lyrics
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | ただ傍にいたいの | 小松未歩 | 小松未歩 | 大賀好修 | 4thアルバム『小松未歩4〜A thousand feelings〜』収録曲 |
2 | alive | 小松未歩 | 小松未歩 | 古井弘人 | 1stアルバム『謎』収録曲 |
3 | 哀しい恋 | 小松未歩 | 小松未歩 | 大賀好修 | 10thシングル『あなたがいるから』C/W |
4 | 雨が降る度に | 小松未歩 | 小松未歩 | 北野正人・ 尾城九龍 |
3rdアルバム『小松未歩3rd〜everywhere〜』収録曲 |
5 | BOY FRIEND | 小松未歩 | 小松未歩 | 古井弘人 | 7thシングル『さよならのかけら』C/W |
6 | regret | 小松未歩 | 小松未歩 | 大賀好修 | 4thアルバム『小松未歩4〜A thousand feelings〜』収録曲 |
7 | 手ごたえのない愛 | 小松未歩 | 小松未歩 | 古井弘人 | 2ndアルバム『小松未歩2nd〜未来〜』収録曲 DEENへ提供 セルフカバー |
8 | 僕らの行方 | 小松未歩 | 小松未歩 | 大賀好修 | 16thシングル『dance』C/W |
9 | commune with you | 小松未歩 | 小松未歩 | 大賀好修 | 5thアルバム『小松未歩5〜source〜』収録曲 |
10 | One Side Love | 小松未歩 | 小松未歩 | 古井弘人 | 6thシングル『氷の上に立つように』C/W |
11 | glass | 小松未歩 | 小松未歩 | 大賀好修 | 13thシングル『とどまることのない愛』C/W |
12 | I don't know the truth | 小松未歩 | 小松未歩 | 大賀好修 | 4thアルバム『小松未歩4〜A thousand feelings〜』収録曲 |
13 | My destination...<lyrics ver.mix> | 小松未歩 | 小松未歩 | 池田大介 | 8thシングル『最短距離で』C/W New Mix |
14 | 夢と現実の狭間 | 小松未歩 | 小松未歩 | 尾城九龍 | 3rdアルバム『小松未歩3rd〜everywhere〜』収録曲 |
15 | As<lyrics ver.mix> | 小松未歩 | 小松未歩 | 葉山たけし | 3rdアルバム『小松未歩3rd〜everywhere〜』収録曲 New
Mix 10thシングル『あなたがいるから』C/W(別アレンジ、everyplace ver.) |
リリースデータ
2003年11月26日 | 初登場45位 | 売上1.1万枚 | Produced by 小松未歩 | GIZA studio |
小松未歩ラブバラードセレクションアルバム。前作から2ヶ月ぶり。シングル「翼はなくても」、エッセイ集「ヘンな物さし。」と同時発売で通常より低価格の2500円(5%当時)だった。C/W、アルバム曲からの選曲。最新作だった6thアルバム期の曲はC/W含めて選ばれておらず、実質的に1st〜5thアルバムまでの時期からの選曲になっている。「僕らの行方」、「One Side Love」、「glass」、「My destination...」がアルバム初収録。lyrics ver.mixとされた2曲はミックス変更が施されている。特にリマスタリングという売り文句は無かったが、島田勝弘によるマスタリング表記があるため、リマスターされているものと思われる。当時の最低位、最低売上を更新、現在は8thに続く下から2番目。
バラードベストという事で売り出されたが、シールにはLOVE BALLADS 15 SONGS SELECTIONとも書かれていた。バラードというよりはざっくりとアップテンポ以外の落ち着いた曲のみ、C/Wとアルバム曲縛りでシングルA面は一切選ばないという内容。
最新6thは対象外で5thや1st2ndからの選曲も少なく、3rd4thアルバムの頃の曲に偏っている。基本的には淡々とした落ち着いた地味な曲が延々続くミディアム〜バラード集。このためベスト盤として「謎」や「願い事ひとつだけ」などのヒット曲しか知らないリスナーがいきなり聞くには方向性が違いすぎて不向き。C/W中心にも寄せていないのでアルバム未収録曲を聴く目的でも向いていない。ライト向けでもファン向けというわけでもなく、正直このタイミングで今作をリリースした意図は不明だ。タイトルからすると改めて歌詞をじっくり噛みしめて聞いてほしい曲を選んだのかもしれないけど、ファン評価は高くとも実際には初期で掴んでいたほとんどのリスナーを失った3rd4thをあえて中心に置いている事からして初期しか聞いてない(いいと思えなかった)リスナーに3rd4thでの路線変更後の作品の良さを改めて実感してもらう、というところが1番妥当な存在理由に思える。実際のところ、路線変更後に馴染めていなかった当時、あまり気乗りしなかったものの今作を聞いてみたら、ちょっと長さは感じたものの案外良いと思えた。本当にしっとり地味な曲ばかりではなく、それなりにアレンジで盛り上がる曲もあるにはあるし、地味な中にもメリハリはそこそこあるように思った。
印象度★★★☆☆
2022.11.8修正