced by KOBUKURO ワーナー

メンバー

Vocal,Guitar 小渕健太郎
Vocal 黒田俊介

コブクロ1stミニアルバム。メジャーデビュー以降では初でインディーズ時代3作以来となる通算4作目のミニアルバム。2025年に大阪で関西万博が開催されるのに合わせて大阪をテーマにした楽曲を集めた作品。過去音源そのまま3曲、未発表1曲、未発表カバーライブ音源1曲、新曲1曲、「この地球の続きを」に追加アレンジを施したボーナストラックを収録。唯一の完全新曲「THIS IS MY HOMETOWN」は7月2日に先行配信、リード曲としてMVも制作された。恒例のブックレットによる小渕コメントは例によってアルバム収録済み音源「この地球の続きを」「42.195km」「大阪SOUL」は各アルバム掲載コメントの転載となっている。

一般発売は通常盤のみ。2750円。
ファンサイト会員限定盤は結成1年の1999年11月12日に天王寺MIOで行われたストリートライブを家庭用ビデオカメラで撮影していた全15曲のライブ映像を収録したDVD付。スリーブケース仕様。4290円。
配信版(DL/ST)は全6曲でボーナストラックがカットされている。

「この地球の続きを」「42.195km」「大阪SOUL」→そのまま
「大阪恋物語-Refined the live take-」2014年9月27日大阪城西の丸庭園で開催された「大坂の陣 400年音楽祭」出演時のライブ音源笹路正徳によるストリングスアレンジを新規で加えた音源。元のライブ音源/映像やスタジオ音源は発表されていない。
「おさかなにわ」2002年ライブで披露するもレコーディング音源が発表されていなかった未発売曲。演奏メンバーが近年のバンドメンバーのため、新規のレコーディングと思われる。なお"2002年に大阪万博記念公園で大きな野外ライブ"としか書かれていないが2002年9月14日万博記念公園もみじ川芝生広場で開催された「PRIME HITS 802 Presents コブクロ 朝日新聞21STREET LIVE」の事と思われる。その後の2002年12月のツアー「LIVE☆Rally 2002 "grapefruits"」でも演奏していた模様だがそれっきりとなり、2024年4月に大阪・東京で開催されたファンクラブ会員限定ライブ「FANSITE MEMBER EXCLUSIVE LIVE 2024 "ALL SEASONS"」で久々に演奏されていたようだ。
「この地球の続きを-Opening Ceremony, Expo2025 osaka, kansai, Japan-」→タイトル通りに大阪万博開会式で演奏されたバージョン。その時のライブ音源ではなく、元の音源の間奏が長くなったロングバージョン、エクステンデッドバージョン的な感じ。1曲ごとにメンバー含む全演奏者クレジットが記載されている中でこの音源のみ"Arrangement:小渕健太郎、Additional Programming & Synthesizer:岸利至"しか書かれていないため、追加アレンジを小渕単独で行って元の音源(2)に岸利至が打ち込みで追加作業を行っただけと思われる。

地元が大阪なのは黒田だけでその黒田は大阪を前面に出す事に照れがあって消極的、小渕は宮崎出身であり、就職した1995年頃から大阪に来ていたものと思われ、黒田との出会い、会社を辞めてコブクロ結成など人生の重要局面を大阪で経験しているものの実際に住んでいたのは5年程度と思われる。そんなわけなので大阪を前面に出した曲自体があまりなく、「42.195km」「大阪SOUL」は共に小渕がフルマラソンに挑戦した事を発端として大阪マラソンのタイアップがついたから制作された曲だったりする。いずれも別の主題があって大阪が舞台なので大阪要素を入れたという感じで、新曲の「THIS IS MY HOMETOWN」に至っては地元愛を歌っているものの、大阪の要素はない。小渕としてもMY HOMETOWNとしてこの曲で歌われている地元への思いは大阪ではなく宮崎の事を浮かべて書いているはずだ。なので「THIS IS MY HOMETOWN」は大阪に限らず、誰もが地元への想いを重ねられるという点では間口の広い楽曲になっている印象。

ただここでしか聞けない「THIS IS MY HOMETOWN」も「おさかなにわ」もまったりのんびりしたレゲエ風の曲だし、少し豪華なシングルと変わらない構成ではあるし、どうしても企画作の域は出ない。ミニアルバムとしてマストな1作ではないかな…。まさか次のフルアルバムに「THIS IS MY HOMETOWN」」を収録したりはしないよな

B0F9WJNKVS

印象度★★★☆☆

2025.8.17更新

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