TIMELESS WORLD(初回盤)
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | SUNRISE | 小渕健太郎 | 小渕健太郎 | KOBUKURO | |
2 | 未来 | 小渕健太郎 | 小渕健太郎 ・黒田俊介 |
KOBUKURO | 27thシングル 最高4位 売上6.5万枚 |
3 | 何故、旅をするのだろう | 小渕健太郎 | 小渕健太郎 | KOBUKURO | |
4 | tOKi meki | 小渕健太郎 | 小渕健太郎 | KOBUKURO | |
5 | SNIFF OUT! | 小渕健太郎 | 小渕健太郎 | KOBUKURO | 5th配信シングル 初CD化 |
6 | サイ(レ)ン | 小渕健太郎 | 小渕健太郎 | KOBUKURO | 25thシングルC/W |
7 | hana | 小渕健太郎 | 小渕健太郎 | KOBUKURO | 4th配信シングル 初CD化 |
8 | 星が綺麗な夜でした | 小渕健太郎 | 小渕健太郎 | KOBUKURO | |
9 | Twilight | 小渕健太郎 | 小渕健太郎 | KOBUKURO | 3rd配信シングル、26thシングルC/W |
10 | Tearless | 黒田俊介 | 黒田俊介 | KOBUKURO | |
11 | 陽だまりの道 | 小渕健太郎 | 小渕健太郎 | KOBUKURO | 25thシングル 最高6位 売上4.4万枚 |
12 | 42.195km | 小渕健太郎 | 小渕健太郎 | KOBUKURO | 2nd配信シングル 初CD化 |
13 | 奇跡 | 小渕健太郎 | 小渕健太郎 | KOBUKURO | 26thシングル 最高9位 売上3.5万枚 |
14 | NO PAIN,NO GAIN feat.布袋寅泰 | 小渕健太郎 ・黒田俊介 |
布袋寅泰 | 布袋寅泰& KOBUKURO |
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15 | STAGE | 小渕健太郎 | 小渕健太郎 | KOBUKURO |
Strings Arrangement:小渕健太郎,笹路正徳(1,3,8)
Strings Arrangement:小渕健太郎,藤井理央(2,7,11,13)
Brass Arrangement:小渕健太郎,山本拓夫(5)
Cello Arrangement:小渕健太郎,藤井理央(6)
初回盤DVD
「LIVE
at 慶應義塾大学 第57回三田祭前夜祭 2015.11.14」
リリースデータ
2016年6月15日 | 初登場2位 | 売上21.2万枚 | Produced by KOBUKURO | ワーナー |
メンバー
Vocal,Guitar | 小渕健太郎 |
Vocal | 黒田俊介 |
コブクロ9thアルバム。2年半ぶりのアルバム。前作以降の3シングルとC/W2曲、及び配信シングルを収録。「Twilight」のみC/Wとして先にCD化されていたが残り3曲は初CD化。「NO PAIN,NO GAIN」は布袋寅泰に作曲を依頼し、ギター演奏も布袋寅泰が全て担当していて小渕はボーカルに専念している。「未来」でも小渕はギターを弾いていない。シングル「未来」は05年にシングル発売された「桜」の10年後を表現してデザインを踏襲し、春になってからSpring PackageとしてC/Wを入れ替えて再発売するところも「桜」を踏襲していたが、今作も05年のアルバム『NAMELESS WORLD』に引っ掛けたタイトルやアートワークになっている。初回盤のフィルムジャケットは『NAMELESS WORLD』のジャケットに重ねる事で新たなジャケットデザインが生まれる仕様となっている。LDH一族のHIGH&LOWプロジェクトのアルバムに大差をつけられて1位を逃し、これは04年の『MUSICMAN SHIP』以来だったが初動売上は前作を上回っていた。初回盤は2015年の学園祭ライブを収録したDVD付。また発売前から新プロジェクト「CDコレクション」という登録制の特設サイトが制作され、メンバーによるアルバム解説などの映像を見る事が出来た。また過去のライブDVD/Blu-ray11作から1作を選んでライブCDとして付属させることができるサイト限定盤でも発売された。
一時のスランプを抜けて小渕の創作意欲がかなり絶好調なようで、ここ数作に比べるとリラックスしつつも多彩な楽曲が並んでいる印象。好調ゆえか恒例の楽曲解説が異常に長くなってしまい、最早ミニコラム状態なのはもう少しシンプルにまとまらないのかと思わなくもないけど…(黒田はタイトルの意味を説明しているだけで3行で済ませているので「Tealress」とそれ以外の落差が凄い…)。ストリングスの使用も減ったとはいえ終始意味も無く使いっぱなしだった前作が異常すぎただけで、ようやく使わないところは使わないという当たり前のような判断ができるところまで戻りつつある、といった方が正しいような…。ストリングスアレンジでは小渕&笹路という組み合わせが新たに生まれてもいるが今回はあまり違いを感じなかった。前作では皆無だったロック系やアップテンポ、ノーストリングスが出てきたことで、今作ではコブクロのストリングスバラードイメージが覆るほどではないけど、それこそ『NAMELESS WORLD』以降のイメージが強いリスナーなら適度な新鮮さを感じられるくらいにはバラードだけじゃないところも見せつけた1作になったと思う。
全体に好感触ではあるんだけど一方で個人的にこれぞという1曲が今回初めて1曲も無かった。相変わらず時間的には大作な中で『5296』以降では最も長さを感じずに聞けるのでそれだけダレるところが無いアルバムになっているとは思うんだけど、どれもそれなりにまとまっている割にはかいつまんで聞くような好きな曲が出なかったなぁ…。個人的にこれぞな1曲は「あの太陽が、この世界を照らし続けるように。」「One Song From Two Hearts」「今、咲き誇る花たちよ」で止まったままだった。
印象度★★★★☆
2016.7.21更新