emotion
No | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 備考 |
1 | Ambitious map | 寿美菜子 | 浅野尚志 | 浅野尚志 | |
2 | ミリオンリトマス | 古屋真 | 山田竜平 | 山下洋介 | 11thシングル 最高35位 売上0.3万枚 |
3 | Bye Bye Blue | Lauren Kaori | 家原正樹、Lauren Kaori | 家原正樹 | 10thシングル 最高23位 売上0.4万枚 |
4 | LOVE JOY FUN | 寿美菜子 | 國廣大悟 | 國廣大悟 | |
5 | アンブレラ・アンブレラ | 田中秀典 | 川口圭太 | 川口圭太 | 11thシングルC/W |
6 | I wanted to do | 寿美菜子 | NAZUNA | NAZUNA | |
7 | Candy Color Pop | mavie | Justin Moretz,江上浩太郎 | Justin Moretz,江上浩太郎 | 9thシングル 最高21位 売上0.4万枚 |
8 | Sun Shower | 寿美菜子 | 國廣大悟 | 川口圭太 | |
9 | black hole | Jam9 | Jam9、家原正樹 | 家原正樹 | 8thシングル 最高15位 売上0.5万枚 |
10 | ”YES” | 田中秀典 | 川口圭太 | 川口圭太 | 10thシングルC/W |
11 | タイムカプセル | mavie | 本田光史郎 | 本田光史郎 | 9thシングルC/W |
12 | feel in my heart | 寿美菜子 | 山田竜平 | 山田竜平 | |
13 | Another Wonderland | mavie | Justin Moretz,江上浩太郎 | Justin Moretz,江上浩太郎 | 8thシングルC/W |
14 | Piece of emotion | 寿美菜子 | 山田竜平 | 山田竜平 |
リリースデータ
2018年1月17日 | 初登場18位 | 売上0.46万枚 | Producer:篠原廣人 | ミュージックレイン |
寿美菜子3rdアルバム。3年4ヵ月ぶりのアルバム。2016年12月の「ミリオンリトマス」を最後にシングルリリースも無くなり、2017年は一切のリリースが無い中で2018年年明けに今作が発売された。前作以降の4シングルをC/W含めて8曲全て収録。前2作ではC/Wが毎回1曲未収録になっていたため全曲収録されたのは初。新曲6曲では全て本人が作詞を担当している。初回盤は「Ambitious map」Music ClipとアルバムのTV SPOTを収録したDVD付。
気が付けば1年以上シングルリリースも停止していたのでいきなりのアルバムとなったが、今作では新曲6曲の作詞を自ら担当したのが新たな挑戦となっている。作詞をするというのは新たな個性となるかは分からないが、今作ではこれまでよりはもう少し方向性を絞った感じでおなじみのロック路線、そしてエレクトロ路線のほぼ二軸。バンド風のロックナンバー→エレクトロ全開な打ち込みナンバー→ロック路線→やや落ち着いたミディアム系という数曲ずつの大まかな流れで構成されているが、ロックであってもエレクトロであってもまっすぐで非常に爽快なのが共通していて聞いていて非常に気持ちがいい。あとロック路線の「”YES”」は初期の頃のSCANDALまんまだが、確認するまでも無く、前作同様にSCANDALに提供していた田中秀典&川口圭太という顔ぶれだった(ただ「アンブレラ・アンブレラ」の方はもう少し打ち込み主体になっていてSCANDALっぽくはない)。
一方で初期の頃はもっと積極的に生バンドを起用していたが今作はほぼ全面的にアレンジャーによる1人オケ制作という人件費削減状態になっていて、ドラムまで起用したのは「Ambitious map」と「Sun Shower」の2曲だけ。このうち「Ambitious map」はアレンジャーがギターとベースを兼任しているため、ギターとベースとドラムできっちり3人起用しているのは「Sun Shower」だけ。別に安っぽくなってはいないがバンド風のサウンドでロックナンバーをやるのであればキーボードや装飾音周りはともかく、ギターとベースとドラムで最低3人はきちんと起用して生バンドで迫力を出してほしいところだ。結局今作では「Ambitious map」のドラムの躍動感が1つ抜けて最も印象に残る。リリースがかなり滞っていたところからしても余裕はあまり無いのだろうか。爽快な楽曲群はどれも魅力的だし、もう少し短いスパンでの活動を期待したいところでもあるんだけど。
印象度★★★★☆
2018.3.18更新